漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
キャラクターについて 1
ダイ大の好きなキャラベストスリーは、バーン様とミストバーン、ハドラーの三者の中で順位が入れ替わってきました。
初期はハドラー、バーン様、ミストバーンの順で、次にバーン様、ミストバーン、ハドラーになり、現在はミストバーン、ハドラー、バーン様。
四位以下はザボエラ、フレイザード、キルバーンと続きます。ザボエラからキルバーンまでは僅差。
ダイは別枠。
好きの方向性が違いすぎて順位に入れられない。
まずは作品を語るうえで欠かせない、主人公とラスボスであるダイとバーン様から。
二人が土台を築いたからこそ、ポップやハドラーといった語られることの多いキャラクターが思う存分跳ね回れたと思っています。
※サイトに掲載していた文章を修正したものです。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
前回の続きで、ハドラーがミストバーンの正体を知ったらどんな反応するかもう少し考えました。
ヒムのように見下すのかどうか。
まず、ヒムに対してミストの方が人形風情と馬鹿にしていたことを考えねばなりません。
生まれつきの体質で侮辱されるのが嫌なはずなのに、先に自分がやってる。
冷酷非道な所業の数々は「バーン様のため」で済ませるとしても、バーン様に関係ない部分での行動です。
売り言葉に買い言葉で痛恨の一撃くらったのでは。
ハドラーがヒムに生命や闘気を与えたと言っても、思考まで同じわけではないんですよね。
ヒムは「正々堂々の勝負=一対一、正面からの殴り合い=男の戦い」という図式を尊びそこから外れた者は即座に全否定する勢いですが、ハドラーはそこまで脳筋じゃないでしょう。
最大の違いとして、ハドラーが使徒達の中で一番こだわったのはダイですが、ヒムはヒュンケル。
当然、他の人物に向ける感情や評価も違ってくるはずです。
親衛騎団との対応の違いについて、ザボエラへの態度を見てみました。
アルビナスが処刑を進言した時、ハドラーは「尽力してくれた」と認識していることが分かります。
罰を軽くして情けをかけている。
軽減される前の、独断で軍を動かして処刑というのは重い気がするのですが、魔王軍の軍規の詳細が分からないのでそこは何とも言えません。ミストバーンもザボエラに功績無しに戻ったら処刑と告げますし、全体的に処刑のハードルが低いのかもしれない。
バーン様にとどめを刺す直前に拘束された時も、ヒムがダニ呼ばわりして怒る一方で、ハドラーは何も言わない。
ミストバーンだけでなくザボエラの協力もあって今の彼がいるわけですから、悪く言ったら引っかかったかもしれない。
そう考えると、ヒム達のザボエラに対する態度が酷い。
寄生虫発言に「ミストの協力あってのハドラーや親衛騎団だろ!」と思いましたが、ザボエラへの言動にも当てはまる。
その辺を認識しているハドラーとヒムとでは、やはり対応は違ってくるのでは。
疎んでいた状態から熱い魂と認めて感謝した相手を見下すかというと……。
ミストが殺しに来た時も、道具や駒だったのかと尋ねて返答にショックを受けても非難はしませんでした。
正体知って掌返すようだと「外見や能力じゃなくて中身を認めたはずだろ?」となるだけでなく、「そんな奴にあれほどこだわるミストバーンって見る目ないんじゃないの?」と両方の評価が下がりかねないので、見下しはしないんじゃないでしょうか。
以上を総合すると「ヒムはミスト以前にザボエラに対する態度を改善すべきでは?」という結論に達しました。
まずそこからか……。
ミストとハドラーの関係を考えてたのにいつしかヒムとザボエラに。
覚悟を決めた後のハドラーはミストの好感度上げる方向に行ってるので大丈夫じゃないかな。
ミストバーンが好きなキャラだからと言って無条件で肯定しろ、チヤホヤしろなどとは思いません。
ただ、否定・批判するならば、本人にはどうしようもない体質ではなく、言動で判断してほしいと思います。
それはミストバーンに対しても言えることで、相手を否定するのは内面に向き合った結果であってほしいんですよね。
『からくりサーカス』第33幕 仲町三人VSレディ・スパイダー
仲町三人の戦いは最後に芸を披露したノリが美味しいとこ持っていったな。カッコよかった。
団長の一言にもグッと来た。
アルレッキーノVSブリゲッラはどちらの攻撃も破壊力高そうでいいですね。
サハラでアルレッキーノが切り札使わなかったのは、鳴海に使いたくなかっただけでなくフランシーヌ様が近くにいたからだと思っています。
「人間の娘」という言葉に安心しました。
前回人間の娘呼びだったのに急にリーゼ呼びになるんじゃないかと心配してました。ちゃんと整合性を取ってくれると嬉しい。
ブリゲッラはダイ大のミストを連想します。
元々持っていた能力で敵を倒しても達成感が得られない、研鑽によって得た力で真っ向から戦いたいというあたりが似ていると思ってしまう。
今回の見所はハーレクイン戦ですね。
道化じみた仕草、台詞の一つ一つが気持ち悪い。
ハーレクインは『うしおととら』の流に似ていると思いました。
・自分はマジにならない、マジになる者に対してコメントする
・煽られて逆上
・心が空っぽであること
などなど。空っぽなのは他のキャラにも当てはまるか。
ハーレクインは造物主そっくりです。
フランシーヌ要素を含んでいるとはいえ別人に執着する。
近い人が想っている相手を略奪しようとする。
肝心の想い人のことすらモノ扱いし、暴力を振るう。
人類が滅びようがお構いなし。
だからこそパンタローネが笑い飛ばしてスッとした。
ふざけていたハーレクインが本気になる描写は、声や動きがつくと落差が効きますね。
目のあたりがピクついたり、表情や口調が荒々しいものになったり。
叫びながら攻撃するシーンで子供っぽいと思いました。
作られて間もなく、興味を持つ範囲が狭いためでしょうか。
最後の四人は、原作だと滑稽だと笑ったり「造物主そっくりだな……」と引いたりしたのですが、アニメだと哀れだという気持ちも同時に芽生えるんですよね。
パンタローネが痛快。
「笑ってくれる客もいない世界で」という言葉に、自分達の行動を省みているのではないかと思った。
パンタローネとアルレッキーノはかつての自分と戦ったようなものですね。
「フランシーヌ様ではない」という部分は、一回目は静かに呟く印象がありましたが、アニメの言い方もいいな。
以前はフランシーヌ人形とエレオノールを混同する最古達の方が笑われていたのに、ハーレクインが笑われる側になっている。
前回と言い今回と言い、パンタローネもアルレッキーノもエレオノールがフランシーヌ人形でないことは気づいているんですよね。
それでも彼女のために戦った。
次回いよいよ……!
そこまで行くのか。
あの見開きに燃えまくったからこそ、力を入れてほしい。
『1000円ヒーロー』84話
千は重傷を負い、恵理からは怪人に協力すると宣言される。
刃の背負うものがどんどん積みあがっていく……。
恵理の目から光が消えていたのに、別れを告げる時だけ光が戻る。
普段クールなキャラが感情をポロリと見せる演出に弱い。
最後のページは卑怯だろ。
かつて敵対した相手が助けにくる、一度は悪に染まったヒーローが味方につくという王道中の王道展開ですが、外見で台無し。
二代目ダイコクさん参上!
中身はイケメンのはずなのに腕が生々しい。
キャラクター・エンディングについて 3
今回はグレオニーについて語ります。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「クレしんと大神のクロスオーバー~」の方
小説は、『Sorge il sole』は移したいと思っています。
他の話に関しては未定なので、ご意見をいただけて助かります。
どこから手を付けたらいいのか……真面目な話だけを移すべきか、軽い話も入れた方がいいのか迷っていました。
まずは語りのキャラクターについてのページを整理・再掲載した後、全体通しての感想も移すかどうか決定してから、小説の方に取り掛かりたいです。
メッセージありがとうございました!
ミストバーンとハドラーが仲良く会話するシーンを見たい。
笑っているところを考えようとしても二人とも「フッ……」と不敵な笑みを浮かべている姿しか出てこない。
「フッ」もいいけどもっとこう、打ち解けた感じで笑い合うのが見たいんだ。
ミストのジョークに噴き出すハドラーとか、ハドラーの軽口に大笑いするミストとか。
二人が仲良く……仲、良く……。
ハドラーがお前にとっても道具や駒だったのかと問うシーンを考え出すと止まらなくなる。
ミストにとってバーン様以外全て道具や駒として切り捨てられるでしょう、おそらくは自分自身さえも。
ハドラーは自分はどんなふうに思われていると推測したのか。ハドラーの中のミスト像はどんなものなのか。
ミストバーンがハドラーをどう思っているのか、どう変化したかはかなり分かりやすいと感じられるんですが、逆は情報が少ないんですよね。
元々は底の知れない奴としてうとんでいたことと、やがて誠意や熱い魂を感じるようになったことくらいか?
時間稼ぎを頼んだ時点ではチャンスをくれるなら誰でもよかった。ミスト個人を信じたわけではない。
次に会った時は力強く助ける宣言。
急激に変わったな。
改造中に一人反省会して、ミストの今までの言動も振り返ったのでしょうか?
今まで披露した姿勢や要求自体はシンプルですからね。
「バーン様最優先! バーン様のために戦え! 強くなりたいなら力貸す!」
……分かりやすい。
とにかく、助けると宣言するくらい仲間意識を抱いたのは確かです。
来るのが遅れたら主人公補正を発揮したダイ達に追い詰められてたかもしれないのでナイスタイミング。改心しない悪役二名相手なら主人公側のパッシブスキル『奇跡』の発動率は上昇するでしょう。
その後謁見前の会話で熱い魂認定&感謝を告げる。
苦手意識を抱いていて、信じられる相手か否か分からなかった状態からこれですよ。
詳しく! その辺の心境の変化を詳しく!
認識が変わった最大のきっかけは、時間稼ぎを引き受けた時の台詞ではないかと思っています。
「何か必死だから聞いてやるか」程度の同情だと長々喋らず具体的な指摘もしないでしょう。
必死に頼み込む→改造中に頭を冷やして今までの歩みを振り返る→(本来立場が上だけど立ててくれていたことを認識)→一番近い出来事まで辿り着いて熱さに気づく
という流れかもしれない。
改造後のハドラーが一気にカッコよくなったのは液の中で反省会して初心に帰ったためだと思っています。
迷走していた魔軍司令の頃からアストロン直前にアバンを認めたり、ヒュンケルの闘志を称賛したり、元々武人的な気質の片鱗はあったんですよね。唐突に目覚めたわけではありません。
変化後も情けなかった頃の自分をなかったことにはしてないようなので好感が持てます。
フェンブレンの単独行動を、自分に残っていた功名心や虚栄心を反映したと解釈しますから。
また、団長達が勝てなかったのは指揮官の自分に野望と保身しかなかったからだと語ります。自分の駄目だったところに気づいて認めています。
最初は縋っただけだったのが、見方を改めたところがいいんですよ。
頼って終わりじゃなくて、助けようとしたり、ちゃんと感謝を告げたりしています。
ハドラーが贈ったのはたかが言葉、されど言葉。処刑されるかもしれない状況で伝えたわけですから、込められた想いは本物です。
それがミストにとってどれほど重いものだったか。
他人を乗っ取る己の生き方を嫌っている実体無き生命体に「熱い魂」は会心の一撃となったはず。無自覚に的確に急所ついてやがる。
何千年もコンプレックスを抱えてきたから、直撃する言葉に心を揺さぶられたんだろうな。
言ったのが尊敬できる戦士だからという理由が大きいか。
そして、いくら強者であろうと、口先だけなら心を動かされはしないでしょう。
話を戻すと、ミストを信頼したからこそ、始末しに来た時にやはり駒だったのかと衝撃を受けたはず。
ミストにとって駒じゃないかもと推測していたなら、実際直前まで心配しまくっていたので間違いではないのですが。
返答を聞いて「それがお前の答えか」で引き下がったのは物分かりがいいというか、ミストの心情を考えてる方ですよね。あの状況で、信念に基づいた行動であることを理解して呑みこむ以上のことを要求するのは酷です。ミストは非難を覚悟したでしょうけど、責められずに済んだのは幸い……いや、ああやって受け止められる方が罵られるより辛いか? 恨み言ぶつけてくれればすっぱり割り切りやすいだろうけど、そういう相手ならそもそもそこまで尊敬しないな。
信じるようになったのはいつ、何がきっかけなんだろう。時間稼ぎを引き受けた時の台詞を考えてそうなったのか、違うのか。
信頼を抱いたとして、どんな時にどれくらい伝わったのかなあ。謁見前の会話だけか、それ以外にもあるのか。
ハドラーの命はバーン様のもの認定していたミストが、その通り扱うバーン様にやめてほしいと言いたげな様子を見せるんですよね。
命を捧げる覚悟でいようとあまりにも雑な扱いされるのは嫌に決まってますし、期待しているアピールした上であれですからね……。
ミストもさすがに酷いと思ったから反逆したハドラーを悪く言わなかったんだろうな。
普通なら裏切者と罵りそうなのにそうしませんでした。
それどころか、バーン様至上主義の彼がバーン様の命を救った功績のあるザボエラにバーン様に刃向かったハドラーを貶されブチ切れるという事態まで発生。
ええいとにかく考察材料がほしい!
ハドラー視点でのミスト像を知りたかった。特に離反後。
決着に集中せざるを得ないため、他の人物・事柄に対する心情はあまり描かれませんでした。
過去の己の残虐な所業に対してどう思っているのか等知りたいことは他にもあるけど、死が近づいていて前のめりに駆け抜けるしかなかったんですよね。
好きだからこそ、カッコよくなったからこそ、アバンの件以外にも向き合って何らかの答えを出してほしいのですが。
ミストの正体を知った場合の反応も気になる。
悪くは言わないと思いたい。
ミストとハドラーは、片方のキャラを貶すと、相手を認めているもう一方の評価も下がる危険性が高いんですよね。
お互いに「〇〇かっけえ! 認めたり認められたりした××も熱い!」という方向に行ってほしいから、ミストとハドラーに肩入れ・擁護したくなるのかもしれない。
だからこそヒムの寄生虫発言に二重に「やめろォォ!」と叫びたくなる。
少しだけのつもりだったのに長い。
ミストとハドラーの関係を考え出すとこうなる。
話題を変えよう。
かもかてで牢にいるグレオニーと、レハトが監禁された部屋を見ると、両者を足して割ってグレオニーを閉じ込めるエンディングがほしくなります。
一番すんなりいきそうなのは殺害からの派生ですが、他のルートでも見てみたい。
愛情:「出してください……レハト様……!」「私に、貴方を護らせてください」
友情:「どうしてこんなことするんだよ、レハト!」「そんなに怒らせるようなことしたのか俺!?」
裏切:「貴方にとって俺は、ただの部下のはずでしょう……?」「俺がちゃんと伝えておけば、こんなことには」
憎悪:「そんなに俺を嘲笑いたいんですか。さぞ滑稽でしょうね、惨めな負け犬の姿は」「貴方に張り合おうとした愚か者を見下せば満足ですか」
殺害:「どうぞ、貴方の気が済むようになさってください」
レハトが閉じ込める理由もそれぞれ変わりそうです。
愛情:自分を庇って利き腕が動かなくなったことへの罪悪感や、今度は命を喪うかもしれない恐怖
友情:友情よりもほしいものがある
裏切:想いは届かないと思って男を選んだら両思いだったと判明、動転
憎悪:優越感に浸るため
殺害:憎悪から反転愛情まで何でもあり
他のキャラは現時点ではそこまで閉じ込めたくならないんですよね。
冷静に説得するか、上手く逃れるか、身分的に困難な面々ばかり。
ヴァイル・リリアノは寵愛者同士であり、地盤が違う。
トッズは「そんなことしなくても心はとっくにレハトに囚われてるから。俺としては自分の手でレハトを守りたいからさー、分かってくれるよねこの気持ち?」と言いくるめそうですし、ローニカは「私めのような老いぼれを構うより有意義な時間の使い方があるはずです」と穏やかに諭す。
モゼーラは「このような所業が許されるとお思いですか?」と毅然と立ち向かうでしょうね。
ユリリエはくすくす笑う。閉じ込められた程度で動揺するわけないだろ。
ルージョンは魔術で脱出し、ティントアは順応する。会いに行ったら「あ、レハトだ」と普通に挨拶してもおかしくないイメージがある。
タナッセは神業前だと「貴様こんな真似をしてただで済むと思うなよ!」と喚き、神業後だと「私はお前に償わねばならないのだから好きにするがいい。お前の受けた苦痛に比べれば、この程度生ぬるい」と大人しく受け入れる。
一般人らしい反応を見せてくれそうなサニャは、ゲーム内で村を潰して逃げ場をなくしたり村の安全と引き換えに身を差し出したりするエンディングがあるので、その上閉じ込めようとまでは思いません。
サニャの村を焼けるならグレオニーの故郷を滅ぼすエンディングも欲しかった。
二人の故郷をほぼ同時に滅ぼして「これでずっと一緒だね」なエンドがあればなあ。
『からくりサーカス』第32幕 暇乞い
勝が鳴海との再会を我慢するシーンが予想よりじっくり描かれました。
勝の辛さと二人を想う気持ちが伝わってきました。
仲町サーカスの面々の思いやりも同様。カットされたエピソードは多いけど、家族のように接してきたんだと思わせる。
鳴海の記憶は戻っていた。
フランシーヌ人形とは無関係だということも聞かされた。
それであの態度は酷いんですが、まあ……。
戻れないと思っているから突き放す。不器用という域を通り越してます。あまりに多くのものを背負い込み、己を縛りすぎている。
サハラで仲間達を喪った結果、心の大事な部分が壊れてしまったのでしょう。
世界中の人々がゾナハ病に冒されているから治るどころか悪化している。
まともに顔も見ないのは、未練を生じさせないようにするためでしょうね。自分にもしろがねにも。
フウが教えたというところで「あれ?」と思いました。
原作だと偏った情報与えた鳴海に対してフォローしなかったような……とにかく、誤解を解こうとしてくれたのはありがたい。
「母ちゃんの顔にそっくりの人形」は因縁持たせようとした感が強いのでちょっと……。
言うほど似てないし、似ているのもただの偶然なので、無理矢理すぎて冷めてしまう。
強引でも何らかの理由があればなあ。「昔は人気だった仲町サーカスの映像を目にした自動人形が、フランシーヌ様を笑わせる役に立つかと思って同じ容貌の人形を作った」とか。
現状だと完全に無関係ですからね。
ハーレクインの外見・色と声と動きの気持ち悪さがなかなかに印象深い。
ブリゲッラは原作よりも感情豊かに見える。声に力がこもっているからか。
カピタンは張り切り具合が微笑ましく、それなりに強そう。アニメでは真面目に頑張ってる印象を受ける。
言及されたディアマンティーナのあの台詞も楽しみですし、アニメだと最後の四人の存在感が跳ね上がっています。
いよいよ作中でもトップクラスに好きなシーン、『暇乞い』がきました。
正直、不安でした。
……よかった!
表情、動き、音楽、声に込められた感情、それらを活かし魅せるための尺、どれも恵まれていました。これぞアニメ化の喜び。
まずしろがねへの挨拶や鳴海との会話から。
フランシーヌ様ではなく「エレオノール様」と言っているんですよね。
足を動かし胸に手を当てる仕草はまさに道化のもの。
戦って勝つだけでなく戻ってくるよう命令するしろがねはいいご主人様だ。
命令を受け、嬉しそうに飛び出す二人の躍動感!
これが見たかったんだよ!
表情も活き活きしていて素晴らしい。
二人の面が柔らかいんですよね。特にアルレッキーノの口元。登場時は無機質で、いかにも人形らしいと思わせたのに。
颯爽とリュートを手に取るアルレッキーノ、歩きながらパントマイムを織り交ぜるパンタローネ、二人の足取りは軽やか。
できればアルレッキーノの台詞はリーゼ用にアレンジしてほしかったけど、全部代役させなくてほんっとうによかった!
アルレッキーノの小鳥は、涼子を想って、涼子に渡したくて彫ったものだと思える。
また、「人間の娘」呼びなので、名前を聞いてリョーコと呼んだ少女に抱く感情とはまた少し違うのだろうなと思わせます。こういう細かい部分まで変えていると、アニメはアニメで別の流れとして楽しめます。
仲町に法安の代役をさせず、最古だけに絞ったことで、友情が強調されています。これがあのシーンに活きてくる。
これまでは歌を歌えることすら知らなかったし教えなかった。以前のままならば聞きたい、聞かせたいと思わなかったでしょう。
二人の内面や関係が変わったことを伺わせます。
窓から飛び出すシーンは、原作だとアルレッキーノは笑みを浮かべていないのですが、アニメだといい笑顔。
原作だと敵わないことを予想しながらも戦いに赴く、切なくしっとりした雰囲気だったのですが、アニメでは命令を賜った喜びが強く出ていて、仲間意識が描かれ、出ていくタイミングが同時になったことで熱いものに!
思い描いた空気とは違ったけど、どちらもいい。
カットや代役、予想と違う描かれ方でも、それに合わせてしっかり変えてくれるなら、アニメはアニメとして楽しめると実感した回でした。
キャラクターとエンディングについて 2
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「まーキルバーンが親友相手だろうと~」の方
一字一句に「なるほど」「確かに」と頷きっぱなしでした。
傀儡越しに喋っていたのも秘密を抱えていたのもミストにも当てはまりますし、本体がバレたらより危険なのはキルの方ですからね。
>二人の友情はバーンかヴェルザーの意思一つで吹っ飛ぶ、主君の号令一つで敵対する
まさにその通りです。
危うく、儚い関係です。
元々危険な魔界で秘密を知られれば致命的。潜在的には敵同士ともなれば、なおさら秘密を明かすわけにはいきません。
>キルバーンとヴェルザーとの主従関係を~
完全に同意します。
冥竜王陣営が掘り下げられれば、ミストやバーン様の新たな魅力も見られるでしょうから。
メッセージありがとうございました!
ダイ大関連の予定について。
しばらく後になると思いますが、キャラクターについて語ったページを語りから移して再掲載するつもりです。
ミストの肩を持つあまり他のキャラに攻撃的にならないようにしないといけないんですが、自分だと気づきにくいんですよね。
自分では軽い批判やいじりのつもりでも、傍から見たらただの悪口になっているかもしれない。
彼らには彼らの立場・目的があり、ミストのために都合よく動いてくれる存在じゃないのに。
前回、正体を隠していることについてキルの方ばかり追求したものの、人形無しで本体を狙われたら逃げるしかないピロロと、憑依能力を使えば切り抜けられる可能性の高いミストなら、バレるのがより致命的なのは前者です。
また、「ミストはキルがやられたと思ったら動揺しまくったのに、キルの方は華麗にスルーか」と不満に思ったものの、最終話の尺や展開を考えると言及するのは不自然極まりない。
人形を使って残酷な死神を演じるだけならばミストのフォローをする必要はありません。
ミストが心を許せば暗殺が容易になりますが、それだけが目当てならあれほど配慮しなくていいはず。
一度好意を抱いた相手には心の壁がデュルンデュルンに溶けだすミストですから、ある程度仲良くなれば十分と言えます。
それなのにわざわざフォローしていたのは友情を感じていたからと言えますよね。
本体も本気で友情を感じていた可能性が高い。
彼らは人形越しでも親友ということですね!
これまで「普段は自動で人形の意思がある」という設定で考えることが多かったのですが、原作通り「完全に腹話術の人形でピロロが全部頑張ってました」という話も考えたくなりました。
かもかて風に、ミスト→他キャラへの印象度の変遷を妄想したくなります。
・出会った瞬間印愛が『運命の人』に到達し、何をしようと一切下がらないバーン様
・登場時に印友全振り、着々と印友を上げていくキルバーン
・印象度マイナスから印象度大幅プラスへと転じたため、おそらく反転したハドラー
・忌避判定が発生したザボエラ
それから、かもかてのキャラでミストと話が合いそうなのは誰だろうと考えて、真っ先に浮かんだのがテエロでした。感情沸騰させて主の望んでない行動に走るので。
主の顔に泥を塗ったと言う理由で勝手にロン・ベルクの顔面を切り裂いたミストバーンなら、「ヴァイル様を苦しませるなんて許せん!」と暗殺しようとしたテエロの気持ちが分かるはず。
仕える者、護る役目といった要素を考えると、やはり護衛組と気が合うかも。
ローニカは「『護る』とは何を指すのか」「仕える者にとって何よりの報酬とは」など、ミストなりに考えた経験があるでしょうし、語る内容に頷きそうです。
グレオニーは普段真面目に訓練している時点である程度の印象度が保障される。
しかし、護衛就任しないルートの「どうせ勝てないのに試合に出ても意味がない」、護衛就任後の「力の足りない俺なんか護衛に相応しくない」と悩む様子に下がる。メンタルが足引っ張って実力発揮できないパターンですので苛立ちそう。
苦悩を乗り越えて強くなってみせると覚悟を決めると印象度アップ。特に『衛士の決心』だと「自分の体なんて惜しくない」という姿勢を見せるので尊敬する。
トッズは……「ただ一人からの感情以外要らない、他のものは全て捨てられる」とだけ書くと共感できそうですが、反転憎悪が発生するからなあ。
「相手の心の中で一番じゃなくなるのが許せない」「自分のものにならないならいっそ……」という思考はミストには理解や共感が難しそう。
かもかてのキャラは、男だとグレオニーが一番好きですが、女は一番を決められない。
癒されるのはサニャ、胸が苦しくなるのはルージョン、惚れ惚れするのはユリリエなんですよね。
サニャに癒されると言いつつ、一番好きなイベントはいびりまくって憎まれた果てに見られる『神様の間違い』です。
自分でやっておきながら「サニャ頑張れ! 意地悪な主人公に負けるな!」と応援しました。
『からくりサーカス』第31幕 黒の流星
団員達に何か言いたげな視線を送る最古が可愛かった。
原作では団員達のバトルには首を傾げました。
無理にバトルに加わらず、彼らなりの「戦い」で皆を笑顔にしてほしかった。
戦わせるにしても、とってつけたような因縁を持たせる必要はなかったはず。
団員達の戦いで一番印象に残ったのは三牛親子VSフラッシュ・ジミーですから。
「肉体的に劣る人間が恐ろしい人形に立ち向かう」「嘲笑われた人間が最後に意地を見せる」というだけで盛り上がる要素は備えています。
ヴィルマとワイルド・ウエスト・ジェーンの戦いは、原作通りのわざとらしい「アメリカにゾナハ病ばらまいた」アピールが出た時はどうなることかと思った。
アメリカで活動していたのがジェーン一人というわけでもないだろうに、宿命の対決みたいな構図に持っていこうとしてもなあ。
ライフルに詰めて云々があるなら不自然なアピールはカットしてもよかったんじゃ?
ついでにケニスとアノスはわざわざ名前出す必要ないですよね。唐突に出てきて即退場するんだし。
そう思いつつ、次第に引き込まれました。
原作ではノルマを果たしたという印象で終わったヴィルマの戦いが壮絶。
めちゃくちゃ血が飛んでるじゃないか……。
声や色、動きがつくのはやはり強いですし、ジムの台詞も破壊力を上げる。
ヴィルマは登場時に回想をやっていたおかげで、大幅にカットされているのに積み重ねがあるように感じられる。
ノリ&ヒロの回想はいい話だと思ったんですが、体調不良を押して出演したことに引っかかりました。
サーカス芸人の意地にとやかく言うのは野暮なんでしょうけど、元気な状態でやった方がお客さんも楽しめたのでは。
次回は、因縁があるっぽい雰囲気だけど顔が似ているだけの人形とのバトルをやるのか。
暇乞いもやるのか……。
法安の代役が団長に務まるか?
涼子への台詞&贈り物をそのままリーゼに移すのかどうかが気になる。
雑な代役や改変にはなりませんように。
作中でもトップクラスに好きなシーンなので、やるからには半端な出来にはなってほしくない。
『1000円ヒーロー』83話
母親みたいなヒーローになると目を輝かせていた少女が怪人になってしまった。兄を守りたい一心で。
やめてくれよ……。
家族を守りたいという気持ちでも怪人化する。なんて世界だ。
ここで同児が来るのか。
仲間が増えたけど沈痛な表情なのでよかった。
「これで怪人を攻撃するのはおかしいと分かっただろ?」と、己の正しさを千に主張したら幻滅したでしょうね。
ユウロからの指示に、子供相手に手荒に……と引いていたのもよし。優しさを失っていないなら疑問を持つところですからね。
怪人になったからにはと言うけど、怪人や人間という枠を超えて弱い者の味方になってほしい。
それにしても、ユウロをどんな目で見ればいいのか分からない。
「スカした笑みが気にくわねえ!」と思っていたけど素を出されても困る。
可哀想な背景があろうと、今までの行いを考えれば外道な悪役としてきっちり倒されてほしいと思ってきたからなあ。
キャラクターとエンディングについて 1
『冠を持つ神の手』の各キャラ・エンディングを語っていきます。
今回はサニャ、トッズ、ローニカとサブキャラ数名について。
グレオニーは長くなるので最後に回します。
ゲーム内だと出生時に性別が決まっていないため「兄・弟・息子・彼」という表記で統一されていますが、感想では彼女や姉・妹といった単語も使っています。
憑依
コンビニ版のコミックスに「もしもこの人にミストが取り憑いたら?」というコーナーがありました。
使徒側の人物に入った場合をシミュレートしています。
今まで妄想することはあっても明確に示されていなかったのでわくわくしながら読み進めると、「これは!」と思うネタが多数載っていました。
名前の後ろの数字は乗っ取り指数で、人物の順番は紙面と変えています。
サイトのダイ大関連のページをざっと見て、小説の前に語りから幾つか移したいと思いました。
そういうわけで一つ、語りの中で印象に残っていたものを修正・追記して掲載。
原作ではシリアスなミストがくだけた口調で喋りまくるのでインパクトが強かった。
『ダイの大冒険』のことを考え出すといつもミストとハドラーの関係を思って苦しくなります。
ハドラーから信頼を向けられた時ミストがどんな気持ちだったのか知りたい。
知りたいというより問い詰めたいのはキルバーン……の本体ですね。
自分に友情感じて心を許しているミストが正体に気づかず腹話術の人形に話しかけるのをどう思ってたんだ。
正体隠していたのも、知られるわけにはいかないのもお互い様なのに、何故かキルバーンの側ばかり問い詰めたくなる。
ミストバーンの話す方向が間違ってるのはさすがに……一方的に騙されてるように見えてしまう。
「一体ミストをどう思ってたんだ面白がっていたのか喉に小骨が刺さった気分を味わったのか教えてくれよおお!」と揺さぶりたくなる。
キルの正体をミストが知ったらどんな反応することか。
知る前に退場したのはせめてもの救いだったかもしれない。
話は変わりますが封印解除していよいよ強さを見せようとするミストバーンに掛け声かけまくりたい。ボディビルの大会みたいなノリで。
「よっ、このバーン様至上主義者!」「ハドラーガチ勢の本気を見たい!」「もっと力見せてこう、キルバーンへの友情なみに激しくアピールして!」「お前の手刀でパレスがヤバい!」などなど。
「ザボエラの理想の擬人化ー!」は……駄目でしょうね。
真面目な話、ザボエラが理想に近づこうとすればするほど、ミストの求める在り方から遠ざかるのが面白い。
これは「すれ違いが発生している」と言えるのでは……!
嫌悪という方向ではすれ違いどころか両想いと言えるんですけどね。
ミストバーンはザボエラ大嫌いなのが確定。ザボエラは出世の邪魔だと目障りに思っていますし、ゴマすったらいきなりキレた理解しがたい相手という認識でしょう。
一方で、本人の目指す方向とミストの求める姿が一致したものの、自らの手で阻むことになったハドラーとの違いを考えるのも面白い。
切り捨てた後もこだわり続ける様子を見ると、ミストからの一方通行だと感じますが、信頼を向けられたが裏切らざるを得なかったと捉えるとすれ違いと言えなくも……。
ザボエラとの間ですれ違いが発生するならハドラーに対してもすれ違いが見たい。すれ違いといっても内容が異なるけど。
『冠を持つ神の手』にはヤンデレ成分がかなり含まれている気がする。
四天王を選ぶなら以下の四人でしょうか。
これが王の力だ! 地位と権力を有効活用して監禁するヴァイル!
訪問キャンセル選択無視! ゲームシステムを越える行動力で一生離さないティントア!
じっとり感が恐怖を煽る! 心をくれなきゃ別の物奪うぞトッズ!
ヴァイル様を苦しめる者は排除する! その行動こそが苦しめると何故分からないテエロ!
テエロは攻略対象じゃないけど負けず劣らず危ない。
グレオニーは殺害女選択時の台詞がありますが、あれはヤンデレじゃないと思います。
基本的に常識的な一般人ですし、憎んでいるままなので、愛情を拗らせたわけではありません。
誰かを激しく憎んだ経験がなく、執着を無理に言葉にしようとしてああなったのでは。
ヴァイルに監禁されるのに手こずったんですよね。
反転からいこうとしたら、王になるために鍛えたせいで負けたくても負けられず。
最初から始めてじわじわ憎み合うルートも試したものの、ヴァイルからの憎悪不足のためか決闘が不発。もっと憎めよ!
タナッセ友情イベント回収のついでに憎悪Cを見て、憎悪Bの方はグレオニー愛情と並行しました。
グレオニー……。
政治的に戦うための後ろ盾も手腕もないからな。
愛情Aで見た後に最初からプレイして愛情Cを試したんですが、文章は同じでした。せっかく失敗してやり直したりして護衛にしたのに……!
『最後の試合』経由なので悲惨さが増しました。
「実力不足を痛感しながらもレハトへの想いを糧に剣の試合で見事優勝。スランプから脱したと思ったら敵襲からレハトを庇ったため利き腕を負傷し、剣を握れない体に。それでもレハトを護りたい一心で護衛を続ける覚悟を決める。しかし新たな王にレハトが監禁され、抗議したら城を追放される」。
悲惨ってレベルじゃない。
他のキャラと組んで救出に動いてくれないかな。
抜け駆けしようとするトッズをローニカが牽制するも、一人でおいしいところを持っていこうという発想がないため他のキャラがカッコよく決める予感がします。
個人的にはモゼーラの奮闘を見てみたいんですよね。
嬉々としてヴァイルの悪評ばらまいて火消しに奔走させてくれ。
『からくりサーカス』第30幕 Pieta
唐突に出てきたシャロンが気になって気になってギイの退場に集中できませんでした。
あのシーンをやるなら、彼女の役割は確実に他キャラがやると思ってた。
散々代役祭りしておいて何故そこは原作通りにやるんだ?
『うしおととら』のアニメでいきなり神野が登場したのは、「うしおが他所で戦ったり学校行ったりしている間に東の長が説得しに行ったんだな」と脳内補完できますが、アニメだと鳴海は病棟で目覚めた後スケジュールがギッチリ詰まっていたので、「実はこんな出来事がありました」で済ませるのは無茶です。
血を飲ませる描写を省いてヘレンに言わせるのでは駄目だったのでしょうか。彼女なら子供達のために身を削るようにして戦う鳴海の姿を見ていますから、説得力があります。
せめて飛行機の乗客とか、アニメ内で描かれたエピソードの人物を持ってきてほしかった。
同じように唐突に出てきたフラッシュ・ジミーにも笑いましたが、「ちょと目立つだけの、大勢の人形のうちの一体」と思えば気にならないし、旧真夜中のサーカスにいたと言われてもおかしくないので別にいい。
鳴海が腕を整備するシーンでハッとしました。
鳴海は自分の四肢を失い、託された手足ごと仲間の想いを背負っているんですよね。
自分の手足を見るだけで散っていった彼らのことを考えずにはいられず、頑なになってしまうんでしょう。
ミンシアは結局まともに謝らないのか。
「貴方のことを認めてミンハイを任せます」みたいな顔する前にやることあるだろ。
八つ当たりしたことをしっかり詫びてほしかった。
最古が攻撃しないよう牽制するエレオノールは偉いな。
ギイ関連がじっくり描かれて嬉しい。
決闘をやってくれてよかった。
「フランシーヌ人形の生まれ変わりなんて絶対許さない」と言うばかりの鳴海の本心が垣間見えましたね。
「ひょっとしてすでに記憶が……」と思わせる。
彼女に惹かれているからこそ、己の心ごと彼女を否定せずにはいられないんでしょうね。
関わったことが一切ないただの他人だったら、少しは落ち着いて対応できたかもしれない。
ギイは、引っかかる行動もあるけどそうするしかなかったのも分かるというじれったい男です。
からくり屋敷で見ていたなら助けろよとか、エレオノールを守るために黙っていたのは分かるけどサハラで全滅した「しろがね」達を思うともう少し何とかしてほしかったとか、エレオノールが大事なら憎しみをぶつける鳴海をもっと説得してくれとか。
最期は特に力が入っていました。
アニメだとギイと勝の師弟関係がないので会話が薄く感じられたのが残念ですが、そこ以外はよかったです。
エレオノールと鳴海を見送る心のこもった声や、最期の表情、構図の美しさが素晴らしかった。
『1000円ヒーロー』82話
ええ……。
えええ……?
やだ……。
お前だったのかよ。
出てきた場面を読み返さないと。
慇懃無礼な態度はキャラ作ってたのか。素の口調は軽いんだな。
今まで「刃頑張れ! こいつの澄ました笑みを引っぺがしてやれ!」と思ってたけど、こうなると言いづらい。
変装能力持ちの怪人、マニフェイスについては2巻で触れられていましたね。
冒頭の赤面からの落差が激しくてついていけない。
ほのかが助けを求める相手に刃も含まれていたのが嬉しいけど、喜んでる場合じゃない。
麻衣が変身するシーンは燃えたのにほのかが変身するのは辛い。
いやだ! 見たくない!
1巻の時点で「子供はほぼ怪人にならない」と語られていました。
漫画で「ほぼ」大丈夫と言われる場合、大抵問題が発生する。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「ダイの大冒険の小説を今でも~」の方
ありがとうございます……!
とても温かい言葉の数々、嬉しいです。あまりの優しさに、もしや夢を見ているのではないかというわけの分からない考えが浮かんでくるほどです。
今後のブログの更新は、現在プレイしているフリーゲーム『冠を持つ神の手』について一通り感想を書くことと、アニメの放映終了後に『からくりサーカス』の感想を修正して再掲載することを予定しており、それ以外ははっきりしない状態です。
もし再掲載することがありましたら、読んでいただけると嬉しいです。
メッセージありがとうございました!
>TS様
何度も読み返していただけたなんて嬉しいです! ありがとうございます。
特に「」の中のお言葉が……そう仰っていただけることが至上の喜びです。誠に光栄です。
現在予定しているのは、
・現在プレイ中のゲーム『冠を持つ神の手』の感想を一通り書く
・アニメ『からくりサーカス』の放映が終了したら、サイトに載せていた感想を修正して再掲載
の二点ですので、ダイ大関連の小説や感想をどうするか決めていない状態です。
もし再掲載するならば、このブログのダイ大カテゴリにまとめて、整理したいんですよね。全部そのままではなく、話を選んで移す形になると思います。
今のところは、掲載する場所を増やすことは考えておりません。
メッセージありがとうございました!
サイトに掲載していたダイ大の話をどうするか考えたところ、まずブログ内の話を整理することから始めないといけないと思い、SSの一覧を作りました。
※リンクが切れていたので修正しました。これでつながっているはずです。
グレオニー、トッズ、ローニカの表裏護衛同時攻略をやりました。お前が……お前達が、俺の刃だ!
最終的にリリアノと友達になりつつグレオニーからは「心穏やかな愛」、トッズとローニカは「愛している」まで持っていけました。一歩間違えるとトッズが反転憎悪するからグレオニーは心穏やかになってる場合じゃない。
攻略情報探して見ながらやっても厳しかった。
グレオニーの試合見に行って応援したり市であえて無視して手袋買ったり追及して勘弁してくださいと言わせたりトッズのもとに通って怪しい薬飲んだり人形持ち帰ったり駆け落ち未遂したりローニカには学ぶ姿勢をアピールしつつ最後の最後で家族になると告げて動揺させて陛下には「リタント王に俺はなる!」宣言したり魚食べたり……。
グレオニー、トッズ、ローニカの護衛としての会話を見たいです。
グレオニー&トッズの護衛就任が条件のイベントがあればなあ。厳しすぎるか。
グレオニーにトッズが「そんなんでレハト様を護れると思ってんの? 気持ちだけで護れれば苦労しないよね」と絡み、やりすぎるとローニカが〆る。首を。
一見穏やかなローニカが軽薄なトッズと真面目なグレオニーの緩衝材になると思いきや、実際はグレオニーが胃を痛めながら止めに入る羽目になるかもしれない。頑張れ。
表護衛グレオニー&裏護衛トッズはロマンある構図ですが、両者への印愛が同じくらいだと仲良くしている光景が想像できません。グレオニー高印友&トッズ高印愛とかならトッズは友好的に接するでしょうけど。
グレオニーはトッズの舌先三寸で丸め込むやり方が、トッズはグレオニーの融通きかない性格がやりづらいでしょうね。
一番両者間の溝になりそうなのが経歴です。
裏社会で生きてきた元密偵と城の衛士で立場が正反対。
裏でしか護れないトッズと、隣にいることができるグレオニーは全然違います。
グレオニーが護衛に就いていなかったとしても、真っ当に生まれ育った彼に対してトッズは思うところがありそうなんですよね。
ヴァイルやタナッセみたいな大貴族相手だと複雑な心境とかそういう次元じゃありませんが、グレオニーだと引っかかりそう。
大きな反発が予想されるとはいえ正式に結ばれる可能性があり、そうなった場合周囲から祝福してもらえます。
トッズがレハトと結ばれようと思ったらそれこそ駆け落ちでもするしかない。二人とも様々なものを捨てねばなりません。
ですが、グレオニーだとそこまでする必要はない。
とにかく、グレオニーが護衛同士仲良くすべきだと思って歩み寄ろうとしても、トッズは「役に立たない護衛なんていない方がマシだと思うけどなあ。怪我する前に故郷に帰った方がいいんじゃない?」という感じで応じそうにない。
『からくりサーカス』第29幕 しろがねのやったこと
前半のミンシアは嫌な感じですね。
アニメだと師父の見せ場や絡みが削除されてるのでいっそうキツい。
パンタローネに殺されたと言っても、死にたがっているかのようにすぐ退場したから実感が湧かないんですよね。原作だと人間の強さを見せつけてからの最期だったので、「あんな立派な人物が……」と共感しやすいのですが。
修業を積んで心身共に鍛え上げたと自負しているであろう人間が、身につけた力を敵意の無い相手にぶつけるなよ。
ただでさえどうかと思う所業なのに、「自分のせいで周囲を巻き込んだ、被害が出た」という負い目から反抗できない、立場の弱い相手に対してやってるからなおさらです。
その辺の行動は『うしおととら』の日輪と似ているかも。
鳴海の態度も酷いんですが、彼は序盤からの子供を笑顔にしたいという想いや病棟編でのゾナハ病への怒り等内面が描かれているから、やっていることは肯定できなくても納得はできる。
「子供や仲間達の命によって生かされた」と考えている彼にとって、エレオノールと仲良くして自分が幸せになるなんてもってのほか。
皆ゾナハ病を止めてほしいとは願っていても、巻き込まれただけの女を憎み続けろとは要求してないはずなんですが、分けて考えることができない。
優しくしたら色々なものが折れて崩れてしまうんでしょうね。
酷いのは確かだけど、クズだのクソ野郎だのとは言いたくない。
敵だらけの中、仲間として彼女を守ろうとするノリやヒロ、庇ってくれるヴィルマがいい味出してます。
敵意剥き出しの兵士に八つ当たりするなよと思うけど、自分がその場にいたら同じことしてもおかしくない。「あいつのせいだ」と恨んでしまいそう。
それはおかしいと言えるノリ達は立派です。下手すりゃ袋叩きにされるかもしれないのに。
ヴィルマと阿紫花の絡みがあったのには驚いた。
面白いから嬉しいけど、鳴海の描写を優先してほしい。
特に記憶やしろがねへの感情がどうなっているのかとか、記憶が戻っても優しくできない理由とか。
後者は「態度を軟化させては死んでいった仲間や現在苦しんでいる子供達への裏切りになるという思い込み」「宇宙から生きて戻れないことを覚悟しており、期待を捨てさせるため」と色々推測できますが、明確に描かれた情報だけだとただの嫌な奴に見えてしまう。
原作未読の方だとストーリーを追うだけでやっとの状態になりかねないので、くどくなってもわかりやすく描くべきだと思います。
原作ではエレベーター内で見つめ合った時の目の描写から「ひょっと戻ってる?」とチラッと思ったけど、アニメだと同じ目のままだからよく分からない。
原作でも「いつ思い出したんだ!?」と思ったのに、アニメだとさらに混乱しそうだ。
エレオノールを守りたい最古達は、こういう状況では力になれない。むしろ彼女への疑念や敵意を煽る結果になっています。
自分達のやってきたことが人間の目にどう映るか認識していないから、逆効果だと分からないのかもしれない。
彼らの歯車の音が好きです。
人間との距離が縮まったように見えてもやはり人形。相容れなさがあってこそ変化が光る。
フェイスレスは今回も絶好調。
フラれてどうでもよくなったって、そんな理由で世界滅ぼそうとすんな。
誰しも「こんな世界なくなってしまえばいいんだ!」と考えることはあるでしょうが、実行しようとは思わないし、思ったところでできない。
やってのける力があるのが最高に性質悪い。
サハラで鳴海を助けたのは兄役に見せつけるためとのことですが、多分出発点は「愛する人と結ばれたい、それを大好きな兄さんに祝福してほしい」だったんだろうな。
エレオノールの献身は立派だと思うけど、フウに言えばより安全かつ効率的にアクア・ウィタエを抽出して分け与えることもできるのではないかと思いました。野暮か。
『1000円ヒーロー』81話
「ハンサム一枚」で刃みたいな頼み方するなと思いました。刃でもしないか? いやするかも。
偽者の可能性も疑ったけど本物か。
十年放置していたことに触れて、千にも謝罪してよかった。
ギャグも挟まれず素直にいい話だとしみじみしていたら……最後に爆弾発言しやがった。
警戒していたのは「ユウロが父親そっくりに仕立て上げて送り込んだ怪人」という線でした。
以前チラッと出たほのかの描写に気を取られて、父親がそうである可能性を考えていなかった。
『からくりサーカス』のことを考えていたためか、キャラクターが夢に出ました。
アルレッキーノとディアマンティーナの二名が。
何故この組み合わせ?
好きなキャラなので嬉しいのですが、内容がツッコミどころだらけなので喜ぶ前に疲れました。
アルレッキーノが自分の正面、ディアマンティーナが右に座っている状態で人間の食べ物を食べるという展開。
人間の血液以外も受け付けるのか疑問に思いましたが、ディアマンティーナは最新型だからツッコむほどでもないかと考えた瞬間アルレッキーノ一人でツッコミポイントを稼いでいく。
ディアマンティーナがクリームソーダを飲むのは似合っていたのですが、アルレッキーノは親子丼。
食べ方が分からなかったのかディアマンティーナの真似をしたらしく、ストローで吸おうとして失敗。無茶だ。
しかもよく見るとカピタンのマントを羽織ってる。そこはブリゲッラのコートじゃないのか。
理由を訊いてみると「寒いから」。
自動人形は寒暖の差も平気なはずだろ。
そもそもエレオノールのそばにいなくていいのかフェイスレスはどこにいるんだよおお!
ビビッて何も言えなかったけど、ツッコむべきだったんだろうか。
今思うと、「人間に近い体になり血液を吸う必要もなくなったという設定の最古・最後達」と受け取れなくもないんですから、もっと楽しめばよかった。