漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
忍者ツールズに障害が発生し、一時ブログが閲覧できない状態になりました。
表示が回復した後も管理画面に入ることが出来ず、連絡が遅くなりました。
ご心配おかけして申し訳ありませんでした。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「ブログ閉鎖されたのかと~」の方
忍者ツールズ全体に障害が発生していたようです。
書きかけで保存していた話もあるので焦りました。
好きとおっしゃっていただけて嬉しいです……。ありがたいお言葉、身に沁みます。
サイトの頃より話の数を減らしても、続けていきたいです。
メッセージありがとうございました!
>「諸事情が多々~」の方
障害が発生し、ブログが閲覧できなくなっていました。
管理画面に入れず、焦りました。
規模を縮小しても続けていきたいと思っています。
>ダイ大のアニメ化に不安を思うのは~
原作は原作、アニメはアニメで割り切るべきだと思いながらもネガティブになってしまいます。
一番気になるのは尺です。
そして、尺が不足していても補える脚本か否かも重要です。
そのあたりの悲喜こもごもは『からくりサーカス』のアニメ化で強く感じたんですよね……。
連載時期や予算の都合上あれ以上枠を得るのは難しいと頭では理解できるのですが、感情面で放送が終わった今でも納得できていません。
ストーリーの流れに、尺不足だけを理由にできないちぐはぐさも感じたので、怒りが増します。
『寄生獣』みたいに放送前から「自分には合わないだろうな」と感じた場合は、自分の中でアニメはなかったことにして心の平穏を保つかもしれません。
本年もよろしくお願いいたします。
メッセージありがとうございました!
>灰色の羽様
そ……そうでした。
クウガは大学生になってから視聴しましたが、もしリアルタイムで見ていたら怖くて話が頭に入らなかったかもしれません。
改めて振り返るとエグい描写が多いですよね……。
過剰にぶち込んでるわけではありませんが、それでもキツい。ジャラジの回を子供の頃に見たら泣いたかもしれません。
成長して感じ方が変わる現象は、色んな作品で発生しますよね。
ダイ大もそうです。
作品全体に対しても、キャラクター個人に対してもかなり変わりました。
メッセージありがとうございました!
サイト閉鎖後はブログのダイ大カテゴリの記事を整理しつつサイトに載せていた話を移行する予定だったのですが、ブログが表示・更新できなくなるケースを考えていませんでした。
ダイ大SSだけでも他所でも見られるようにするべきか?
とにかく、まずはバックアップを取りながら、ブログに再掲を行っていきます。
そういうわけでサイトの話を再掲。
『宿命の終焉』と『光の彼方へ』を合わせた内容で、タイトルも変更しました。
「doll」と言えば『新約帽子世界』のドーラ編ラストダンジョンの曲が浮かびます。
『新約帽子世界』ではケリーが一番好きです。
赤いロングコート+二丁拳銃のカッコいい姐さん。
脳筋バトルジャンキーと思いきや周りが見えていて、迷惑かけるタイプの戦闘狂ではない。
強くてクールでいつも頼もしい彼女が、ジャニスのことで動揺するのが……いいですよね。
『キン肉マン』の感想は後日まとめて更新するつもりです。
SS『Tendi la mano』
※バーンに肉体を返還した後、仮の器でミストが戦う。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
サイトに載せていた話を再掲。
タイトルは変更なし。ミストの一人称部分を削除しました。
『からくりサーカス』のアルレッキーノと涼子の台詞・会話をもっと見たかったなと思っていたらいきなり衝撃を受けた。
シンプル。
ストレート。
だから効く。
アルレッキーノ……。
『キン肉マン』のサタンを見て、作品は違えど大魔王の肩書を持つバーン様にコメントを求めたくなりました。
大魔王というだけで一緒にされたら「誠に遺憾である」と言うかもしれない。
あと、憑依能力を持つキャラが実体化して自分で闘い始めた件について、ミストバーンだったらどう思うか知りたい。
『キン肉マン』305話
マリキータの献身に涙を流すシーンかもしれませんが、これだけタフだと普通に生きてるんじゃないかと思います。
気概と実力の両方を見せたブロッケンをザコ野郎扱いしたまま退場するのはもったいないので、生き延びて認識や関係を変えてほしいなあ。
その前に親友を思考停止させる友情を改めてほしい。
剣や杭に貫かれて壁に縫いとめられるシチュエーションが好きなんですが、マリキータは表情が分かりにくいのが惜しい。
ブロッケンだったらいいリアクションを披露してくれただろうから見たかった。心臓は超人でも危険なので両手足か腹部貫通で。
清々しいまでの悪役っぷりをサタンが見せつけてくる。
令和にもなってゲギョゲギョ笑うなよ。平成どころか昭和の香りがする。
サタンの実体化したデザインは、悪魔将軍に似ていてパワーがありそうだと感じさせるんですが、懐かしさがあふれてる。小学生に戻った気分を味わえる。
アーマーの胸元に埋め込まれた宝石、下部についてる牙、全身の突起……「ぼくのかんがえたさいきょうのごくあくちょうじん」感が最高に漂ってる。
気になるのは描くのが大変そうな印象を受けることです。派手にぶっ壊れるかデザイン変わったりしない?
実体がなかった頃は口から串を飛ばすという大雑把な攻撃方法だったのに、実体を得た途端アリステラを掴んで持ち上げて回転を加えて投げつつ蹴ったりブロッケンの頭に肘を叩き込んでから投げ落としたり、細かくテクニカルな動きを見せるのが面白い。
腕の絡め方が面白いと思ったので調べてみたら、かんぬきスープレックスという技でしょうか。
サタンが意外とレスラーらしい攻防を見せるので驚いた。
プロレスの技を知っていれば「これ〇〇じゃん!」といっそう楽しめそうです。
アリステラが攻撃をくらい、しがみついて止めようとしたブロッケンも地面へ落とされる。
ついさっきまで戦っていた相手が攻撃されて「なんてことしやがる!」と怒り、阻止しようとするブロッケンはいい奴だな。
高所から落とされて地面に激突したけど、間違いなく生きてるでしょう。
一瞬ブロッケンの扱いが……と思いかけたものの、激戦の直後という要素があるから配慮されている方ですね。
これで噛ませ犬とか未熟認定するのはあまりにも酷です。戦える状態じゃないのに粘れと要求するのは無茶だよ……。
冷静なアタルが「許さん!」と叫ぶとは……。「また」ブロッケンが落ちていく光景を見せられたからな。伸ばした手はまたしても届かない。
サタンへ挑もうとした彼を制したのはアリステラだった。
こんな事態になった責任を取るためであり、友の敵討ちでもある。
真面目だ。アリステラの責任感の強さは散々描写されてきたからな。
リングに叩きつけられるアリステラの下に滑り込み、アタルも吐血。
アリステラを庇うことで格を下げることなく戦線離脱するのかな?
はー、サタンを見て湧き上がるこの気持ちは何だろう。
この時代に、ここまで「ぶっ飛ばされてスッキリ!」タイプのボスが登場するとは。
敵にも正義が……とか、相手への敬意とか、そんなもの知ったことか我こそ悪の権化なりという言動にワクワクしてきた。
『完璧超人始祖編』はちょうど悪魔将軍が動き出したタイミングで公開範囲終了でしょうか。
感想を書くのは、
『キン肉マン』の現シリーズ:フルメタルジャケッツの戦いは終わったけどしばらく続けたい
『キン肉マン』の始祖編:一旦終了
『1000円ヒーロー』:単行本ごとにまとめて
の予定ですが、『ケンガンアシュラ』のアニメも気になってるんですよね。
どこまでやるんだろう。
黒木は?
生まれながらの特殊体質も主人公の宿敵などの深い因縁も派手な必殺技も華やかな容姿もないけどなんか強いおっさんは?
拍手してくださった方、ありがとうございます!
※返信を追加しました。
>灰色の羽様
更新した直後にメッセージに気づきました。
確認が不十分でした……申し訳ありません。
>「人間はみんな魔物のパートナーになりうる」
>他人と競争したり、傷つけあったり~
権力なり戦闘力なり何らかの大きな力を持つ者でも、敵を排除し続けるだけでは限界があるんですよね。
人間だけでなく魔物や魔族にも言えるかもしれません。
そして、大魔王バーンはどうなんだろうと考えたくなります。
もし鬼眼王バーンがダイに勝ったとして、彼にとってハッピーエンドになったかと言うと……。
大魔王の名は守られても、その先に何が待つのか考えずにはいられません。
メッセージありがとうございました!
ダイ大がアニメ化するなら『キン肉マン』の始祖編もアニメ化しないかなあ。
無印を知ることで始祖編の面白さが跳ね上がるので、無印をまとめ直してから始祖編につなげてほしい。
無印は整合性より勢い重視なので、ダイ大より気楽に見られる気がする。
「前回登場した超人がいなかったことになってる!」「和解イベントも無しに仲間化?」に「原作通りです!」で返せるのは強い。
アニメもだけどゲームもいいなあ。
『冠を持つ神の手』みたいなシステムで訓練したり試合したりして仲良くなりたい。
主人公の性別は男固定。
愛情ルートや結婚はない代わりに、友情ルートがビター、ノーマル、トゥルーなどで分岐。
好感度を積極的に下げていくと憎悪ルートに入り、殺害・死亡エンドになることも。
一周で何人殺害できるか挑戦する死神プレイも面白そうですね。
周回するとMP(マッスルポイント)がたまり、好きなように能力値に割り振ることができるので、序盤から強い超人になれる。
隠しキャラの悪魔将軍を登場させるには早期に力を見せる必要があるため、周回プレイでMPを稼いでおくのが前提。
オメガ編はパイレートマンと船乗りエンドとかめちゃくちゃ爽やかそう。
安定感がありすぎて印象が薄くなるかと思いきや、意外な一面を見せるイベントなどが挟まれ、プレイヤーの好感度を上昇させてくる。
アリステラとマリキータは実質二人同時に攻略するようなもので難易度高め。
特にアリステラは落ちこぼれとして冷遇されたコンプレックスと星を背負う使命感が混ざり、オメガの恨みの文化も関わってくる。
軽い気持ちで肯定するとマリキータと二人で、破滅へGO! するので真剣に向き合わないといけない。
アリステラを裏切るとマリキータに天道羽根抜刀される。
その前に「貴様の本心を暴いてやるぜ、ロールシャッハ・ドット!」イベントを切り抜ける必要があります。
アタルの好感度を上げるには、すぐ頼るのではなく一人で何とかしようとする気概を見せねばなりません。
弟のスグル以上に壁となりそうなのがブロッケンですね。
プレイヤーが「アタルの弟分は自分だ!」とライバル視しているのに「一緒に訓練やろうぜ!」「これ教えてくれよ!」「すげえ……オレも負けてらんねえな」とガンガン仲良くしてくるのでやりづらそう。
ブロッケン殺害エンドは複数のパターンがあり、信頼させて油断したところをやるのは簡単であっさりしているが、殺し合いに発展させる方は難易度が高い。
普通に本人を罵倒してもその場で怒るか落ち込むだけで効果が薄いので、師・仲間・一族を絡めて貶すことで効率よく憎悪を稼ぎましょう。
お人よしのキャラが本気で主人公を憎んで殺意を爆発させる様は盛り上がりそうです。かもかてのサニャ憎悪とかグレオニー殺害みたいに。
「心が痛むから二度とやりたくない……」となるか、「ぶちのめしていびるの楽しい!」と病みつきになるか。
「実力はあるのに精神面に問題があって活躍できない」と書くとグレオニーみたいだな、ブロッケン。
ブロッケンはグレオニーみたいな初心者キラーにはならないとは思いますが。
グレオニーは初心者向けと思いきや初見殺しのキャラですからね……。「チュートリアルと思ったらラスボスだった」と言われてるのは笑った。
ダイ大の魔王軍でもかもかて風ゲームをやりたいなあ。
魔王軍幹部と仲良くなったり裏切ったり告白したり告発したり。
とりあえずバーン様を暗殺しに行って背後から首をゴキャッされるのはお約束。
他にもミストバーンの秘密を探ったり、準備も無しに魔王軍から離反したりするとゲームオーバー。
フレイザードと手柄を競い国を滅ぼすのも楽しそうだし、ミストバーンと一緒にハドラーの戦いを観戦したい。
ハドラーに勝ってほしいアルビナスにそれらしいマジックアイテムを売ったり勝利のおまじないを教えるのもありだな。
そこまで複雑じゃなくても、ザボエラ視点でミストバーンからの評価を稼ぐミニゲームとかやってみたい。
あえて評価が下がる選択肢を選んで原作より早く切り捨てられるエンドを目指したい。
SS『Lord of the Castle』
※鬼眼王バーンが竜魔人ダイに勝利した時、何を告げるか。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
サイトに載せていた話を再掲。
タイトルは変更なし。内容も同じです。
『完璧超人始祖編』71話・72話
全身を破壊され自害もできないポーラマンは、ウォーズマンに己の命を差し出そうとする。
潔すぎ。
無量大数軍の命を奪い、ロビンの仇を討つ機会を、ウォーズマンは放棄した。
よくある「復讐なんて虚しい」論も、父親が体を真っ二つに引きちぎられて復讐に燃えたブロッケンや、鳥取砂丘に回転しながら埋まっていった師匠の仇を討とうとしたウォーズマンが言うと「あ、アンタがそう言うなら……」と思います。
ロビンはウォーズマンの中で永久に生き続ける。
寿命がないウォーズマンの「永久」は重いな。
仲間が死んでいって自分だけ生き続けるのは辛そうなんですが、魂を受け継いでいくと考えれば違うのかな。
ここでポーラマンから気になる情報が出ました。
無量大数軍の戦士達には寿命がない。
「おまえのような考え方ができたなら、我らも皆幸せな生き方ができるのだろうな」
生に倦んでいたかのような台詞だ。
ひょっとして簡単に命を差し出したのもそのせいか?
敗北するまで生き続ける彼が、全力で闘って負けた。
「ようやく負けることができた」という言い方が……。
敗北したら即自害なんて過激な掟だと思っていたけど、彼にとっては喜びや救いでもあったのか?
ポーラマンはネメシスに介錯を頼み、ネメシスはそれを受け入れる。
それは予想通りですが、反応に「おっ」と思いました。
「さすがにおまえと別れるとなると、少々残念だがな」
ネメシスにも情はあるんだな。
それでもしっかり殺そうとするのはさすがです。
ポーラマンは安らかな表情で死を迎えようとしたものの、ウォーズマンが阻む。
ウォーズマンにロビンの姿を重ねつつもネメシスは止まらず、ポーラマンの胸を貫く。
礼を述べるポーラマンにも、潔い態度を褒めるネメシスにも、「いや、えぇ……」という気持ちが湧き上がる。
敵が誇り高いのは嬉しいのに、皆命を散らしていくから素直に喜べねえ……。
無印の、負けたくないから小細工に走ったり反則したり醜態晒す敵はどうかと思ったけど、素直に負けを認めてあっさり命を捨てていくのもそれはそれで待ってほしい。
介錯を受け入れつつも、ポーラマンは自分を死なせまいとしたウォーズマンに温もりを感じた。
「どうやら……おまえは機械野郎なんかじゃなかったようだな」
相手を見下すようなことを言ったキャラが認識を改めて訂正する展開が大好きです。
それでこそ高潔な戦士だと思える。
ウォーズマンの優しさを知ったのに、死ぬのか……。
当然ウォーズマンは掟に納得できない。
「こんなおかしな習わし」という表現に同意。
ウェットな感情抜きにしても、せっかく強くなった戦士がすぐいなくなったら戦力不足になるじゃないか。
ツッコみたくなったところでネメシスが説明してくれる。ありがたい。
まず、試合中の攻防で死んでいった者は仕方ない。
そこは正義超人も認めているんですよね。
仲間が殺されても、リングの上で正々堂々勝負した結果なら、受け入れなくてはいけない。
だからウォーズマンも、ロビンを殺したネメシス相手に冷静に接するよう努めている。
完全に割り切ったり簡単に切り替えたりすることは難しく、仇を討ちたいと願うことまでは止められないでしょうが。
マーリンマンがサラッと貶されてる。
マーリンはマーリンで好きですよ。
彼が憎らしい悪役に徹してくれたから、心置きなく「アトランティス頑張れー!」と思えたので。
試合後に自害していく自分達の姿を「おまえたちからはさぞ滑稽な集団に見えたことだろう」と語るネメシス。
そこは自覚しているのか。
じゃあ何で、というところで本題へ。
ポーラマンの言葉だと死を望んでいるようだったが、理想は逆。
完璧超人が求めるのは永遠の若さと強さ。
そして、永遠の若さ……不老の能力を分け与えることができるのが、超人を救うために地上へ降りた元・神。
やっぱり元・神は神の座を捨てても不老だったんですね。じゃあ武道の中の人はそのまま元・神か?
若さと力を得るために努力し、実際に選ばれた者達が、完璧超人の最上位にいる無量大数軍。
永遠の時間を手に入れてやることはひたすら力を高めること。
ストイックだ……。
敗北する者は不老という特権に相応しくない=自害か。
ネメシスが、研鑽するだけでない、もう一つの使命を語る。
下等超人が道を誤った時、制裁すること。
別に世を乱してはいないだろ。キン肉マン達は争い起こそうとする連中を止める側では?
それも一通りおさまって、これから穏やかに暮らすはずだったんだから来ないでくれよ……と思ったら、地上に広まっている奇妙な力を調査し、殲滅するために来たらしい。
どんな力か分かっていないうちから諸悪の根源とは随分な言いようだな。最初から忌まわしいものと決めてかかってない?
スグルを病原体扱いすんなよ。友情パワーのことなら悪いものじゃないだろ。
おかしな方向に発揮してしまう可能性は否定しないけど、それを言い出したらどんな力にも当てはまるし、実際に迷走した時に止めに来てください。
大体そんな時は完璧超人に任せなくても、他の超人が止めようとするでしょう。
ここで真弓から異変が知らされる。
金銀マスクが分離して金だけが行方不明に。
場面が変わり、悪魔六騎士のシルエットが映る。
そして……。
「超人墓場への侵攻を開始する!」
悪魔将軍!
見開きの将軍にワクワクが止まらない。
無印の時点でデザインめっちゃカッコよかったのに、進化した画力で戦う将軍が見られるのか。
将軍を見るとパイプ椅子のシーンを思い出してしまうんですが、ブロッケンの落ちぶれるネタみたいなものだと思うと茶化すわけにはいきませんね。
カッコよさを見せてる時にまで黒歴史的なネタを持ち出すのはなぁ……。
今回は狼狽や逆上はほどほどにしてほしいです。
始祖編や現在のシリーズでは無印で不遇だったキャラが活躍したり、負けるキャラにも見せ場が用意されたりと、扱いに気を遣っていると感じられます。
ですからきっと、将軍も威厳を保ったまま描いてくれるはず。
それにしても、金は悪魔将軍として復活したのに銀はそのままか。
始祖編で戦うと聞いたのですが、まだ先か。
「ゴールドマンの弟だから、兄に負けないくらい強くてカッコいい姿や技を見せてほしい!」と思ったものの、変にハードル上げるのはよくないですよね。
シルバーマンはシルバーマン。性格が違うからなあ。
無印ではたまに物騒なことを言うけど基本的に穏やかで理性的なキャラでした。
争いごとを好まない性格の持ち主に、苛烈な戦闘や強烈な必殺技を要求するのは酷ですね。
勝手に期待して勝手に失望しただけなのにガッカリさせやがってと詰るわけにもいかないので、期待しすぎないようにしよう。
戦う機会が無くて鈍っているでしょうし、そこまで強くないかもしれない。
SS『Battle of “V”』
※竜魔人ダイがバーン達を圧倒する。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
前回竜魔人ダイにぶちのめされる封印解除ミストバーンを書いたので、サイトに載せていた秘法無しバージョンも修正して更新しました。
旧題は『暴君』でしたが、新しい方に合わせてタイトルを変更しました。
ミストバーンがぶん殴られる話が続きますね。
もっとほのぼのする話を読みたいです。ハドラーを応援するミストバーンとか、ミストバーンに助けられたからお返ししようとするハドラーとか。
ミストバーンとハドラーの話を読みてえ!
アニメではミストとハドラーの会話はカットされることも覚悟すべきでしょうね。
他のキャラとの関わりを描いてほしい気持ちは強いんですが、キャラクターの根幹にあるのも、作品全体のバランスを考えた時に優先すべき要素も、バーン様への忠誠心です。
一番力を入れるべき部分を描くために他の要素をカットするならば、歯を食いしばり涙を流しながら賛同します。
……その前にバーン様がどうなるかだ。
ミストバーンの描写不足とバーン様の描写不足、どちらが作品にとって致命的か明らかです。
まず主人公とラスボスがしっかりしないと全体の完成度や評価がガクッと下がってしまう。
ぶちのめされるといえば、キン肉マンの「私の好きなぶちのめされるシーンランキング」が更新されました。
今までは「アタルを守るために超人の体を捨てて大幅に弱体化した状態で三人がかりで技を掛けられ瀕死になるブロッケンJr.」が一位でした。
今回の試合で、一位は「オメガ・グロリアスのツープラトンを連続でくらい、グロリアスエヴァンタイユで血を吐くブロッケンJr.」になりました。
その後相手の未来を想って力を発揮し、天道羽根抜刀をベルリンの赤い雨でカウンターして切り裂くところまでセットで。
己のため、仲間のため、そして敵のために力を振り絞る姿が熱い。
ブロッケンは今回の試合で、戦闘力では相手のツープラトンを破る握力を披露したり、クソ力に開眼したり、目覚ましい向上を見せました。
精神面でもトラウマを克服しただけでなく、相手の未来を想えるようになった。
これなら二世の境遇につながらないのでは?
ここまで丁寧に成長を描かれて「やっぱり駄目でした」では、今までの描写をぶち壊すようなものだろ。
とにかく、順調に経験積んでレベルアップして心身両面での成長を見せ、未熟な若手ポジションから脱したといってもいいでしょう。
だからそろそろジェロニモや他のキャラを……。
ブロッケンは未熟さを強調されがちで、課題も多いんですが、乗り越えるポテンシャルも機会もあるので恵まれていると言えるかもしれません。
ぶちのめされるという印象ではないためこのランキングには入りませんが、マーリンマンに胸貫かれてぐったりするアトランティスも好きです。
その後息を吹き返したものの再び貫かれ、余力などない状態で語りかけるんですよ。
ただ一人自分を応援してくれた少年に。
減点ポイントがあるとすれば、少年を悲しませて終わることです。
涙ぐみながらアトランティスの名を叫ぶポールが悲痛で……。
ファンになった少年を喜ばせてやれよ!
ヒールのマイクパフォーマンスが噛み合わないアトランティスを見たい。
「オレのファンになったら温泉旅行に招待するぜー!」と観客からブーイングされるつもりで叫んだらポールに「旅行なんかなくても応援するよ」とはにかみながら言われたり、「今度は『人質のせいで負けました』なんて言い訳できないようにボコボコにしてやるぜー!」とロビンを煽ったら「フフッ、正々堂々勝負したいということか。喜んで受けて立とう!」と返されたりしてほしい。
『キン肉マン』304話
道を見失い、迷いをにじませるアリステラにパイレートマンが声をかける。
盲従するのではなく、別の方向を示す者もいる。
恨みを背負って思考停止していたアリステラには言っても無駄だっただろうけど、立ち止まり、己を見つめ直した今なら言葉は届くはず。
彼は語る。
アリステラの努力と優しさをオメガの皆が知っていることを。アリステラの価値は強さと才能だけにあるのではないことを。
「お前の価値をお前が勝手に決め込むなーっ!」
パイレートマン……!
アリステラの「超人強度が上がるからヒーロー、オメガの希望であり救世主」という考えにそうじゃないだろ……と思っていたので、切り込んでくれて嬉しい。
「もしも道を見失ったというのなら、背負わず仲間に聞けばいい!」
怒っているような表情から真剣さが伝わってくる。
こうやって苦言を呈するのも、アリステラを認め、信じているからだと思える。
やみくもに肯定するだけが友情ではないんだな。
「そんな時は……ちょうど吾輩は船乗りだ。海図を読むのは慣れている」
照れくさそうに鼻の頭こするような仕草してるのが何か、こう……デカくてごつくて強そうなのに可愛く見える。
作中での好漢度と読者からの好感度を稼いでいく。
上手いこと言いやがって、このための海賊モチーフか?
ちょっと言い換えて「お前が道に迷ったならば、吾輩が進むべき方角を見出そう」と書くとゲームのエンディングみたいな爽やかさ。
超人達と一緒に特訓したり試合したりして仲良くなるゲームが欲しくなるな。
オメガ編はアリステラに近づこうとするとマリキータマンが現れて試練を与えそうだし、マリキータの好感度を上げるにはアリステラから評価される必要がある。
いやしかし本当にパイレートマンに好感が持てる。言ってほしいことを言ってくれた。
アリステラは一人で背負いすぎて思考停止に至ったわけで、仲間と分かち合うのは大事です。
パイレートマンがいてくれてよかった……これからもアリステラを支えていってほしい。でもスグル達と協力するのも見たい。
現在のシリーズを読み始めたのはフルメタルジャケッツ結成からですが、オメガの中でパイレートマンが一番好きかもしれない。
スグルとの試合もよかったみたいだし、始祖編を追いかけるのが終わったら読みたいな。
試合中にパイレートマンの泣き顔が見られるらしい。とても気になるけど心を抉られそう。
絶望して涙を流すパイレートマンが見たいなあ。その後希望を取り戻すところまで含めて。
パイレートマンの言葉に、アリステラはオメガの悪しき伝統を正すことを決意する。
よし、説得成功!
何もかもアタルにやらせるのではなく、最後の部分はパイレートマンに担当させるのがいいですね。
途中ブロッケンの働きもありました。
アタル一人に詰め込みすぎないのはバランスが取れていますし、読者への説得力も増します。
分かり合えたことに喜びの涙を流すブロッケン。
鼻水出てるけど茶化すのはやめておこう。いいシーンだから。
目がキラキラしていてマジで嬉しそう。
アタルが歩み寄ると、ブロッケンは泣いてしまったことが恥ずかしい様子。
そんな彼にアタルがかけた言葉は……。
「ブロッケン、お前は本当に泣き虫だな」
「だが弱虫ではない。その涙は……お前の誇りにしていい涙だ」
アタルがまた優しい言葉をかけ、温かいまなざしを向けている……!
泣き虫であっても弱虫ではない。
いい言葉だ。
以前、ブロッケンに優しく見えるのは厳しくする必要がないからだと考えました。がむしゃらに突き進む気質の彼を叱咤したら、無理をして命を落としかねないためだと。
そう思っていたのですが、やっぱり単純に甘くない?
アリステラが涙を流した時は見ないようにしていたのに、ブロッケンが泣いたら声をかける対比がにくいですね。
絶望の悔し泣きには触れず、喜びの涙には言及するところに優しさを感じる。
ここで「泣き虫」という表現を使うところがお兄ちゃん感ある。スグルが羨ましがりそうだ。
「この役立たずめ」と言いながら現れ、狙いをベラベラ喋り出す黒幕。
すごい……すごくお約束。
でもそれでいい。
このまま共闘する展開にいってくれそうなので。パイレートも一緒に戦ってほしいな。
サタンの笑い声や言い回しが、あの、ものすごく小物くさい。
簡単に小物認定してはいけないと分かっていますが、自分で悪の権化とか言うのはちょっと……。品格を漂わせてほしい。
ダイ大のバーン様と同じ大魔王を名乗るのはやめてくれませんか?
オメガ側は方向が間違っていたとはいえ彼らなりの正義や信念があることを描写してきたのに、サタンにはそういう要素が微塵も感じられないな。
彼の言い分にもところどころ頷ける部分はあります。
慈善事業で支援してるわけない。そりゃそうだ。
成長したアリステラを乗っ取って敵を倒すつもりだった。そう上手くいくものか?
利用価値がなくなったアリステラをサタンが制裁しようとする。
雷でも落とすのかと思ったら串かよ!
そこは不思議パワーで制裁加えようよ。直接的すぎるだろ。
サタンの攻撃からアリステラを庇ったのは、マリキータマンだった。
やはり彼は生きていた。
アタルに慈悲がないとか残虐とか言っていた読者は謝るべきですね。
……ごめんなさい、慈悲の心はどこ行ったんだと目を疑いました。
「話の流れを考えると殺すわけないけど死ぬだろアレ」と思って誠に申し訳ありませんでした。
ナパームコンビネゾンくらって胸に穴空いてるのに、生きてるどころか普通に動けるのは何なんだ。
耐久力が高いというレベルを超えてない?
アタルはこのタフさを計算に入れて容赦ない技をぶち込んだのか。
アリステラに対するマリキータの姿勢は指摘や批判されるのでしょうか。
アリステラの思想はアタルやブロッケン、パイレートが意見をぶつけたけど、マリキータの友情は献身的で美しいものとして終わるのかな。
想いの大きさは本物でも、方向が危ないのはアリステラと同じじゃないか?
二人が一介の戦士ならまだしも、星の代表が思考停止して、親友がそれを後押しするのはまずいのでは。
そのあたりに言及されずに美しい友情で済まされても違和感があるので、触れられるといいのですが。
破滅すると薄々分かっていながら従うことを決めた苦悩があったのかもしれないけど、勢いよすぎて何も考えていないか煽っているように見えたのがなあ。
この状況でマリキータマンを笑ったり、しつこく茶化したりしようとは思いません。
そんなことをしては、ブロッケンの落ちぶれるネタを延々引っ張って貶したり、ダウンしている姿を笑ったりすることをとやかく言えなくなります。
あるキャラは笑いものにするのに自分の好きなキャラがされるのは許せないなんて筋が通りませんから。
真面目に考えた結果、アリステラの呪いを強化するような行動や対戦相手を見下す台詞はどうかと思います。
チンピラみたいな台詞で相手を馬鹿にしたままならば、高潔な戦士みたいな顔はしないでください。
己の所業を見つめ直し、排他的な思想を改めつつ、アリステラが誤った道を進もうとするならば正してほしい。
そのためにも生き延びることを願います。
『完璧超人始祖編』69話・70話
友情パワーも通じず絶体絶命と思われたウォーズマンだが、仲間や観客の呼びかけによって立ち上がる。
さらなる友情パワーに目覚めた!
『オモイヤリ+ヤサシサ+アイジョウ+シンジルココロ=ユウジョウ』
ウォーズマンの中では友情の定義はそうなっているのか。
他の超人だと構成する要素が少しずつ変わりそうですね。
体を輝かせながら師の必殺技、タワーブリッジネイキッド!
私それ好きなんですよ。
衝撃で腹や両脚が裂けてる……。
そこからパロ・スペシャル。
必殺技のオンパレードだ。
完璧に極まったと思われたが、ウォーズマンの仮面が剥ぎ取られてしまう。
己の素顔を醜いと思っているウォーズマンは動揺するはずだったが……。
「それがどうしたーっ!!」
そうなんだよウォーズマン。正義超人一軍に必要なのはそれ……勢いだよ!
真面目な話、トラウマやコンプレックスを克服して強くなるのは大事です。
現シリーズでブロッケンもトラウマ克服して握力でツープラトン止めて新技披露しました。
「超人はツラで勝負しているわけじゃない!」
私の脳内で観客が「そうだーっ、その通りだぜーっ!」と叫んでる。
素顔を見られることを恐れていたキャラが怯まず戦うのは熱いですね!
さらに発展させて『パロ・スペシャル ジ・エンド』炸裂。
ウォーズマンよく頑張った。カッコよかったよ。
真面目で優しいいい奴なのに戦績で色々言われるのが気の毒だったから、勝ってくれると嬉しい。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「ダイ大のアニメ化とゲーム化が~」の方
ゲームの方は、持っているハードで出るならば遊ぶかもしれません。
アニメは……非常に悩ましいです。
期待だけでなく不安も大きいんですよね。
長大な作品であるためカット無しで進めるのは難しく、削除・改変せざるを得ないでしょうから。
取捨選択した要素をアレンジして、アニメはアニメで楽しめる作品になるのか。
一部のキャラの描写に力を入れるのか、広く浅くなぞっていくのか。
ある程度バランスが取れているか確かめてから視聴するかもしれません。
どちらも様子を見たいと思います。
声についてはあまりこだわりはないので、当時のままでも変更しても、合っていると感じられる方ならいいなあ……程度です。
>超魔生物ハドラーや封印解除ミストバーン
今の作画で動くのを見たいのですが、果たして彼らが動く時間がどれだけあるのか、などと後ろ向きな思考に嵌ってしまいます。
「ハドラーとミストバーンの謁見前のシーンを見たくてたまらないけど、カットされるかも」
「ミストバーンが黒の核晶を爆発させるところがすごく駆け足で、無言爆破おじさんになったらどうしよう」
「ただでさえギャグとかコントとか言われたミストの退場がさらに急になったら」
などなど、期待通りにいかなかった時のダメージを減らすために、悪い方へ悪い方へ考えてしまい……。
この調子だと楽しめないおそれがあります。
視聴するならば、正面からガッツリ楽しむ気満々の姿勢になるか、逆に火傷しないように距離を置いて接するか、その中間か、とにかく悲観的な見方から脱しないとすぐ不安や不満へとつながってしまいそうです。
メッセージありがとうございました!
『ダイの大冒険』がアニメ化・ゲーム化すると聞きました。
ダイ大が好きだと言っておきながらアニメ化を素直に喜べない自分が嫌になります。
尺はどれくらいあるのか。感想を見てダメージを受けた時どう立て直すか。
今の時点で、好きなエピソードが省かれる可能性に焦ったり、「ポップこそ真の主人公、ポップの大冒険」とか「老バーンはいいのに真バーンは……」とか「ミストバーンは正体表してから駄目」とか言われそうだな……と憂鬱になったりする有様。
「ダイがちゃんと主人公してるからポップやハドラーも輝けるんだな」「老も真もカッコいい!」「正体発覚から退場まで尺は短いけど、悲哀や余韻が感じられる」といった意見を生み出すような構成、描写になることを願います。
ついダイ大とキン肉マンのクロスオーバーを考えてしまう。
そのたびに「ロビンマスクどうすんの?」という疑問が浮かび上がるのですが、「アタル兄さんどうすんの?」が追加されました。
アタルとブロッケンの戦いぶりに「正義のために戦い、敵に情けをかけるのか。アバンの使徒のようだ」と注目したハドラーが、ナパームコンビネゾン見て「かつてのオレなみに残虐では?」と真顔になる光景が浮かんでくる。
ブロ「アバンストラッシュAやBは敵の胸がAやBに裂けるんだな? あ、ダイならDか」
ダイ「えっ、裂けないけど……」
ブロ「マジかよ。オレと隊長が一緒に技掛けたら『AB』に裂けるけどな。空気抵抗で」
ヒュンケル「AはともかくBはおかしいだろう」
マァム「目を覚ましてヒュンケル、Aの時点で変よ」
世界が違えば物理法則も違うということで。
ロビン劇場にアタル劇場まで追加されたら使徒と魔王軍の意思が「何を考えているんだアイツら……」で統一されてしまう。
ロビンマスクはアバンの知識・経験・技量にヒュンケルの奇跡モードを搭載してパルプンテかけたような男ですからね。そして読者にメダパニかけてくる。
アタルは……何だろう。慈悲をもって相手をぶちのめし心をバキバキにへし折るタイプですが、そういうキャラってダイ大にいるかな。
アリステラは礼儀正しいから「ミストバーンか……風格を感じさせる名だ」とか「勇者ダイ……幼いながらも使命を背負い世界を救おうとしているとは立派なものだ」と初手賞賛。
そんな彼を諭したりちょっとキツいこと言おうとするとマリキータマンが「お前にアリステラの何が分かる!」「アリステラをバカにするなーっ!」と割り込んでくる。
ミストバーンはスプリングマンを鉄くずとかガラクタ呼ばわりしそうなんですよね。
ブロッケンが「オレは元人間だからひどく侮辱されるかもしれねえな。親父や一族のことまで貶すならガツンと言い返さないと」と身構えていたら、厳しい訓練に耐えて超人の力を得たのは素晴らしいと褒められて口を半開きにする。
金属は駄目で元人間は評価するのはキン肉マン側にとっては意味不明ですが、ミストバーン的には譲れない。
ブロッケンなら「バッファローマンのパートナーを馬鹿にすんな! スプリングマンだって猛特訓して強くなったと聞いてるぜ」と擁護するかもしれない。
スプリングマンは「甘っちょろい正義超人に庇ってもらうほど落ちぶれちゃいねーよ」と突き放す。でも実は嬉しい。
『キン肉マン』303話
正直、アリステラの泣き顔が見たいと思ってたんですよ。
故郷の教えが間違っていることを思い知らされて涙する姿を見たいなあとか思ってました。
予想以上にグッときたというかドゴォときました。
泣き顔見たいなんて思ってすみませんでした。
そ、そんなつもりじゃなかったんだ。
強敵であるはずの、強敵でなければならない男が、技掛けられている最中に己の無力さを噛み締めて号泣するなんて思ってなかったんです。
必死に首を振り、力が使えないことに泣き叫び、絶望しながら叩きつけられるのはキツい。
先祖の悲願のために自分も仲間も犠牲にして力を手に入れたのに、先祖の悲願のせいで真価を発揮できず負けるしかないジレンマ。
彼は敵です。
強盗ムーブして用済みになった相手を始末しようとした連中の一人です。
それなのに胸が痛い。
涙と叫びにここまで心を揺さぶられたのは、過去が描かれ、人となりが掘り下げられたからですね。
長い試合だったけど、それだけの尺が必要だったんだな。
最後の技はアタル版マッスル・スパーク。
「不完全」と称することでスグルや完全版の顔を立てつつ、己の立ち位置を正確に見極めているという要素で本人の評価も上げる。
あがくように首を振り、涙をこぼしながら落下するアリステラが痛々しい。
表情描きづらそうなデザインなのにここまで感情を出せるのは業前。
「オレにも使えるはずだ!」
「オレにだってその力がっ! なのに!」
「なぜ使えない~っ!?」
今まで相手の力をコピーして勝ってきた。その能力のおかげで落ちこぼれから救世主へと成り上がった。
本人はそう思っているから、手に入れたはずの力が使えないと絶望するしかないんだな。
パワーアップを体感しただけに、落差も激しいのでしょう。
前回アリステラのことを泣きながら殴りかかる子供みたいだと思いました。
今回幼少時の弱気な表情を覗かせたアリステラを見て、そのように描かれてるんだろうなと感じました。
アリステラは立ち上がり、戦闘を続行しようとするも、倒れ伏す。
フルメタルジャケッツの勝利!
アタルの公式戦初勝利であり、ブロッケンのタッグマッチ初勝利!
おめでとう!
良かった……本当に良かった。
負けていたら間違いなくブロッケンが戦犯扱いされ、貶されるところだった。
活躍しても二世ネタを持ち出されるんだから、負けたらますます二世とつなげられ、駄目になる落ちぶれる酒浸りになると言われたでしょうね。
二世のことを言い出したら、他のキャラも「偉そうなこと言っておきながら将来は……」「立派なこと言ってるけど実は……」にならないか?
そうなると始祖編や現シリーズで活躍してもなんだかなーと思うので、パラレルになってほしいんですよね……。
パラレルと明言されないと二世を読む気になれない。
思考停止できれば楽だと語るアリステラ。
マリキータもそれに同調していた。
アリステラを肯定し続けるマリキータに引っかかっていたので、言及してくれたのはありがたい。
「アリステラを煽って誘導してない?」とマリキータの姿勢に疑問を抱いたのですが、合っていた。
思考停止させようとしていたわけですから。
アリステラが正しいと信じ込んで肯定するのではなく、「間違っていようと悩まないように肯定する!」だったんですね。
何も考えずにイエスマンしてたんじゃなくて、考えてイエスマンしていたと。
アリステラの立場は、恨みを捨てると先祖の悲願が叶わず、恨みを捨てないと星が救えないという非常に難しいものです。
先祖の悲願を放棄するのはアリステラには困難だから、マリキータは強引に叶えさせようとしていた。
他の道を封じるのがマリキータなりの思いやりだったとしても、それで未来がなくなっては元も子もないだろ。
やっぱりマリキータを黙らせないとどうしようもなかったんだな。
思考停止していた二人に考えさせようとしたのがフルメタルジャケッツ。
それは、とてつもなく残酷な慈悲。
ただ倒されたなら、自分達のやり方に疑問を持たずに「オメガの悲願に殉じた」で終われたもんな。
残酷な慈悲とは、胸にストンとおさまる表現だ。
アタルの慈悲はスグルとは方向性が違うという漠然とした感覚を、的確に言い表しています。
「すべてはそこの小僧が言ったとおりさ」
ブロッケンに言及してくれた。
アタルがブロッケンを呼んでよかったと思わせてくれる一言です。
倒れてるのに答えようとするブロッケンは律儀だな。休んどけ。
ブロッケンの言った通り、心の中ではアリステラも理解していた。
勝つだけなら他のキャラでもできたはず。
しかし、アリステラに共感し、自身の体験も交えて呼びかけ、想いを届かせるのは、ブロッケンじゃないとできなかった。
アタルだけだと正論をつきつけて力で止めても、認めさせるところまでいかなかったかもしれない。
ブロッケンが感情でぶつかり、力を見せたことで、下地を作ったのではないでしょうか。
ブロッケンは試合前も試合中も格下の小僧扱いされ、実際に未熟さも見せた。
そんな彼が復讐に燃えた過去を語り、相手を想って目覚ましい力を発揮したから、「恨みを捨てることで未来が拓ける」という主張に説得力が伴ったのでしょう。
「オレの慈悲などスグルに比べればまやかしのようなもの」
「結局オレは自分の罪滅ぼしのために、慈悲の真似事をやっているだけの欲深い男だ」
前回「マリキータへの慈悲は?」と思ったので、完璧な慈悲の体現者のように振る舞わなくて安心した。
読者から指摘・批判されそうな点に自分から言及するあたり、隙が無い。
落ち度や欠点を自ら認めることで、敵から糾弾されても「その通りだ」で返すことができ、弱点にならない。
ここまで強さを見せつけておきながら、「お前はオレと違って私利私欲で動いてはいない」と相手を認めるのも、同じく隙が無い。相手を評価することで自分の評価も上げていく。
恐ろしいのは、自分の慈悲をまやかし扱いしたことで、殺意の高い技を繰り出してもツッコみづらくなったことです。
エグい技を叩き込んでも「スグルには及ばないって言ってたもんな」で済んでしまう。
それにしても、胸に大穴が空いて地面に転がってるマリキータ、オメガハンドの指がちぎれてボロボロのアリステラ、胴体穴だらけでざっくり抉れてダウンしているブロッケンに対し、平然としているアタルは一体……。
「もう一戦いけるぞ」みたいな顔してやがる。
途中で「アタルは力を奪われ負けるために出てきたのか?」とハラハラしたのがウソのようだ。
あの時は負けるかもしれないと悲観して申し訳ありませんでした。
終わってみるとひたすら強かった。
また、ブロッケンも重要な働きを見せました。
アリステラが落ちこぼれだった過去を語り、読者も「オメガのキン肉マン!」「主人公じゃん!」と乗ってきたところで、ブロッケンが「オメガのキン肉マン」を「復讐に囚われている青年」に上書きして主人公補正を引っぺがし、ひっくり返した印象を受けます。
マリキータに対してもロールシャッハ・ドットでデバフかけてくるのを血盟軍効果でバフに変換するのが強かった。
これからアリステラはどうするんだろう。
アリステラの非道な所業をスルーして主人公と持ち上げる見方にはついていけなかったものの、作中で違いを指摘され、本人も道を見つめ直した今、オメガのキン肉マンとなることを望みます。
『完璧超人始祖編』67話・68話
ウォーズマンがいいこと言ってます。
正義超人陣営のメインキャラの中で一番常識的な優等生かもしれない。
敵討ちのため死ぬつもりで戦うのではなく、生きるため、大切な命を守るために戦う。
その命の中には今闘っている相手、ポーラマンも含まれている。
ウォーズマン、マジでいい奴。
守るべき命の中には己を攻撃してきた相手も含まれている、的な姿勢は『1000円ヒーロー』の刃を連想します。
SS『Battle of “D”s』
※竜魔人ダイがバーン、ミストバーンと戦う。
強大な力を持つ相手に対し、ミストバーンは……。