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1000円ヒーロー 6巻
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『からくりサーカス』第25幕 モン・サン・ミッシェルにて
やったー、最後の四人の部屋巡りだー。
カピタンの長台詞が今後どれくらい披露されるか。ただでさえ台詞がカット・改変されてますからね。
人格に歴史がないというとフレイザードを連想しますが、一緒にしてはいけないな。
勝利と栄光を求めて実際に掴み取ろうとするフレイザードと違い、嘘の経歴で飾り立てるだけですから。
象に座って強さアピールするブリゲッラが微笑ましい。
「人形の体だから強いんじゃない? 似たような体格の人間と同じスペックでも本当に強さを発揮できるの?」と問い詰めたくなります。
他三人は「嘘つき」「道化」など造物主の性格を色濃く反映していますが、ブリゲッラは何だろう。
真っ当に歩み続ければ満足できた可能性が高いのに、楽な方向に流されてしまうところでしょうか。
人間の血液風呂を満喫するディアマンティーナ。
そんなところで人間を模倣しなくていい。
他の最後達にも言えることですが、人間味がある人形と言えばフランシーヌ人形みたいな方向を期待したくなるけど、良いものばかりとは限りませんよね。
ハーレクインはオンとオフの切り替えがしっかりしてる。
声や動きがつくといっそう不気味で強そう。
しろがねとアルレッキーノの会話にしみじみします。
子供達に笑ってもらう嬉しさを味わうよう言われて「それはご命令ですか」と問うアルレッキーノ、分かってないな。
しろがねもそういうつもりじゃないと言いたげですが、命令だと答えるしかない。
鳴海トークで盛り上がる二人も見たかったな。
ドクトルラーオの映る時間が長い。
速やかにリーゼを覚醒させてとっととご退場願いたい。
勇ましく宣言したのに逃げ回るだけのリーゼと、彼女にあの場を任せた勝にツッコみたい。
勝算まるで無かったのかよ。
原作ではどんな流れだったっけ……。
こぶたちゃんの歌、あんな感じだったのか。
コロンビーヌ可愛いなあ。
声の調子がイメージぴったりです。
彼女がシルベストリ戦の問答を始めて思わず「え!?」と叫んでしまった。
そ、そっちも代役するのか。
輪の中に入った人形の話を嘘だと一笑に付すコロンビーヌに「それご主人様だよ!」と叫びたい。勝も名前を出してくれ。
原作でも思ったんですが、抱きしめてもらった云々のコロンビーヌの台詞には「ティンババティは?」と首をかしげてしまう。
「抱きしめられたけど、嬉しくも気持ちよくもならない」という疑問から、ディアマンティーナに「古臭いガラクタだからよ」と言わせたり、勝に心や温かさについて語らせたりすれば、疑問に思わなかったでしょう。
恋愛に興味を持つシーンでさりげなく倒れている人間が描かれているのがナイス。
ある意味純粋な最古達ですが、犠牲者を出していることを忘れるわけにはいかない。
アルレッキーノとリーゼが出会う。
リュートを弾く姿に風情があるし、緋色の手もカッコいい!
少女の危機を救うアルレッキーノ、イケメンだ……。
といっても、この時点では命令だからそうしたに過ぎない。
自分に関係ない場所でなら死んでも構わないと思っていますし、それを相手に言っちゃう。
注目すべきはこの直後。
リーゼは名を尋ね、感謝の言葉を述べ、笑顔を見せる。
その瞬間アルレッキーノは目を見開き、奇妙な思考に陥った。
前後の流れを無視すると「その瞬間、恋に落ちた」とナレーションしたくなる反応。
実際は惚れたわけではないと思いますが。
アルレッキーノにとってひたすら衝撃が大きかったのでしょう。
大切なご主人様を笑わせようとしても駄目で、自分達を置いていなくなったと知らされて、再び巡り合えたはずの主は自分達を疎ましく思っている様子。
もちろん笑う気配ゼロ。作られた使命を果たすことなどできそうにない。
そんな中、誰かを笑わせることができたら……。
いい話です。とてもいい話です。
ですが、リーゼが涼子の代わりになったのは、尺の都合上仕方ないと分かっていても引っかかる。
ノリヒロ団長の過去話をしないならしれっと法安涼子加入済みでよかったんじゃないか?
まあ、何もかも涼子と同じにせず、笑い方や台詞が違ったのはよかったです。
笑顔の眩しさは減ったけど、「自分が助けられた」ものと、「大切な友達を助けてくれた」喜びの涙混じりのものとでは違って当然です。
何より、アルレッキーノの出番が嬉しい。これまでの出番や見せ場、マジでガッツリ削られてたからな……。
EDは、曲もですが、最古達の背中でグッと来た。
盛り上がるところで最古を出すのは反則だろ!
同時にドットーレのことを考えてしまう。
命令命令言ってるアルレッキーノ達のことを考えると、一足先に人形であることから脱しかけたのはすごかったんだと思います。
もし彼がルシールに倒されず、修復されていたら、人間の味方になったのでしょうか。
人間を傷つけるなと命令されたパンタローネが阿紫花を殺しかけたので、個体差がありそうなんですよね。
味方してくれる光景をイメージしづらい。
気になったのは石食いや椅子・梯子が映っていることですね。
取ってつけたような因縁持ちの人形達とサーカス芸を駆使して戦うのでしょうか。
『1000円ヒーロー』78話
予想よりニルの行動が残酷だった。
強力になった洗脳でこの場にいる全員の記憶を操作するかなと思っていたら、自害させた。
そこが怪人らしいというか……。
ニルの正体を知った白駒さんですが、刃には言えない。
知らないふりをする顔の上半分と、傷ついている下半分のコマ割りが好きです。辛さが伝わってくる。
キャンディを食べる刃とルードの表情の対比も上手いな。
刃は気づいているのか。
ニルからエッジマンを好きになったと言われたユウロの顔! 顔!
その顔が見たかった。
刃がユウロの余裕の笑みを崩すことが多いな。
でもニルの行動はとめたい。
相談相手を盛大に間違ってるぞ。
ノクターンSS『傷』
ノクターンSS『デッドエンド』
ノクターンSS『Initialize=Finalize』
ノクターンSS『魔神と死神』
ノクターンSS『境界』
ノクターンSS『風の精霊』
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『からくりサーカス』第24幕 脱出へ
ブロム戦もパンタローネもよかった。
力を入れてほしい部分をじっくりやってくれると見ごたえある。
ミンシアのデレは入れなくてよかったんじゃないかな。
優先して描くべきしろがねへの感情や関係の変化を入れる尺すら厳しい状況ですから。
ブロムは予想より爽やかだなあ。
強キャラ感漂う風貌と喋り方。
限界状況連呼しすぎと思いますが、確か原作でもそうだった気がします。
覚えたての単語を使いたいんだろうな。
やられる描写に気合が入っていて、鳴海もカッコよかった!
彼も答えを掴んで壊れていった。
パンタローネが加わるまでの流れがじっくり描かれて嬉しかった。
再起させる役割は法安から阿紫花に移ったか。
法安とは異なる「殺し屋という道具として働いてきた者」といった視点から会話するなど、内容を変えてほしかった。
といっても、そこまで違和感はありませんでした。
「人形相手にビビッてどいてしまった自分」を殺した阿紫花が、命令に背いてしまったと悔いるパンタローネに生まれ変われと言うのは説得力があります。
それでも、性格も過去も全然違う法安の役目をこなすことに釈然としない。
単純に「おいしいところもっていくなんて恵まれてるなあ、見せ場が増えたから優遇されてる」という気持ちと、「別人の役割を継ぎ足すのを活躍と呼んでいいの?」という疑問が混ざり合う。
リーゼが涼子の代役をしそうですが、するならするでリーゼに合わせて表現を変えてほしい。
笑顔を向けるのは同じでも、涼子とリーゼでは性格も笑顔も違いますから。
長足クラウン号を呼ぶ顔が濃くて笑ってしまった。なんという原作再現。号令もそのままなのでシュール。
かつての敵が仲間になる展開はいいものです。
パンタローネはフランシーヌ様のためという目的があるから、葛藤や共闘にすんなり納得できます。
ってEDに再び『月虹』が!
嬉しい!
次回はアルレッキーノの出番か。
カピタンやブリゲッラも登場しますし、楽しみだ。
『1000円ヒーロー』77話
この世界のヒーローは人質を取られると弱いんですよね。
そこに付け込む怪人が多いのはいっそ清々しいかもしれない。
武人精神発揮するような敵だと退場が辛いからな。
白駒さんの見せた勇気に燃え燃えしつつ、拳を振りかざしたように見える敵がビンタしたところで疑問が。
グーかパーかはっきりしてほしい。
刃の気迫を千が近くにいるからだと勘違いする敵にいやいやいやとツッコみたくなった。
ユウロといいコイツといい刃を過小評価してないか?
以前ならともかく、現在はレート100なのに。
ニルが敵だと言われても彼女を信じる刃。
いい奴だけど、だからこそ彼女の心を抉りそうです。
さっさと「騙してたんだな許さないぞ」と考えられる男なら、ニルも速やかに思考を切り替えるでしょう。
そしてニルが怪人の姿に!
九尾っぽい!
語尾が「アル」なのはそのためか。
かなり好みです。
ノクターンSS『二人の世界』