漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
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シルフェイド学院物語も懐かしいなあ。
一番好きなキャラは教頭です。
チョコ渡したり渡されたりするイベントがほしかった。
職員室に殴りこんで「よかろう、叩き潰してくれる!」と迎撃にかかる教頭に「くらえぇぇ!」と叫びながら木刀型のチョコを振り下ろしたい。
小話で一晩中教頭の下にいるネタを書きましたが、寝ながら素振りする教頭はベッドを使わない可能性に今更気づきました。
た、たまには休むかもしれない。
『からくりサーカス』第20幕 黒い太陽
いつの間にか正二の前に戻ってる。
転落して意識を失っている間に捕まったんでしょうけど、連れ戻される様子もしろがねの反応も全く描かれなかったためか、唐突な印象を受けました。何事もなかったかのように進むので「逃げる必要あったか?」と思ってしまう。
ある程度は見ている側で補いますし、尺がないという事情は嫌と言うほど分かっています。
それにも限度があります。
ブツブツ途切れている感覚を味わうことは今までにもあって、尺が足りないことを踏まえても雑だと思いました。
カットするならするでちゃんとつなげてほしい。
貞義の『死』の真相、高速道路の戦い。
眠っている勝に嬉しそうに語りかける貞義が気持ち悪い。
そして二刀を手に立ちはだかる正二がカッコいい。
溶けるのは同じでも、自ら井戸に身を投げた白銀、赤子を守って消えたフランシーヌ人形、抵抗する貞義でそれぞれ違いますね。
勝のイイ笑顔が見られず残念です。
原作だと勝の口から金の過去が語られることでダウンロードの影響が明確になり、正二やギイの貞義認定も間違いではなかったと思えるんですよね。
アニメだとただの勘違いに見えてしまう。一応勝が『分解』を使ったので、影響を受けていることは分かりますが。
二人が結ばれた教会のシーンは、金視点だとあの直前に「大事なのはフランシーヌの気持ちだ」と理解して、立ち直りかけていたことが判明します。
だからこそ目撃した衝撃も大きくなったのでしょう。
フランシーヌの子守唄。
これは絶対に外せない。
殴られたシーンも描かれた。痛々しい……。
銀は彼女が逃げなかったと言いましたが、逃げたら殴られたんだよな。
顔が腫れ上がっている状態で歌われる子守唄は幸せだった頃との違いが際立ち、残酷です。
幼いディーンは可愛い……のにほくそ笑む様はやっぱり気持ち悪い。
好きな相手と結ばれなかったのを兄のせいにしたり正二のせいにしたり他人のせいにしてばかりだなコイツ。
とうとうサハラで死んだはずのフェイスレスが登場。
『分解』で村人達を倒す描写が雑。あれじゃどの辺が分解か分からないのでは。
いちいち技の名前を言うのは笑っちゃうけど芝居がかったキャラに合ってるのでいいと思う。
そして来ました名台詞。
「だって僕は『自分を信じている』もん。自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う!」
主人公みたいだ。
これをラスボスに言わせるか。
カットの影響で服装が違ったのが残念ですが、この台詞が聞けたのは嬉しい。
ここまでくると月虹の歌詞を振り返って「ああ……」となりますね。
後半部分はコイツのこととしか思えない。
しろがねが刺されたところで「え」
彼女が攫われたところで「え?」
ドクトル・ラーオが出てきて「うぉええええ!?」と叫びました。
リーゼを掘り下げるならキメラではなくビーストを出してほしかったなぁ。
ラーオが出てきて複雑な気分。
団長達が全く掘り下げられていないので仲町サーカスの活躍は歓迎しますが、自動人形とのバトルに本格的に関わるのは勘弁してほしい。
取ってつけたような因縁を持つ相手と無理に戦わせてほしくないんですよね。
原作では、わざとらしい「アメリカにゾナハ病をふりまいた」アピールとか「母ちゃんと同じ顔」とか強引すぎたので。
正二が退場。
彼は男気あるキャラだと思います。
だからこそ勝に背負わせたことが引っかかる。
勝自身は守られる側から脱却しようとしています。
しろがねを守ろうとするのは彼が願っていることでもあるし、何も言われなくても戦おうとしたでしょう。
でもなあ……。
勝の身を案じて遠ざけようとするけど、それでも勝が戦うと告げたなら、拳についての台詞ももっと感動できたと思います。
刀も使う勝のカッコよさを噛み締めながらも不安を感じる。
刀使うキャラが大好きですし、戦うシーンもカッコいいのですが、能力盛りすぎ・詰め込みすぎという印象を与えないか?
この時点では燃えるのですが、後に強化・万能っぷりが過剰だと感じられる時期があるんですよね。
少年漫画の主人公が短時間で急激に強くなるのにツッコむのは野暮ですし、記憶の継承という要素、厳しい鍛錬で強くなる理由付けはきちんとされています。
それでもやりすぎだと思いました。
戦闘力が上がるだけならまだしも、味方から大絶賛敵からも高評価という肯定され具合が引っかかったのかもしれない。
そのあたり……黒賀村編はシルベストリの存在と、フウとギイによる勝の異様な持ち上げが強烈で三姉妹を思い出せない。
勝も好きなんですよ、バランスがとれていれば。
少年漫画の主人公ですから、修業して強くなるのも天才認定されるのも、それだけなら気になりません。
問題は持ち上げ方です。
「ラスボスに対抗するため特訓しました。睡眠時間も削って鍛えてとても強くなりました」だけならツッコもうとは思いません。
「でも学校生活は満喫します!」なのが意味不明。
そんな時間あるなら寝ろよ。
フウによる「フツーの天才とは違う」という評価に「は?」と思いました。
天才なのも努力してるのも疑いようがないけど、「フツーの天才」や他の人間の努力と比較して持ち上げるような真似はしてほしくなかった。
何よりタイミングとバランスが悪かった。
真相や黒幕が明かされ、しろがねと鳴海が再会!
鳴海の憎悪や葛藤、二人の距離が縮まっていく様をどう描くのか!
こんな盛り上がってるところに挿入されたら「描くべきことがあるだろ!」となります。
大切な人々や楽しい日常、それらが壊される絶望を描きたいなら、すでに登場しているキャラと交流して掘り下げれば十分だったのでは。
いらないとは思わないけどタイミングと分量を考えてほしかった。
次回予告で衝撃を受けました。
復活最古と最後の四人登場確定で安堵したのも束の間、クピディアー!?
お前、出るのか。メインキャラみたいな顔してやがる。
ミンシアのバトルもやるの? その尺があるならシルベストリ出せよ。
その前に法安と涼子は出さないんですか?
どのキャラ&エピソードがいつ出るか、全く読めない。
『1000円ヒーロー』73話
シリアスからのギャグ!
温度差が過激! 風邪引きそう!
やっぱり麗華が意識してる。
「千が大金ゲットする展開か。落としたり取り違えたりするんだろ」と思ってたらそう来たか。
この展開は予想できなかった。
裏サンデーでは『ACARIA』がもうすぐ終わりそうですね。
『あなたの鼓動を見させて』はじっくり見たいシーンと軽く流して構わないシーンのバランスがちぐはぐでもどかしい。
最初「こんなぽわぽわした女の子にMITA作品の主人公が務まるのか?」と思いましたが、要らぬ心配でした。
恋する乙女は強いなあ。
がんばれ、こころちゃん。さん付けすべきか?
敵は薬物の密売を行う危険で非道な集団なのに、彼女なら……と思わせる。
「私は人を殺せちゃうの」とか悪党アピールに余念がない連中に対し、自然体でヤバさを見せていくスタイルですから。
今回取り上げた作品以外にも読んでます。
シル学SS『竜虎対決』
シル学SS 小話詰め合わせ
シル学SS『神が見せた夢』
シル学SS『神の見る夢』
シル学SS『見捨てられて』
シル学SS『共闘』
シル学SS『サーベルタイガー』
シル学SS『交差する青』
拍手してくださった方、ありがとうございます!
次回の更新は遅れるか休みます。
『からくりサーカス』第19幕 影の正体
最初に「勝はエサである」を聞いた時は「気持ち悪さを感じさせてほしい」と感想に書きました。
叶いました。
気持ち悪い……。
勝を探してやってきたしろがねに「気持ちは嬉しいけど逃げてええ!」と言いたくなる。
正二が怒るのは「妻を死に追いやる」「娘に暗示をかける」「黒賀村にゾナハ病をばらまく」「勝を器として利用する」のどれか一つでも十分なのですが、
・自分に成りすまして行ったものもある
・それらを企んでおきながら今まで味方面していた
という要素が加わることでさらに激しくなったのでしょう。
正二の過去を知る前は「貞義呼ばわりするばかりで勝の言い分を全然聞いてくれない、頭固すぎ」と言いたくなりますが、貞義の狡猾さ・邪悪さを知った後は耳を貸さないのも納得できます。
エレオノールを守るため正二とギイは話を合わせたわけですが、ルシールは何を思っていたんだろう。
連載序盤はそこまで設定されていなかった可能性を抜きにして考えるなら、「薄々察していたけど追及するとエレオノールの立場が悪くなるからあえて知らんぷりした」でしょうか。
娘と再会した正二は、彼女が自身を人形と思い込んでいることを知らされる。
黒幕に操られているイメージ図が不気味で強烈です。
後半は貞義全開。
冗談だと誤魔化すシーンの笑い声、長くない?
内心ウッキウキだったんだろうな。
電話での楽しそうな喋り方に笑ってしまう。
直接対決での二人がカッコイイですね。黒と白で対になっています。
貞義の姿もこうやって見ると渋くてカッコいいのになあ。中身がアレだから台無しです。
アンジェリーナを自分から奪ったと語る貞義。
だからいつアンジェリーナがお前のものになったんだ!
好きになっただけでナチュラルに自分の物認定するのやめろよ。
貞義の計画については「その発想はなかった」としか言えない。
好きな相手を守ったら失敗した→相手に守らせればいいんだ!
天才か。
どうやったらそんな考えが生まれるんだ。
勝を守るよう言い聞かせる場面は、初めて読んだ時は疑問を持ちませんでした。
意図を読めと言われても、「誰かとの交流で変化や影響を与えようとしているんだな、いいんじゃないの?」「何かを守るという目的を与えることで、相手だけでなく自分の存在の重さも知ってほしいのかも」と考える程度でしょう。
種明かしされると「温かい爺ちゃんなら最初からお前は人間だと言いそうだよな……」と納得できる。
何ということでしょう、序盤の心温まる回想が一瞬にしておぞましい場面に。
正二が彼女を想って取った行動が裏目に出てしまった。
結果を知っているからそう思うものの、その場でもっといい判断ができたかというと……貞義が暗躍しなければ上手くいったでしょうし。
「ダウンロードまで数年かかってしまう」は原作だと三年で、不自然なまでの説明台詞だった記憶が。
前回フランシーヌ人形やアンジェリーナの美しい笑みを見た後に貞義の笑顔を見ると、心が何かに染まりそうです。浄化の反対です。
思っていたよりじっくり進みました。この辺は説明が多いからありがたい。
次回のタイトルは予想通り。いよいよ希望に満ちた主人公らしいあの台詞が聞ける。
気になるのはその先です。
予想より過去編が長かったため、他のエピソードの配分がどうなるか……。
一番気がかりなのは最古の掘り下げです。
『1000円ヒーロー』72話
ユウロはあっさり退いたな。
決戦開始という空気でもないからな。
二人で胴上げに笑った。ついさっきまでバリバリシリアスしてたのに。
いちいち恋愛に結びつけるのはどうかと思いながらも「重いと言われてムキになるのは千を意識してるからじゃね?」と考えてしまう。
椿が流されなくてホッとする。
一方怪人側は不穏な動きを……いつものことか。
同児が見事に利用されてる。手玉に取られてる。
レディブレイズが怪人だったと聞いて哄笑を上げる同児ですが、そんな反応をするのか。
「人間はヒーローを持て囃しているけど忌み嫌ってる怪人なんだぞ!」と言いたいのでしょうか。
「ヒーローを称賛しておきながら怪人を排斥するのはおかしい!」という方向に行くかな。もしそうなら人間襲うからだろとしか言えませんが。
レディブレイズが尊敬されたのはレート1000ヒーローという肩書や能力だけでなく、実際に人々のために戦ってきたからじゃないか。
怪人とヒーローが同質だとしても、自分達に害を加える存在と、それに立ち向かって守ってくれる存在なら反応は変わるでしょう。