漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
藤田和日郎先生の短編二つを軽く紹介します。
『邪眼は月輪に飛ぶ』
その眼で見た相手をすべて殺すフクロウ『ミネルヴァ』に立ち向かうため、かつて撃ち落とした経験のある猟師の鵜平やデルタフォースのマイクらが立ち向かう。
友人いわく「鵜平さんかわいいよ鵜平さん」らしい。分かる気がする。
まっすぐな少年だけでなく渋い老人を主人公にしても光る。外見を裏切らない貫禄があります。
鵜平やマイクももちろん魅力的ですが、ミネルヴァが大好きです。
一話目のミネルヴァに見られて大勢の人間が命を落とす場面にビビりました。
「こんな敵どうやって葬るんだよ」と。
それほど恐ろしい存在でありながら、哀れにも思う。
同族をも殺してしまう孤独な存在ですから。
白面の者など、倒されねばならない敵の悲哀を描くのが上手いなあ。
不幸自慢になるほどくどくはなく、倒される敵としての格は保ったままです。
ここからは印象に残った台詞・文章を。ネタバレを含みます。
――その掟はひとつだけ。<ミネルヴァ>に見られた者はみな死ぬ。
怖い。
『うしおととら』の妖怪もそうですが、恐ろしさ・おどろおどろしさを描き出しています。
「おのれらは何で獲物を畏れん? 何で、自然の前でかしこまれねえんだ?」
自分の腕前と銃の性能に溺れ、獲物を馬鹿にした男たちへの発言。
山で神様に獲物を授けてもらうという意識によるものです。
「犬でも何でも、オレがなってやる!」
言葉とは反対に凛々しい表情。
それを聞いてにやりと笑う鵜平の表情が素敵。
犬呼ばわりされて「わん」と律義に答えるマイク、可愛げがあります。
「ウヘイ、死なさんぞ!」
娘の輪が涙とともに叫ぶ。熱い。
「獣を狩る者は獣になんねばな」
渋いと思ったら直後にマイクから呼び止められ、「犬めが何しとる!?」と言います。何やってんだよー、と言いたげな表情がナイス。
――何が来ても、もうこのフクロウは渡さん。この大切なフクロウを奪われて彼はアタマにきていたんじゃろうな。
禍々しいとしか思えなかったミネルヴァに少し心が痛みます。
「だから、邪眼。キサマの負けよ」
このシーンを挙げた理由は実際に目にしないと伝わらない。
アシスタントの方々がトーン貼りやインクを散らすことを拒否したのも納得の画です。
『黒博物館 スプリンガルド』
ヴィクトリア朝初期のロンドンを舞台に、バネ足ジャックと呼ばれる怪人が跳ぶ!
まず装丁が凝っていて、雰囲気出てます。
一時期犯人と目されていた放蕩貴族のウォルター・デ・ラ・ボア・ストレイドと熱血警部のジェイムズ・ロッケンフィールドの双方が男前。
警部の方は『からくりサーカス』の鳴海を連想しました。ロッケンフィールドという名は『からくりサーカス』の中で登場しています。
ウォルターは主人公とは思えないゆがんだ表情をします。
「面白いから聞いてやるよ、犬っころ」や「面白かったぜ」と言う時はどこからどう見ても悪役顔。
だが、メイドのマーガレットには弱い。
赤面し、冷や汗を流し、すっかり情けない表情。
屈強な大男相手に喧嘩を吹っかけてぶちのめすような性根の持ち主なのに、惚れた女にゃからきし弱い。
陰のある青年主人公もいいなあ。
マーガレットの結婚式が行われている教会の前に立ち、殺人鬼の行く手を阻むウォルターの台詞がこの話で最も好きです。
「ここから先は敬虔で善良なる者以外立ち入り禁止だ。……オレたちは入れない」
マーガレットのように光に照らされた道を歩いてこなかった。
彼女の傍らでともに歩むのは自分ではない。
それを自覚しての台詞なのでしょう。
戦いが終わった後の「今度はおかしな女なんかと……出会わない遊びだ」という台詞も好きです。
異聞のマザア・グウスで印象に残る台詞は、
「人間にとっての『最高』ってヤツは『変わっていく』ってコトだろうからな」
ですね。
ウォルターも変わった。
「くだらないな、いいじゃないか」も読んでいてニヤリと笑いたくなる。
ウォルターが魔王のようなイイ笑顔をしていますから。
黒博物館そのものは終わっていないので、もっと色んな話を見たくなります。
1000円ヒーロー 5巻
『からくりサーカス』第16幕 出会い
あ、前回ツッコんだ勝の正二に対する反応が幾らか自然なものになってる。
貞義への憎悪をぶつける正二に頭を抱えてしまう。
勝を想って怒ってるはずなのに逆効果だよおじいちゃん!
「大人がよってたかって子供を押さえつけ怪しい液体を飲ませる」って書くとアブない響きが。
諸々の謎・つながりが明かされる過去編に突入!
正二と白銀の会話はもう少し見たかったけど、名前のところはしっかり入れてくれた。
あるるかん作成も歴史を感じますねえ。
この光景を金が見たらどう思うだろう。
続いて正二とアンジェリーナの出会い。
独特の口調がいいなあ。
アンジェリーナを追い出したルシールの仕打ちは冷たく見えます。
相手のことを思ってあえて突き放す展開は、「そんな真意があったのか、いい話だなー」と感じる時と、「そんなやり方する必要なかっただろ、最初から説明しろよ」と言いたくなる時があります。
ルシールがああ振る舞ったのは仕方ないかも。
仲間達は戦い続ける以上、優しさを前面に出すわけにはいきません。
最初から懇切丁寧に説明していたら、他の「しろがね」達はどうなると言いたくなる。
アンジェリーナも、自分だけ人形破壊の使命から逃げるわけにはいかないと踏みとどまるでしょう。
「冷酷な母親から無理矢理追い出された」という形でないと解放されない。
アンジェリーナ人形の服が追放時と同じなのが辛い。
ルシールにとって最も鮮烈に記憶に残っている姿ということになる。
ルシールがアンジェリーナを心から愛していたこと、それを隠して遠ざけたことを踏まえて退場を見ると、「私を嫌っておくれ」が重みを増す。血を吐くような台詞だった。
アンジェリーナが正二と昔会った気がしたのは、この時点で白銀の記憶が刺激されていたんでしょうね。
本格的に思い出したのは後ですが。
この時点ではアンジェリーナの笑顔は美しいはずなのに輝いていない。辛そう。
それを人形と評した正二、慧眼。
直後の正二の笑顔と比べると違いは歴然としている。
燃え盛る火の中で、アンジェリーナは正二を生かすため、恐怖の目を向けられる覚悟を決める。
鳴海やフランシーヌも炎の中で覚悟を見せたんですよね。
太夫、炎、人形という組み合わせは異色でありながら美しい。
銀髪が露になる様も美しい。
そして、覚悟を決めた眼差しが美しい!
立て続けに的確に美しさがコンボを決めてくる。
一人震えていたアンジェリーナのもとへ現れたのは正二だった。
そこで来るのがいい男。
風邪をひくと心配するのが医者らしい。
泣くのを堪えるアンジェリーナが可愛い。
ここの彼女の顔を見て真っ先に浮かんだ単語は「少女」でした。長い時間を生きてきたはずなのに。
幼い頃から惨い目に遭って、一人ぼっちで寂しくて不安がっている女の子としか言えないからなあ。
この時点ではまだ弱さや脆さを抱えている印象を受けます。
永劫の時をともに歩んでくれる相手と出会ってから強くなった気がします。
「お馬鹿さん」という台詞はルシールと同じ。親子だなあ。
ルシールの優しさに気づく正二も優しいよ。
アンジェリーナが何も言っていないのに、人間ではなくなる薬を飲んだ正二。
これも覚悟。
「一目惚れたい」や「永劫ってやつが終わってもずーっとな」、「いっち好き!」など、記憶に残っているフレーズが出てきました。
二人の笑顔が眩しい。
最後の抱擁はいいシーンだと感じながらついこう思ってしまう。
ディーン見てるー!?
白銀がクローグ村へ向かうことを決意するシーンなど、カットされたところは色々あるのに満足度が高い。
エピソードの取捨選択が上手くいってるのかな。
登場人物が少ないのもあるかも。
カット・ダイジェスト・代役祭り&それに伴う台詞のツギハギがないからな。
このクオリティであのシーンを見たら耐えられない。
『1000円ヒーロー』69話
麗華の扱いについてお叱りを受けるニル。
そりゃそうだ。
普通貴重な駒として回収するところだろ。
でもこれ以上利用されずにすんだと思えば、主人公達にとってはファインプレーか?
記憶を消すってサラッとエグい真似してるな。
それも、ヒーローになるきっかけという本人にとってはトップクラスに重いものを。
麗華の状態だけでなくエボリアのガスも深刻です。
このままじゃヒーローどころか一般人まで大勢命を落としそうなんですが。
こんな事態は同児も望んでいないよな。
大惨事になりかけている状態で彼の反応と行動は……。
ちょ、どこ行くんだよ!
何か対策を用意してくれればいいけど。
笑うところじゃないのにつなぎマンの噛まれた跡に笑ってしまった。
あと麗華の唇が妙に色っぽく見える。
麗華が大ピンチですが、きっといったん仮死状態になってから復活するはず。
「記憶を消されても彼女の『正義』は消えない!」展開カモン!
拍手してくださった方、ありがとうございます!
『からくりサーカス』第15幕 始まりの場所へ
今回は進行がゆっくりだった気がする。
すぐ過去編に突入するかと思っていました。
駆け足やダイジェスト感控えめだと面白さを噛み締められる。
「正二が生きていたことを勝が受け入れ喜ぶのが早すぎないか?」など細かい部分にはツッコみたくなるものの、そこまで気にならない。
正二との思い出ってこんなにあったっけ。虫取りとか凧揚げとか。
父・貞義の顔がない描写が不気味でいいですね。後の場面の、勝を傀儡として操っているイメージも。
自分の子に最初に訊いたことが『体が健康か』。普通の質問のはずなのに「うえっ」となりました。子供を気遣っての発言ならよかったのに。
声を再生する機器がからくり仕掛け感溢れるのが味がありますね。
レコードと会話する光景は冷静に考えるとシュールですが、思わず話しかけたくなるのも分かる。
無駄だと分かっていてもどういうことだと尋ねたくなるよな。
「お前は才賀勝では、ない」からの流れはやっぱりゾクゾク&ワクワクしますね。
黒賀の黒ずくめの連中はまるで忍者。
勝を貞義だと思い込んで攻撃してくる。
話を聞いてくれよ。
操る人形のデザインがカッコよくも強そうにも見えない。勝の方はどれもカッコいいのになあ。実力も手練だと思えない。
ゴイエレメスとネモはそれぞれ重いのとフワフワして操りづらいことは覚えてます。この二体はどこで活躍したんだっけ……。
グリュポンも出てきた。マスコットキャラっぽい声や喋り方です。
場所は変わって死んだと思われていた正二と対面。
勝に対する「優しいお爺ちゃん」と「貞義を憎む男」で口調や表情が違う。
黒賀の人々と同じく、勝を貞義と思い込んで敵意をぶつけてきます。
総集編直前では鳴海がしろがねをフランシーヌ人形認定して襲撃したんですよね。否定しているのに聞く耳持たないのも同じ。似た構図になっています。
アクア・ウィタエやダウンロードで別人格になっているという話は、信じているキャラ達と視聴者との間で温度差が出そうです。
視聴者は勝やしろがね視点で見ているから「悪い奴じゃない」「別人になっていない」と分かりますが、得られる情報が限られている作中の人物はそうもいかない。
また、鳴海達「しろがね」は白銀が溶けた水を飲んで「自分の中に別の人間の心が宿っている」と実感できるから信じやすいのでしょう。
前回鳴海の人生がハードすぎると言いましたが、勝も相当です。
疎まれ殺されかけたり父親から駒扱いされたり優しいお爺ちゃんから憎悪をぶつけられたり。
早く過去編が見たい。
このエピソードに、あのシーンに力を入れてほしい。
サハラ編には大いに不満がありますが、その分ここをじっくりやると言われれば歯を食いしばりながら笑顔で納得、賛同します。
『1000円ヒーロー』68話
椿が刃の名前を呼んだ……。
命が危ない時まで前髪野郎扱いしたらさすがにどうかと思うところでした。
自分も凍傷を負っているのに助けようとしている。嬉しいなぁ。
やっぱり普段の態度は遠慮の無さの表れということでいいんだな。
千が変身しっぱなしで大盤振る舞いだと喜ぶ気持ちと、残金は大丈夫か心配になってしまう気持ちの両方がある。
さあ逆転と思ったら大変なことに。
ここは麗華が復活して何とかする流れだろ、そうだと言ってくれ。
ドラゴンボール超 ブロリー
相変わらず知識はろくにない状態での鑑賞です。
せっかくなので4DXで観ました。
映像との相乗効果でめちゃくちゃ楽しかったです!
ずっと「オラワクワクすっぞ!」状態でした。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
『からくりサーカス』第14.5幕 幕間~そしてまた開幕ベル~
総集編やる時間があったらカットされたエピソードに回してほしいという前提で楽しめました。
台詞の切り貼りだけで終わるかもしれないと思っていたので、勝がナレーションしてくれた&選択肢が描かれたことで感動してしまった。
ルシールやフェイスレスがじっくり描かれるのは分かるけど、リィナの台詞が多めなのは意外だった。
リィナはエピソードや台詞に大きなカット・変更はなかったキャラです。ほぼそのまま出られてよかったね。
総集編ではサハラ編の尺が長めだったんですが、だったらもっと話数を割いてくれよ!
それにしても、数か月やそこらで記憶と片腕なくしたり子供達が苦しむ地獄を目にした挙句残った手足全部と仲間達の命を喪った戦いは無駄だったと知らされた鳴海の人生はハードなんてレベルじゃない。
『1000円ヒーロー』67話
さらっと総帥の名前が出てますね。
ニルはあっさり麗華を捨てることを選択。
貴重な駒とか面白い玩具扱いしてまだ手元に置いておくかと思ってた。
敵の非情さに憤る場面のはずですが、扱いの雑さに何とも言えない気分に。
麗華にも活躍してほしい。
同児の千に対する仕打ちに、刃が怒っているように見える。
「謝らせてやる」という言い方をしているので。
いつもなら「謝らせる」と言いそうです。
仲間のために戦う刃を見て、同児も思うところがあるようです。
よかった。
弱い怪人を守るという正義を掲げるなら「同じ陣営の連中がやってることはどうなんだ?」と言いたくなりますから。
疑問を抱いて、己の取るべき行動を見つめ直してほしい。
同児に強いと言わせたり、心を揺さぶったり、刃は強くなったなあ。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
はい、詳しくは把握しておりませんが、聞いたことがあります。
確かペリカンの怪人の話があったような……。
他にも番外編として膨らませることができそうな、おいしい設定ですよね。
敵の特性や倒し方も様々でしょうから、チラッとでも見てみたいです。
メッセージありがとうございました!
先日、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』を観ました。
ブロリーの名前を聞いたことがある程度の、相変わらずふわっとした知識だけの状態で鑑賞。
楽しかった!
今回4DX初体験だったので、映画の内容と合わせて「うおおぉぉ!」と脳を揺らされっぱなしでした。
つーか体が揺さぶられた。あんなに揺れると思わなかった。
予想していたよりずっと振動や風の演出が細かくて、アトラクションみたいでした。
『からくりサーカス』第14幕 夜更けの海
動こうと必死の最古がいい表情ですね。
石化するロッケンフィールドの顔が美しいはずなのに恐ろしく見えてしまった。
ダールの最期がトーアに移され、トーアの最期がロッケンフィールドへと移りました。
うーん、台詞を継ぎ接ぎした結果、噛み合わなくなったような。
人間の美しさを感じる台詞は、かつてフランシーヌ人形に目を奪われたトーアが言ってこそだと思います。
施術にこだわるのも同様で、己の手でやりとげようとする理由がロッケンフィールドからは感じづらい。
「イヤな時に、ワケなんて~」は危険な目に遭おうと他人を助けるために行動する時に言うから輝くのであって、あの状況なら普通に代わってもらえばいいのでは。
「しろがね」達を化物扱いしていたミンシアが彼らを人間だと認める台詞がなくて、残念通り越して理解できません。彼女がここに来た理由の大半はルシールとの絡みで、残りはこの台詞のためだと思っていました。
師父とパンタローネの出番があれだけでミンシアの扱いも中途半端になるなら、いっそ中国編カットでよかったのではという考えが浮かんだ。
サハラに向かいながらプラハ編をこなす流れで。
鳴海への精神ダメージは原作より軽くなったのはいいのか悪いのか。
原作だとサハラ編のメンバーで最も絆を深めた相手はロッケンフィールドだったんですよね。
傷は負ったものの生きて帰れる状態で、戦いが無駄になっても彼が家族のもとへ帰るのが鳴海にとってせめてもの救いになったはず。
それでも鳴海のために犠牲になることを選び、鳴海の精神にとどめを刺すことに。
ロマンチックな父さんを見たかった。
ジョージがあっという間にやられるのは原作通りです。頑張ってるのになぁ。
パンタローネに「どけ」と言われて従ってしまう阿紫花。
全盛期の最古二人相手なら仕方ない。戦えるのは鳴海くらいでしょう。
阿紫花は知らない世界を見ただけで終わりか。
「どけ」があったから今後見せ場はあるでしょうけど、これだけだと何しに来たのか分からん。
二人がフランシーヌ人形に詫びるシーンは笑うところじゃないのに笑ってしまう。笑うしかねえ。
「いくらそっくりとはいえ、偽りの者の命令に従ってしまい……」
「もう二度とこのようなことには。我らはフランシーヌ様にだけ忠誠を誓う者」
こんなセリフ原作になかったよね!?
ナイス!
初見なら「いちいち謝るなんて律儀だな」とか「忠誠心高い」と思いつつ聞き流しただろうな。
既読者だからこそ「うひい!」と心の中で叫びました。
ひでえ。ひでえよ。
キツすぎる台詞です、双方にとって。
このフランシーヌ人形はどんな気持ちで聞いてたんだよ!
仲間達の想いに応え、鳴海が復活!
色、そして起動音がつくと体が人間でなくなったと実感します。
皆の心がこもっているとはいえ、自分の四肢が全てなくなったことに鳴海は苦悩しないのでしょうか。
これまで最古の強さが描かれていないので、最強を自称するパンタローネが強がってるおじいちゃんみたいで微笑ましい。微笑ましく感じる場面じゃないのに。
「一秒で死ね」が聞けたのは嬉しい。
やられる時の表情もしっかり描かれました。
最古が撃破されるシーンはどれも気合入ってる。
鳴海とアルレッキーノ、二度目の対峙。
鳴海との初戦がカットされたアルレッキーノは気の毒だと思っていましたが、人間の美しさについて言及できただけ恵まれているかもしれない。
「コロンビーヌは後であのキャラとの絡みがあるから駆け足でも掘り下げられるだろ」と楽観視していたら皆無だったので。
「好きだったのだよ」はなかったけど、「敬意すら覚えた」と言っているので、好感は抱いた様子。失望しました宣言も一応聞けた。やった。
理想から外れたから炎で浄化って過激なファンだなー。
ほう、燃えないのか。
何で燃えないんだろう?
普通の人間の頃から炎に耐えてたな。
ゲームキャラならパッシブスキルに炎耐性が備わっているレベル。
決着がつくまでの「間」が再現されていて嬉しい。
静→動の切り替えに貴重な貴重な尺を費やしてくれた。
ちょっと台詞が追加されたりバトルで数秒「間」があっただけでものすごく恵まれてるかのように錯覚してしまう。冷静に考えると台詞や出番を大幅にカットされてるのに。
真っ二つにされて疑似体液ぶちまけたアルレッキーノの姿が好きです。
力なく「フランシーヌ様……フラン、シーヌ……様」と主の名を繰り返し呟いてほしい。
ファティマも掘り下げ不足です。キスが唐突だと思ってしまった。
あの退場だとフランシーヌ人形の破壊だけが最終目的に見えないか?
ファティマの最期も鳴海へのダメージが軽減されています。
原作だと鳴海の心をガッツリ抉るからな……。
ところでファティマとコロンビーヌのガールズトークは?
恋愛に興味あるという情報ゼロでああなっても心に響かないと思うんですが……完全にスルーされるとはさすがに予想しなかった。
いい台詞だけポンと出されても困るけどどうするんだろう。
フランシーヌ人形と対面した鳴海に真実が明かされる。
「しろがね」達だけでなく人形にとっても残酷です。
最古達の忠誠心は……。
「偽者に従ってスンマセンっした! 二度とやりません!」と誓った相手がニセモノでした。
……どんな表情すればいいんだよ。
やはりフランシーヌ様はお美しい。
フランシーヌ人形なりに気遣ってのやり方だと分かっていますが、あんな風に出て行ったのは正しいとは思えない。
疲れると分かっているなら同じことさせないでください。
偽者も哀れだ。
先ほどの最古の謝罪と合わさって、疲れたという言葉の重みが跳ね上がる。主への忠誠心を謳いながら偽者だと気づきもせず、笑わせようと虚しい努力を続ける部下達に囲まれているんですから。
敵の首魁なのに停止する表情が切ない。次第に遅くなる声も。
眼から光の消えた鳴海としろがねが再会。
ひどいよ鳴海……。
でもサハラ編直後に再会したから、この仕打ちも肯定はできずとも理解はできる。
生まれ変わりと認識しているなら疑似血液のくだりは省いてもよかったのでは。
この時点でしろがねが飲んだものについて明かしていいのか?
「フランシーヌ人形が何か企んで人間の赤ん坊を狙ったのか!」と思わせたいのでしょうか。
フウも登場するのか。
黒幕臭が半端ない。
彼には色々と引っかかる。
彼のせいで話が非常にややこしくなったんですから。
援助してくれてありがとう! でも文句を言わせろ! というのが正直な気持ちです。
サハラ後の鳴海みたいに自動人形への憎悪に憑りつかれているなら解釈が歪んでも仕方ないけど、余裕綽々だからなぁ。
平然と偏った情報吹き込まないでくれ。
偽者と気づかなかったと言いつつ余計な情報や憶測は的確に伝えるという所業。恨みでもあるのかと言いたくなる。
悪党ならぶっ飛ばしてスッキリできるのに、味方として貢献するから責めづらいのが腹立つ。
ここで記憶が浮かぶのか。
最後に再会して終わると思っていたら後半ずっと再会パートとは思いませんでした。
サハラ編が3.5話で終わるのはさすがに短すぎる。
来週は総集編らしいですが、その時間を! サハラ編に! 回してくれよォォ!
という感情がこみ上げてくる。
「このキャラ出すならこれは欠かせない!」な要素がカット・変更されることが多く、じゃあ何故登場させたんだと言いたくなりました。
一人で勝手に満足したティンババティ、ガールズトークしないファティマ、ルシールとほとんど会話せず「しろがね」達が人間だと言わないミンシア……。
カットや改変が行われたというだけで文句を言うつもりはありません。
尺の都合があるから変えるのは当たり前です。
ただ、変えるなら変えるで違和感が生じないようにしてほしい。
ファティマが囮になるシーンは、主に詫びている最中の二人にわざわざ喧嘩を売りに行ったように見えるので、せっかくの捨て身の奮闘が必要なのか疑問を抱いてしまいました。
最古が「残った敵を始末して失態を償います」的な台詞とともに医療用カプセルを見たところに挑むなら「鳴海が狙われる!」「ファティマが引きつけてくれた!」となって献身的だと思えたのでは。
阿紫花も活躍が削られたせいで「スリル求めてついてきてタバコ喫う余裕はあるのに『どけ』と言われたらビビッて従って終わりって何しに来たの?」と尋ねたくなる。
戦闘シーンを描く余裕はなくても、マリオネット出した状態で「生き残っていた低級の自動人形を蹴散らしたところです」な説明を入れるとかあるだろ。
少し台詞を変えたり加えたりするだけで違和感は減ると思うんですよね。
台詞・シーンを切り貼りするだけじゃなく、なめらかにつなげてほしい。
『1000円ヒーロー』66話
1000円を笑うものは1000円に泣く。名言だな。
ブルールにはもう少し粘ってほしかったですが、復活したヒーローにはスパっとやっつけてほしい気持ちがあるのでこれでいいか。
回想で冷静に力を測っているユウロは格を保っていますね。
その分、警戒・対策している千ではなく刃に足を掬われる展開を期待してしまう。
正体を知っても動じない主任、輝いてるぞ。肉体的にも精神的にも。
日当は主任がこっそり色を付けてそうです。
この段階でも麗華をちゃんづけするニルにちょっとときめいた。
麗華が抗って動揺する表情を見たい。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
ああ……分かります。
様々なラスボスがいてそれぞれ魅力を感じますが、ストレートに好きなのは、堂々と立って、不敵に笑う悪役です。
ダイの大冒険のバーン様とか!
力や威厳、恐ろしさなどをこれでもかと叩きつけ、主人公達の魅力を存分に引き出したうえで退場してほしいです。
メッセージありがとうございました!
『からくりサーカス』第13幕 ルシール
初めて喋ったコロンビーヌとアルレッキーノがよかった!
あの……コロンビーヌエロくない?
声に可愛さと危険さが混在している。
アルレッキーノもアルレッキーノしていました。
「渋い感じかな? 爽やかなのかな?」と想像を巡らせていたら第一声で「アルレッキーノだ……」という感想を抱きました。
描き方にも安堵。
動いた時間は短いものの、強キャラ感を漂わせてくれてよかった。
新OPでは「ジャコだけじゃないの?」と思いました。正直他の二体はカットされると予想していた。
ギイ、アンジェリーナ、正二が出てきたので過去編の心の準備をしなければ。
最古の四人が揃って動くだけでワクワクする。
コロンビーヌの喋り方好きだなあ。貴女もセクシーです。
はしゃいでる時と恐ろしさを見せる時、声音がガラッと変わる。ドットーレもそうですし、最古の四人のそういうところが好きです。
コロンビーヌが恋愛に興味を抱いていて、恋愛小説も読んでいる設定はカットでしょうか。
愛し合うこと、抱きしめられることに関心を持っているからあの場面が映えると思うので、ファティマとのやり取りで掘り下げられるといいなあ。
重傷の鳴海を突き放すロッケンフィールド達。
しかしコロンビーヌが鳴海を襲おうとした時、自分達の身からマリオネットを遠ざけてでも彼を守った。
ツンからのデレは王道……と言いたいところですが、ツンデレとはちょっと違うか。戦友の絆というべきか。
相手を気遣ってあえて冷たくする展開は、相手をいたずらに傷つけてしまう可能性もありますが、今回の場合は仕方ない。
鳴海は死にかけているから、恨まれようが退かせないとまずい。
普通に下がらせようとしたんじゃ「心配してくれる皆のためにも戦わないと」と踏みとどまるでしょうし、ああ言えば普通は退くだろうと思いますよね。
皆の想いを受けてフランシーヌ人形のもとへ進む鳴海を、アルレッキーノが阻もうとする。
今度はリィナが援護してくれた。
鳴海の想いは彼女にも届いていた。
目の前で名乗ったのに無視か、アルレッキーノ。鳴海の名前は覚えたのに。
拘束されても余裕たっぷりなのは強キャラだと感じさせる。
動じることなくリィナを撃破。
リィナが弱いのではなく、アルレッキーノが強いんです。
笑顔の素敵なリィナを葬ったのは許さんという気持ちと、よくやったという気持ちの両方があります。
殺してほしくない。でもしっかり悪役してほしい!
やっと鳴海とアルレッキーノの邂逅だ。
徒手空拳で戦う鳴海に関心がある様子。
好意を持ったかな?
「失望しましたファンやめます」宣言を聞きたい。
三人が手を披露してくれて嬉しい。
ドットーレの手も見たかったな。原作で披露しなかったものを加える尺などないか。
限界を迎えた鳴海は倒れ、テントの外にいた生き残りの人形達も迫る。
真っ赤な目が怖いよぉ。ゾンビの大群みたいだ。
絶体絶命の状況でルシール入場!
「死刑執行人は、最後に入場するものなのさ」
この台詞が聞けて良かった!
ドットーレがお手玉したのが彼女の息子だと言及されていればなあ。
彼女がドットーレを停止させることに拘った理由ですから。
最古達が跪くシーン、ポーズがそれぞれ違っているのが細かい。
目の前の人形が別物だと分かっていても動けない彼らに哀れさを感じる。
今のうちにとっとと壊せよと思われそうです。原作でもツッコまれてます。
でもトーア達は動けないと言ってますから、それ以上言うのもなあ。もう少し「動きたいけど動けない!」と感じさせる描写だとよかったかも。
深読みするなら、別物なのに暗示で動けない人形達と、己の中の生命の水が言っているという理由で動けない「しろがね」達、どちらも『曖昧なものによって動くべき・動けるはずなのにできない』という構図になっているのかもしれない。
また、切り札があるなら早く使えというツッコミも浮かびますが、ホイホイ使うと人形達も対抗策を打ち出してくるでしょう。忠誠心の低い人形に壊されでもしたら大変です。
ドットーレをただ壊しても彼女の復讐は完成しない。
仇敵を前にしたルシールの笑みには凄みがある。
ヒョウさんのように狂気全開ではないけど、憎悪は存分に伝わってくる。
ドットーレが挑発し返すところで笑ってしまった。
「それが人間のすることか」
よく言うよ。
冷酷に人間を殺戮し続ける人形が人の道を語るとはナイスジョーク。
ドットーレはついに言ってはならない一言を口にしてしまう。
ルシールがドットーレの頬に手を添える構図が何故か好きなんですよね。優しい手つきでドキッとする。
自分の血は赤くないと言っていたのに、彼女の血は赤かった。
「しろがね」の石化はもっと鈍い色かと思っていたら全然違いました。
水晶や宝石のように美しく煌めきながら砕け散っていく様は幻想的。
反対に、ドットーレの最期はどこまでも無残。
疑似体液にまみれた顔が泣いているように見える。
フランシーヌ人形に許しを請うシーンをじっくりやってほしかったし、絶望という人間の心を、最期の贈り物として渡されたと評されてほしかった。
ルシールのやり方は合理的でも効率的でもない。
そんなことは百も承知のはず。
動けない相手を壊すだけでは、「フランシーヌ様への忠誠を貫いて破壊された人形」となり、ドットーレにとって大事なものは無事なまま終わります。
それに、修理されたら復活してしまう。
深く絶望しながら完全に壊れてこそ意味がある。
もっと安全な、遠い場所から煽っても効果は薄いでしょう。
あと一息で殺せる位置にいたから、彼女が己の命を懸けたからこそ、ドットーレが動けてしまったのだと思います。
ルシールは自分を母親でなくなったと思っていますが、人形破壊者の「しろがね」であるなら最古の四人とフランシーヌ人形を壊すことを優先するはず。
使命の遂行よりも息子を殺害した犯人を地獄へ叩き落すことを選んだ彼女は人間であり、母親だったと思います。
相手の最も大事なものを完全に破壊する。
それも、自らの手で放棄させる。
最高に残酷な復讐です。
ドットーレも見事でした。
あのにじみ出る憤怒と、それが弾けた表情は味わい深い。
何だろうな、ドットーレの無様な姿は見たいけど、他の三人より遥かに劣っているとは思われたくないんですよね。
ルシールの挑発に乗りかけた時、仲間が止めています。疎まれ、仲間外れにされていたわけではない。
ですので彼を除け者にして最古の三人扱いされるとモヤっとする。
ルシールの子の命を奪ったのがドットーレだったからああなったものの、仮にパンタローネがやっていたらあんな風に壊れるのはパンタローネだったはず。
だからドットーレだけ忠誠心がないと言われると否定したくなります。
忠誠心がなかったらすぐ動けるようになってルシールを攻撃するだけです。
「一刻も早くフランシーヌ様のために動くには、フランシーヌ様を否定しなくてはならない」状況に持ち込んだルシールが上手だった。
半端な敵ではルシールの相手役は務まらない。
仇がショボかったら命懸けの復讐劇も盛り上がりません。
そういう意味では、憎まれ役を貫き通したドットーレに拍手を送りたい。
ルシールという女優を輝かせたのは彼の働きあってこそです。
四人の中で最も早く人間の感情を知ったのはドットーレであり、人形の宿命から解放されたと言えるかもしれません。
トーアが〇〇するのは考えてなかった。
あれは大事なものを全部奪われたダールだからこそでは、と思ったものの、トーアも境遇は同じか。
過去の自分を消したいという願いがあったから、そういう準備をしていてもおかしくないかも。
それでも「あのキャラがこのキャラの代わりをします!」というのは……他のキャラの役割や道筋をそのままなぞるだけだと引っかかる。
そのキャラだから出た発言・取った行動じゃないのか?
同じ行動を取るにしても、ダールが「憎い人形を一体でも多く破壊する」ならトーアは「忌まわしい過去ごと己を消したかった」とか「あんなことを考えてしまった自分への戒め」という感じで違いを出してほしかった。
ティンババティは完全に掘り下げ不足で残念。
嘲笑うコロンビーヌの表情と「だっさ」が本気で腹立ちますね。
だから直後の悲鳴が心地よい。
……エロく感じるのは私の心と頭が汚れているためですね。アルレッキーノに浄化ファイヤーしてもらわないと。
彼女のやられる描写が原作よりも思いっきりエグくなってないか?
ここまでボディが壊れたらどうしようもないな。
ジョージの「それはちょっと……」な発言・行動がカットされてるので、クールだけどギャグもこなす、好感の持てる仲間に見える。
そして、まだ動けないアルレッキーノとパンタローネを見ると後の展開を思い浮かべてダメージを受ける。
本当に忠誠心高いんだよな……。
二人の頭を掴んでフランシーヌ人形の最期を直視させたい。
敬愛するご主人様の最期の顔を延々見つめさせてぇ。
新EDはアンジェリーナメインか。
正二の笑顔が眩しいなあ。
アイツの笑顔はどす黒く輝いてるなあ。
それにしても進むのが速い!
今まで散々思ったけどますますそう思う。
ルシールのお茶会で〆かと思ったらトーア、ティンババティ退場までやるって速すぎませんか?
次回のタイトルがアレなんですが、一気に〇〇まで進めるつもりなのか?
サハラは過去編にも負けないくらい盛り上がるところだから、もう少しじっくりやるかと思ってた。
捻りだした尺をどこに使うんだろう。
全ての謎が解けるっぽい過去編に費やしてほしい。
阿紫花の最後の台詞に完全に同意。
これからどうなるんだ。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
何から何までおっしゃる通りです。
悪人が少しいいことをしただけで善人認定する行為の危険性は誠にもっともだと思います。
しかし、天使級のお人よしを悪党だと決めつけているので出発点が致命的に間違っています。
校長は理解せずとも、他の教師達は少しずつ内面に気づいているのが救いでしょうか。
メッセージありがとうございました!
『1000円ヒーロー』65話
千を助けようとする主任が熱いなあ。
戦う力を持たない一般人のおっちゃんが意地を見せる展開が大好物です。
ヒーローの力を失った時に、かつて助けた相手に励まされて立ち上がる展開も大好物です。
お約束ですが、いいものだ。
ここで怪人のおっちゃんが出るのは予想外だった。
登場期間が短かったキャラも残された者達の中で生きていると感じられて嬉しい。
戦うのは妹のため、町を守るのはそのついでという千の言葉は建前ですからね。
実際は妹と関係ない相手も助けてきた。
守りたい人たちの中にクラスメートが入っていて心が温まった。
同児だっている。
同児が言うような、怪人=悪と決めつけ断罪するヒーローだったらこうはならなかった。
同児にこの光景を見せたい。
主任が絶体絶命なのに笑ってしまう。
掴みづらいのか。そうか。
シリアスな話の最中にギャグ入れるのやめ……てほしくないな。重さを緩和してくれるし。
分かっているのにわざわざ名を尋ねる敵に好感度が上がりました。
お約束を理解して、乗ってくれる悪役は嫌いじゃない。
そうやって相手が場を盛り上げてくれてるのに台無しにするんじゃない、千。
『怪人が娘にとってのヒーローとなった姿』と思えば炊飯マンも熱いけど、相手は背景を知らないからなあ。
熱い! → あつ……? →熱い!
の繰り返しです。
読んでると炊き立てご飯食べたくなってきた。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
『からくりサーカス』第12幕 「顔無し」司令
全体通して司会を務めて話を進めてくれるドットーレがありがたいやら腹立つやら。
「戦いなさーい」の言い方が陽気な外国人みたいだ。おどけた口調と「死んでもらう」のどすが利いた口調の落差が光る。
やっとロッケンフィールドさん達が自己紹介。
リィナってこの時点で名乗ったんだっけ? 覚えてない。
鳴海も同様でこの時の名乗りは印象に残らなかったんでしょうか。
トーアの台詞はさすがに「お前それ死亡フラグすぎるだろ!」とツッコみました。
と思ったら嘘で正直ホッとした。
何でそんな嘘を吐いたんだったっけ。
しろがね-Оがいるから対抗心燃やしたのかな。
あるいは「自分は人間を愛せる人間だ」と言い聞かせたのかもしれない。
鳴海は他人には命を粗末にするなと言うくせに自分の命を投げ出そうとするんだよなあ。
彼にとって、子供や仲間のために体を張ることは命を粗末にする行為にあたらないんでしょうけど。
「イヤな時に、ワケなんて言わなくていいんだぜ」
この台詞が好きだ。
他人を守るために戦う男が言うから熱く感じるのであって、もしラスボスが言ったらただの自分勝手、ワガママになるな。
とうとうフェイスレス総司令の戦闘シーン!
はためく黒マントが魂をくすぐる。
無数の人形が一瞬でバラバラになる光景は盛り上がりますね。
強い!
頼もしい!
一時加入のゲストキャラだからこそ許される強さだ。
非常に腹立たしいことに、めっちゃカッコいい。くそぅ。
おどけた態度のキャラがいいところを披露するとカッコよさが増して見える法則発動。
阿紫花とジョージの道中は短かったな。
というか、ジョージが全然嫌な奴じゃない。
阿紫花の危機を救いつつ誘って、規則を破って血を与えて……ただのいい人じゃん。
だからこそ心配です。
鳴海を救うために身を投げ出したフェイスレスが過去を語る。
司令の悲しい過去をじっくり描いてくれて嬉しい。
思い出の影が怖い。
愛する女性の最期が変更されてないか? オートマータのせいで井戸に落ちたはずでは?
彼視点では真実もしっかり含まれているんですよね。
愛する女性との仲を引き裂かれた、連れ出して逃げたが死んでしまった、など。
彼の退場が早いのは尺の都合ではなく原作通りです。
大層な肩書のわりにあっさり退場したけど、演出がよかったから心を打たれました。
穏やかな笑みに声と音楽がつくとしんみりしますね……。どんな顔をすればいいのかわかりません。
重傷の鳴海に肩を貸しつつトーアも過去を語る。
苦しむ人間を見下ろすフランシーヌ人形の目がゴミでも見つめているようで素敵。
人形の中心にいる彼女を美しく思った己を許せないトーアですが、過去の己をも消したいとまで苦悩するのは自分を責めすぎでは。
フランシーヌ人形が美しいのは事実ですから、地獄を生み出した原因であってもそう思ってしまうのは仕方ないんじゃないか?
単なる外見ではなく、彼女の在り方まで美しいと感じてしまったからこそ、己を許せないのでしょうか。
惨劇に巻き込まれ身も心も限界まで追い詰められたら、普段浮かばないような考えがよぎってもおかしくないと思いますが。
ですので、彼を踏まれて見下されて喜ぶドM扱いするのは違うだろうと思います。仮にあの時踏まれなくても目を奪われたでしょうし。
フランシーヌ人形と、ひざまずく最古達の構図が好きだ。
それを描いた絵画も見入ってしまう。
最古の四人と対面したところで終わりか。
そろそろアルレッキーノとコロンビーヌが喋ると思っていたらまだだった。
まさか1クールの間喋らないとは。
次回が待ち遠しい。
アニメだと現時点で最古の中で一番印象に残るのはドットーレなんですよね。
アルレッキーノはどれくらい掘り下げられるんだろう。
「カッコいいところを見せてくれるはず! アルレッキーノを信じろ!」という気持ちと、「その尺があるのか……?」という不安がせめぎ合っています。
次はルシール回だからその次はサハラ編クライマックスかなと思っていたら『夜更けの海』。
フランシーヌ人形と対面して終わり、進んでも彼女の打ち明け話までかと思ってました。
ルシール回の次で決着まで行くのか? それともサハラ終盤は回想で描くのか?
どう進むのかわかりませんが、あまりネガティブにならないよう気をつけたいです。
『1000円ヒーロー』64話
ブルールは堂々とした戦士タイプかと思ったら意外と陰湿というか……。
基本的に外道な怪人らしいと言えば怪人らしいか。
ヴァイタミンすら最初は非力そうなおっさんや子供を襲ってたし、この世界では武人タイプの敵はほとんどいないだろうな。
強さを誇示したがる怪人として頑張ってくれ。
刃の必殺技名がまともで予想外だった。正直謝りたい。
操られた麗華が止まった理由も予想してませんでした。
仲間を想う心で抵抗するだけならやるだろうなと思っていたけど、千がつなぎマンのふりをしたことが効いてくるとは全く思ってなかった。
ニルは洗脳に抗う麗華を見て楽しむかと思いきや真顔になったのも意外でしたし、今回の話は予想してない展開がちょこちょこ起こる。