漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
大神感想 最終章
ラストダンジョン突入~エンディングの感想です。
大神感想 第三章
三章はカムイ編です。
大神感想 第二章
二章は両島原を訪れてからの話です。
大神感想 第一章
大神の熱いシーンの紹介と感想を述べます。
多大なるネタバレを含みます。
※一章、二章という区切りは仮のもので、明確に示されているわけではありません。
まずは一章……ヤマタノオロチ関連から。
スサノオの成長やクシナダの決意が熱い。
大神
こんな方にオススメ
・動物が好きだ
・自然に癒されたい
・水墨画が好き
・日本神話が好き
・覚悟ができない
※初めて遊んだのはPS2版で、後にSwitchの絶景版を購入しました。
ジャンルはネイチャーアドベンチャー。
聞き慣れない響きに「なんぞ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
白い狼のアマテラスが主人公で、相棒のイッスンと一緒に世直しの旅をします。
妖怪を退治したり、自然を蘇らせたり、住人に悪戯したり、動物に餌をやったり、野山を駆け回ったり、釣りをしたり、むやみやたらと頭突きしたり、意味もなく穴を掘ったり。
本筋だけを追ってももちろん楽しめますが、あちこち寄り道するのが好きな方に特におススメ。
重要なのが『筆しらべ』というシステムで謎解きや戦闘に活躍します。
アマテラスが筆を走らせると物が断ち切れ、風が巻き起こり、雷や炎が奔る!
まさに神の御業。
慣れてくるとこれがまた気持ちいい。
最初は上手く書けなくても、ゲームを進めるうちに少しずつ、思い通りに筆を動かせるようになります。
画面は水墨画風で和の雰囲気を醸し出しています。
美しい自然に心が癒され、大草原を駆けまわるだけでも楽しい。
特筆すべきは『大神降ろし』。
呪われた土地に生命が蘇り、邪気を吹き飛ばしていく様は感動すら覚えます。
普段は和む雰囲気ですが、時には容赦ない展開が襲ってきます。
その分強敵との戦いが燃える!
特にラスボス戦は鳥肌が立った。
音楽と今までの物語が重なり、思わず涙ぐむほど素晴らしいものでした。
主人公のアマテラスはトボけた顔の白わんこに見えるけど狼です。
アマ公をモフモフしたい!
実は神様。すごい。
時には神に相応しい格好よさを見せます。
全盛期のアマテラスは神々しく凛々しい姿でした。
他のキャラクターも魅力的で、生き様で覚悟を示す者が多く胸が熱くなります。
戦闘の難易度は低めですが、物足りない人のための戦闘もあります。
そこでは凶悪な強さの敵が待ち受けています。
また、一部のサブイベント・ミニゲームも手ごわい。漢壁とかカイポクレースとか。
音楽について個人的ベスト3を決めるなら、「ありがとう」「太陽は昇る」が同着一位、続いて「両島原」が来ます。
呪われた神州平原:呪われたという言葉と違って奇麗で切ない感じがします。
大神降ろし:視覚と合わさって心が洗われる。花が、草木が、生命が闇を祓い蘇る様は圧巻。
神州平原:何もせずに駆け回ってるだけで楽しくなる。
タマヤのテーマや桜吹雪も好き。
ウシワカ演舞:カッコいい。
クシナダを乗せて:緊迫感が出ている。彼女の決意が伝わってくるようです。
ヤマタノオロチ退治:其の一から其の二への変化が熱い。
極北の國カムイ:厳しい大自然を連想させる。ウエペケレも同様。
勇者オキクルミ:『本当の強さ』からつながる名曲。
双魔神:時計のイメージでぴったり。
別れの時:悲しくなる。天神族のテーマもそうです。
常闇ノ皇:重厚な音が無機質な姿と合わさって不気味な雰囲気を醸し出している。
大神白野威:神々しい。神たる威厳に満ち溢れている。
両島原:特に昼間の太鼓に迫力がある。海岸の景色と見事に合った力強さ。
ありがとう:涙腺崩壊の危機に晒される。逃げ出した者が覚悟を決めて使命を果たす、離れ離れになった相棒から勇気づけられる、旅の中で出会った人々から力をもらう、全盛期の力を取り戻す、などなどまさしく王道。
ツボをことごとくついてくる。曲だけでも場面が思い浮かぶ。
太陽は昇る:最終戦とは思えぬほど明るく力に満ち溢れていて、「負ける気がしない」と確信できる。これ以上相応しい曲名はないだろう。
欠点らしい欠点が見当たらない神ゲー、いえ、大神ゲーです。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
アニメ『からくりサーカス』の感想を書く際にサイトの方の原作感想を読み返すこともあるんですが、正直ダイ大など他作品ネタぶち込みすぎだと思いました。
『からくりサーカス』に限らず、サイトの感想・語りは勢いにまかせて考え無しに書いたところが多いんですよね。
前後の流れや全体通しての行動を考えず、安易に噛ませ犬認定したり、ネタキャラとみなしたり。他作品のネタぶち込みにしても、ちゃんと読んでいない作品のキャラを聞きかじりの知識でヘタレ扱いしたり。
「他の方がしてるから自分も」的な。
好きになったキャラで同じことをされたらどんな気分になるかという視点が抜けていました。
ダイ大で「クロコダインは噛ませ犬」とか「ハドラーは鼻水」とか馬鹿にされたら「全部読んだ上で言ってんのか?」「馬鹿にするだけで終わり?」と思いますから。自分も同じ扱いしたのに。
そういうわけで「引っかかるところが色々あるのにそのままにしておいていいのか?」という気持ちがあるのですが、パソコンを買い替えたこともあり、修正が困難です。
サイトを閉鎖する可能性も含めて、どうするか考えます。
とりあえず、あまり内容を変えずに済む感想をいくつかブログにも載せました。
『新世界より』や『吸血鬼ハンターD 蒼白き堕天使』が懐かしいなあ。読んだのは何年前だったか。
蒼白き堕天使ではバラージュ男爵が好きだったんですよね。
金髪碧眼の超絶美形でとてつもなく強い『貴族』でありながら気さくな性格という、反則の極みな人物だったことを覚えています。
人間の子供なんて虫けら扱いしてもおかしくないのに仲良くなったり、『貴族』を狩るハンターであり無口で無愛想なDともやっていける協調性があったり、人間できすぎじゃないか? 人間じゃないけど。
男爵がすごいのは最後までお気遣いたっぷりなところです。当てる気のない攻撃を仕掛けるなんて、そこまでしなくても……。
ただし読者に対するサービス精神は全然足りないと言わざるを得ない。
もっとDとの共闘や人間との交流でワクワクさせてくれよ!
堕天使もアニメ化しないかなぁ。
まず遠未来の世界観や『貴族』の設定を出してそこからDの境遇と孤独をじっくり描いてくれれば、男爵との友情が映えますし、ラストも鮮烈になります。
パラレルのスピンオフで男爵とミスカ+αの珍道中が見たい。
『からくりサーカス』第17幕 訪れし者
グリュポンが話をややこしくしようとする。出てくるのは後にしてください。
アンジェリーナの髪が黒いと印象変わりますね。『うしおととら』の須磨子を連想した。
お、トーア達のマリオネットもある。
ディーンはお調子者の陽気な兄ちゃんに見えます。
予想より出番が少なかったものの、不穏さはガッツリ出してくれましたね。
正二はもっと警戒して!
頬を摺り寄せる動作に罪はないはずなのに、やるのが彼だから気持ち悪さを感じてしまう。
「ありがとう、アンジェリーナを幸せにしてくれて」に笑いがこみ上げてきた。
ギイも黒賀村へ。
彼もアンジェリーナと関わり、過去を知る者だった。
鳴海救出時に勝と遭遇しても、助けなくてもおかしくないんですよね。貞義疑惑のある少年ですから。
ギイの過去も描かれました。
涙を流す姿は現在の涼やかな顔とは隔たっている。
原作を読んだ時は捨てた親に対して「薄情だな」と思っただけでしたが、「面倒なことになった、捨てよう」というドライな判断だったのか、「我が子の苦しむ姿に耐えられない……!」と苦悩した末の決断だったのか。
後者なら責めるのは酷です。
苦しむ子供を前にしてリラックスしなければならない、笑っていなければならないなんて辛すぎますから。
それを日々やっているゾナハ病棟の医師達や看護士の覚悟がどれほど深いことか。覚悟を決めている彼らでさえ、薬物を使用する段階まで追い込まれ、限界を迎えていました。
柔らかい石を取り出そうとするギイと、抵抗するアンジェリーナ。
「頭から落ちたよ!」「動けなくしてやる」などと言うギイは台詞も表情も悪役のそれ。
母の愛を嘲笑い、僕は一人だと叫ぶ姿が痛々しい。
己を捨てた母親に対する憎悪を、アンジェリーナにぶつけているように見える。
この行いがあるから、「病院で尋問役をやらせるなんて!」という意見と「あえてギイにさせるのはアリかも」という意見、どちらも頷ける。
かつて冷酷な真似をしたからこそ、使命のためなら非道も辞さない「しろがね」の業を知った上で、背負うこともあるのでは。
あるるかんの片目が破壊された!
オリンピアの動きが止まったのはただの故障のはずですが、蛮行を止めたのだと感傷的に解釈したくなる。
赤子を狙ったギイに対してアンジェリーナは優しく手を差し伸べた。
そして、ママンになることを申し出る。
キャンディがいらなくなったのは、実の母に対する嘆きや母の愛情という概念への不信が消えたことの象徴でしょうか。
実の母から捨てられ、赤子を狙った女性から母の愛を向けられた過去を知ったうえで、ギイの「ママン!」を聞くと重さが増す。
フランシーヌ人形が日本を訪れた。
機械音がするのが細かい。
磔にされた像を見て「人間はこれを見て笑うことを覚えるのか?」という発想に至るのがズレを感じる。
造物主が惨劇を引き起こして大笑いしていたから「人間の苦しむ姿によって笑う」という考えがあるんだろうなあ。
人を殺めることや人形を作ることが罪だと聞いてどう思ったんだろう。
捨てられた彼女の言葉が切ない。花の中に横たわる姿が悲しい。
生み出した者に捨てられたところがギイと共通しています。
自分が笑うためだけに人間を苦しめ、今度は真夜中のサーカスも止めないまま壊してくれと頼むのは勝手な話ですが、そんなことは彼女は考えられないんですよね。
「人に迷惑をかけてはいけません」と教わるどころか、「村人に復讐してやったぞ、さあ笑ってくれ」と言われたんですから。
やっとアンジェリーナとフランシーヌがそっくりな理由が語られた。
この情報は早く出した方がよかった気がする。初見だと何故似ているのか分からず混乱します。
フランシーヌ人形は人間が子供を産むことも知らなかった。
人体の仕組みに限らず、金はフランシーヌ人形に何か教育したんでしょうか。
自分を愛してくれること、本物のように笑うことだけが重要で、他のことはろくに教えなかったのかもしれない。
アニメの流れで分娩も知らないフランシーヌ人形が適切に動けたことに違和感を覚えましたが、「泣かせたいならば叩けばいいのでは?」と思ってやってみたらたまたま正解だったと脳内補完。
前回に比べると急ぎ足でしたが、ここまでやって、ここで区切るのは納得できます。
次回のタイトルは予想通り。
作品全体の評価を左右するといっても過言ではないので、力を入れてほしい。
来週の出来次第では全国各地で白面の者が大量発生する。どうか負の感情が渦巻きませんように。
『1000円ヒーロー』70話
刃だけでなくつなぎマンも頑張ってる。
千はライフセーバーのバイトまでしてたの!?
命を救うための行動で、千にそんなつもりはないと分かっているのに、ロマンスの気配を勝手に見出してしまう。
麗華が知ったらどう反応するかなぁ。赤面してほしいなあ。
新世界より
『新世界より』のアニメ化をきっかけに原作を読み返しました。
ディストピアものが読みたい方はぜひ。
「簡単に振るえる強大な力が一人一人に備わったら、社会はどうなるか?」という問いに対する答えの一つではないでしょうか。
藤田和日郎先生の短編二つを軽く紹介します。
『邪眼は月輪に飛ぶ』
その眼で見た相手をすべて殺すフクロウ『ミネルヴァ』に立ち向かうため、かつて撃ち落とした経験のある猟師の鵜平やデルタフォースのマイクらが立ち向かう。
友人いわく「鵜平さんかわいいよ鵜平さん」らしい。分かる気がする。
まっすぐな少年だけでなく渋い老人を主人公にしても光る。外見を裏切らない貫禄があります。
鵜平やマイクももちろん魅力的ですが、ミネルヴァが大好きです。
一話目のミネルヴァに見られて大勢の人間が命を落とす場面にビビりました。
「こんな敵どうやって葬るんだよ」と。
それほど恐ろしい存在でありながら、哀れにも思う。
同族をも殺してしまう孤独な存在ですから。
白面の者など、倒されねばならない敵の悲哀を描くのが上手いなあ。
不幸自慢になるほどくどくはなく、倒される敵としての格は保ったままです。
ここからは印象に残った台詞・文章を。ネタバレを含みます。
――その掟はひとつだけ。<ミネルヴァ>に見られた者はみな死ぬ。
怖い。
『うしおととら』の妖怪もそうですが、恐ろしさ・おどろおどろしさを描き出しています。
「おのれらは何で獲物を畏れん? 何で、自然の前でかしこまれねえんだ?」
自分の腕前と銃の性能に溺れ、獲物を馬鹿にした男たちへの発言。
山で神様に獲物を授けてもらうという意識によるものです。
「犬でも何でも、オレがなってやる!」
言葉とは反対に凛々しい表情。
それを聞いてにやりと笑う鵜平の表情が素敵。
犬呼ばわりされて「わん」と律義に答えるマイク、可愛げがあります。
「ウヘイ、死なさんぞ!」
娘の輪が涙とともに叫ぶ。熱い。
「獣を狩る者は獣になんねばな」
渋いと思ったら直後にマイクから呼び止められ、「犬めが何しとる!?」と言います。何やってんだよー、と言いたげな表情がナイス。
――何が来ても、もうこのフクロウは渡さん。この大切なフクロウを奪われて彼はアタマにきていたんじゃろうな。
禍々しいとしか思えなかったミネルヴァに少し心が痛みます。
「だから、邪眼。キサマの負けよ」
このシーンを挙げた理由は実際に目にしないと伝わらない。
アシスタントの方々がトーン貼りやインクを散らすことを拒否したのも納得の画です。
『黒博物館 スプリンガルド』
ヴィクトリア朝初期のロンドンを舞台に、バネ足ジャックと呼ばれる怪人が跳ぶ!
まず装丁が凝っていて、雰囲気出てます。
一時期犯人と目されていた放蕩貴族のウォルター・デ・ラ・ボア・ストレイドと熱血警部のジェイムズ・ロッケンフィールドの双方が男前。
警部の方は『からくりサーカス』の鳴海を連想しました。ロッケンフィールドという名は『からくりサーカス』の中で登場しています。
ウォルターは主人公とは思えないゆがんだ表情をします。
「面白いから聞いてやるよ、犬っころ」や「面白かったぜ」と言う時はどこからどう見ても悪役顔。
だが、メイドのマーガレットには弱い。
赤面し、冷や汗を流し、すっかり情けない表情。
屈強な大男相手に喧嘩を吹っかけてぶちのめすような性根の持ち主なのに、惚れた女にゃからきし弱い。
陰のある青年主人公もいいなあ。
マーガレットの結婚式が行われている教会の前に立ち、殺人鬼の行く手を阻むウォルターの台詞がこの話で最も好きです。
「ここから先は敬虔で善良なる者以外立ち入り禁止だ。……オレたちは入れない」
マーガレットのように光に照らされた道を歩いてこなかった。
彼女の傍らでともに歩むのは自分ではない。
それを自覚しての台詞なのでしょう。
戦いが終わった後の「今度はおかしな女なんかと……出会わない遊びだ」という台詞も好きです。
異聞のマザア・グウスで印象に残る台詞は、
「人間にとっての『最高』ってヤツは『変わっていく』ってコトだろうからな」
ですね。
ウォルターも変わった。
「くだらないな、いいじゃないか」も読んでいてニヤリと笑いたくなる。
ウォルターが魔王のようなイイ笑顔をしていますから。
黒博物館そのものは終わっていないので、もっと色んな話を見たくなります。
ベヨネッタ2
こんな方におススメ
・とにかくアクションゲームがしたい!
・華麗に戦って爽快感を味わいたい!
・1の戦闘は好きだけどレースやシューティングは苦手だった……
・1のバルドルのせいでルーメンの賢者のイメージが……どうにかならない?
・アクションの楽しさは健在
戦闘がとにかく気持ちいい!
迫力あるステージで強そうな敵と戦うと、それだけで興奮できます。
今作から追加されたアンブランクライマックスは雑魚戦でもボス戦でも役立ちます。
派手で強力な攻撃を広範囲に叩きこむ気分はこの上なく爽快。
雑魚を蹴散らし、強そうなボスをも圧倒できます。
戦闘と戦闘の間の移動もストレスフリー。
最初から動物の姿になって高速移動できるので便利です。
また、仲間と共闘するシーンが増えています。
あんなキャラやこんなキャラまで!
終盤の「彼女」や「彼」との共闘には燃えました。
・より遊びやすく、爽快に
難易度は1より下がっています。
1は途中から死にまくりでステージ評価もストーンだらけでしたが、初見でもシルバーやゴールドをとれました。
技や武器が揃っていない一周目で評価を気にすべきではないとわかっていても、石だらけだと落ち込みますから……。
制限付き戦闘のムスペルヘイムも、やり直した回数や時間は1に比べると遥かに少ない。
また、1で引っかかった部分が色々改善されています。
幾つか例を挙げると、
・QTE
緩くなり、即死する場面はほとんどなくなりました。必要な連打数も少なくなって指に優しい。
・レースやシューティングなどの別ゲー要素
短めだったり、状況が変わって退屈しないようになっています。
・巨大なボス戦の流れ
普段の戦闘に近い感覚で戦えるのが嬉しい。
1では「足場を移動して部位破壊→本体を攻撃」という流れが多かったのですが、今回ベヨネッタが飛行して直接殴り合えるので、「こんなに大きくて強そうなボスと真っ向から戦ってる!」感が味わえる。
他にも足場から落下した時のダメージがなくなる、高評価のために長々と逆走する必要が無くなるなど、細かな点が多数改善されています。
もっとも、改善してほしいと思う点はあります。
・姿が見えづらい
技の派手さや背景の迫力を優先するあまり、主人公や敵の姿が見えにくくなる場面が発生します。
仮面の賢者一戦目の空中戦は、敵が背景に溶け込んで見えなかった。
アンブランクライマックスのエフェクトで敵の攻撃モーションが隠れて被弾することも。予兆の音も聞こえづらくなるので、避けにくい。
・ウィッチタイムが短くなっている
1に比べると、回避からの一方的な攻撃という「自分の時間」感が弱まっている気がします。
高難易度の人型ボス相手だと、WTを発動させてもたいして攻撃を叩きこめない。
長いコンボやラッシュを含むコンボが使いづらい気がします。
ダッヂオフセットをマスターして、コンボをしっかりつなげられれば問題ないのかもしれませんが……。
・急かされるのが煩わしい
アイテムを回収したりムスペルヘイムや隠しVerseに向かったりする時に、同行者からいちいち「こっちだ」「早くしろよ」と言われると「わかってるよ……」と言いたくなる。
特にムスペルヘイムと隠しVerseは高評価を目指すと行かねばならないので、急かされると理不尽に感じる。
ここからは不満というほどではありませんが……。
人型ボス以外の敵は1の方が印象に残る気がします。
強敵らしい登場に相応しい強さのグレイス&グローリー、失恋するビラブド、絶大なインパクトを誇るジョイ、清々しいまでにボコボコにされる四元徳など、1の個性豊かな面々に比較すると覚えづらい。
・ストーリーやキャラクター
いい意味でのバカっぽさは1より控えめになっています。
親友が自分を庇って滅びかけている状況で過度にふざけられても困りますからね。
また、1は「何だかんだで皆元気にやっていく」スッキリした終わり方でしたが、2は切なさの残るエンディングです。
1のように終わるのがいいか、2の雰囲気がいいかは好みによりそうです。
2のキャラの評価は以下のような感じです。
ベヨネッタ:記憶を取り戻し、幾らか落ち着いた印象。でも自重しない場面ではしない。子供に対する態度はすっかり保護者。
ジャンヌ:最後はおいしいところを持っていったが、もう少し活躍を見たかった。
ルカ:残念さに磨きがかかったイケメン。相変わらず軽いが子供に優しい。ラスボスをも素の口調に戻す空気破壊は見事。
ロキ:新キャラ。彼が何故アレを分けようとしたのか、そのあたりの心境を伝聞ではなく直接聞きたかった。再会が楽しみ。
仮面の賢者:「ルーメンの賢者=変態」のイメージを変えた男。熱い魂の持ち主でカッコいい。正体が明らかになるあたりから目立っていた。
メインキャラのデザインについては1と2、どちらも好きです。
ベヨネッタとジャンヌは可愛さが強まっていると思います。
・前作とのつながり
「ここでこの曲が来るとは!」「なるほど、そういうことか!」となるシーンが幾つもあるので、1からプレイすることを推奨します。
続編なのでストーリーが1からつながっているのは当たり前ですが、1「に」つながっているとも言えます。
そして、ベヨネッタやジャンヌ、ルカの印象は1とほぼ同じなのですが、1から2で評価が激変したキャラがいます。
2を最後までプレイすると、1での台詞の印象がガラリと変わる。
WiiU版の2発売時、前作を同梱した理由がわかった気がする。
1から2をプレイして、1をまたプレイしたくなります。
吸血鬼ハンターD 蒼白き堕天使
こんな方におススメ
・強い主人公の話が読みたい
主人公Tueee! それを上回る勢いで顔Kireee!!
と書くと激しく人を選びそうですが、しっとりした世界観と描写によって引き込まれ、すんなり受け入れられます。
・荒廃した世界と『貴族』の織り成す耽美な空気に浸りたい
遥か未来の技術・科学力が凝らされている機器。
それらを備えていながらも古めかしい威容を誇る居城や馬車。
人間離れした美貌と力の持ち主達。
ほんの少し想像するだけでめくるめく心地になります。
・人間や吸血鬼ハンターと吸血鬼の交流や共闘に惹かれる
狩る側と狩られる側の奇妙な友情っていいですよね。
吸血鬼――貴族と戦うハンターのDが、よりによって貴族とともに旅をすることに。
バイロン・バラージュ男爵は父を殺すためDを護衛に雇い、父の下へ行こうとしている。
その途中で女貴族のミスカと出会って……という話です。
異なる種族の距離感が少しずつ縮まるのが好きな方に読んでほしい。
吸血鬼と活発な姉弟の会話にほのぼのしたり、ハンターである主人公との共闘に燃えたりしてほしい。
そして最後に叫んでほしい。