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ひよこの足跡ブログ

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2017/2/5 メルフォ返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>灰羽連盟様
そうなんですか。
それらしい情報は耳にしたことがありましたが、確認していませんでした。
新たな敵が登場するとなると五代も戦わざるを得ないので、明確な続編ではないと聞いてホッとしました。
仮面ライダーで刑事が変身して戦うというと、Wの照井竜を思い出します。
一条さんや照井竜によって仮面ライダーの刑事=不死身というイメージが。
メッセージありがとうございました!

『柔道部物語』を読み返すまでは、樋口に対して、柔道のエリートという境遇や厳しい教師の指導に従う様子から、「落ち着いていて、自分の意見を押し通したりしない性格。聞き分けのいい優等生」という印象を勝手に抱いていました。
読み返すとそうでもなかった。
試合中頭に血を上らせたり、三五の練習に付き合った時にほっといてくれと言われて「人が親切に教えてやってんのに」と言い返したり、わりと感情的だった。
初期はものすごく強かったものの、隙があったんですよね。
「慢心→動揺→格下のはずの相手に敗北」のコンボを決めてしまうなど、実力は高いが精神面で課題を抱えていた。
こう書くとどこぞの魔軍司令みたいだな。
時間が残されていない中で最後に主人公と戦うことを選んだ時もそう思いました。
最初は三五が一方的に打倒樋口を目標にして対抗心を燃やしていただけなのに、途中から樋口の方も三五の存在を意識し、再戦を強く望むようになったんですよね。
決着をつけるために、大怪我をして激しい痛みに耐えながらも大会に出場するほどに。
痛々しい姿を見て「生命を燃やしすぎだ……!」という感想を抱くと同時にハドラーを思い浮かべてしまった。
周囲は止めたでしょうから、反対を押し切って試合に臨んだと考えると、間違っても「手を焼かせない優等生」ではないな。

本気・万全の樋口と三五の互角の戦いを観たかったなあ。
作中では、
合宿時・樋口の勝利:三五が柔道始めて間もない頃なので、当然樋口が綺麗に一本勝ち。
新人戦個人・三五の勝利:油断していたり焦ったり、実力を発揮できていない樋口から逃げ回ってかろうじて勝利。
県予選団体・三五の勝利:樋口が大怪我していて試合できる体じゃない。立っているだけでも気が遠くなるほどの痛みでボロボロ。飛崎兄にも一本負けしている。
と、どれも双方が技と力の限りを尽くしてぶつかり合うとは言いがたい状況です。
樋口の強さにはムラがあるんですよね。
未熟だった頃の主人公に負けたり初心者の大脇に怪我させられたりしたかと思えば、再起不能にされながらもラスボスの西野に勝ったり。
西野は二年夏からの一年間、三五との最終戦まで、まともに試合できる相手が一人もいなかった。全国大会の強豪でも柔道をさせてもらえないほどの化物ぶりでした。
春頃は多少控えめだったとしても、ものすごく強かったはず。
「一年生でインターハイ優勝したわりに白帯の三五に負けるし、それなのに西野に勝つし、強さがよく分からん」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分なりに想像すると、こんな感じになりました。
・初めて三五に負けた時
一年生でインターハイで優勝して気が緩んでいた+相手が一年の白帯で油断=二重に慢心していたため弱体化。
甘く見ていた相手に技有りを取られて完全に冷静さを失い、さらに力を出せない状態に陥り、時間切れで敗北。
精神面に大きな隙があった。
・三五に敗れた後
気が引き締まる。
試合中冷静さを失ったことも自分で気づくなり周囲から指摘されるなりして反省したでしょう。
精神面だけでなく体や技も鍛え直したはず。
本人の真面目な性格に加え、顧問の山崎が岬商の白帯に負けた樋口をそのままにしておくとは思えないので。
・三五と飛崎兄の試合を観戦
三五の成長速度を目にして再戦を強く望むようになる。
闘志に火が点いたことで精神面の隙が完全解消され、練習の質や量も加速。
元々高かった実力に磨きがかかり、強くなる。
・西野との戦い
三五との再戦を目指して闘志と実力を高めたからこそ勝利。
その代償に選手生命を絶たれる。

……妄想を膨らませすぎたかもしれません。
樋口や西野の柔道部物語も読みたくなってしまう。

西野の方は……「笑い方や言葉遣いはフレイザードレベル、強さや絶望感は大魔王クラス」というタチの悪い男です。※褒め言葉です
全国大会の団体戦決勝まで勝ち進んだ主人公チームを一人で全員倒して余裕の表情っておかしくないですかね……?
病弱で気弱ないじめられっこが死に物狂いで努力して力を身に着けた結果がこれだよ!
怪我せず柔道を続けた樋口と西野の再戦も見たかった。
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