拍手してくださった方、ありがとうございます!
前回『B.B.ライダー』のキャラとダイ大のミストについて触れましたが、戦い続けるのは同じでも、出発点の想いを失っていった青年と、ずっと抱いていられたミストは全然違いますね。
必要としてくれた相手のために戦いの道を選んだのに、長い年月の中で原点にあった想いを落としていって、己の選んだ道を悔いて……。
ミストは戦い続ける日々にうんざりしなかったんだろうか。
必要としてくれる主がそばにいるのは大きいか。
殺し続けた果てに、自分の生涯に意味はなく、存在に価値がなく、誰からも必要とされないという結論に辿りつかなくてよかった。
『B.B.ライダー』と言えば、シルバを侮辱され、ロンドが静かに怒りをにじませるシーンが熱い。
二人は元々同じ陣営で、ロンドはシルバの部下だったんですが、何だかんだで敵に回ります。
敵になっても認めていて、侮辱されたら怒りを見せる……この構図、大好きです。
あと、ロンドは実はシルバより強いとどこかで見たのですが、それが事実ならば「自分の方が実力が上でも相手を心から認めている」という要素が加わり、いっそう好きになります。
口数少ないけど熱い強キャラ、いいなあ。