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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2020/7/5

拍手してくださった方、ありがとうございます!

ブログの『Sorge il sole』の変更が終わりました。
ハーメルン様に投稿した改稿版に数話ずつ差し替えていきました。
サブタイトルや台詞の変更、引っかかった部分の修正など、違いがあります。
「死なない程度に蜂の巣にされるミストを見たい」とか「鬼眼を抉り出されそうになるバーン様が見たい」とか思いながら書き直していました。
前者は少し入れることができましたが、後者は断念。不自然な流れになるし、グロくなるのも困る。
こんな気持ちになったのはバーン様が初めてかもしれない。

前回ミストバーンの恋愛要素について考えましたが、バッドエンドしか見えない……。
恋愛以外の感情・関係を含めても孤独という印象が強い。
本人が「一人でバーン様を守りぬいてきた」と宣言したためか。相手に向けている熱量と相手からのそれが釣り合わないためか。
同じ陣営でバーン様のために戦おうとしていたハドラーがああなってしまい、陣営も使命も違うキルバーンともいずれ決別の時が訪れるはず。
原作ではその前に主人公達に倒されましたが、ハドラーみたいに切り捨てねばならない局面になれば同じことをするでしょう。友情を盾に正体探られた時板挟みになりかけていましたが、あれ以上踏み込まれて天秤にかける事態になれば「大魔王さまのお言葉は~」が出たかもしれない。
辛いだろうな……と思うけど、本人は覚悟して信念持って道を歩んでるから過剰に可哀想扱いするのも失礼でしょうね。
悪役として素晴らしいと称賛するしかない。

『キン肉マン』314話
動きの少ない説明回ですが、読みごたえがあります。
情報量が多い。
蛮行重ねたオメガの民を喜ばしく感じたって器広いな。外見だけだと罪や争いを許さないように見えるのに、意外と柔軟。
正負混淆の可能性を見せたオメガの民を守るため、粛正するふりをして逃がした。
オメガ側からすれば、理由があったとはいえ攻撃され逃げ延びる羽目になったのは許しがたいでしょうけど、他に道があったかというと難しい。
事情を語ったザ・マンは、アリステラに詫びる。
「すまぬことをした」
おぉ……!
地位やプライド、実力が高いのに「ごめんなさい」と「ありがとう」が素直に言えるキャラ、いいですよね。悪役だと破壊力がさらに上がります。

アリステラが涙を……。
先祖から押し付けられた、背負いたくもない重い荷物をやっと下ろすことができたんだもんな。
復讐を誓った相手が自分達を生かすために行動し、見守っていたと知れば涙も出るよ。恩人とも言える相手を殺そうとしていたことになるからな。
素直に受け入れることが出来てよかった。
アタルとブロッケンの心が届かなければ、いくら説明されようが謝罪されようが否定したかもしれない。
アリステラの顔、いいなあ。復讐の念に囚われていた頃にはできなかった表情だ。見守るアタルとスグルの表情も性格の違いが出ています。
今回といい、敗北直前の号泣といい、アリステラの泣き顔は五臓六腑に沁みわたる。強がっているけど根は素直であることがにじみ出ている。
 
ブロッケンが調和の神がカピラリア七光線を撃ってくる可能性に言及しましたが、相変わらずリアクション大きいな! 声がデカいことが確信できる。
スグルだけだと反応しきれず空気が重苦しくなったかもしれない。
ブロッケンが情報を整理しつつ的確に疑問を投げかけてくれるおかげで話がスムーズに進む。貴重な人材です。
ここでブロッケンが光線の話題に言及したのも、実際に浴びて脅威を味わっているからですよね。
キャラの境遇に合った反応です。

なるほど光線発射装置を欠片に分断……パズルのピースになってるー!
えっ、そういう意味なの?
重要なアイテムをバラバラにして複数の人物に持たせる展開は珍しくありませんが、文字通りピースになってるのは初めて見た。しかもデカい。

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