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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2023/2/5

拍手してくださった方、ありがとうございます!

『B.B.ライダー』のロンドは序盤の「潜入するため初手:メイドに女装」と終盤の「シルバを侮辱した敵にキレる」のインパクトが絶大で、その間の出来事はかなり忘れていました。
ざっと振り返ると、ウェルチからは生真面目、キャサリンから無口だけど家事洗濯をそつなくこなすし周りに色々気を遣ってくれると評価されたりしてました。
画家志望だったけど下手すぎてメタクソに貶されて挫折したり、カロスに裸見られてちょっと照れたり、かなり人間くさい部分も。
シルバに従っていた理由も語られていました。
・シルバに腕を買われ十字八剣に入った
・十字八剣に力を捧げても心までは捧げていない
ここだとかなりドライな言い方です。
十字八剣に信頼などのつながりがないことは作中でも強調されており、あっさり離反するのは納得できます。
だったら何でシルバを侮辱された時にキレたんですか?
プレイした時、「敵組織にありがちな、友情や敬意なんてろくにない関係か」「だからロンド個人を必要としてくれた屋敷側についたんだな」と思っていた分インパクトが跳ね上がった。
認めているのはシルバの強さなんだろうけど、「力を認めている」で片づけるには感情がこもってませんか?
やっぱりロンドとシルバの出会いが気になる。
ロンド単体でも気になる要素が多いんですよね。
結局龍曲って何だよ!

シルバといえば、最後の戦いの場に選んだのが教会跡なんですよね。
処刑されたおっさんと交流していた場所。
改めて考えるとシルバからおっさんへの感情かなり重くないか……?
母親置いて故郷から出て行って十年戻らず、戻ったらおっさんを処刑した村人達を殺して故郷を滅ぼすってお前。
二百年くらい生きても幼い頃のおっさんとの会話や処刑はしっかり覚えてるし、命を燃やして戦ってる最中にまで思い出すし。
おっさんが人々から受け入れられて穏やかな最期を迎えていたら、シルバはどんな道を歩んだのか考えずにはいられない。

現在特に好きなキャラはロンドとシルバ、救済ルートを望んでしまうのはヴァジュラ、ハイブリッド、サラドでしょうか。
ヴァジュラやハイブリッドの最期はあんまりだ。
サラドも、魔王としての彼はニトスとの戦いで満たされたけど、人間としてのサラドは……。
『B.B.ライダー』は「このキャラが幸せに暮らすとあのキャラが誕生しない」「この悲しい出来事を回避できたらあの展開どころか物語が成立しない」が多くて頭を抱えてしまう。
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