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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

B.B.ライダー 第十一話~最終話

B.B.ライダー 第十一話~最終話
今回は特にネタバレが激しいです。


第十一話
シルバとの戦いが見所です。

・シュマーリ・ゴールドは英雄の名を騙る殺戮者とされている。
ジークフリードの偽者扱い。
紅蓮の紋様が刻まれていたとありますが、死ぬ前にそんな様子はなかったんですよね。
戦闘中に浮かび上がっていたのか?
千年の時を生きたが、消息が途絶えて生死不明。
ただの人間なら千年も生きられませんが、魔力を得て魔族に近くなれば別です。
そして、千年生きたなら死んだのは二百年前。
二百年前に誕生したのは……。
情報が揃ってきました。
初プレイ時は「どうなるんだろう」という気持ちでいっぱいで、今まで出てきた情報を振り返るどころじゃありませんでした。
この時点でエンディングまでの流れが読めた方もいるのでしょうか。

・シルバはハイブリッドの正体に気づいていた。自分の死期が近いことも。
サラドやハイブリッドの事情も知っているのにおっさんの正体には気づいてないのか? 一番大事なところは知らないままだとするともどかしい。
詮索するハイブリッドをシルバは突き放す。
「お前だって俺の仲間じゃないんだぜ?」
この時の顔グラが珍しい。
ハイブリッドが気圧されてる。

・シルバが屋敷を襲撃。
ファントムソラスを渡せという要求をウェルチが突っぱねる。勇気あるな。
ウェルチは敵と味方を行ったり来たりする立場で一歩間違えればかなりのヘイトを向けられかねないのですが、馴染んでいます。
作中で地味とか個性が無いとかひどい言われようだからか?
ものすごく強くて犠牲者を出していたら釈然としなかったかもしれません。
シルバは部下の離反にも動じない。十字八剣は信頼で繋がってはいないと色んなキャラが言ってきたからな。
「その分気兼ねなく銃を向けられて楽だ」
それって、信頼で繋がっている相手に銃を向けるのはつらいってことでは?
やっぱり他人への情を捨てきれてないんじゃないか。

ピンチのウェルチとオラクルを庇うように立ちはだかったのは……ロンド!
後のウェルチとガレリアンの時もそうですが、ちょうどいいタイミングで駆けつけるんですよね。ヒーローか?
遅くなったのはお色直ししていたから、というのは嘘。え、お色直しじゃなかったの?
ロンドまで敵対したがシルバは動じない。
「お前もか?」
何で微笑んでいるんだ……。
おかしいだろ。
仲間意識が無くて道具扱いしているのだとしても、使える駒が減って不便だとか、歯向かってくるのが鬱陶しいとか、そういう感情は?
残された時間が限られているんだから、ロンドみたいな実力者と戦う事態は避けたいでしょう。
何で楽しそうなんだよ!
シルバの問いにロンドは凛々しく肯定する。「今の俺はただのメイドさんだ」と。
カッコいいのかそうでもないのかよく分かんねえ!

・シルバを止めるためにロウリィが参戦。
ロンドはあっさり戦いの場を譲り、ウェルチと共に屋敷の人達を守ることに専念。
お前が戦えよ!
お前なら何とかできるだろ!
戦おうとしている者の意思を尊重したということで何とか……。
この時ロンドだけでなくシルバも消極的だったのが気になっています。用済みになった部下に容赦のないシルバだったら即座に攻撃しそうなものですが、行動が遅い。まともに戦う前にロウリィが来ました。
ロンドと戦うとなると全力を出すことが求められ、残された時間が確実に削られるからというのは分かりますが、他に理由を考えたくなる。
ロウリィの代わりに戦おうとしたカロスが不可視の攻撃に吹き飛ばされる。
ロウリィには攻撃の正体が何なのか分からない。
「やはり見切っているのはロンド、お前だけか」
重要な台詞です。
ロンドの強さが仄めかされています。
シルバから高く評価されているんですねぇ。

・ニトスが戦うことに否定的だったガレリアンは、ふっと笑ってニトスを送り出す。
ニトスが目を覚ました……!
追い詰められたロウリィを救い、カッコいいBGMとともに登場。『flower』はここでも流れてるんですね。ロンドのテーマというイメージが強いですが、勝ち確BGMと言うべきかもしれない。
シルバも嬉しそう。
「よぉ英雄。えらく長く眠っていたらしいが、体はなまっちゃいないかい?」
軽いな。
目覚めたニトスはシルバを圧倒するが、シュマーリ・ゴールドに反応するシルバも大概おかしい。
いつもは眼を細めて笑うのに、ニトス相手だと目を見開いて笑うんだよな。
命を懸けて戦うに足る相手だと認め、日時を指名して一騎打ちを申し込んだのちに去る。
ニトスの恐ろしい力を目にしてもメンタルが崩れないのが見事。

・ニトスもロンドが十字八剣だと知りました。
ろくなのがいないって言うな。
シルバの弱点を探すニトスにロンドが助言。
「シルバは朝ごはんを食べない派だ」
どんな流れでそれを知ったの!?
十字八剣で朝食べる物について議論している最中に「俺は朝食は取らん」とか言ったのかな。

・おっさんが処刑された後のマルコの様子が描かれる。おっさんが処刑された場所に突っ伏してるように見えます。腕が見えないので。
「人間…め…」
え?
何で人間全体に負の感情抱いてるの?
村人全体を憎むだけでも範囲広いのにそこまでいくか。
この時のマルコは普通の人間だし、マルコ視点だと正体知らないおっさんもただの人間のはずなのに。
すごく好きなのはこの後の展開です。
成長した彼が村に戻ってきました。マルコという名前を捨て、シルバとなって。
十年も村を離れて母親が心配していたと告げる村人に対し、シルバの反応は素直。
「悪かったな」
ここまではいい。
「あんたらを十年も生かしておいて」
ひっ……。

かつておっさんが処刑された広場に村人達の死体が転がる。
村長はシルバを外道と罵る。当たり前だ。
シルバは非難にも動じない。
「俺もあんたらもそう変わらんと思うぜ」
自分が外道ということは否定しないんですね。そして村人達も外道だと言っている。
おっさん殺したことを恨んでるじゃん!
村長も気づいた。シルバは否定するけど、捨てた故郷に戻ってきて滅ぼすんだからどう考えても恨んでます。
おっさんが死んだ地点で村長を仕留めるところにこだわりが見えます。わざわざ最後に残してさあ……。
おっさんの処刑が行われた場所で村人を殺戮して、死んだ箇所で村長の命を奪う。本人にそのつもりはなくても、明らかに復讐です。
「マルコなんて名前、あの時に棄てたんだよ」
おっさんの処刑で名前捨てたり故郷から出て行ったり、揺さぶられすぎだよ。
情を捨て名前を捨て家族を捨て故郷を捨てた。
おっさんが処刑された場所でシルバは魔力の消えかけたBBを拾った。
おっさんのものだとシルバは気づいていたのか、知らないままなのか。
知っていたらおっさんの名前も分かるから後者か。
『何者をも逸した魔人となっていた』
というナレーションがすごく好き。
「あんたの死は俺にとっていい教訓になった」
それだけ? んなわけないよなあ。
ただの教訓なら死闘の最中に思い出して動揺することもない。
「俺は誰も信じない。誰も救わない」
おっさんのことは信じてるだろ。名前も明かさない怪しい男のどこまで本当か分からない言葉を、今でも重く受け止めているじゃないですか。
「俺はあんたとは違う」
つまり、おっさんは自分と違って他人を信じたり救ったりする男だと認識しているわけですね。
何だかんだで大きな存在だと思っているじゃないですか。

・シルバが戦いの場に指定したのは滅んだ村の教会跡。
おっさんと会っていた場所。
「俺が思うに、英雄なんてのは後世に伝わるまで英雄扱いなんてされないのさ」
英雄と呼ばれるような力の持ち主は周りから化物扱いされるとのこと。
ロンドとかどうなんだろう。大抵の魔族を倒せるだろうけど、彼が迫害される光景は想像しづらい。
ロンドの強さを知ったのは化物じみた連中を見てきて耐性があるキャラばかりで、一般人は恐れるか。
「だがそいつが死ねば、周りの反応は手のひらを返したように逆転する」
あいつは強かった、すごかったと都合よく持ち上げ始める。
「そうして英雄の完成だ」
シルバの口ぶりだとニトスは死んでからは称賛されるようになったのか?
ガレリアンは死んだ後も悪名だけみたいな言い方をしてるけど。
千二百年前に死に、現代で亡霊として復活したガレリアンと、ジークフリードが死んだとされる二百年前から生きてきたシルバでは捉え方も違うか。
ニトスがシュマーリ・ゴールドとして忌み嫌われた時代を直接知る者と、ニトスが魔族を殲滅して死んだ後の時代を直接知る者ですからね。
ガレリアンは千二百年の流れを書物などから知って、シルバは二百年の実際の空気を味わってきました。
シュマーリ・ゴールドへの恐怖や嫌悪は残っているが、功績に目を向け持ち上げる者も出てきた……ぐらいで受け取るのがいいのかな。
英雄方面で最も有名と思われるニトスが死んだ後もひたすら罵られるだけなら、シルバもこんな言い方しないでしょう。「英雄扱いされるのは死んだ後、生きている間は化物扱いされる」ではなく「生きてる間も死んだ後も疎まれるだけ」で終わります。

「生きているうちは脅威としか見なされない」
一時期のニトスは心が空っぽで危険な存在だったので恐れるのは無理も無い。
「俺の知っている奴もそうだった。人間に疎まれ殺された」
おっさんのことだ……。
シルバはおっさんが脅威とみなされるような、ある意味大きな存在だったと思っているのか?
やっぱりおっさんを認めてますよね。
ニトスはその出来事がシルバがこんな風になってしまった原因だと推測する。
やっぱりシルバが認識していないだけで、傍からは恨みで村を滅ぼしたように見えるし、おっさんの死でゆがんでしまったように見えるって。
シルバ本人は今の在り方が正しいと思っている。
「英雄が死ぬまで疎まれ続けると知ったおかげで俺は奴と同じ間違いを犯さずに済んだ」
おっさんのことを高く評価してるじゃん。
英雄側の人間だとみなしているんですから。
「誰とも相容れないのが英雄の宿命ならば俺は抗ってやろう」
別のやり方で抗ってほしい。
「俺はあんたとは違う道を歩ませてもらうぜ、ジークフリード」
俺はあんたとは違うというのはおっさんにも言っている気がしてならない。

・シルバの見えない攻撃の正体は闘気だった。
「俺と同等の領域に踏み出してないと決して見えん代物だ」
つまり、ロンドはシルバと同等の領域にいる。
ロンドがクソ強い伏線がここにもあった。
シルバと戦闘開始。使ってくる技は『ダンブルガンズ』や『スティンガー』。
ここはさほど苦労しない。

・夕食になめこゼリーを提案したロンドが却下されて白目剥いてる。
お前はギャグしかできないのか。ついさっき、シルバの攻撃を見切っていた=シルバと同等の領域にいると明かされたばかりなのに。
強いから暴れ回られても困るのですが、出番の大半をギャグに費やしていいのかと言いたくなる。
でもロンドはそれでいい。
メイド服着て散々ギャグやってきた男が終盤に一回戦闘が描かれただけでめちゃくちゃカッコいい印象を与えて終わるってよく考えるとすごいな。

・ここから最高に熱い。
シルバの全身に赤い紋様が浮かび上がる。
BBにろくに魔力が残っていない上に寿命延長に使ってきたんですから、あまり強化されていないと思うんですが、どうなんでしょう。
力を温存するためにシルバは本気で戦ったことは一度もない。
それでよくここまで強くなれたな。ニトスはボロボロになっても戦いを繰り返してきたのに。
本気を出して一個人として戦える日が来たことにシルバは歓喜する。
『気がつけば男は』
「お前と出会えて良かった! 待って良かった!!」
『何者をも逸した魔人となっていた』
この流れ、熱すぎるだろ。
ニトスはシルバの強さを感じ取り、残念がる。
「それほどの力があるのならばお前こそ真の英雄になれただろうに」
ニトスがそう言うってとんでもないぞ……。
おっさんが皆から受け入れられていれば、シルバは皆を守る英雄になったのかな。
「ここを制せば辿り着ける。俺の求める英雄に」
ニトスを心から認めているなぁ。
ジークフリードと呼びかけてからの
「お前の命を」「俺にくれ」
くぁ~!
シルバ関連で一番好きな台詞です。

本気のシルバとの戦いです。
使ってくる技は『鏡面絶殺』や『反面絶殺』。
シルバのネーミングセンスにはツッコみたくなるけど、この二つの技名はすごく好きです。強そう。
『鏡面絶殺』→『反面絶殺』と使ってきたのでソルウィンドの出番です。
ちょ、また反面がきた。もっぺんソルウィンド。まだ死なないのか。
ってまた反面!? ソルウィンド三回目行くけどいいの?
倒しました。他の技も見たかった。
→後でやり直しました。『アウターヘヴン』『ホーリーブロウ』も使ってきました。

戦闘が終わってもイベントバトルは続く。
ニトスのシュマーリ・ゴールドを回避するな!
「一度見せた技は効かんぜ」
それで済む技じゃないって。
最強の英雄とやり合える喜びにシルバが嬉しそう。
ニトスが吹っ飛ばされて叩きつけられる。教会の床に座り込む体勢はおっさんを連想させますね。
そのためか、シルバの心におっさんの台詞が浮かんでしまう。
(なぜ今あんたが出てくる…?)
戸惑うシルバは珍しい。
またしてもおっさんの言葉が脳裏をよぎる。
(邪魔をするな…。いいところなんだ…)
(黙れ死人が…。俺はあんたのようにはならん…)
(ここを超えればあんたの辿り着けなかったところへ行けるんだ…!)
(英雄へと…!)
ここを超えれば~の部分が特に好きです。
おっさんの分まで、おっさんの代わりにといった殊勝さまではないでしょうけど、おっさんの行けなかった領域へ行くという意識は確かにある。
「だから…お…れの、邪魔をするなッ!!」
心が揺さぶられまくっているじゃないですか。戦闘の最中にここまで揺れるシルバが見られるとは……嬉しいぞぉぉ!
ニトスとの激突の最中、シルバはおっさんの最期を思い出し、隙が生じてしまう。処刑の光景が心に深く刻まれていたんだな。
「!!」
この衝撃を受けている顔が……何故か幼い印象を受けてしまう。少年のような。
シルバがこんな顔するのは珍しい。本当に。
鈍い音が響き、シルバは倒れる。
(負けたのは、揺らぎ…)
(最後までモヤを振り切れなかった…俺の弱さ…)
それは弱さなのか?
他人への情を捨てたつもりだろうけど、感情は捨てようと思って捨てられるものでもないでしょう。
捨てずに高みを目指していたらどうなっていたんだろう。

敗れたけれど満足げなシルバを嘲笑う声が響く。
ハイブリッドと冥王会の連中が来た。帰れ。
満身創痍のニトスを攻撃しようとするケルガーにシルバが動いた。
「邪魔をするな…。これは、俺とジークフリードの戦いだ…」
シルバ関連でうおおおってなるのが「お前の命を俺にくれ」で、ああ……ってなるのがここです。
死にかけている身で必死に追い払おうとする姿に胸が締めつけられる。認めた相手に対しては真摯な一面があるというか……。
失せろと言いつつケルガーに拳をくらわせ、シルバは膝をつく。
ジークフリードと呼びかけて、シルバは最期の言葉を遺す。
「お前が英雄だ…」
重い。
ニトスの辿る道やシルバの英雄への執念を考えるとそう言わざるを得ない。
ダブルガンズ・オブ・シルバ退場。いい悪役でした。

・冥王会の悲願であるマハートとは、ヴァジュラが際限なく魔力を零し、無数の亡霊を生み出すこと。魔族が人間を蹂躙していたかつての再現。
ヴァジュラが鍵となります。
そのヴァジュラについてですが、ニトスは千年生きて二百年前に死んだ。ヴァジュラの誕生も二百年前。
ニトスは現代で真なる魔王の魔力を取り込む機会があり、死んだら真なる魔王の心が台頭する。この後ニトスが元の時代に戻れば……。
全てがつながってしまいました。

・屋敷に戻ったニトスはハイブリッドの情報を求める。
十字八剣だったウェルチやロンドは知っています。
ロンドいわく、十字八剣の中でも屈指の使い手。
「個対個ではシルバは最強だが、ハイブリッドもその点では同じかもしれん」
自分のこと棚に上げてない?
この時の台詞がルシファー戦で出てくるんですよね。
・ケインツェルも魔族の力を有していた。
ロンドの口ぶりだとケインツェルも強そうに聞こえる。
実際、一般人にとっては絶望的。
ロンドが言うとどいつもこいつも強そうに思えるし、それは間違ってはいない。
発言者の強さが全く含まれていないだけです。

・ニトスとロウリィの会話をウェルチ達が盗み聞き。
バレたら破邪滅殺剣されるぞ。
ロンドが仕事に戻るよう促すけど聞いてもらえない。ロンドは真面目。
・屋敷で会話。
キャサリンはロンドが今後もここで働くことを歓迎している。よかったな、ロンド。
「改めてよろしく」
律儀だな。
ニトスはロンドが男なのにメイドとして働くことにツッコむ。まだ疑問を抱いてるのか。
もう慣れたと語るロンドはある提案をする。
「お前も着てみるか?」
こうしてニトスはメイド服を着せられてしまいました。イラストまで用意されてる。
「また挑戦してくれ」
ロンドは何なんだ?
もう一度話しかけるとまた着るかと誘われる。キャサリンはニトスの分の服を注文し、ロンドはさっき写真を撮ったらしい。
何だこいつら。

・ニトスの腕に赤い紋様が。
このままBBを使い続ければ人間でなくなる。
己の身に何が起こるか薄々察しているニトスはヴァジュラのもとへ急ぐ。
瀕死のツヴァイに光の剣閃が直撃し、バラバラにした。
真なる魔王以外にそれを振るえるのは一人だけ。
・一方、冥王会ではハイブリッドがサムライヘンジをねじ伏せていた。
ハイブリッドが冥王会最強とされている。
サラドは覚醒していないからわかるとして、カルラも敵わないのか?
・シルバがサラドを召喚した。以前プレイしたはずなのに完全に忘れていた情報です。
ルシファーはサラドをマハートの贄にしようと思っていたが、ハイブリッドが考えていたのはルシファーの方。
ルシファーはようやくハイブリッドの正体に気づくが、贄にされてしまう。
ハイブリッドがルシファーの魔力をヴァジュラに浴びせたことで、ヴァジュラは完全な覚醒へと向かう。

・とうとうヴァジュラが己の名を明かす。
ニトス・ジークフリード。
彼が人間だった頃の名前です。

最終話

・カルラに詫びるニトスの笑みが虚ろ。悲しくなる。
・ルシファーがハイブリッドに贄にされても冥王会の面々は動じない。強者に従うのが彼らのルールです。
だったらニトスに従えよ。力が全てと言うなら強い人間は認めるべきだろ。
・亡霊の襲来にウェルチとロンドが町の人を避難させる。今のところ怪我人はゼロ。よかった。
ロウリィを逃がそうとするけど想いを尊重するカロスがカッコいい。たまにいいとこ見せるから侮れない。
・ニトスは未来の自分が世界の敵・殺さねばならない存在になる運命を知って打ちひしがれる。
千年戦い続けて死んだ後魔族になり、マハートで覚醒して完全に暴虐の化身になってしまう。
報われねえ。
・亡霊を生み出す渦は十字八剣本拠の最上階を中心に渦巻いてる。
魔物を何匹も倒せるあたり、カロスやベルフラウも結構強いんですよね。
ガレリアンやウェルチはもっと強い。
おっと、会話するカロスとウェルチを見たベルフラウの様子がおかしい。
もしかしてこれは……。
でもカロスがそういう方面で意識してるのはウェルチです。
ガレリアンがウェルチにちょっかい出さないか釘を刺すので。赤面しながら。
ウェルチのことが好きなんだー。
指摘されたら
「ん、んんんんなわけねねねねーよ!」
わかりやすっ!
普段ロンドに姐さん姐さん言ってるけど、好きのベクトルが違う。

・囚われのロウリィにハイブリッドがヴァジュラや亡霊について説明する。
ヴァジュラは魔力だけでなく心も落としている。
零れ落ちた心に惹かれた死者の魂が彼の魔力と融合して亡霊となる。
ロウリィはマギスンの、ハイブリッドはサラドの、オラクルはニトスの亡霊だった。
そのオラクルとケルガー&グレイシャルが戦い、離反したカルラをペルソナが追う。
『インボルグの過ごし方』プレイ済みだと「あ、死んだな」ってなる。合掌。
インボルグ抜きでも千年間ニトスと歩んだ女が弱いわけない。
・ヴァジュラが世界を敵に回してまでこの道を選んだのはロウリィのため。
ニトスがヴァジュラにならなければロウリィは生まれない。
他ならぬヴァジュラの言葉が、ニトスを立ち上がらせた。
『そして俺を殺しに来い――かつての俺よ』
……熱い!
ニトスが戦うのはいつだって家族を守るため。
人間側で戦ったり冥王会に所属して人間と戦ったりしたけど、求めるものは一貫しています。
亡霊を生み出す渦を破壊しました。
やっと章のタイトルが出てくる演出がにくい。
『LAST EPISODE やさしい時間』
真面目な題名だ。
今までひどいタイトルもあったからな。
序盤と終盤の空気の差がすごい。

・ロンドの見せ場の前にセーブ可能。ありがてえ。
贄にされてボロボロのルシファーがウェルチとガレリアンの前に現れた。
ニトスが渦を壊したことでルシファーも出られた。
彼は魔力が足りないから人間で渇きを癒そうとする。
それは生命力を搾り取る能力でもあるのか、単に殺戮で癒されるだけなのか、どっちなんだろう。
ガレリアンは闘気を高めてルシファーを討とうとするが秒殺される。
ウェルチの「ザっコーーーーーーーーーー!!!!」に笑いました。
ガレリアンの見せ場じゃないの!?
ニトスと肩を並べて戦った男の意地を見せるところじゃなかったの?
ルシファーが魔族を統べる者としての意地を見せるところだったか。
二人を攻撃しようとするルシファーへと緑色のオーラが飛ぶ。
ロンドが助けに来た。メイド服は着ていません。
ガレリアンはロンドを女と認識したままか?
呟いたのは「ゴース家のメイド」だけで、男だったのか……的な反応が無い。
その後ウェルチが「男やからな」と念押しするので、メイド服やめても気づかなかったか。

十字八剣から離反したのに十字八剣を名乗るロンド。いいのかそれで?
シルバと対峙した時はただのメイドさんと自称しただろ。メイド服を着ていないにも関わらず。
ルシファーから十字八剣をお遊びの集団呼ばわりされたロンドは前に出る。
この時点でちょっとキレてない? 吹き出しで「…」ってなってるし。
ウェルチは戦おうとするロンドの身を案じる。ウェルチはロンドに対して、確かに強いが十字八剣の中での話だと思っている。
ははは……。実力を知った後だと笑えてくる。
見よう見まねで龍曲を放ってみせたルシファーは己の力を誇り、シルバを馬鹿にする。
「十字八剣などという戯れの長とは格が違うのだよ」
この一言がロンドを怒らせた。
無言で相手を睨みつける。
ロンドの反抗的な目つきが気に食わないルシファーはよく分からない空間を展開する。何だこの空間?
ロンドが蹴りを放とうとしていることも察知するし、能力自体は優れているんですよ。
己の優位に酔いしれるルシファーが虐殺に移ろうとした瞬間、顔面に蹴りが直撃した。
「ぶえ?」
顔面蹴られるシーンが描かれる冥王様……。
次の瞬間ロンドのカッコいい姿とともに流れ出す魔王魂の『flower』。
もはや私の中ではロンドのテーマと化しています。

混乱する冥王にロンドが解説する。
「読めていても躱せぬ攻撃はある」
それはまだ分かる。
分からないのはここからです。
・我が龍は大気にして武にあらず
・龍曲使いの真骨頂は龍の力(りょく)を収めるに尽きる
・ゆえにお前の勘違いしている龍は我が大気に過ぎん
ウェルチもルシファーもプレイヤーも緑色のオーラを飛ばす技=龍曲だと思っていたけど、違うの?
緑色のオーラが龍なら、それが大気に過ぎないとはどういうことだ。
オーラを飛ばすのは力があふれ出たおまけみたいなもんでしょうか。
分からん。
読解力が低い私が悪いのですが、もう少し説明が欲しい。

怒ったルシファーの反撃が炸裂し、画面が真っ白に。
ウェルチがロンドの名を叫び、ルシファーが哄笑を響かせるが、ロンドは無事。
平然と突っ立ってます。
躱したのか受け止めたのか教えてくれ。
ロンドはルシファーに問いを投げかける。
「なぜ自分を強く見る…? なぜ十字八剣を弱く見る…?」
静かに語るのがかえって怖い。
「なぜシルバがお前より劣っていると思う…?」
そんなわけないだろうという副音声が聞こえる。
無口なロンドがシルバを馬鹿にした相手には饒舌になる。
「俺の認めた十字八剣の長には遠く及ばん」
ロンド関連で一番好きな台詞はこれです。
敵対しても敬意は失わない関係が大好きなんだよ!

ロンドの強さにウェルチは呆れたような笑みを浮かべる。
以前ロンドはサムライヘンジが魔人、シルバが最強、ハイブリッドがそれに並ぶと言いましたが、ウェルチがツッコミを入れる。
(なに言うとんねん…。あんたかてそれ以上のバケモンやないかい…)
ロンドが語った内容も間違ってはいないのでしょう。
ただ、自身は省いただけです。
ロンドの身体に緑色のオーラが纏わりつき、鋭い言葉を突きつける。
この時の一枚絵がすげえかっけえ。
「生まれ持った異才ゆえに…“恐怖”を知らぬお前は何より弱い…」
異才というのは相手の動きを読む力の事でしょうか。
「我が龍曲が見切れるか…?」
緑色の奔流がルシファーをぶっ飛ばした。
一方的に冥王を撃破。つえぇ……。
ロンドは人間ニトスと同じくらいの強さというのを見かけました。そんなに強いならルシファーじゃ相手になりません。

・カロスとベルフラウもトゥルポワイトを撃破。
ギャグ補正をシリアスシーンで発揮できる奴は強い。
・オラクルもケルガーとグレイシャルを倒した。
少し前までそこらの兵士にも負けるただの子供だったのに、強化速度パねえ。
といっても相討ちになってしまった。

・ハイブリッドとニトスがまともに会話する。
不完全な亡霊である彼女は融合を繰り返し、ニトスが倒してきた魔族達の魂の集合体となった。
同じく不完全なはずのロウリィが他の魂と融合せずに無事だったのはヴァジュラが守っていたからです。
助けを求めるハイブリッドを無視し続けて。
オラクルもニトスの魔族の心……ヴァジュラの魂が欠けているから不完全ですが、ニトスの魂だから融合せずに済みました。
・サラドはシルバが勝手に呼んだとのこと。サラドとニトスの因縁を知っていたためか?
ハイブリッドは助けてくれなかったヴァジュラへの恨みを吐き出し、復讐としてロウリィを真なる魔王に覚醒させようとする。
ロウリィが真なる魔王になったらニトス……ヴァジュラが今まで頑張ってきたことが全部無駄になる。
ニトスの地雷踏み抜いてる。
彼はハイブリッドに刃を向け、戦うよう促す。親子喧嘩の始まりです。
ハイブリッドの使う技は『ヘヴンズキッス』『妖艶連舞』『幾億の怨嗟』『死眼』。
一番好きな技名は『幾億の怨嗟』です。

・場面は変わって、サラドの回想。サムライヘンジだった頃のシルバとの会話。
サラドの中に眠るもう一つの心こそが十字八剣のラストナンバー。
サムライヘンジがサラドへ。記憶と力を取り戻した真なる魔王へ。

・ハイブリッド戦後の彼女が痛々しい。
嘆く彼女に無慈悲な一撃が。
「浅ましい」の一言とともにサラドがぶった切った。
うお……上半身というか肩のあたりから上だけになってる……。
「どうして私を生んだの…? お父…さん…」
最後の最後でお父さんと呼んだ。
次の瞬間彼女の頭が赤く弾けた。サラドが頭部に刀を振り下ろしてとどめを刺した。ただの出来損ない呼ばわりして。
あんまりじゃないですか、こんな最期。
ハイブリッド救済ifを描く予定だったって本当ですか?
何で中止になったんですか……何で……。

サラドはニトスの存在の大きさを語る。
「私にとってお前は師であり友であり兄であった」
今は最高の好敵手。
獲物じゃなくて好敵手という言い方がつらいなあ。サラドの人格なんて残ってないのに、認めているみたいで。
サラド戦です。ここは静かに進む。
戦闘後、ニトスはBBを自分の体に取り込んだ。ロウリィから隔絶すればロウリィは亡霊ではなくなり、真なる魔王にならず、ヴァジュラを倒しても消えずに済む。
ニトスの身体に赤い紋様が浮かび上がり、サラドと同じ領域に立った。
改めてサラド戦。『アルカナドライヴ』『ガーディアンブレイド』『真空波』を使ってきます。
ニトスが人間の状態でもある程度戦えていたんですから、BBを完全に取り込んだら結果は見えています。
サラドの動きは遅すぎたって……真なる魔王が格下扱いとは。
ニトスはサラドを救えなかったと涙を流すが、彼の表情は穏やかです。
「お前と過ごしたどの時よりも…この戦いは私にとって充実していた」
キツい。
魔王としてのサラドは満たされたかもしれないけど、戦いを嫌う元のサラドは全然救われてない。
以前の人格が残っていたらニトスと殺し合うなんて拒否したでしょう。
「私は生きていた」
サラド、消滅。
穏やかで満たされた最期だからこそ、人格が残っていないことを感じさせて辛いです。

・もはやヴァジュラには皆が暴虐の糧としか見えない。
そうかなぁ。
カルラに感謝する心は残ってるじゃないか。
試しに屋敷の人達と会わせたい。

・別れが近いため、ニトスとロウリィがしんみりと語り合う。
ニトスにとって恋愛感情を抱くのはマギスンだけど、ロウリィのことも大事に想っています。マギスンの代わりではなくロウリィとして。
二人は相手への感謝を伝え合う。
ロウリィの我儘理不尽暴虐っぷりがあったからこそ、素直さが際立つ。
・翌日屋敷の人達がニトスを見送る。
カロス、ウェルチ、キャサリン、ロンド……またメイド服着てる。ニトスを見送るから気合入れたんだろうな。
「記念に一着やろう」
最後までそういうキャラか。シリアス維持できないの?
あんなに強くてカッコよかったのに。
ベルフラウにカルラもいる。ニトス~ヴァジュラとカルラの日々を見てみたい。
死んでしまったオラクルをニトスは弟子認定。
……死ぬ直前に関わるあの少年も弟子だと思う。

・ニトスは最後の仕事……ヴァジュラ討伐に赴く。
最強の敵です。
今までの敵とは次元が違う。
ニトスはハイブリッドに対するヴァジュラの仕打ちを糾弾。
しかし、ヴァジュラが目を覚まして彼女を守っていたら覚醒が早まり、運命が破綻したかもしれない。
彼はロウリィのためにハイブリッドを見捨てた。
ニトスとヴァジュラの互いの姿勢を否定し合う会話がつれぇ……。
ヴァジュラはロウリィのために生きたことを後悔していると言い、ニトスはそれを聞いて自分とヴァジュラは違うと言い切る。
「お嬢のために人であることを棄てたのは俺の選んだ生き方だ。それを否定するようなあんたと俺はもう同じじゃない!」
ニトスは勇ましい言葉を吐くけど、目の前の男もかつてはそういう熱い想いを抱いていたんですよ。
いくら啖呵を切っても最終的にこうなると思うとなぁ……。

まずヴァジュラと戦います。
何もしてこないのでカードは温存。
ニトスはヴァジュラに歯が立たない。ヴァジュラには千年の戦いによる経験値がありますから。
ぐあぁ、ニトスの両目がヴァジュラに切り裂かれた。
何故視覚を奪う必要があるんですか?
かつてされたから、で終わるんですが。
ヴァジュラはこれからニトスが味わう苦難を、己が受けてきた苦痛を、ニトスにつきつける。
安息を得られずひたすら戦い続けて、自分の選択に疑問を抱き、いつかは報われるという希望に縋り、裏切られる。
「死ぬ間際ですら俺は疎まれ続けた…!」
彼の最期を思うとダメージがひどい。
貴方の生存を望む人間はいたんですよ……。

ひたすら絶望をつきつけるヴァジュラを止めたのはガレリアンだった。
自分は変わったと主張するヴァジュラに何も変わってはいないと返す。
この時の振り返ったガレリアンがイケメンに見える。
ヴァジュラの刃に身体を貫かれても微笑んでいるんですよね。
ニトスの光は誰かを照らせる光だと肯定し、ガレリアンは消えてしまった。
戦友に背中を押され、ニトスは再び闘志を燃やす。
『thread of hope』がカッコいい!
流れる回数は少ないのに強烈に印象に残る。
私の中ではニトスのテーマです。
「お前の落としてしまった心の全て……その気持ちはここにある!」
ヴァジュラは、シュマーリ・ゴールドというニトスを知れば皆化物扱いすると決めつけるけど、屋敷の人達はしないよ。
ニトスはヴァジュラの存在を否定する。
「どうやら俺達は…生まれてくるべきではなかったらしい」
そんなこと言うなよ……。
すごく重く響く台詞です。
ヴァジュラの「俺の歩んだ時の重みをのせて」というフレーズも好き。
こちらにも重みを感じる。千年の。
ヴァジュラとニトスのブレイドアルター→シュマーリ・ゴールド激突が最高に熱い。

・ラストバトル開始。
ヴァジュラの名前欄がニトスになっている演出にダメージが止まらない。
BGMもカッコいいんですよ。『final messenger』という名前です。
使ってくる技はニトスと同じ『デルタブレイク』や『ソルウィンド』など。もちろん『シュマーリ・ゴールド』もです。
少しずつ削ってシュマーリ・ゴールドで締めました。
力の差にも諦めず立ち向かうニトスの姿に、ヴァジュラはかつて夢見た英雄を見出した。

過去の自分に倒される結末をヴァジュラは受け入れた。後悔していないと言った。
過去の選択を否定したヴァジュラが……。
最後の時間を噛みしめるヴァジュラの前にロウリィが現れた。
彼女が何をしに来たのか察しました。
退魔の剣ファントムソラスは人間でなくなったニトスには使えません。だからロウリィが来た。
「ロウリィ・ゴース」呼びかよ。
お前そんなキャラじゃないだろ。名前欄はニトスなんだからニトスらしく喋れ。
ロウリィがツッコんだので「お嬢」呼びに戻りました。1200年ぶりですね。
ヴァジュラはロウリィに家事をちゃんとするよう告げる。かつてのニトスと同じこと言ってる。やっぱり彼は変わってない。
ヴァジュラは最後の頼みごとをする。
殺してくれと。
はー……。
ヴァジュラの最期の質問はシルバにもぶつけたいですね。きっと彼も同じことを答えるでしょう。彼の心にどれほど深く刻まれたことか。
ヴァジュラの頬に涙が……やっぱり心を喪ってないじゃないか!
幸せになりたかったと願いながらヴァジュラは消滅した。
あまりにも救われない。
この後、過去に帰る直前のニトスの横顔にヴァジュラが重なるのが卑怯。
(ジークフリードは世界の敵。いずれ黒き風を呼ぶ悪となる)
「それでも…俺は――戦うさ」
戦場が怖くて穏やかな日々を望んでいる男が、大切な者のために地獄に身を投じる。壮絶な覚悟です。

・ED曲『悲刃』はニトスの人生を表していてとてもいい曲なのですが、ニトスの人生を表しすぎていてネタバレが激しいので、クリアしてから聞いてくださいとしか言えねえ。
屋敷の人達やベルフラウ、カルラの姿に心が温まり、ニトスとの温度差に苦しむ。
「おっ!?」となったのがウェルチとロンドですね。ロンドがメイドではなく使用人になってる。執事か?
代わりにウェルチがメイド服着てる!
ロンドとの会話が想像できる。アイツ絶対メイド服を推したろ。
ロンドが今の格好になるまでの話を見たいです。赤い髪留めがニトスのものと同じかも気になる。
曲が終盤に差し掛かると、教会に座り込むニトスの姿が。
教会と言えば「彼」ですね。
つまり、シルバの人生を大きく変えたおっさんの正体は……。
曲の最後に彼が処刑される光景が映る。
マルコが泣いてる……。
ニトスの死を悲しむ人間はいた。疎み嫌う者だけではなかった。
ニトスが諦めたような、疲れた笑みを浮かべているのがつらい。何を思っているのでしょう。
こうして人としてのニトスは死に、黒き風のヴァジュラが生まれた。

この時点で涙腺が危ないですが、最後にマギスンと夢について語り合った時の会話を出すのは……ずるい!
ニトスの、いつか争いのないところへ行きたいという夢は叶うことは無かった。
彼が自分の意思で選んだ道で、ロウリィを守るという願いは叶えたけれど、ニトスにも穏やかで幸せな日々を送ってほしかった。
ギャグまみれの序盤からは想像できない重い結末です。
安易にハッピーエンドにならなかったからこその余韻だと分かっていますが、それでもめでたしめでたしを望んでしまう。
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