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拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「>バランの末路~」の方
最期と対比させて考えたのは今回が初めてですが、「バランがまとめて消し飛ばした者達の中に、誰かにとっての『ダイ』や『ソアラ』がいただろうな」とは思っていました。
仮にバランが生存した場合、立場も描写もかなり難しいものになっていたでしょうね。
ハドラーにも同じことが言えます。
最期の瞬間自分のことを悪魔と称したのは、過去の所業の残虐さに気づいたためではないか等、色々考えてしまいます。
本人がどう向き合い答えを出すのか、知りたかった気持ちもあります。
>改めて思うと、バーンの存在も結構儚いものですね。
負ければどうなるか知っていたはずで、それでも信念を曲げずにいたわけですから、敗北して全てを失おうと、評価が一転しようと、受け入れねばならないんですよね。
個人的には、評価が分かれ、様々な反応を示すと見ごたえがあって面白いと思います。
「ヒャッハー、バーンの時代は終わったぜー!」と調子に乗る者、悲しみ惜しむ者、冷静に今後の立ち回りを検討する者、新たな地上破滅計画を練り上げる者、ダイの力に怯える者などなど。
評価が一転しようと受け入れねばならないと述べたものの、全員が一斉に掌を返して唾を吐くのは正直あまり見たくありません。
メッセージありがとうございました!
竜魔人ダイにぶちのめされる封印解除ミストバーンが見たかったので書いた話です。
以前サイトに掲載したのは秘法解けたバージョンだったので、今回は解けないままで。
『バトルオブ~』と書くと『ざくざくアクターズ』の超強敵BGMを連想します。
バトルオブマ〇〇〇やマ〇も好きですが、一番はア〇〇ー〇です。『アグナモニタ』が大好きなので。
始祖竜達と戦う時に流れるアレンジもカッコよかった。
破壊王ティムールが何気に好きなんですよね。
「うわ、チンピラみたいな台詞。自分は強いとうぬぼれている小物だな」と甘く見ていたら予想よりはるかに強くて「適正レベルより大幅に上じゃなかったらボコボコにされてたぞこれ……」と焦りました。
簡単に小物認定してはいけないと思いました。
『キン肉マン』で「好きな技」は地獄の断頭台とかナパーム・ストレッチとか天道羽根抜刀を破ったベルリンの赤い雨とかアトランティスの最初で最後のタワーブリッジとか色々あるんですが、「衝撃を受けた技」部門をナパームコンビネゾンが作り出しました。
好きなキャラ二名が力を合わせて必殺技を繰り出す展開にワクワクしていたら凍りついたのは初めての経験かもしれない。
相手を救いたいという、熱く優しい心から繰り出された技の殺意が、殺意が高い……!
もっと破壊力の高い技は他にあるでしょうけど、慈悲を込めてぶっ放したことに衝撃を受けた。
実際は死なないように加減しているかもしれないけど、殺す気にしか見えない。
『キン肉マン』を読んでいると様々な方向に揺さぶられるというか、振り回される感覚を味わえますね。
私はついていけるだろうか、『キン肉マン』の世界のスピードに。
しょっちゅう振り落とされて「ちょっと待って」と叫んでる気がする。
詳しくは以下の感想で。
『キン肉マン』302話
フルメタルジャケッツのツープラトンを楽しみにしていました。
強くてカッコイイ技になることを期待していました。
期待通り、どちらの要素も備えていました。
問題はそれら以上に殺意の高さが印象に残ることです。
応援しているコンビが必殺技決めて目を疑ったのは初めてです。
途中までは「いけー! ぶちかませー!」と応援してたんですよ。
決まった光景を見て「……え?」となりました。
分かり合おうとする姿勢を押し出していたから「すでに威力は十分だから、ブロッケンを加えることで高すぎる破壊力を調整するのかもしれない」と思ってたんです。
そんなことはなかった。
もっとエグい技は他にもあるでしょうけど、慈悲の大切さを説き相手を救おうとする流れで繰り出されたので思考が停止しました。
まずマリキータを倒さないとどうしようもないのは事実。
アリステラへの批判を遮断し、彼が揺らぐたびに呪われた道を進ませようとするマリキータを黙らせないと説得は不可能です。
手加減して倒し損ねても二人とも破滅へ向かうだけ。半端な技を仕掛けても無駄でしょう。
それは分かるけど……。
回転を加えることは考えた。
胸が裂けて「AB」が刻まれるのも、候補の一つとして予想はした。
裂けた胸をコーナーポストに叩きつけるのは予想できてたまるか!
頑丈なマリキータだからモズの早贄にならずに済んだけど、耐久力低い奴がくらったら太い鉄柱が心臓貫通して串刺しになるぞ……。
リング外に落下して転がったマリキータの姿に「そ、そんなつもりじゃ……」と狼狽えました。
「アリステラの背中押して退路断つのやめろよ」「チンピラみたいな台詞で相手を見下すのはどうなんだ?」と腹を立てましたが、反省して態度を改めてほしいと思ったのであって……。
いっぺんぶっ飛ばされて頭冷やしてほしいとは願っても、無残な姿になることは望んでいなかった。
話の流れを踏まえると生きている可能性はあります。
慈悲の心をもって放たれた技ですし、相手の親友を殺して「お前達を救いたい」「恨みを捨てろ」と言っても説得力がありませんから。
……そう思ってるけど、見た目がとにかく惨い。
気絶しているだけであってほしい。
新ツープラトンの衝撃冷めやらぬ中、今回の話を改めて振り返ります。
ただでさえ強いナパーム・ストレッチを進化させる必要はあるのか一瞬疑問に思ったものの、カット不可にするのは大事か。
角度を変えて頭から落とすか、回転させて胸を叩きつけると予想したんですよね。そのまま落下するとブロッケンが下敷きになるので。
答えは後者でした。着地地点が予想外だっただけです。
回転を加えることで威力を増すだけでなく、敵の方向感覚を狂わせ抵抗を封じる。
なるほど合理的だと納得しかけた瞬間、マリキータの胸にAとBの文字が。
空気抵抗でそうはならないだろ! まあいいか。
敵の胸に自分達のイニシャル刻む兄さん、意外とノリノリだな。
アタルのAとブロッケンのBが刻まれるのは予想したけど、Aの上にBが重なって模様みたいになると思ってました。
相合傘みたいという感想を見かけて笑った。
そんな血なまぐさい相合傘嫌すぎる……。どれだけ猟奇的なバカップルだよ。
マリキータがアリステラへの友情をアピールするなら、フルメタルジャケッツはそのマリキータを黒板代わりに二人の絆を書きなぐる。
ロールシャッハ・ドットで相手の顔を浮かべたり秘密のサインを映したり、必殺技で二人のイニシャル刻んだりしてやりたい放題。
敵の体を何だと思ってるんだ。
カットしようとしたアリステラが弾かれ、フルメタルジャケッツのツープラトンが炸裂!
その名も、ナパームコンビネゾン!
※相手は片翅を切られて、飛んで逃げづらい状況です
・二人で手足をガッチリ固めて動きを封じます
・回転を加えて方向感覚を狂わせ、抵抗を防ぎます
・空気抵抗により胸が裂けて掛け手二人のイニシャルが刻まれます
・カットに入った敵のパートナーも弾き飛ばします
・回転しながら二人のパワーと三人分の体重を乗せて裂けた胸の中心をコーナーポストに叩きつけます
あ、あの……。
慈悲の心どこいった。
見れば見るほどえげつねえ。
少しタイミングがズレれば味方が鉄柱に激突する、恐ろしく危険な技をきっちり決めたのは信頼のなせる業でしょうね。
これくらって喋れるだけでもすごいよ、マリキータ……。
交代のタッチをするのは根性あるのですが、試合の権利がいつマリキータに移っていたのか分からず、少し混乱しました。
マリキータがアリステラに呪いを遺しそうで不安だったものの、そういうわけじゃないようで安心した。
アリステラを肯定するのは相変わらずですが、今までみたいに破滅へ背中を押す感じではなく、違う道を選んでもいいと言ってるように聞こえる。
それをもっと早く言ってほしかった。ブロッケンの奮闘で考えが変わったなら納得できる。
これまでの呪いを強化するような言動の数々は、友情が行き過ぎただけだったのか?
何者かに誘導されたわけでもなくまずい方向へ進ませたのなら、そっちの方が厄介な気がする。
ブロッケンもとうとう限界か。
普通に考えれば敵のツープラトンをくらい続けたせいですが、コンビネゾンの反動が大きいんじゃないかと感じてしまう。
「本当にここまでよくやってくれた!」
そう思う。
「オレの想定していた期待を遥かに上回る十二分の働きを、お前はここまで見せつけてくれた!」
同じように思われた方はきっと多いはず。
キン肉アタルという人気も実力もトップクラスのキャラが登場したんですから、当然試合も彼の見せ場がメインとなり、ブロッケンはサポート担当で終わると思っていたんですよね。
ガッツリ成長や活躍が描かれたのは嬉しい誤算でした。
「成長したんだな……ブロッケン」
眼差しと言葉が優しい。
あの厳しいアタルが、ここまで温かさを露にするとは。
尊敬する男からの何よりの評価に、よせやいと返すブロッケン。照れてるな。
ブロッケンいわく「求められた仕事をしたまでのこと」。
マリキータ退場とともに脱落というのは予想通りですが、内容は期待と予想を上回りました。
最高に頑張ったよ。
わざわざリング外までゴロゴロ転がって休む姿がシュール。
タイミングよく退場するところまで含めて、自分の役割を果たしました。
ここからはアタルとアリステラ、一対一の闘いになります。
アリステラが闇の力に目覚めたらどうしようと心配していたんですが、そうならないみたいですね。
もはや引けないアリステラだが、自分が間違っていることにも気づいている。
倒して止めるしかない。
アタルの言葉は穏やかですが、相手の目の前で親友の胴体コーナーポストにブッ刺してシームレスに諭すのは、その。
犠牲にしてきたものを叫びながらアリステラは攻撃を仕掛ける。
家族、故郷、仲間、親友、己の人生。
自分だけでなく他者が犠牲になったから他の道を選べないんだろうな。
引っかかったのは故郷も挙げたことです。もはや星の救済を捨てているのか?
列挙しながら攻撃し続ける様は、子供が泣きながら殴りかかっているように見える。
「それでいい」「このためだけに」と繰り返すのも、必死に自分に言い聞かせているようです。
もう見ていられないのでアタルは早くアリステラを倒してくれ。
そんなやり方では駄目だと、ブロッケンが激情で揺さぶってからアタルが正論と実力で知らしめる。冷静で的確な布陣です。
ブロッケンがいなかったらアタルが淡々と間違いを指摘し続けて、いたたまれない空気になっていただろうな。
アリステラに捕らわれ落下しながらもアタルは落ち着いている。
アリステラは苦労してきて、痛みを知っていて、優しさもある。
しかし活かす方法が間違っている。
それは確かに。
もう少し方向が違えば、オメガのキン肉マンと心から呼べただろうに。
アタルの業火の迫力が……!
ガッチリ捕まってたのに普通にクラッチ切って逆に首に足絡めるの、強すぎませんか。
アリステラの精神がガタガタになってるから外せたのかもしれない。
口数少ないアタルが、珍しく言葉を尽くして破滅へ向かうアリステラを止めようとしている。
まぎれもなく慈悲のなせる業なんですが、ナパームコンビネゾンがあまりにも強烈で言葉が頭に入ってこない。
といっても、アタルをサイコパスだのなんだの茶化すのも躊躇われます。
一部の要素を強調して貶されたり茶化されたりしたらいい気分はしないからな……。ここから二世の境遇になるとは考えづらいのに負の要素を延々引っ張られるブロッケンとか。
相手を救いたいと願うのと、その相手に必殺技をぶち込むのは矛盾しないんですよね。
『キン肉マン』はリング上で力と技をぶつけ合えば心が通じることも多い世界ですから。
話し合いで解決できる状況じゃないし、強力な技を使っちゃ駄目なんて言ったら戦いようがない。マイルドに見える技も大怪我してもおかしくないものばかりで、やりすぎかどうかの境界は曖昧です。
それはそうと、殺意が高いと言われれば否定できない。
「心臓病のフェニックスにこんな技を使うつもりだったなんて」という声もありますが、あの時点では知らなかったのでは?
そもそも心臓に爆弾抱えていようが健康だろうが関係ない破壊力に見える。
擁護してるのか違うのかよく分からない意見になってしまう。
アタル兄さんは厳しさの中に優しさを秘めた人だと思ってますが、厳しさの層が分厚い。
慈悲を発揮しつつぶちのめすので隙が無い。
そんな彼が厳しさ控えめで接するブロッケンはすごいな……。
序盤の無言ビンタ以外気遣われたり褒められたり、優しさばかり向けられている。
ブロッケンは強敵との激闘や過酷な訓練に果敢に挑むタイプですから、厳しくする必要がないのか。
『完璧超人始祖編』65話・66話
ロビンの仇を討つためウォーズマンが奮戦するも、ピンチになってしまう。
ロビンを慕い尊敬するあまり、ロビンの幻影に惑わされてないか?
復讐のために目が曇るなんて、かつてのブロッケンや今のアリステラみたいだ。
それじゃ勝てないよ……。
尊敬するのはいいけど、呑まれないようにしてほしい。
……偉そうなこと言ったけど、自分の師匠が回転しながら鳥取砂丘に埋まったら気になるし引きずるよな。ごめんウォーズマン。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
今ブロッケンがめちゃくちゃ輝いてるから、この後駄目になると言われるとキツい。
いくら頑張っても、活躍しても、つながるかどうかもわからない未来の話を取り上げて貶されるのは気の毒です。
二世を持ち出して悪く言われるのはネプチューンマンもか。「老害マン」って何やらかしたんだ……。
二世を読んでいない状態であれこれ言わずに確かめるべきですが、無印のキャラ達が鬱な方向に向かう話を読むのは怖い。
落ちぶれるブロッケン、自分の息子を殺害するアシュラ、老害呼ばわりされるほど迷走するネプチューンマン、ロビンの息子がグレて人間殺し、実は汚いことをしていたカミングアウト……どれも見たくない。
パラレルワールドにしてほしい。無理につなげなくていいです。
王位編から何事もなく過ぎるか、始祖編が発生するかでルートが分岐。
ブロッケンは前者だと未完の大器のままだが、後者だと成長イベントを経て「オレはやるぜオレはやるぜ」から先へ進めるということで。
>「>知らなかったのか? 大魔王からは逃げられない~」の方
もしかすると、勇者以上に逃げられないかもしれません。
そう考えると大魔王も楽じゃないと思いそうになりますが、力でねじ伏せてきた者が力で滅ぼされるのは因果応報と言えばそれまでです。
>「人生のツケ以下略」
改心や勝ち逃げ等を除いた悪役の大半が当てはまる気がします。
その台詞をぶつけられたザボエラは言うまでもなく、発言者のミストバーンもそうですし、バーンにも言えます。
強引な言い方をすれば、かつて一国を消し飛ばしたバランが、広範囲を吹き飛ばす爆弾のせいで亡くなったのも、過去の所業と対応しているかもしれません。
ハドラーやバランを捨て駒扱いしたから読者としても「そんな提案却下だ却下!」で済みますが、もし、仮に、部下達を厚遇していたら、読んでいてどんな感想を抱くか気になります。
「部下に優しくても地上を消す奴に従うのは……断ってくれてよかった」「今まで地上の平和のために戦ってきたんだもんな」という安堵が大半を占めるでしょうけど、惜しむ気持ちが湧いたかもしれません。
切り裂かれてから絶命するまでの間、彼が何を想っていたか気になります。
もっと言えば、光を凝視しているところから心境を知りたいです。
メッセージありがとうございました!
『キン肉マン』301話
あのマリキータマンが理解に苦しんでいる。冷や汗流してる。
内面が見えなかったマリキータが、アリステラ以外の話題で感情を見せるようになってきた。
解釈できずにいたら教えちゃうのかよブロッケン。全身がミシミシいってる状況でか。
まあいいか、解説は大事だ。読者のためにも。
Lの陣形の意味は『最後まで望みを捨てずに闘え』。
・せっかくの秘密のサインを自分でバラすなんてバカ
・やられていくだけの仲間に送る最後の言葉じゃないか、見捨てたも同然
マリキータがこの二点をツッコんだ。
一つ目は別に構わないでしょう。バラしたところで不利になる情報でもない。……最初から口で言えばいいなんてツッコんじゃいけない。
二つ目は大事な部分です。
それにしっかり返答することでフルメタルジャケッツの株が上がります。
・勝負を捨てるな、ではなく望みを捨てるな
・アタルとブロッケンの望みは、恨みに生きる虚しさをグロリアスの二人に気づいてもらうこと
「オレの」じゃなくて「オレたちの」と言っているのがいいですね。
アタルが考えを表に出さないからブロッケンが彼の分まで喋ってくれます。読者に優しい。
それはできないと言うマリキータに、できると断言するブロッケン。
勢い任せだけど彼はそれでいいと思います。理路整然と論破するのは求めてない。
「復讐なんて虚しいからやめろ」という台詞はありがちですが、安易な印象を与えるか、説得力を持つか、発言者と相手の状況によってかなり変わりますね。
復讐と一口に言っても、『キン肉マン』だけ見てもブロッケンかアリステラかロビンマスクかで肯定したくなる度合いが全然違うからな。
ブロッケンも己の復讐や立場に言及した。
そうなんですよね。
ブロッケンも一族の誇りを背負ってきた男です。
アタルに諭された場合「お前は使命や責任から逃げたくせに!」と言い返せるけど、ブロッケンには通じないんだよな。
そして、先祖から託されたか否か、積み重ねられた年月などは違うけれど、復讐に燃えたのはアリステラと同じ。
そんな彼は仇であるラーメンマンに教えられた。仇本人が復讐者に諭すのはどうかと思うけどそれはいったん置いておこう。
「そんなものだけで生きていちゃ……オレ自身の未来はない」
「そしてオレの未来がなければ、一族の未来もないってな」
うわラーメンマンの反応超見たい。
自分が惨殺した男の息子がこんなこと言うのはどんな心境なんだろう。
アリステラに対して気になっていたことをぶつけてくれた。
様々な方向から代弁者となってくれる男だ、ブロッケン。
使命だ責任だというけどアリステラ自身はどうなんだ、重荷を背負い込んで突き進んで潰れたらオメガの人々はどうなると思ったんですよね。
使命を果たすというのは破滅しに行くことじゃないもんな。
アリステラに「復讐はやめた方が……」「そのまま進むと破滅するぞ」と思うのは、星が滅びそうな状況で復讐を優先しているからですね。
まずは星の危機に対処しないといけないはずなので、恨みを捨てろというアタル達の言葉に説得力が増します。
仇を倒して帰ったら星が滅びてました、なんて事態になったら彼も民も未来はない。
アリステラの未来を想うブロッケンが再び輝き、その力に驚愕するアリステラとマリキータ。
主人公側の力に「何だこの力は!」するお約束の展開に興奮しかけたところで思わず「おい……」と言いたくなった。マリキータに。
まだブロッケンを雑魚扱いするのか。この期に及んで。
その「ザコ野郎」相手に二人がかりで何度も攻撃くらわせておきながら倒せずにいるのはどいつだ。
リーダーの右腕みたいな顔をするならば、チンピラめいた言動は慎むべきでは。
アリステラの評判まで悪くなったらどうすんだ。
恨みを捨てた者の力を見せることが、今のブロッケンに課せられた最大の仕事。
ブロッケンが役割を自覚した!
己に課せられた仕事は絶対に遂行する責任感が彼の魅力だとアタルも言っていた。
特殊な技は使わず、湧き上がる力に任せて強引に両腕を抜く!
そのまま二人まとめてジャーマンで投げる!
さらにマリキータの天道羽根抜刀をベルリンの赤い雨で切り裂いた!
最高のタイミング、最高の演出。
カッコいい。
その一言に尽きる。
ブロッケンが最高に輝いてる……。命を燃やしている。
手が燃えているようなエフェクトなのは業火のクソ力だからでしょうか。
私は気づかなかったのですが、斬り上げてぶつけ合う形で迎撃したのではなく、回避しつつ上から叩き切ったのは、この瞬間は相手を上回ったという描写なのですね。
ベルリンの赤い雨は、威力が高いからこそ決め技にならないイメージがありました。
『ボスに即死技は効かない』的な。
実際、序盤で出した時はあっさり止められました。
でも、ここぞという場面で繰り出されれば決まるし、決まればものすごく強い。部位破壊にはこの上なく有効です。
マリキータの翅を片方落としたのは大きいですね。
飛行刺突拘束さらに斬撃と機能豊富すぎるんだよあの翅。
誇りのため、オメガの教えの正しさを証明するため、なおもグロリアスはブロッケンに攻撃を繰り出す。
直撃した……が、ブロッケンは立ち上がる。
オメガ側が恨みにこだわる姿勢を見せれば見せるほど、ブロッケンが燃えるんですよね。
「へッ、おかげで最高に充実している」
満身創痍のはずなのに、笑みを浮かべてやがる。
まさに不撓不屈という実況に同意せずにはいられない。
グレイブヤードスプラッシュ直前の禍々しいエフェクトが気になります。
ひょっとして負の感情を糧とした、新たな力に目覚めようとしているのか?
アリステラだけでなくマリキータの体からもオーラが放たれているのが気になります。
今までアリステラへの友情をアピールしながらもクソ力には目覚めなかったのに、危険そうな力はサラッと発現させるのか。
呪いじみたオーラを見て平然と「ウム、あともうひと押しだ」と言えるアタル兄さんが怖い。あの、相手が闇の力に目覚めかけてる感じなんですけど。
敵が負傷しているとはいえ、ツープラトンを涼しい顔で止めるのもやばい。アリステラもマリキータも汗かいてる。
それにしてもグロリアスは同じ技を繰り返してばかりなような……。
効果的だと判断してやっているのか、単に技のレパートリーが少ないのか、どちらなんでしょう。
肉のカーテンで防御→タックルで分断→ナパームストレッチの仕掛け→合体の流れがスピーディー。
くるか、フルメタルジャケッツのツープラトン。
名前も出ておらず、ここからどんな風に展開するか不明なので、不発に終わることはないでしょう。
次回で決着と思いたいのですが、アオリが不穏。
マリキータが倒されることでアリステラが呪いのクソ力に目覚めるとかやめてくれよ。
新たな展開につなげるとしても、ひとまず試合を終わらせてからでいいよ……。
マリキータは呪われた道を歩むアリステラの背中を押しまくってきただけに、事態を厄介な方向へ動かしそうでものすごく不安です。
ここまでブロッケンが体を張って説得したんですから、無駄になってほしくありません。
アリステラがマリキータを受け止めて二人ともダウンするけど命は助かるとかそういう感じでお願いします!
穏便に一時離脱してほしい。
マリキータマンがオメガ側のロビンマスクとか言われてるから、下手に追い詰めると何が発動するか分からないので……。
『完璧超人始祖編』63話・64話
普通のタワーブリッジでも相手の体をへし折ることができるのに、さらに威力が増した。
サラッと命を奪ったと言ってますね。
初期は命が軽かったからなぁ。ギャグみたいな勢いで大量に死んでた記憶が。
ロビンの新技でもネメシスを倒せず、逆に窒息死か両腕をもがれそうになる。
そんな姿を見たくないと叫ぶスグルに対し、ロビンは命に代えてもネメシスを倒すと宣言。
覚悟決まってんな。
素直にカッコいいと思いつつ、「ベテランの実力派」にフフっと笑ってしまった。本人は自分のことを「若さゆえの爆発力には欠けるのを知識や経験で補うベテラン」と思っているけど、実際は若手以上にめちゃくちゃしやがるので。
自分の体に多大な負担を掛けながら追い詰めるロビンだったが、ネメシスにとどめを刺されてしまう。
落下しながらウォーズマンに語りかける場面はいいシーンだと思うと同時に、「復讐の道具からよき弟子とみなすまでの変化を描いてくれていたらなあ……」と思いました。
敗れたロビンに「きさまのような男こそ完璧超人として生まれてくるべきだったのだ」と語るネメシスに「敵への敬意か?」と感心しかけたものの、下等超人の割には頑張ったというニュアンスなので違うようです。
その後ロビンの体を投げ落としたので好感度ダウン。
仲間に死体蹴りしたグリムリパーよりはマシですが、傲慢な男だ。
ネメシスに対する怒りが湧き上が……ちょっと待っておかしくない?
回転しながら落ちたってそんな埋まり方しないだろ。
「現在ロビンは鳥取砂丘に埋まっているらしいけど、どうしてそうなったんだ」と疑問に思っていたら予想外の解答だった。
てっきり、敵の技によって叩き込まれたのかと……。
ウォーズマンの戦いが描かれるのにロビンのダイナミックな埋まり方が頭から離れない。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「人が排除しようとする~」の方
ハッとしました。
ダイ大で異質な存在と言うと異種族を連想しますが、同じ種族でも思想が違うだけで当てはまってしまうことが頭から抜け落ちていました。
後者も別の方向で厄介です。
外見や身体能力といった分かりやすい差異があるならば最初から距離を置くでしょうけど、下手に近いと反発や抵抗感が強まりそうです。
バランとソアラの行動は人間同士でもまずいんですよね。
王族というだけでも厄介なのに、種族の違いが絡むことで難易度が跳ね上がります。
身分を理由に、何もかも我慢しろ、犠牲になれとは言いませんが、もうちょっと慎重に……と思ってしまいます。
上手い立ち回りを求めたところで二人には困難だと分かっていますが、最終的に一国が消し飛ぶ事態になってしまったので。
竜の血で力を得る展開は珍しくなく、バランも行ったばかりなのに、ぎょっとしました。
言い出したのが幼く見えるダイだからかもしれません。
>ハドラーの凄い所って~
あ、確かに。
脅しても言うことを聞かず、そのまま引き渡される可能性もありました。
出世欲がどういう方向に働くか、ある程度思考や行動を把握していたから賭けに成功したのでしょうね。
ザボエラの一番の理解者であったと言えるかもしれません。
>結局バーンは神に復讐を謳いながら~
仰る通りです。
力で押さえつける神々のやり方は間違っていたと思いますし、バーン達が同じようにするのも無理はないと感じますが、結果を見ればより強い力に潰されて終わりました。
いくら強くても力で敵を排除し続けるだけでは限界が訪れるでしょうから、別の方法を発見し、地上と魔界の関係が変わることを望みます。
>ネガティブな~
真面目に考察された結果ですから、お気になさらないでください。
私もそういう方向で考えることが多いので。
マイナスに考えてしまう要素が各所にあるのは確かです。
メッセージありがとうございました!
『キン肉マン』299話
アタルの優しい言葉と眼差し、止まれないアリステラの悲痛な表情などで燃える一方、マリキータとブロッケンにツッコミが追い付かない。
ブロッケンの扱いが……。
せっかくカッコよく決めて見せ場が来るかと思ったら、攻撃が当たらず反撃くらってダウンってひどくないか。
吐血したけど少ししたら普通に立ち上がるし、流れ作業みたいにやられて復活。
もう少しカッコよさを持続させてもいいだろ……。
しかもさりげなく発光してる。
ブロッケンを活躍させたいのかそうでないのか分からん。
すぐ不利になったり有利になったり、望む展開に持ち込みやすいキャラなのかもしれない。
ブロッケンの安定感の無さに若干「つ、ついていけねえ」と思いましたが、マリキータマンはそれを上回る。
・アタルはアリステラを罵ってないのに罵ったと言い出す
・飛行能力だけでなく棘を備え、相手を拘束することも可能という反則的な性能の翅
・ブロッケンを恥ずかしい姿勢に固めて落としやがった!
・アリステラの思考を誘導してないか?
分からない。何も分からない。
気を取り直して、最初から見ていきましょう。
シャイニングウィザードだ! かっけえ!
好きなんですよね、名前も見た目もカッコいいので。
アリステラの台詞をぶった切りながらの一撃、無慈悲。
アリステラの指から血が迸るのが痛々しい。
手に入れた力が通用しないことに動揺を隠せないアリステラ。
彼を穏やかに諭すアタルはカッコいいんですが、真弓の姿を映すのは説得力が大幅に下がるのでやめてほしい。
アタルも昔はソルジャーチーム襲撃して雪山に放置する程度には慈悲が無かったんですよね。
スグルの影響で優しさが芽生えたんでしょう。
マリキータがカットに入り、止めようとしたブロッケンがウィングラッピングシャットからマリキータデッドリーライドの餌食に。
ゲーッ、何だその体勢!
相手の腰・股関節等を効率的に破壊する完成度の高い技ですが、見た目が凶悪。
この技でブロッケンが終わらなくてよかった。
敬意を抱いた相手に出す必殺技らしいのですが、マリキータはブロッケンを舐めてましたよね。それだけ焦っているのかな。
ブロッケンはちゃんとタッチして交代したのにマリキータは怠ったため無効とされましたし、周りが見えなくなっている。
それにしても翅が便利すぎない? 多機能だし手軽に必殺技まで繋げられるし。
「何も知らないお前らごときが、アリステラをこれ以上罵るなーっ」
罵ってません。
ろくに知らないくせに偉そうなこと言うなというのは、この場面だけ見ればその通りなんですが、ロールシャッハ・ドットで知ったようなこと言い出す貴方に言われても……。
リーダーの右腕を気取るならば、ひたすら肯定するのではなく諫言も必要だろうに。
側にいるマリキータが背中を押しまくるから、アリステラも止まれなくなったんじゃないか?
そもそもアリステラが焦ってるから何が必要か答えただけでしょう。
アリステラが精神的に弱っている。
マリキータに縋りつく姿が痛々しい。
あれほど威圧感のあった表情が弱気に……。
感情を描きにくそうなデザインなのに表情の変化でしっかり見せているのがすごいな。
だからこそ、内面が分からないマリキータが異質に感じられる。
「そんなただ都合のいいもんなんてあるかよ」
ブロッケンの至極真っ当なツッコミ。必殺技くらって血を吐いたのに元気そう。
「特殊体質で無敵の力を吸収して邪魔者排除して神越え完了悲願達成」で済むはずありませんよね。作中で指摘されると安心します。
アタルだけでなく、ブロッケンの体も光を帯びる。
さりげなくクソ力に目覚めてる……!
話の流れを考えると、敵への慈悲も含まれていて真髄を発揮できる状態ですよね。
アリステラはアタルに敵わず、ブロッケンまで力に目覚めては、オメガ・グロリアスの勝ち目は薄い。
恨みを捨てねばならないと理解したはずのアリステラだが、無理だと切り捨てる。
薄々察しながらも否定せざるを得ないのは辛いな。
アタル達の「恨みを捨てろ」という主張は、それだけだと一方的に聞こえるけど、オメガ側に星を救うという目的がある以上そう言うのも当然なんですよね。
救うための力が恨みのせいで発揮しきれないんですから。
マリキータがきなくさくなってきた。
アタルの言葉を罵りと認定して遮断しようとする。
アリステラがどういうことだと困惑する様に、マリキータがいい加減な情報を吹き込んだ可能性がちらつく。
そして、マリキータの問いかけが、恨みを捨てるなんてお前にできるわけないと言っているように聞こえる。
復讐に囚われているアリステラの目を覚まさせるどころか、曇らせようとしてないか?
アリステラが止まれないのは自分の意地やコンプレックスだけでなく、先祖の悲願、仲間の心情など、他者の存在もあっての台詞でしょう。
それならば同胞であるマリキータがフォローすれば踏みとどまれそうなのに、オメガのため、アリステラのためと言いつつ破滅へ進ませている。
裏があってほしくないけど、善意でやっているのも問題です。
何か企んでいる方がマシかもしれないんですよね。悪意も自覚も無しに追い詰めている方が恐ろしい。
アリステラが自分で止まれないのなら、アタルとブロッケンが止めるしかない。
ツープラトンで決めてくれ。
『完璧超人始祖編』57話・58話
ハリケーン・ミキサーからの追撃!
グリムリパーが敗れたか。
いいヒールだった……と言いたいところですが、まだ終わらない模様。
動揺を見せたため底知れなさが薄れたと思ったのですが、再び「何かある」と感じさせる言動を見せる。
大ダメージを受けたはずなのに平然と立ち上がり、笑みまで浮かべるとは。
敗北すれば自害するのが完璧超人の掟。
しかし、グリムリパーは「自分を倒したバッファローマンに敬意を表する」という理由で、己にとどめを刺させようとする。
やめたほうがいいって。絶対何か企んでるよ。
キン肉マンも殺害を止めようとする。
「それをやったら、おまえがますます遠くへ行ってしまう気がして」
こういう切ない台詞がキン肉マンの口から出るとは思わなかった。
スグルやテリーの制止を振り切り、バッファローが手を下す。
正義超人達の想いは彼に届いたはず。
友情が失われていないからこそ、バッファローマンが踏み出した気がしてならない。
友に背負わせないよう、汚れ役を引き受けるために。
甘さが命取りになると言う彼自身も、スプリングマンの亡骸を拾い上げてるので、非情になりきれていませんが。
角で貫かれたグリムリパーの表情が不気味。
屍を残さず消え去るのも意味深。
やっぱりキルバーンを連想してしまう。
ダイ大みたいに激戦が終わって皆が勝利に沸いている中現れて、まとめて葬らないか心配になる。
正義超人や悪魔超人を下等超人と蔑むネメシスに、ロビンが毅然と反論する。
ウォーズマンもポーラマンの前に姿を現し、次は超人師弟の闘いです。
実力者のネメシスと互角に渡り合うロビンマスクはさすがだ。
問題発言や行動に気を取られて忘れがちだけど、正攻法でもかなり強いんですよね。
と思った直後にアイス・ロック・ジャイロ繰り出しやがった!
アノアロの杖で火属性、アイス・ロック・ジャイロで氷属性と、属性攻撃が豊富ですね。
ロビンマスクとマリキータマンが戦ったらどうなるんだろう。
……読者の脳と睡眠時間が溶けそう。
傲慢なネメシスもロビンマスクの実力を認める。
そう、真っ当な攻防でも十分強いんですよね。
いつ斜め上にかっ飛んでいくか予測不能なだけで。
次回は完璧超人が他の超人を下等と見下し、下界との関りを断ってきた理由が語られるようです。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「コラボ小説は~」の方
すみません、現時点では何とも言えません。
クレヨンしんちゃんの方は厳しいです。
読み返すと、
・基本ギャグとはいえ、さすがに何でもアリすぎでは?
・キルバーンの描写、特にミストとの関係
の二点が引っかかります。
再掲載するならば修正したいのですが、これらを変更するとなると展開や結末も大きく変わりますので、どこからどう変えればいいのか分からなくなっている状態です。
メッセージありがとうございました!
最近『キン肉マン』読んでいて、敵や違う陣営のキャラに熱さを感じることが多いです。
始祖編のアトランティスやスプリングマンなど悪魔超人がカッコいいし、サタン編のアリステラは仲間との絆、敵への敬意や礼儀を持ち合わせていて好感が持てる。
それは大歓迎なんですが、主人公や主人公陣営より立派だとか主人公してるという持ち上げ方は個人的に苦手です。
他の作品の、悪役だけでなく主人公の親友やライバルに対しても当てはまることです。
「まるで主人公みたいだ」なら自分もしょっちゅう思うし「カッコいいよね!」と共感するのに、「〇〇こそ主人公、主人公より主人公らしい」には苦手意識抱くのは何故なんだろう。
悪魔超人達が熱さを見せるようになったのは正義超人の影響も大きいのに、それを無視して悪魔超人の方が漢気あるかのように語るのは引っかかるんですよね。
あれほどカッコよかったアトランティスも、ロビンマスクとの戦いがなかったらマーリンマンに一方的にやられていたでしょう。
現在闘っているアリステラも根っからのクズでないことは確かで仲間想いだけど、他所の星に攻め込んで邪魔な相手を始末しようとしているのに善良なヒーローとみなすことはできません。
『キン肉マン』に限らず、「独善的な正義側より悪側の方が~」ネタは共感できる時もあるんですが、やりすぎるとアレなんですよね。
悪役を持ち上げがちなので気をつけます。
『キン肉マン』297話
アタルが淡々と敵を倒そうとするから、高い実力と相まってボス属性ついてませんか?
そのせいでアリステラが挑戦者側に回って、フルメタルジャケッツには不利な状況になっている気がする。
マリキータマンが助けようとするのも、それがきっかけとなって不発に終わる展開も予想していましたが、そういう助け方とは思ってなかった。
ギリギリで飛び込んで下敷きになって重傷負ってアリステラが「マリキーターッ!」とパワーアップするとばかり。
普通に喋りながら受け止めようとしているのがシュール。
そんな余裕があるなら空中で妨害できるんじゃない?
ブロッケンはもう少し描きようがあるのでは。
いちいちカットすると試合が進まないとはいえ、せめて止めようとして振り切られるなどの描写があればなあ。
一部の感想で空気だの無能だの役立たずだのひどい言われようしてる……。
決着ついてないのに役立たずとか噛ませ犬認定するのは早すぎると思います。
自分の指を引きちぎって脱出するアリステラは熱いですね。
パワーが増してもクラッチは外せない。
アリステラの覚悟を示し、アタルの格も落ちない。どちらも立てる描き方です。
仲間を死なせないという想いで逆転と書くと主人公みたいだけど、ついさっき「こいつを痛めつけられたくなければクソ力を出せ!」な強盗ムーブかましてた男をそう呼びたくはない。そもそも襲ってきてる最中ですし。
悪役側の身内への情なら、悪魔超人が敵だった頃からとっくに登場してるので、それで主人公認定すると主人公が大量発生することになる。
敵側のドラマに「アリステラマジ主人公!」とか「強い奴がさらに強く……!」と盛り上がる場面かもしれませんが、「なんか違うような……」とついていけなさを感じる。
仲間を想う心でパワーアップしたはずなのに本人は体質のおかげだと勘違いしている様子だし、数字を持ち出すのも神に近づいたと言うのも喜ぶ方向ズレてるし、ウキウキ気分から一転して冷静に用済みになった相手を片づけようとするし、主人公扱いする気にはなれない。
大体神を越えるなんて言い出したキャラが成功したためしがないんだよ!
ほぼほぼ破滅すると思うと、はしゃぐ姿がいたたまれない。
始まった頃はブロッケンとマリキータが先に倒れてアタルとアリステラの一騎打ちになるかもと思いましたが、アタルの方が危なくなるとは。
このままオメガ側がアタル倒してブロッケンぶちのめして終わるのはあまりにも酷い。
ブロッケンが逆転の要となることを願います。
ここで終わったら握力披露しただけになってしまう。
アタルの方も敵をパワーアップさせて終了だと、何しに出てきたんだ……となるので踏ん張ってほしい。
多くの超人の中からブロッケンを選んだ理由を見せてくれ。
『完璧超人始祖編』51話・52話
ディアボロスに対抗してターボとグリムもチーム名を考案。
ジョン・ドウズ。
洒落てるなおい。
グリムリパーは装束が燃えたり動いたり、やっぱりギミック主体の超人か。
華やかで、見ていて飽きない。
どれくらいネタがあるのか、ギミックが無くなっても力を発揮できるかどうかが気になる。
スプリングマンがサラッとバッファローのことを「サイコーのパートナー」扱いしてる。
モンゴルマンとタッグを結成した時は心底悔しい思いをしたらしい。
アトランティスのロビンマスクへの感情や、スプリングマンのステカセキングとバッファローマンへの感情など、「そ、そこまで存在が大きかったのか……」と思うケースが多い。
かつて破られ、強化した必殺技をスプリングマンが敵にぶつけるも、逆にやられてしまう。
ターボメンは「相手の力を増幅させて自壊を促す」という扱いづらい能力を上手く使っていますね。強敵です。
スプリングマンは力尽きたと思われたが……。
「刀折れ矢尽きるとも、“あきらめない心”がある限り、オレは闘い続ける!」
スプリングマン……!
全身ヒビだらけなのに立ち上がるとかカッコよすぎない?
涙出てきた。
アトランティスもですが、スグル達が苦しめられた悪魔超人に「お前……お前……!」と心を揺さぶられることになるとは。
勝ってくれ、ディアボロス!
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「厳しい指摘と~」の方
ええ、難しいです。
自分では冷静な指摘や軽いいじりのつもりでも、傍から見たら言いがかりや悪口みたいになっているかもしれません。
自覚しづらいからこそ厄介です。
かといって言葉を濁し続けたり褒めたたえるだけなのもバランスが悪いですし、本当に難しいですよね。
私も以前ザボエラに対する反応を見て、「被害を受けないようにする姿勢は戦争や兵器開発において必要では?」と思いました。
しかし、「自分だけが」被害を受けないようにするという前提を失念していました。
味方全体の被害を減らすならともかく、仲間を犠牲にして自分一人が助かろうとするなら批難されても仕方ありません。
敵をいたぶるという表現だと不必要に痛めつけると受け取れますし、最低と言われるのも納得です。
ミストバーンは、「人形風情が~→親しくしている相手が腹話術の人形」「体質を侮辱されるのを嫌う→自分もやってる」など、発言が自分に跳ね返ってくることの多いブーメラン体質なキャラですが、忠誠のために身を捧げ己の感情も抑えるからあまり腹が立ちません。
自分に甘かったら「他人には散々偉そうなこと言っておいて……」と反感を抱いたかもしれません。
ダイ大に限らず、卑怯認定基準は難しい問題です。
「それくらいよくない?」「似たようなことは主人公達もやってるだろ」と思っても、ある程度主人公側に甘く判定しないと盛り上がりにくそうです。
「これで手も足も出まい!」と笑われて「くっ、卑怯な!」からの逆転でカタルシスを感じられますから。
「お互い様だよね、仕方ないか」と流す光景を本気で求めているか、それで面白くなるかと言うと……。
>三界の関係は何も変わらず~
そこです。
異種族に対する姿勢と魔界の状況、どちらも明るい方向への変化がないので、読んだ時からずっと心に引っかかっています。
一気に解決しろとは言いませんが、少しずつでも変えていこうぜという描き方だったら希望を持てたと思います。
「光=正義・善、闇=悪」という見方は、話を進めやすくするため必要なんでしょうけど、骸骨戦士という闇の存在が親と呼べるヒュンケルにはもう一歩踏み込んでほしかった。普通の光の闘気使いならばそこまで要求しなかったでしょうね。
マァムは武闘家に転職したためか、「効かなくてもとりあえず殴る」属性が付加されてしまった気がします。
時には非情な決断も下せる切れ者要素はポップが担うことになりました。
ミストに突っ込んだ時の発言は、慈愛担当に言わせるのは明らかにまずい台詞ですよね……。何故よりによって彼女に言わせたのでしょう。
>ヒュンケルだって生まれは~
そう思います。
ただの武器屋の息子だからと悩んでいましたが、ヒュンケルの生みの親は街の一般人です。
二人の師から学び強くなったのはポップにも当てはまることですし、鍛錬に費やした時間や労力、執念を考えれば、使徒の中で最も這い上がったのはヒュンケルと言えるかもしれません。
目的が復讐だったことと終盤の奇跡モードのせいでそういう印象を受けづらいですが。
バランとソアラの過去は、二人が周囲にどれくらい働きかけたかが気になるんですよね。
異種族であっても害を加える存在ではないと訴えたり竜の騎士の伝承を教えて証明しようとしたり、理解してもらおうとして駄目だったようには見えないんですよね。
そういった働きかけなしに受け入れるのは厳しいと思います。一般人でも難しいのに王族ともなればなおさらです。ハドラーの影響で過敏になってる時期ですし。
異種族云々を抜きにしても、いきなり王家の娘がいなくなったら、そっとしておこうとは思いませんよね。総出で探して連れ戻します。
>極度にキャラやストーリーに満点を求めるべきじゃないかなと
そうですね。
キャラクターの行動や物語の展開を批判することもありますが、それだけが目的にはならないようにしたいです。
メッセージありがとうございました!
期間限定で公開されていた『キン肉マン』について軽く述べます。
序盤は下ネタ多めのギャグや絵柄が合わないかも、と思っていたのですが、いつの間にか夢中で読んでいました。
読み始める前は「40巻までなんて太っ腹だな~」と思っていたのですが、40巻を読み終えた後は「やられた……!」と頭を抱えました。続きが気になる。
この後にも名勝負があると聞くと……。
気軽に死んだり生き返ったり死んだり生き返ったり死んだ状態でフリーダムに活動したり簡単に手足や体がちぎれたり数字と計算がおおざっぱだったりツッコもうと思えばできる箇所は無数にある作風なので基本的にスルーしつつ読んでいたのですが、さすがにちょっと待てと言いたくなったところも多々あります。
その中から一部を。
・掌返し激しすぎの観衆
主人公達が不利になったらすぐ罵りだす。
そんな薄情な連中に応援されてもやる気出ないだろ……。
・ウォーズマンにひどいことした印象が薄れてないのにしれっと仲間みたいな顔したロビンマスク
どの面下げて。
ほとぼり冷めてないのに何もなしに仲間化するのは明らかにアウトな所業だったろ。
いつの間にか弟子想いの師匠みたいになってる。
アタルのソルジャーチーム襲撃やブロッケンJr.のレフェリー身代わりなど、味方側のキャラは冷静に考えると結構ひどいことしています。
それらはさらっと流され、ギャグに近いと言いますか、深く追及する空気ではありません。
しかし、ロビンがウォーズマンを復讐の道具扱いした描写は子供を洗脳するような生々しさがあったので、仲間面する前にイベントがほしかったです。
・ザ・ニンジャの順逆自在の術を真似したブロッケンJr.
ニンジャがやっている様子を見て、「なるほど、素早く体の位置を入れ替え技を返すのか。技術や身体能力によってなせるもので、魔法みたいに何でもありというわけじゃないんだな」と思いました。
ブロッケンが披露して「え、ロープで拘束された状態から瞬時に脱出して入れ替わりってそういう技じゃないだろ!?」。
見よう見まねでやった以外の説明はない模様。
直前の説明と納得から飛躍した。
・なんという冷静で的確な判断力なんだ!
ツッコミが追いつかない。
アタルと殴り合いナパーム・ストレッチ使わせた強盗って強くね?
気持ちのいい奴が大勢いるんですが、特に強く感じたのはテリーマン、ブロッケンJr.です。ブロッケンJr.は父の仇を前にしても人助け優先だったので「すごい、登場時からいい奴だ……!」と感動。
改心したバッファローマンやアシュラマンもそうです。
デザインが好きなのは悪魔将軍。軍服と迷彩服のブロッケンJr.とアタルも。
好きな技は地獄の断頭台。シンプルにカッコいい。
ナパーム・ストレッチも捨てがたい。
ベルリンの赤い雨もいいなあ。
気になるのはシルバーマン。悪魔将軍……というかゴールドマンの弟ならきっと強くてカッコイイ必殺技を持ってるはず。
公開範囲の後に戦ったみたいですね。何巻なんだろう。
面白いと思ったのは観戦中の血盟軍の挙動。フフフと笑いながら椅子を並べたり全員手の甲にナイフ刺したり「何? 何?」と思いました。仲いいな。
名勝負だと思ったのは立方体リングでの戦いです。
シリーズボスを務めると思われるチームと第三勢力の戦闘は勝敗が読みづらい。
そこでのブロッケンの奮闘を見ると、現在連載中の話でアタルのタッグパートナーに抜擢されたのも納得しかない。
アタルを庇うために人間になってから敵を道連れにするまでのシーンが熱いです。
ブロッケンの献身や気概だけでなく、ステージギミックや互いの体質を活かし敵を倒そうと工夫する描写も見ごたえがありました。
しかし、公開分で一番好きなのは、別シリーズのアトランティス対マーリンマン戦かもしれません。
アトランティスは以前敵として登場し、悪者らしい外見に相応しい言動・戦い方でスグル達を苦しめました。
「汚いぞ!」「嫌な奴!」と思い、マーリンマン戦が始まった時も「人質利用する奴の戦いなんて今更見せられても」と冷めていました。
燃えました。
お前……お前……!
「大嫌えな野郎」との戦いを侮辱した相手に怒りを見せ、「大嫌えな野郎」の技で仕留めやがった!
ステカセキングの闘いを見て「正義超人のこと認めてるじゃん、悪魔超人のツンデレっぷりを楽しむ展開かな?」と思ったところに、ブラックホールが敵に自害すら許さずとどめを刺したことで「甘い考えだった。簡単に相容れるわけないよな……」と暗い気持ちになり、そこへアトランティスの正義超人への真っ直ぐなリスペクトが効いた。のど越し爽やか。
上げて落として上げた。
主からの命を果たすという決意×好敵手への敬意×大衆が冷たい目で見る中応援してくれる少年!
これぞ勝利への方程式……発揮されるパワーは無限大だーっ!
と叫びたくなります。ロビンマスク風に。
かつて戦った相手を侮辱されて怒る展開が大好きです。
所属する陣営が違うといっそう心を打たれる。
「人質を利用した戦いを誇りに思うの?」と疑問に思ったものの、そこは悪魔超人ということで、卑怯なやり方も含めて勝ったことを誇っているのかもしれない。
もっと単純に、ロビンを弱いと言われたら、彼にせこい手使ってようやく勝ったアトランティスはどうなるんだという話になる。
自分のことを性根が腐っている、対戦相手や観客から罵られて当然と認識しているので好印象。クリーンファイトでロビンに勝ったような顔をされたら盛り上がれなかったかもしれません。
大衆の反応も、かつて卑怯な方法で勝った人物を冷たい目で見るのは当然ですし、そこからいきなりヒーロー扱いされても困る。応援してくれる少年もいて、ちょうどいい具合です。
私の中で、ただの悪党の一人から悪役(ヒール)へと進化しました。
現在アタルとブロッケンJr.がタッグ組んで戦おうとしているので、頑張ってほしいです。
勝ってほしい。
負けたら観客にも読者にも「他の超人を選んでいれば……」と言われそうですから。
ナパーム・ストレッチで落下してくる敵にベルリンの赤い雨ぶちかまして切り裂いてほしい。
『1000円ヒーロー』88話
マスクの下が異形になっていたのはブルーシーカーだけか。
千がお金を貸してくれと土下座を……!
友情を壊さないよう金の貸し借りはしない方針だったのに。
それほど強く動かねばならないと思っているんだな。
刃の答えが男前だ。
金を貸して壊れるような絆ではなかった。
刃に頼んだのは、それを分かっていたからかもしれない。
恵理の目が死んでる。
千と刃が信じているのが救いとなるはず。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「最新話読んで~」の方
ミストバーンは可愛いですよね。
「はっ?」などの反応や「がぼふっ」で驚く様子といった分かりやすいものから、誰かのために身を捧げる姿勢まで、様々です。
敵の体をバラバラにねじ切ろうとする恐ろしさがある分、異なる要素を見せると強烈なインパクトを与えます。
ミストバーンは読者と登場人物視点で大幅に評価や印象が変わってくるのが面白いですよね。
キャラクター、特に主人公側だと冷酷さ以外はほとんど知ることが出来ませんが、読者視点だと情や可愛さ、哀れさを感じます。
>バーン以外の相手からもありのままの自分を~
ミストは自分の正体を知ってもなお肯定してくれる存在を、大魔王の他に求めてはならないんですよね。
己の正体=主の秘密ですから、知られるわけにはいかない。
そう考えると、ハドラーから魂を認められたのは嬉しいと同時に複雑かもしれません。
あの肯定の仕方ならば、もしかすると正体を知っても……と思いつつ、確かめる機会が来てはならないんですから。
アルビナスは、もっとゆるーくふわっと考えられれば楽だったでしょうけど、そうできないのが魅力でもあるので悩ましいところです。
己は駒だ道具だと言い聞かせるような姿は切ないものがありました。
メッセージありがとうございました!
今週のからくりサーカスで、やっぱり忠誠心の高いキャラが好きだと実感しました。
冷酷な敵幹部が感謝されて戸惑う展開も好きなので、両方当てはまるミストバーンやアルレッキーノを好きになるのも必然だった。
どちらも戦士に対する敬意を完備。
好きになるしかない。
アルレッキーノはただでさえ高い好感度を退場でさらに上げるのが卑怯です。
多くの人間を殺戮し苦しめた恐ろしい元・敵幹部が満ち足りた顔で退場して「よかった……」と思わせるのは、ずるい。
罪は消えず、人々から許されたわけでもないが、最期まで忠誠を貫いて報われた。
『からくりサーカス』第35幕 抱擁
細かい不満が色々あるのでまずそちらから。
劇やってないのにえんとつそうじ名乗っても意味不明だろ。そこまで合わせる必要ない。
シャロンの言葉を伝えないなら何もないところから登場させる必要ありませんでしたよね? 何故無理に原作通りにしたんだ。
勝の理解者&ヒロインみたいなリーゼの行動、ちょっと唐突な気がした。そこまで関係深まるエピソードあったか?
一応敵地に二人で乗り込んだけど、その時は勝はコロンビーヌと、リーゼはアルレッキーノとの関わりが印象深かったからなあ。
だから会話が「これから知っていこう」という内容だったのは良かったと思います。
神父と赤ん坊が中途半端です。
赤ん坊はフランシーヌ人形と重ねるためと思えば省けないでしょうけど、抱擁のシーンで喋らないなら神父の方はカットしてよかったのでは?
赤ん坊が無事な理由がカットされて不自然さ全開。
また、神父の神や悪魔、天使といった単語が分かりづらい。日本語で構わないでしょう。そこまで原作通りにしなくていい。
尺がないから説明を大幅にカットせざるを得ないのに、わざわざ疑問増やすような描き方になってます。
何度も言いますが、原作通りするならする、しないならしないで区別をつけてほしい。
様々なものがカットされた状態で無理に原作に近づけようとして、かえっておかしくなっています。
そのままか、変更したのか、それによって後の展開も変えてください。
あと、今回の話に限らず、シャララ~ンという効果音やポワアアンなエフェクトが古いというか安っぽく感じて引っかかるのですが、これは私の問題で気のせいかもしれない。
そういうのは控えめにして絵で魅せてほしい。
もちろん素晴らしいシーンも盛りだくさん。
自分だけが生き残るわけにはいかない、幸せになってはいけないと自罰の念に囚われていた鳴海に「心で考えろ」と告げ、自分が代わりに宇宙へ行く勝は漢。
背負いすぎて自分の幸せもしろがねの幸せも求めるどころではなくなっていた彼を解放した。
小学生なのに覚悟して、彼もまた背負い込んでいる。
なんとアルレッキーノがパンタローネを連れていくシーンが追加されました!
嬉しい。
嬉しい嬉しい嬉しい。
カットの多いアニメで会話が追加されるなんて。代役ではない、独自の台詞を!
パンタローネに「生きているか」問いかけるのが、人形らしくないんですよね。
自動人形ならば動いているか訊きそうです。
教会で二人が生きていたことが分かる原作の展開もいいのですが、アニメもまた素晴らしい。
忠誠心の深さと二人の絆が沁みわたる。
ハーレクインの歌がとても気持ち悪かった。もちろんいい意味で。
素敵な声で晴れ晴れと高らかに歌われるため破壊力が倍増。楽しそうだなあ。
道化として作られたから歌も上手いのか。
あるるかんを振り回し叩きつけるのやめろ。
原作読んだ時は「最古に比べると最後は薄い気が……」と思っていたのですが、アニメだと不気味さ等々存在感が膨れ上がっています。
鳴海が教会まで辿り着いた理由が納得できるものでした。
しろがねが呼んだら当然だな!
鳴海が求めたなら当然ですね!
ハーレクインとの戦いはカッコいいBGMに二人の共同作業、パンタローネの奮戦の回想が乗って盛り上がった。
パンタローネの行動が鳴海を救った。
あれほどハーレクインを煽ったのも、狙いに気づかれにくいようにするためだったのかも。
普通に戦っていたら装置の不調に気づいて、他の攻撃を織り交ぜたかもしれません。
ハーレクインの「一本取られた」と言いたげな表情も味わい深いですし、切られた顔の下半分が舌を出しておどけているように見える。道化だ。
教会で抱き合いキスをするのは銀とフランシーヌの時と同じ。
まるで結婚式です。
使命から解放され、ようやく一人の人間に戻った鳴海の表情が優しく穏やかです。
泣いたしろがねに狼狽える様子が微笑ましい。
鳴海だと感じられる顔をしています。
ただ、引っかかるところもあります。
告白より先に言うことがあるのでは?
優しさゆえに背負い込んで辛く当たったことも、彼女への仕打ちを後悔しているであろうことも十分理解できますが、まずは謝ってほしかった。
これから一生かけて、彼女にもたらした苦痛や悲しみよりはるかに多くの笑顔と喜びを与えてください。
要するにイチャイチャしろ! 幸せになれ!
今までもしろがねは笑みを見せていたけど、「大好き」は輝き具合が飛びぬけている。
ここから一番好きなシーンです。
これを見られただけでも、アニメ化してよかった。
パンタローネの頭部を抱えて主を探していたアルレッキーノが見たものは、彼女の輝く笑顔だった。
アルレッキーノの声が震えている……!
もうここで鳥肌が立った。駄目だった。
何でそんなに感情のこもった声を……。耐えられないだろこんなの。
「機械仕掛けの神も~」の台詞を聞きたかったけど、急がず描いてもらえただけでもありがたい。
音楽がまたいい仕事しているんですよ。
ボロボロの姿が痛々しい。
必死にここまで歩いてきたんですね。戻って来いと命令されたからな。
アルレッキーノの瞳に光が入っている。
そして、表情が柔らかい。
登場時はあれほど無機質で、人形らしかったのに。
パンタローネに視線を向ける様が仲間意識……友情を感じさせます。
抱えられて登場した時はしかめっ面だったパンタローネが、満足げに微笑んでいる。おそらく主の笑顔を目にして、喜びを噛み締めた瞬間に停止したんだろうな。
二人が求めた彼女の笑顔は、彼らの健闘のおかげで生まれたんですよね。
アルレッキーノがブリゲッラを、パンタローネがハーレクインを追い詰めていなければ、鳴海が倒され、しろがねは笑えなかったでしょう。
アルレッキーノの目から光が消え、軋む音とともに動きを止める。
うおああぁぁ……!
最高の退場をしやがって。
無数の人間を苦しめ殺戮してきた恐ろしい人形達が、明確に改心・悔悟を見せたわけでもないのに、満ち足りた顔で綺麗に退場して、どうして心を打つんだろう。
「壊れた」「停止した」ではなく「息絶えた」、もっと言うならば「生き切った」と思わせる姿でした。
最古達は皆退場に力が入っていました。
阿紫花は原作だと「声かける前に撃てよ」と思った記憶が。
アニメだと硬貨を指で弾く→敵が気づく→台詞なので違和感が少ない。
それでも敵が調子よく喋ってる間に撃てよと思いましたが、こっちを向かせてぶち込まないといけなかったとか?
ぽっと出のチンピラっぽい敵じゃなければもっと感動しただろうな。
最後のフランシーヌ達に囲まれる金が見事に「うわ……」でした。
それで満足なのか?
最古達の退場に感動したものの、だからこそ疑問に思う部分もあります。
変化した後の彼らは、人間に対する行為をどう思ったのだろう。
最古の最期はどれも好きですが、「散々非道な真似しておいて三人だけ綺麗に退場したのはちょっと……」と言われるのは頷ける。
ドットーレが飛びぬけて外道に見えますが、彼一人に他三人の業を押し付けておしまいというわけにはいかない。
ただのモノ扱いするなら罪の意識を追求しようとは思いませんが、人格を持つ存在と認めて、彼らが学び得たものや変化した事実を否定しないためには、やったことをスルーするわけにはいかない。
村の惨劇の時は意思がなかったものの、意思を得た後は世界中の人間を苦しめてきたわけですから。
フランシーヌ人形は恐ろしいことをしたとはっきり自覚しましたが、三人がどこまで意識したのかよく分からないんですよね。
「以前のやり方ではフランシーヌ様を笑わせることなんてできない」というところにはたどり着いたでしょうけど、悔やむまでいったかどうか。
「笑ってくれる客もいない世界で」という台詞から、虚しさや間違いを薄っすらと察しているたのでしょうか。
もっと時間があれば、自分達の所業の罪深さをはっきりと自覚したかもしれません。
次回はいよいよ最終回。
ディアマンティーナの表情がおぞましく、鏡となる台詞にも期待が高まる。
『1000円ヒーロー』
最新刊のPRは、表紙が誰に選ばれるかというネタでした。
表紙を飾るキャラが敵側からも選ばれるのなら、次はユウロが来てもおかしくないな。
86話の感想を。
ユウロが泣いてる……!
怪人の救済を謳っていようと、やっぱり人間でいてほしかったのかな。平穏な生活を送るために。
新型ベルト!? 椿が危ない!
と思ったら椿は無事だった。そんな理由でか。よかったけど。
ヒーロー=怪人だったという展開は納得。LAWが判別できなかったからな。
マスクの下はいつもああなっていたのか?
でもユウロの細工が変身解除不可だけじゃないかもしれない。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「ハドラーに対する複雑な感情こそが~」の方
>意思のない完全な狂信者ではない
心から同意いたします。
主の言葉だけを聞き、主だけを見て、他の者に一切関心を向けないのではなく、他の者にも何らかの感情を抱いて関係を築く。
狂信者タイプのキャラクターとは異なる魅力を感じます。
>ミストの中に存在を許されている心の自由
美しい表現です……。
主以外の人物にどんな感情を抱くかは縛られていないんですよね。
大事なものがある上で忠誠を貫くため重さが感じられます。
>縛る所は縛って緩める所は緩める
これまた同意です。
大魔王はその気になればミストの心の中までもある程度干渉できるでしょうけど、そうしない。
部下を始末する時に自覚無しに躊躇されると面倒などの理由で、洗脳してもおかしくないのに。
敬意を抱くような精神だからこそ、忠誠もより深くなると理解しているのでしょう。
ミストとハドラーの関係・感情は、狂信者ではないミストバーン、敬意の対象であるハドラー、その敬意の上を行く忠誠を向けられ、自由にさせる度量があるバーン様と複数の魅力を引き出しています。
ミストバーンの思想を考えるには、ザボエラの存在も非常に重要ですよね。
他人の力を利用してばかりのやり方はただでさえ嫌われるのに、ミストはコンプレックスがあるからいっそう嫌悪も深まります。
ミストからザボエラへの感情も想像が膨らみます。
メッセージありがとうございました!
ミストとハドラーが談笑する話を読みてえ!
軽い感じの笑いが見てええ!
と思ったので書きました。
「可愛い君」が「バーン様にとって可愛い部下」ではなく「発言者視点で可愛い」という意味で捉えた内容になっています。
できればワハハ笑いするミストバーンも入れたかったのですが、力が及びませんでした。力が……力が欲しい……!
シリアスな方向なら、竜魔人ダイにぶちのめされる封印解除ミストバーンが見たいです。
ダイ大で一番好きなぶちのめされるシーンは竜魔人ダイに殴られ続ける真大魔王ですから。二位以下に大差をつけてます。
そして、『からくりサーカス』のサブタイのせいでミストとハドラーの共闘が超見たくなりました。互いの背中を守ってくれ!
『からくりサーカス』第34幕 背中を守る者
ハーレクインブリゲッラカピタン背中を守る者と色々詰め込んでるから空気に浸る間がないのではないかと恐れていましたが、あまり駆け足だと感じませんでした。
悪い意味ではなく、単に疑問を感じてツッコみたくなったのはフラッシュ・ジミー。
何でそんなに飛び跳ねてんの?
何か楽しいことあった?
アニメじゃカメラを落とすためだけに出てきてやられるのにわざわざ飛び跳ねなくても。
エレオノールの台詞がフランシーヌと重なるんですよね……。
カピタンは原作だと「最後達の中で一番薄い」という印象で終わったキャラですが、アニメだと台詞の長さもあって存在感があります。
尺がない中でよく頑張ったと褒めたい。
背中を守る者は勝の鳴海兄ちゃん連呼が熱かった。原作では一時期の展開、アニメではカットや代役を不満に思いましたが、それらを越えて盛り上がりました。
今回の話で一番好きだったのはブリゲッラ戦です。
エレオノールの生存を願いながらも忘れようとする鳴海の描写に「おおっ」と思いました。
彼女への想いと使命の狭間で苦しんでいることを表現していますね。
子供達からの手紙を読むときの穏やかな眼差しと、しろがねに対する態度の差が……。優しさを完全になくしたわけではないからもどかしい。
アルレッキーノがブリゲッラの隠し技を引きずり出して暗い快感を覚えさせ、鳴海の逆転の道を拓いた。
彼の闘いは無駄ではなかった。
武闘家としてのブリゲッラはすでに致命傷を負っていたようなものです。
アニメだとブリゲッラは声に感情こめるので最期の叫びは絶叫になるんだろうなと予想していたところ、違いました。
悔いながら倒されるのが味わい深い。ひび割れた目の表現が好き。
轢かれてないのでまだ動くのではないかと一瞬思いましたが、悔恨に苛まれながら倒されたことを思うと、体が完全に壊れたのと大差ないか。
最後の中ではブリゲッラに一番共感できる。
アクションゲームで「これに頼っても上達できない」と便利で強力な技を封印して進めて、「厳しいからここだけ使おう、ここだけ!」と解禁して、一度使ったら「ここは敵の攻撃がいやらしいから」「ここもやり直すのが大変だから」と理由をつけてズルズル流された覚えがありますから。ベヨネッタの百裂中佐とか。
ミサイルを封印したままならアルレッキーノに敗北しても武闘家の誇りは守れた。
解禁しても、己の力量不足を痛感して今後は絶対に使わないと決意すれば、鳴海に勝てた。
しかし、理由をひねり出してでも使おうとしてしまった。
いっそ武術など身につけず、最初から開き直ってミサイルを使いまくっていれば、苦しむことはなかったでしょうね。
また、ミサイルを使おうとした理由に気づかなければ、逆転に狼狽えてそのまま倒されるだけで済んだかもしれない。
己の敗因を悟るだけの器はあったのが不幸だった。
来週は最も好きなシーンが来る。
作品で一番好きなキャラの一番好きなシーンなので期待と不安と恐怖と高揚で胸がドキドキします。
あのシーンを見て、それまで「好きなキャラの退場はとにかくたっぷり尺を取ってほしい!」と考えていたのが、「尺が短くても今まで歩んできた道のりに相応しければ心を打つんだ」と思うようになりました。
『1000円ヒーロー』85話
貴崎がカッコいいことしてるのに着ぐるみと生足で台無し。こんな形で生足見ても嬉しくねえ……。
飄々としている敵幹部=強い
ブラックホールの能力を持つ敵=強い
両方合わさればそりゃ強いよね。
レート100は一人で戦争止められるくらい強いはずなのにそんなにいっぱいいたの?
麗華が捕まらなくて安心した。
やっぱり政府は黒かった。
椿が板挟みになりそうだな……。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「クレしんと大神のクロスオーバー~」の方
小説は、『Sorge il sole』は移したいと思っています。
他の話に関しては未定なので、ご意見をいただけて助かります。
どこから手を付けたらいいのか……真面目な話だけを移すべきか、軽い話も入れた方がいいのか迷っていました。
まずは語りのキャラクターについてのページを整理・再掲載した後、全体通しての感想も移すかどうか決定してから、小説の方に取り掛かりたいです。
メッセージありがとうございました!
ミストバーンとハドラーが仲良く会話するシーンを見たい。
笑っているところを考えようとしても二人とも「フッ……」と不敵な笑みを浮かべている姿しか出てこない。
「フッ」もいいけどもっとこう、打ち解けた感じで笑い合うのが見たいんだ。
ミストのジョークに噴き出すハドラーとか、ハドラーの軽口に大笑いするミストとか。
二人が仲良く……仲、良く……。
ハドラーがお前にとっても道具や駒だったのかと問うシーンを考え出すと止まらなくなる。
ミストにとってバーン様以外全て道具や駒として切り捨てられるでしょう、おそらくは自分自身さえも。
ハドラーは自分はどんなふうに思われていると推測したのか。ハドラーの中のミスト像はどんなものなのか。
ミストバーンがハドラーをどう思っているのか、どう変化したかはかなり分かりやすいと感じられるんですが、逆は情報が少ないんですよね。
元々は底の知れない奴としてうとんでいたことと、やがて誠意や熱い魂を感じるようになったことくらいか?
時間稼ぎを頼んだ時点ではチャンスをくれるなら誰でもよかった。ミスト個人を信じたわけではない。
次に会った時は力強く助ける宣言。
急激に変わったな。
改造中に一人反省会して、ミストの今までの言動も振り返ったのでしょうか?
今まで披露した姿勢や要求自体はシンプルですからね。
「バーン様最優先! バーン様のために戦え! 強くなりたいなら力貸す!」
……分かりやすい。
とにかく、助けると宣言するくらい仲間意識を抱いたのは確かです。
来るのが遅れたら主人公補正を発揮したダイ達に追い詰められてたかもしれないのでナイスタイミング。改心しない悪役二名相手なら主人公側のパッシブスキル『奇跡』の発動率は上昇するでしょう。
その後謁見前の会話で熱い魂認定&感謝を告げる。
苦手意識を抱いていて、信じられる相手か否か分からなかった状態からこれですよ。
詳しく! その辺の心境の変化を詳しく!
認識が変わった最大のきっかけは、時間稼ぎを引き受けた時の台詞ではないかと思っています。
「何か必死だから聞いてやるか」程度の同情だと長々喋らず具体的な指摘もしないでしょう。
必死に頼み込む→改造中に頭を冷やして今までの歩みを振り返る→(本来立場が上だけど立ててくれていたことを認識)→一番近い出来事まで辿り着いて熱さに気づく
という流れかもしれない。
改造後のハドラーが一気にカッコよくなったのは液の中で反省会して初心に帰ったためだと思っています。
迷走していた魔軍司令の頃からアストロン直前にアバンを認めたり、ヒュンケルの闘志を称賛したり、元々武人的な気質の片鱗はあったんですよね。唐突に目覚めたわけではありません。
変化後も情けなかった頃の自分をなかったことにはしてないようなので好感が持てます。
フェンブレンの単独行動を、自分に残っていた功名心や虚栄心を反映したと解釈しますから。
また、団長達が勝てなかったのは指揮官の自分に野望と保身しかなかったからだと語ります。自分の駄目だったところに気づいて認めています。
最初は縋っただけだったのが、見方を改めたところがいいんですよ。
頼って終わりじゃなくて、助けようとしたり、ちゃんと感謝を告げたりしています。
ハドラーが贈ったのはたかが言葉、されど言葉。処刑されるかもしれない状況で伝えたわけですから、込められた想いは本物です。
それがミストにとってどれほど重いものだったか。
他人を乗っ取る己の生き方を嫌っている実体無き生命体に「熱い魂」は会心の一撃となったはず。無自覚に的確に急所ついてやがる。
何千年もコンプレックスを抱えてきたから、直撃する言葉に心を揺さぶられたんだろうな。
言ったのが尊敬できる戦士だからという理由が大きいか。
そして、いくら強者であろうと、口先だけなら心を動かされはしないでしょう。
話を戻すと、ミストを信頼したからこそ、始末しに来た時にやはり駒だったのかと衝撃を受けたはず。
ミストにとって駒じゃないかもと推測していたなら、実際直前まで心配しまくっていたので間違いではないのですが。
返答を聞いて「それがお前の答えか」で引き下がったのは物分かりがいいというか、ミストの心情を考えてる方ですよね。あの状況で、信念に基づいた行動であることを理解して呑みこむ以上のことを要求するのは酷です。ミストは非難を覚悟したでしょうけど、責められずに済んだのは幸い……いや、ああやって受け止められる方が罵られるより辛いか? 恨み言ぶつけてくれればすっぱり割り切りやすいだろうけど、そういう相手ならそもそもそこまで尊敬しないな。
信じるようになったのはいつ、何がきっかけなんだろう。時間稼ぎを引き受けた時の台詞を考えてそうなったのか、違うのか。
信頼を抱いたとして、どんな時にどれくらい伝わったのかなあ。謁見前の会話だけか、それ以外にもあるのか。
ハドラーの命はバーン様のもの認定していたミストが、その通り扱うバーン様にやめてほしいと言いたげな様子を見せるんですよね。
命を捧げる覚悟でいようとあまりにも雑な扱いされるのは嫌に決まってますし、期待しているアピールした上であれですからね……。
ミストもさすがに酷いと思ったから反逆したハドラーを悪く言わなかったんだろうな。
普通なら裏切者と罵りそうなのにそうしませんでした。
それどころか、バーン様至上主義の彼がバーン様の命を救った功績のあるザボエラにバーン様に刃向かったハドラーを貶されブチ切れるという事態まで発生。
ええいとにかく考察材料がほしい!
ハドラー視点でのミスト像を知りたかった。特に離反後。
決着に集中せざるを得ないため、他の人物・事柄に対する心情はあまり描かれませんでした。
過去の己の残虐な所業に対してどう思っているのか等知りたいことは他にもあるけど、死が近づいていて前のめりに駆け抜けるしかなかったんですよね。
好きだからこそ、カッコよくなったからこそ、アバンの件以外にも向き合って何らかの答えを出してほしいのですが。
ミストの正体を知った場合の反応も気になる。
悪くは言わないと思いたい。
ミストとハドラーは、片方のキャラを貶すと、相手を認めているもう一方の評価も下がる危険性が高いんですよね。
お互いに「〇〇かっけえ! 認めたり認められたりした××も熱い!」という方向に行ってほしいから、ミストとハドラーに肩入れ・擁護したくなるのかもしれない。
だからこそヒムの寄生虫発言に二重に「やめろォォ!」と叫びたくなる。
少しだけのつもりだったのに長い。
ミストとハドラーの関係を考え出すとこうなる。
話題を変えよう。
かもかてで牢にいるグレオニーと、レハトが監禁された部屋を見ると、両者を足して割ってグレオニーを閉じ込めるエンディングがほしくなります。
一番すんなりいきそうなのは殺害からの派生ですが、他のルートでも見てみたい。
愛情:「出してください……レハト様……!」「私に、貴方を護らせてください」
友情:「どうしてこんなことするんだよ、レハト!」「そんなに怒らせるようなことしたのか俺!?」
裏切:「貴方にとって俺は、ただの部下のはずでしょう……?」「俺がちゃんと伝えておけば、こんなことには」
憎悪:「そんなに俺を嘲笑いたいんですか。さぞ滑稽でしょうね、惨めな負け犬の姿は」「貴方に張り合おうとした愚か者を見下せば満足ですか」
殺害:「どうぞ、貴方の気が済むようになさってください」
レハトが閉じ込める理由もそれぞれ変わりそうです。
愛情:自分を庇って利き腕が動かなくなったことへの罪悪感や、今度は命を喪うかもしれない恐怖
友情:友情よりもほしいものがある
裏切:想いは届かないと思って男を選んだら両思いだったと判明、動転
憎悪:優越感に浸るため
殺害:憎悪から反転愛情まで何でもあり
他のキャラは現時点ではそこまで閉じ込めたくならないんですよね。
冷静に説得するか、上手く逃れるか、身分的に困難な面々ばかり。
ヴァイル・リリアノは寵愛者同士であり、地盤が違う。
トッズは「そんなことしなくても心はとっくにレハトに囚われてるから。俺としては自分の手でレハトを守りたいからさー、分かってくれるよねこの気持ち?」と言いくるめそうですし、ローニカは「私めのような老いぼれを構うより有意義な時間の使い方があるはずです」と穏やかに諭す。
モゼーラは「このような所業が許されるとお思いですか?」と毅然と立ち向かうでしょうね。
ユリリエはくすくす笑う。閉じ込められた程度で動揺するわけないだろ。
ルージョンは魔術で脱出し、ティントアは順応する。会いに行ったら「あ、レハトだ」と普通に挨拶してもおかしくないイメージがある。
タナッセは神業前だと「貴様こんな真似をしてただで済むと思うなよ!」と喚き、神業後だと「私はお前に償わねばならないのだから好きにするがいい。お前の受けた苦痛に比べれば、この程度生ぬるい」と大人しく受け入れる。
一般人らしい反応を見せてくれそうなサニャは、ゲーム内で村を潰して逃げ場をなくしたり村の安全と引き換えに身を差し出したりするエンディングがあるので、その上閉じ込めようとまでは思いません。
サニャの村を焼けるならグレオニーの故郷を滅ぼすエンディングも欲しかった。
二人の故郷をほぼ同時に滅ぼして「これでずっと一緒だね」なエンドがあればなあ。
『からくりサーカス』第32幕 暇乞い
勝が鳴海との再会を我慢するシーンが予想よりじっくり描かれました。
勝の辛さと二人を想う気持ちが伝わってきました。
仲町サーカスの面々の思いやりも同様。カットされたエピソードは多いけど、家族のように接してきたんだと思わせる。
鳴海の記憶は戻っていた。
フランシーヌ人形とは無関係だということも聞かされた。
それであの態度は酷いんですが、まあ……。
戻れないと思っているから突き放す。不器用という域を通り越してます。あまりに多くのものを背負い込み、己を縛りすぎている。
サハラで仲間達を喪った結果、心の大事な部分が壊れてしまったのでしょう。
世界中の人々がゾナハ病に冒されているから治るどころか悪化している。
まともに顔も見ないのは、未練を生じさせないようにするためでしょうね。自分にもしろがねにも。
フウが教えたというところで「あれ?」と思いました。
原作だと偏った情報与えた鳴海に対してフォローしなかったような……とにかく、誤解を解こうとしてくれたのはありがたい。
「母ちゃんの顔にそっくりの人形」は因縁持たせようとした感が強いのでちょっと……。
言うほど似てないし、似ているのもただの偶然なので、無理矢理すぎて冷めてしまう。
強引でも何らかの理由があればなあ。「昔は人気だった仲町サーカスの映像を目にした自動人形が、フランシーヌ様を笑わせる役に立つかと思って同じ容貌の人形を作った」とか。
現状だと完全に無関係ですからね。
ハーレクインの外見・色と声と動きの気持ち悪さがなかなかに印象深い。
ブリゲッラは原作よりも感情豊かに見える。声に力がこもっているからか。
カピタンは張り切り具合が微笑ましく、それなりに強そう。アニメでは真面目に頑張ってる印象を受ける。
言及されたディアマンティーナのあの台詞も楽しみですし、アニメだと最後の四人の存在感が跳ね上がっています。
いよいよ作中でもトップクラスに好きなシーン、『暇乞い』がきました。
正直、不安でした。
……よかった!
表情、動き、音楽、声に込められた感情、それらを活かし魅せるための尺、どれも恵まれていました。これぞアニメ化の喜び。
まずしろがねへの挨拶や鳴海との会話から。
フランシーヌ様ではなく「エレオノール様」と言っているんですよね。
足を動かし胸に手を当てる仕草はまさに道化のもの。
戦って勝つだけでなく戻ってくるよう命令するしろがねはいいご主人様だ。
命令を受け、嬉しそうに飛び出す二人の躍動感!
これが見たかったんだよ!
表情も活き活きしていて素晴らしい。
二人の面が柔らかいんですよね。特にアルレッキーノの口元。登場時は無機質で、いかにも人形らしいと思わせたのに。
颯爽とリュートを手に取るアルレッキーノ、歩きながらパントマイムを織り交ぜるパンタローネ、二人の足取りは軽やか。
できればアルレッキーノの台詞はリーゼ用にアレンジしてほしかったけど、全部代役させなくてほんっとうによかった!
アルレッキーノの小鳥は、涼子を想って、涼子に渡したくて彫ったものだと思える。
また、「人間の娘」呼びなので、名前を聞いてリョーコと呼んだ少女に抱く感情とはまた少し違うのだろうなと思わせます。こういう細かい部分まで変えていると、アニメはアニメで別の流れとして楽しめます。
仲町に法安の代役をさせず、最古だけに絞ったことで、友情が強調されています。これがあのシーンに活きてくる。
これまでは歌を歌えることすら知らなかったし教えなかった。以前のままならば聞きたい、聞かせたいと思わなかったでしょう。
二人の内面や関係が変わったことを伺わせます。
窓から飛び出すシーンは、原作だとアルレッキーノは笑みを浮かべていないのですが、アニメだといい笑顔。
原作だと敵わないことを予想しながらも戦いに赴く、切なくしっとりした雰囲気だったのですが、アニメでは命令を賜った喜びが強く出ていて、仲間意識が描かれ、出ていくタイミングが同時になったことで熱いものに!
思い描いた空気とは違ったけど、どちらもいい。
カットや代役、予想と違う描かれ方でも、それに合わせてしっかり変えてくれるなら、アニメはアニメとして楽しめると実感した回でした。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「まーキルバーンが親友相手だろうと~」の方
一字一句に「なるほど」「確かに」と頷きっぱなしでした。
傀儡越しに喋っていたのも秘密を抱えていたのもミストにも当てはまりますし、本体がバレたらより危険なのはキルの方ですからね。
>二人の友情はバーンかヴェルザーの意思一つで吹っ飛ぶ、主君の号令一つで敵対する
まさにその通りです。
危うく、儚い関係です。
元々危険な魔界で秘密を知られれば致命的。潜在的には敵同士ともなれば、なおさら秘密を明かすわけにはいきません。
>キルバーンとヴェルザーとの主従関係を~
完全に同意します。
冥竜王陣営が掘り下げられれば、ミストやバーン様の新たな魅力も見られるでしょうから。
メッセージありがとうございました!
ダイ大関連の予定について。
しばらく後になると思いますが、キャラクターについて語ったページを語りから移して再掲載するつもりです。
ミストの肩を持つあまり他のキャラに攻撃的にならないようにしないといけないんですが、自分だと気づきにくいんですよね。
自分では軽い批判やいじりのつもりでも、傍から見たらただの悪口になっているかもしれない。
彼らには彼らの立場・目的があり、ミストのために都合よく動いてくれる存在じゃないのに。
前回、正体を隠していることについてキルの方ばかり追求したものの、人形無しで本体を狙われたら逃げるしかないピロロと、憑依能力を使えば切り抜けられる可能性の高いミストなら、バレるのがより致命的なのは前者です。
また、「ミストはキルがやられたと思ったら動揺しまくったのに、キルの方は華麗にスルーか」と不満に思ったものの、最終話の尺や展開を考えると言及するのは不自然極まりない。
人形を使って残酷な死神を演じるだけならばミストのフォローをする必要はありません。
ミストが心を許せば暗殺が容易になりますが、それだけが目当てならあれほど配慮しなくていいはず。
一度好意を抱いた相手には心の壁がデュルンデュルンに溶けだすミストですから、ある程度仲良くなれば十分と言えます。
それなのにわざわざフォローしていたのは友情を感じていたからと言えますよね。
本体も本気で友情を感じていた可能性が高い。
彼らは人形越しでも親友ということですね!
これまで「普段は自動で人形の意思がある」という設定で考えることが多かったのですが、原作通り「完全に腹話術の人形でピロロが全部頑張ってました」という話も考えたくなりました。
かもかて風に、ミスト→他キャラへの印象度の変遷を妄想したくなります。
・出会った瞬間印愛が『運命の人』に到達し、何をしようと一切下がらないバーン様
・登場時に印友全振り、着々と印友を上げていくキルバーン
・印象度マイナスから印象度大幅プラスへと転じたため、おそらく反転したハドラー
・忌避判定が発生したザボエラ
それから、かもかてのキャラでミストと話が合いそうなのは誰だろうと考えて、真っ先に浮かんだのがテエロでした。感情沸騰させて主の望んでない行動に走るので。
主の顔に泥を塗ったと言う理由で勝手にロン・ベルクの顔面を切り裂いたミストバーンなら、「ヴァイル様を苦しませるなんて許せん!」と暗殺しようとしたテエロの気持ちが分かるはず。
仕える者、護る役目といった要素を考えると、やはり護衛組と気が合うかも。
ローニカは「『護る』とは何を指すのか」「仕える者にとって何よりの報酬とは」など、ミストなりに考えた経験があるでしょうし、語る内容に頷きそうです。
グレオニーは普段真面目に訓練している時点である程度の印象度が保障される。
しかし、護衛就任しないルートの「どうせ勝てないのに試合に出ても意味がない」、護衛就任後の「力の足りない俺なんか護衛に相応しくない」と悩む様子に下がる。メンタルが足引っ張って実力発揮できないパターンですので苛立ちそう。
苦悩を乗り越えて強くなってみせると覚悟を決めると印象度アップ。特に『衛士の決心』だと「自分の体なんて惜しくない」という姿勢を見せるので尊敬する。
トッズは……「ただ一人からの感情以外要らない、他のものは全て捨てられる」とだけ書くと共感できそうですが、反転憎悪が発生するからなあ。
「相手の心の中で一番じゃなくなるのが許せない」「自分のものにならないならいっそ……」という思考はミストには理解や共感が難しそう。
かもかてのキャラは、男だとグレオニーが一番好きですが、女は一番を決められない。
癒されるのはサニャ、胸が苦しくなるのはルージョン、惚れ惚れするのはユリリエなんですよね。
サニャに癒されると言いつつ、一番好きなイベントはいびりまくって憎まれた果てに見られる『神様の間違い』です。
自分でやっておきながら「サニャ頑張れ! 意地悪な主人公に負けるな!」と応援しました。
『からくりサーカス』第31幕 黒の流星
団員達に何か言いたげな視線を送る最古が可愛かった。
原作では団員達のバトルには首を傾げました。
無理にバトルに加わらず、彼らなりの「戦い」で皆を笑顔にしてほしかった。
戦わせるにしても、とってつけたような因縁を持たせる必要はなかったはず。
団員達の戦いで一番印象に残ったのは三牛親子VSフラッシュ・ジミーですから。
「肉体的に劣る人間が恐ろしい人形に立ち向かう」「嘲笑われた人間が最後に意地を見せる」というだけで盛り上がる要素は備えています。
ヴィルマとワイルド・ウエスト・ジェーンの戦いは、原作通りのわざとらしい「アメリカにゾナハ病ばらまいた」アピールが出た時はどうなることかと思った。
アメリカで活動していたのがジェーン一人というわけでもないだろうに、宿命の対決みたいな構図に持っていこうとしてもなあ。
ライフルに詰めて云々があるなら不自然なアピールはカットしてもよかったんじゃ?
ついでにケニスとアノスはわざわざ名前出す必要ないですよね。唐突に出てきて即退場するんだし。
そう思いつつ、次第に引き込まれました。
原作ではノルマを果たしたという印象で終わったヴィルマの戦いが壮絶。
めちゃくちゃ血が飛んでるじゃないか……。
声や色、動きがつくのはやはり強いですし、ジムの台詞も破壊力を上げる。
ヴィルマは登場時に回想をやっていたおかげで、大幅にカットされているのに積み重ねがあるように感じられる。
ノリ&ヒロの回想はいい話だと思ったんですが、体調不良を押して出演したことに引っかかりました。
サーカス芸人の意地にとやかく言うのは野暮なんでしょうけど、元気な状態でやった方がお客さんも楽しめたのでは。
次回は、因縁があるっぽい雰囲気だけど顔が似ているだけの人形とのバトルをやるのか。
暇乞いもやるのか……。
法安の代役が団長に務まるか?
涼子への台詞&贈り物をそのままリーゼに移すのかどうかが気になる。
雑な代役や改変にはなりませんように。
作中でもトップクラスに好きなシーンなので、やるからには半端な出来にはなってほしくない。
『1000円ヒーロー』83話
母親みたいなヒーローになると目を輝かせていた少女が怪人になってしまった。兄を守りたい一心で。
やめてくれよ……。
家族を守りたいという気持ちでも怪人化する。なんて世界だ。
ここで同児が来るのか。
仲間が増えたけど沈痛な表情なのでよかった。
「これで怪人を攻撃するのはおかしいと分かっただろ?」と、己の正しさを千に主張したら幻滅したでしょうね。
ユウロからの指示に、子供相手に手荒に……と引いていたのもよし。優しさを失っていないなら疑問を持つところですからね。
怪人になったからにはと言うけど、怪人や人間という枠を超えて弱い者の味方になってほしい。
それにしても、ユウロをどんな目で見ればいいのか分からない。
「スカした笑みが気にくわねえ!」と思っていたけど素を出されても困る。
可哀想な背景があろうと、今までの行いを考えれば外道な悪役としてきっちり倒されてほしいと思ってきたからなあ。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
>「ダイの大冒険の小説を今でも~」の方
ありがとうございます……!
とても温かい言葉の数々、嬉しいです。あまりの優しさに、もしや夢を見ているのではないかというわけの分からない考えが浮かんでくるほどです。
今後のブログの更新は、現在プレイしているフリーゲーム『冠を持つ神の手』について一通り感想を書くことと、アニメの放映終了後に『からくりサーカス』の感想を修正して再掲載することを予定しており、それ以外ははっきりしない状態です。
もし再掲載することがありましたら、読んでいただけると嬉しいです。
メッセージありがとうございました!
>TS様
何度も読み返していただけたなんて嬉しいです! ありがとうございます。
特に「」の中のお言葉が……そう仰っていただけることが至上の喜びです。誠に光栄です。
現在予定しているのは、
・現在プレイ中のゲーム『冠を持つ神の手』の感想を一通り書く
・アニメ『からくりサーカス』の放映が終了したら、サイトに載せていた感想を修正して再掲載
の二点ですので、ダイ大関連の小説や感想をどうするか決めていない状態です。
もし再掲載するならば、このブログのダイ大カテゴリにまとめて、整理したいんですよね。全部そのままではなく、話を選んで移す形になると思います。
今のところは、掲載する場所を増やすことは考えておりません。
メッセージありがとうございました!
サイトに掲載していたダイ大の話をどうするか考えたところ、まずブログ内の話を整理することから始めないといけないと思い、SSの一覧を作りました。
※リンクが切れていたので修正しました。これでつながっているはずです。
グレオニー、トッズ、ローニカの表裏護衛同時攻略をやりました。お前が……お前達が、俺の刃だ!
最終的にリリアノと友達になりつつグレオニーからは「心穏やかな愛」、トッズとローニカは「愛している」まで持っていけました。一歩間違えるとトッズが反転憎悪するからグレオニーは心穏やかになってる場合じゃない。
攻略情報探して見ながらやっても厳しかった。
グレオニーの試合見に行って応援したり市であえて無視して手袋買ったり追及して勘弁してくださいと言わせたりトッズのもとに通って怪しい薬飲んだり人形持ち帰ったり駆け落ち未遂したりローニカには学ぶ姿勢をアピールしつつ最後の最後で家族になると告げて動揺させて陛下には「リタント王に俺はなる!」宣言したり魚食べたり……。
グレオニー、トッズ、ローニカの護衛としての会話を見たいです。
グレオニー&トッズの護衛就任が条件のイベントがあればなあ。厳しすぎるか。
グレオニーにトッズが「そんなんでレハト様を護れると思ってんの? 気持ちだけで護れれば苦労しないよね」と絡み、やりすぎるとローニカが〆る。首を。
一見穏やかなローニカが軽薄なトッズと真面目なグレオニーの緩衝材になると思いきや、実際はグレオニーが胃を痛めながら止めに入る羽目になるかもしれない。頑張れ。
表護衛グレオニー&裏護衛トッズはロマンある構図ですが、両者への印愛が同じくらいだと仲良くしている光景が想像できません。グレオニー高印友&トッズ高印愛とかならトッズは友好的に接するでしょうけど。
グレオニーはトッズの舌先三寸で丸め込むやり方が、トッズはグレオニーの融通きかない性格がやりづらいでしょうね。
一番両者間の溝になりそうなのが経歴です。
裏社会で生きてきた元密偵と城の衛士で立場が正反対。
裏でしか護れないトッズと、隣にいることができるグレオニーは全然違います。
グレオニーが護衛に就いていなかったとしても、真っ当に生まれ育った彼に対してトッズは思うところがありそうなんですよね。
ヴァイルやタナッセみたいな大貴族相手だと複雑な心境とかそういう次元じゃありませんが、グレオニーだと引っかかりそう。
大きな反発が予想されるとはいえ正式に結ばれる可能性があり、そうなった場合周囲から祝福してもらえます。
トッズがレハトと結ばれようと思ったらそれこそ駆け落ちでもするしかない。二人とも様々なものを捨てねばなりません。
ですが、グレオニーだとそこまでする必要はない。
とにかく、グレオニーが護衛同士仲良くすべきだと思って歩み寄ろうとしても、トッズは「役に立たない護衛なんていない方がマシだと思うけどなあ。怪我する前に故郷に帰った方がいいんじゃない?」という感じで応じそうにない。
『からくりサーカス』第29幕 しろがねのやったこと
前半のミンシアは嫌な感じですね。
アニメだと師父の見せ場や絡みが削除されてるのでいっそうキツい。
パンタローネに殺されたと言っても、死にたがっているかのようにすぐ退場したから実感が湧かないんですよね。原作だと人間の強さを見せつけてからの最期だったので、「あんな立派な人物が……」と共感しやすいのですが。
修業を積んで心身共に鍛え上げたと自負しているであろう人間が、身につけた力を敵意の無い相手にぶつけるなよ。
ただでさえどうかと思う所業なのに、「自分のせいで周囲を巻き込んだ、被害が出た」という負い目から反抗できない、立場の弱い相手に対してやってるからなおさらです。
その辺の行動は『うしおととら』の日輪と似ているかも。
鳴海の態度も酷いんですが、彼は序盤からの子供を笑顔にしたいという想いや病棟編でのゾナハ病への怒り等内面が描かれているから、やっていることは肯定できなくても納得はできる。
「子供や仲間達の命によって生かされた」と考えている彼にとって、エレオノールと仲良くして自分が幸せになるなんてもってのほか。
皆ゾナハ病を止めてほしいとは願っていても、巻き込まれただけの女を憎み続けろとは要求してないはずなんですが、分けて考えることができない。
優しくしたら色々なものが折れて崩れてしまうんでしょうね。
酷いのは確かだけど、クズだのクソ野郎だのとは言いたくない。
敵だらけの中、仲間として彼女を守ろうとするノリやヒロ、庇ってくれるヴィルマがいい味出してます。
敵意剥き出しの兵士に八つ当たりするなよと思うけど、自分がその場にいたら同じことしてもおかしくない。「あいつのせいだ」と恨んでしまいそう。
それはおかしいと言えるノリ達は立派です。下手すりゃ袋叩きにされるかもしれないのに。
ヴィルマと阿紫花の絡みがあったのには驚いた。
面白いから嬉しいけど、鳴海の描写を優先してほしい。
特に記憶やしろがねへの感情がどうなっているのかとか、記憶が戻っても優しくできない理由とか。
後者は「態度を軟化させては死んでいった仲間や現在苦しんでいる子供達への裏切りになるという思い込み」「宇宙から生きて戻れないことを覚悟しており、期待を捨てさせるため」と色々推測できますが、明確に描かれた情報だけだとただの嫌な奴に見えてしまう。
原作未読の方だとストーリーを追うだけでやっとの状態になりかねないので、くどくなってもわかりやすく描くべきだと思います。
原作ではエレベーター内で見つめ合った時の目の描写から「ひょっと戻ってる?」とチラッと思ったけど、アニメだと同じ目のままだからよく分からない。
原作でも「いつ思い出したんだ!?」と思ったのに、アニメだとさらに混乱しそうだ。
エレオノールを守りたい最古達は、こういう状況では力になれない。むしろ彼女への疑念や敵意を煽る結果になっています。
自分達のやってきたことが人間の目にどう映るか認識していないから、逆効果だと分からないのかもしれない。
彼らの歯車の音が好きです。
人間との距離が縮まったように見えてもやはり人形。相容れなさがあってこそ変化が光る。
フェイスレスは今回も絶好調。
フラれてどうでもよくなったって、そんな理由で世界滅ぼそうとすんな。
誰しも「こんな世界なくなってしまえばいいんだ!」と考えることはあるでしょうが、実行しようとは思わないし、思ったところでできない。
やってのける力があるのが最高に性質悪い。
サハラで鳴海を助けたのは兄役に見せつけるためとのことですが、多分出発点は「愛する人と結ばれたい、それを大好きな兄さんに祝福してほしい」だったんだろうな。
エレオノールの献身は立派だと思うけど、フウに言えばより安全かつ効率的にアクア・ウィタエを抽出して分け与えることもできるのではないかと思いました。野暮か。
『1000円ヒーロー』81話
「ハンサム一枚」で刃みたいな頼み方するなと思いました。刃でもしないか? いやするかも。
偽者の可能性も疑ったけど本物か。
十年放置していたことに触れて、千にも謝罪してよかった。
ギャグも挟まれず素直にいい話だとしみじみしていたら……最後に爆弾発言しやがった。
警戒していたのは「ユウロが父親そっくりに仕立て上げて送り込んだ怪人」という線でした。
以前チラッと出たほのかの描写に気を取られて、父親がそうである可能性を考えていなかった。
『からくりサーカス』のことを考えていたためか、キャラクターが夢に出ました。
アルレッキーノとディアマンティーナの二名が。
何故この組み合わせ?
好きなキャラなので嬉しいのですが、内容がツッコミどころだらけなので喜ぶ前に疲れました。
アルレッキーノが自分の正面、ディアマンティーナが右に座っている状態で人間の食べ物を食べるという展開。
人間の血液以外も受け付けるのか疑問に思いましたが、ディアマンティーナは最新型だからツッコむほどでもないかと考えた瞬間アルレッキーノ一人でツッコミポイントを稼いでいく。
ディアマンティーナがクリームソーダを飲むのは似合っていたのですが、アルレッキーノは親子丼。
食べ方が分からなかったのかディアマンティーナの真似をしたらしく、ストローで吸おうとして失敗。無茶だ。
しかもよく見るとカピタンのマントを羽織ってる。そこはブリゲッラのコートじゃないのか。
理由を訊いてみると「寒いから」。
自動人形は寒暖の差も平気なはずだろ。
そもそもエレオノールのそばにいなくていいのかフェイスレスはどこにいるんだよおお!
ビビッて何も言えなかったけど、ツッコむべきだったんだろうか。
今思うと、「人間に近い体になり血液を吸う必要もなくなったという設定の最古・最後達」と受け取れなくもないんですから、もっと楽しめばよかった。