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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

新説魔法少女

『新説魔法少女』

TS様制作『新説魔法少女』をプレイしました。バージョンは1.061です。

こんな方におススメ。
・少女達が仲良くしたりギスギスしたりするのが見たい
・少女達が身体的・精神的に打ちのめされるのが見たい
・女子に限らず↑から立ち上がり戦う姿が見たい!

突如街を襲った恐ろしい怪物に対抗するため、少女達がマジカロイドという戦士に変身して戦うSRPGです。


作品の特徴や印象に残った部分を挙げていきます。

・ストーリー&キャラクター
魔法少女と聞くとキラキラした力で戦うイメージがあるのですが、脳波や分子着装など「科学の力じゃないか?」と思いました。
何しろ超人的な力を得る方法が背骨への注射ですから。
当然痛い。
力を得たところで立ち回りを間違えれば大怪我します。
治癒能力の持ち主はいますがお手軽に回復とはいきません。傷が塞がっても神経に痛みが残ります。
さらに、能力を使いすぎると体が蝕まれていきます。
こんな調子で、魔法のような力を得ても、闘志を燃やしても、それだけでは解決しません。
だからこそ意思の力が鍵となるシーンが印象深くなります。
気合だけじゃどうにもならないけど、心の力が無ければ進むことはできない。
緊張感のある戦いと絶望的な死闘、どちらも含んで物語は進んでいきます。

キャラクターに関しては、出番や描写が少ないサブキャラならともかく、メインキャラは一言で表すのが難しい。
簡潔にまとめるなら「いい子」「カッコいい」「危ない奴」と言えるかもしれませんが、「いい子」「カッコいい」キャラにも「それはどうなんだろう……」と言いたくなる時があったり、危険なキャラにも「優しいところもあるんだな」と思ったり。
不良の烈に対して「不良だから喧嘩っ早いだろう」と決めつけたら、事件についてちゃんと調べるし、巨大な動物が相手なら餌で誘導すればいいんじゃないかと言い出すので、彼が殴りかかると思い込んでいた自分の方がよっぽど脳筋だと思いました。
「こういう属性のキャラだからこう言うだろう、こうするはず」が通じない。
ある要素だけじゃないのはキャラクター同士の関係もそうです。
親友だから仲良し……なんですが、言葉に棘があったりぎくしゃくする時も。仲良しの一言で片づけにくい。
ある要素だけ、綺麗な一面だけでは終わらせない。

そういう描き方ですから、最初からみんな仲良くとはいきません。
全員すんなり「町を守るために戦う!」「仲間と力を合わせよう!」と同じ方向を向けるなら苦労しない。
戦いを嫌がったり、仲間につっかかったり……なかなかうまくいかない。
「そんな言い方しなくても……」とか「それはまずいって!」と思う場面も多いのですが、彼女らの立場や気持ちを考えると納得できます。
自分が同じ状況に置かれて上手くやれる自信は持てません。
強大な敵が現れたら怯え、混乱し、逃げ出す者もいる。
それも責められない。
いきなり力を手に入れて命懸けで恐ろしい化物と戦うことを求められて、いつでも模範的な言動をできるわけがない。
そんな彼女らが次第に絆を深めて力を合わせて戦うようになるのが熱い。
辛い展開はあるけれど希望もある、そんな作品です。

・グラフィック
非常に華やかです。
日常シーンでは多数のキャラクターの制服や私服が描かれ、表情の差分も多数。
物語に引き込まれます。
変身後の姿もデザイン豊富。
露出が多い者、少ない者、全力でアウトな者……様々です。

戦闘シーンではグリグリ動く!
SRPGだと一通り動きを確認したら戦闘演出をオフにすることもあるのですが、クリアするまでの間ずっと見ていました。
テンポがよく、見ごたえたっぷりですから。
様々なスキルに専用の動きが用意され、必殺技は迫力抜群。回避の仕方にも個性が出ます。
HPが少なくなると立ち絵も変わる。
映像面がとても充実しています。


・難易度
下手なので苦戦しました。
序盤で難易度を下げて進めましたが、ひやりとする場面や「ひぃ~勘弁してくれ~!」と叫びたくなる場面がありました。
逆に言えば、下手くそがヒヤヒヤしながらクリアできる難易度です。何とかなります。
なんといってもいつでもセーブできるのが大きい!
こまめにセーブしておけば何とかなる。
さすがに多用はしませんでしたが、敵に攻撃する直前にセーブして、クリティカルが出るまでやり直すことも可能です。
本編クリア後のEX5は低難易度&全員レベル最大でギリギリで初見クリアしました。
大増援は……挑むならドーピングしまくってからですね。

注意すべき点は、先手必勝が基本方針になることでしょうか。
まず、自分のターンは受けるダメージが半減します。相手が仕掛けるのを待つより自分から攻撃するよう促されている。
また、途中から『巣』が出てきます。
普通ならSRPGにおける私のプレイスタイルは時間をかけてじっくり進めるものです。向かってくる敵だけ処理してから、少しずつ敵を誘き寄せて仕留めていく形になります。
しかし巣があると、もたもたしていると新たな敵が出てきます。
どんどん増えるので急いで壊しに行かないといけません。
その代わり、敗北条件で触れられていない限りキャラクターが倒れても問題ありません。次回も使えます。
数人やられても気にせず次の話に進んで大丈夫。

それから、武器の代わりに素手かMPを消費するスキルで攻撃します。
「この剣そろそろ壊れそう……」「この武器強いけど使うのもったいない」と耐久性を気にする必要はありません。
クリアすれば全回復するのでMPを使い切るつもりで攻撃すればいい……と言うのは簡単ですが、雑魚相手にガンガン使うと強敵との戦いが苦しくなります。
MPの回復手段は限られているので、出し惜しみはよくないけど使いすぎもよろしくない。
速やかに進軍して巣を破壊するため、こちらのダメージを抑えるため、さっさと敵を倒したいけど、大技を連発するわけにもいかない。
MPという制限があることで色んなキャラに万遍なく行動させる必要が出てきます。
少数のキャラに任せきりというわけにはいきません。

ちなみに成長固定なので吟味の必要なし。ありがたい。
全然能力が伸びないとせっかくのレベルアップが嬉しくないイベントになりますから。

・好きな〇〇
特に好きな話は40話と49話です。
49話は大体の方が好きな要素……タイトル回収がくる。
それ以上に好きなのが40話なんですよ!
暗い展開が続いてこれ以上はやめてくれと思っていたところであれがあれして一気に盛り上がった。

一番好きな技は超光。二番目はフォトニックドライブ。

ストーリーを盛り上げる要素として、音楽の力も無視できません。
単体で特に好きな曲は『Insane Banquet』。
使われたシーンとセットで一番好きなBGMは『Will you still cry?』です。覚醒用BGM。
他には『Yours』『Instrumental No.4』『The Pale of World』『The second break』などが好きです。

ここからは各キャラのストーリー・戦闘で思ったことを。
※本編で能力改良を最後まで進めたのは四人くらいなので、キャラクターの強さを引き出せたとは言えません。
そもそも範囲攻撃や反動技をろくに使いこなせなかった人間の感想なので、おそらくほとんど参考にならないと思います。

まずは変身適性のないキャラから。

・日向せつな&進
優しい人達。
自分達もつらい想いをしているのに千代子に優しさを向け続けた。
彼らの存在は千代子の支えとなっていたでしょう。
・筑波林檎&千葉章二
林檎は変身するんじゃないかと思っていました。
千葉君は不遇というか不憫というか……。
遥の恋人のはずなのに影が薄い。
「主人公の親友の恋人」と書くと深く関わってくるイメージがありました。
守るべき日常の象徴として戦う理由になったり、闘いの日々に疲れた時に支えたり、大事な相手が苦しんでいるのに力になれないと悩んだり……そういう要素は烈で描かれます。

・赤城烈
女好きの不良で、変身できないのに事件に関わろうとする。
「こんなの『問題起こしますよ』と予告してるようなキャラじゃん!」と思いましたが、予想を裏切ったキャラクター。
優しいと言われるし、不良じゃない生徒達からも好かれているので、不良といっても本格的に被害を出したり迷惑かけたりはしていないと思われます。警察官との関係も悪くなさそうなんですよね。
主な不良要素は髪型と口調、あとは学校の勉強が駄目なところくらいじゃないか?
古風な不良=鈍感で脳筋と決めつけたが、そんなことはなかった。
人の内面をよく見ているし、察しがいい。物分かりもいい。
千代子達が変身して化物と戦ってることを彼が知った時、「周囲に喋るんじゃ……」「無謀な戦いを挑んだ彼を助けるために千代子達が負傷するのでは」などと物語を動かすためのトラブルを危惧しましたが、秘密は守るし、ビルを壊す化物に挑むような真似はさすがにしなかった。
友人の件で千代子達に怒りをぶつけた時も、「他に方法がなかったとはいえ納得できないよな……長く引きずるだろう」と思ったらすぐに感情を向ける先が間違っていると気づいたので、「物分かりいいな!」と感心すると同時にホッとしました。
首は突っ込んでくるけど露骨に足を引っ張るタイプじゃないので好感が持てる。
怪しい奴の誘いに乗ってしまったけど、仮に疑って断ったところで解決しなかっただろうからなぁ。
敵に目を付けられ接触された時点で、誘いに乗ってああなるか、断って口封じに消されるかの二択です。
戦いを怖がる女の子に変身適性があって、町を守るために戦いたがっている彼に適性が無いのが残酷です。

ここからは操作可能キャラクターです。
・霧島千代子
主人公。
他のキャラクターに「まるで主人公みたいだ」と思うことはあっても、千代子の存在があってこそ。
覚悟ガン決まりな姿勢は、強がりが含まれてるとしてもすごい。
だからこそ心が壊れてしまった時の衝撃も大きかった。
最初から勇敢に戦う人物に対して見ているこちらは当たり前だと受け止めてしまいがちですが、そんなことはありません。
あまり弱音を吐かないからといって、痛みや苦しみを感じないわけではないんですよ……。
今まで他の作品で何度も考えたことですが、改めてそう感じました。
それでも苦しみを乗り越え進んでいくから心を打つ。

性能面は、途中までは攻撃技が充実していないので攻撃せず、クリア直前に味方に範囲攻撃して経験値稼ぎをする程度でした。
やがて積極的に戦わせることが可能になり、最終的に最強になる。
千代子様とお呼びしたくなる。
消費無しの通常攻撃が射程3高倍率全属性特攻って許されるのか?
強いキャラでも無双できる作品ではないのですが、最終千代子はそれに近いことができます。
千代子を神扱いする要の気持ちが少し理解できるかもしれない。

・日向遥
色々と第一印象を裏切るキャラ。
千代子がアクセル担当で遥がブレーキ役と思いきや全然そんなことはなかった。
千代子が絡むと熱くなる。おっとりしてそうな外見に反して過激な言動を繰り出すんですよね。
最初千代子に「尖った性格の主人公か」と思いましたが、「遥の方が……」と考え直した。
ちなみに料理の腕が壊滅的。

彼女の千代子への想いの強さはずっと描かれます。
これからも千代子の隣には遥がいると確信できる。

戦闘では頼もしいアタッカー。使いやすい。
心でも力でも千代子を支えてくれる。

・伊勢朱莉
可愛い。魔法少女感が漂ってる。
特に好きなキャラの一人。
人型に殺されかけるのも、その後恐怖に苛まれるのも可哀想だった。
殴られるシーンが痛々しく、強烈な印象を残しました。
それでも戦いに戻ってきたのがすごい。
最初から覚悟を決めている人物の勇気も、恐怖に苦しんだ者の勇気もどちらも尊い。

優先して強化すべきキャラクター。
最終的に強キャラの一人ですね。
エースは誰かと問われた時に真っ先にこのキャラを挙げるプレイヤーも多いのでは?
序盤はちょっと弱いと思ったものの、使いやすい技を覚えてからは戦っていけるようになりました。
人型に怯えてる頃からちらちら火力の高さを見せていた彼女が強力な技を覚えれば、雑魚もボスも焼いていく。
範囲攻撃をろくに使わなかった状態ですらこうなので、活用できていたら強すぎ……となったことでしょう。

・榛名七海
ヒーローっぽくカッコつけたり朱莉とのやりとりが微笑ましい。
覚悟ガンギマリには見えないけど、さりげなくメンタルが強いと思う。
49話の冷静なツッコミに笑った。

戦闘では移動力が低いので仲間に遅れがちだった。
回復やバリアなどサポートする技が充実しているので、仲間と連携できればもっと強さを実感できただろうなあ。
範囲攻撃は全然活用できませんでした。

・石見梢
自分が地味だと気にしているけど重要な存在です。
いなかったらどんな空気になるか考えたくもない。
突き抜けた思考・言動のキャラクターと比較したら目立ちにくいかもしれませんが、見ていて安心できます。
唯との絡みがもっと見たかったなぁ。唯関連は月菜が担当することになりました。

戦闘・性能面は堅実で安定している。剣の能力に対する評価がそのまま当てはまる。
やることは接近して斬る。それだけです。
わかりやすい。
終盤に大技を覚える。この技がカッコいいんだ。

・八島唯
強大な力を手に入れなければ、ここまで突っ走ることはなかったかもしれない。
力を手に入れ暴走しても、もっと時間があれば、自分の居場所を実感できて落ち着いたかもしれない。
プレイしていて好感度の上がり下がりが激しいキャラクター。
琥珀を蹴り飛ばした時は「おいおい……」と思い、ルフィンが嬲り殺しにされるのを見ていられず飛び出した仲間をサポートした時は「おぉっ!」と思いました。
正義感が強いんですよね、良くも悪くも。
悩んでる時に強大な力をいきなり手に入れて命懸けで怪物と戦ってメンタルケアもろくにされなかったらゆがみもするわ。
優等生ながらも親に愛されない唯と、不良扱いされているが親から愛されている千代子との対比が……。

戦闘面は闇堕ちからの敵対を警戒してあまり使用せず。
もったいないことをしました。
最強の能力と言われるだけあって強い。特に一対一だと飛びぬけて強い。
技がどれもカッコよく、ワールドイズマインは彼女の性格と時の能力が反映されています。

・金剛リリー
貴重な治癒能力持ちゆえに負担も責任も大きく、身体も精神も蝕まれていった。
心が荒んで刺々しい態度を取ることもありましたが、のしかかるものが重すぎるので何も言えない。
強敵に殴りかかった件も同様。仲間が傷つき苦しむ姿を最も近くで見続けて、自分の体もボロボロになっていき、これ以上状況を悪化させたくないから攻撃を仕掛けるという無謀な行動に走ってしまった。
心身がすり減って限界まで追い詰められている彼女に、いくら冷静になれと言ったところで効果は薄いでしょう。
頭が冷えれば自分の行動がまずかったことは理解できるんですよね。だからこそ自責の念に苛まれて苦しむことに。
ただでさえ心身ボロボロの状態で千代子の豹変を目にして嘔吐。
徹底的に叩き落とされる。
伊万里を完全に治そうとした理由が慈愛だけではないのが生々しく、治癒の代償に視力を失い……と辛い思いをしまくっています。
朔也がいてくれてよかった。
大変な目に遭ったので、今後は幸せに暮らしてほしい。

作中で描かれる通り重要な回復役。
普通なら範囲回復でもりもり経験値を稼ぐんだろうけど、つい出し惜しみをしてしまいました。
それでも彼女がいないマップは不安でした。
外す理由が無い。

・中島朔也
カッコよかったりそうでもなかったりする。
大変なことになったリリーを支え続けたのがカッコよかった。
彼女とお幸せに。

会心率と回避率が高めのキャラクターですが、敵も味方も命中が高いので回避の高さを感じづらい。
避けてほしい攻撃……強敵の痛い攻撃は当たります。
スキル使用+地形効果を駆使すればそれなりに回避できるかもしれませんが、MPが少ないのでいちいち回避スキルを使ってられない。
格闘技を身に着けているだけあって射程1の技が強いのですが、やっぱり消費が重い。
冷気弱点も痛いんですよね。
性能面では不遇な気がする。

・山城香&忍
二人のノリは癒しになりました。
忍は祐樹との関係に注目したい。

内部属性担当。
香は技の射程が長いので使いやすい。
忍は内部属性の強力な技があり、他の属性も使える。

・陸奥葉子
中一とは思えない容姿。大学一年生と言われても違和感ゼロ。本人も気にしてる。
しっかり者と思っていたら後半はメンタルガタガタ胃がボロボロに。
すごく怖い目に遭っても立ち直れる人間ばかりではない。
当たり前の話で、葉子が特別に弱いとは思いません。
戦いたくないと思うのは自然なことで、それでも戦うのは称賛に値します。

化学属性のエース。
メンタルに反して前衛でガンガン戦っていけるユニット。
攻撃面も防御面も安定しており、単体攻撃・範囲攻撃・回復までできるオールラウンダー。
毒を相手に浴びせかけ、しまいには核融合まで使い出す。
頼もしいよ、葉子さん!

・長門琴音
リーダーが千代子なら、サブリーダーはこの人。
伊万里絡みでなければ冷静で頭も切れる、頼れる人物。
天才扱いされるのも納得の優秀さ……のはずですがシャツが謎だし草も食う。

最初は高い移動力を生かして切り込んでいきましたが、次第に火力不足を感じるようになり、サポート方面へ。
終盤はひたすら他キャラの移動力を上げまくりました。

・肥前伊万里
体が治ってよかった。
苦境にも挫けなかったためか精神力が強い。

強化後に活躍しました。
強キャラの一人。

・朝日栞
暴走する警報装置。
ブラコンが行き過ぎて兄に近づく女を全て害虫扱いするのはちょっと……。
追い掛け回したり殴り飛ばしたり「こいつやばい」という印象が強い。
周囲から「妹が怖いから近づきたくない」と思われたら悲しむのは祐樹だぞ。
兄が絡まない時の会話は好きです。

戦闘では殴るか岩投げてました。怒髪天を本格的に使用したのはクリアしてからです。

・朝日祐樹
可愛い容姿に反して町を守るために戦おうと考えるまでが速い。
後半は妹の暴走を窘めていた印象が強い。

ひたすら回復してました。
敵の配置や行動を考えて動かせば的確に弱点をついていけただろうけど、使いこなせず器用貧乏で終わってしまった。

・紀伊ひより
烈に惚れてる女の子。
不良らしい振る舞いは烈に憧れてそうしているらしい。
素の性格は控えめなんだろうな。
千代子と烈の間にあるのは友情ですが、二人がお似合いだの夫婦だの運命だの言われるのを見て動揺するひよりが見たいので、二人には近づいてほしい。
ひよりはもっと積極的になれ! 烈が全然意識しそうにないぞ。
友人として大事に想っているでしょうけど、恋愛対象として意識している度合いは真央や琥珀と同程度に見えます。
このままだとひよりが素直になれずにいるうちに烈と千代子の距離が縮まっていく未来が見える。
本編ですでにそんな感じです。二人の間にあるのは恋愛感情じゃなくて友情ですが、いつまでもそうとは限らないのでひよりは頑張れ。

戦闘では殴りかかるタイプに見えるが実はサポート担当。普段の振る舞いと素の性格の違いが見えて面白い。
射程は長いですが、移動力が物足りない。
念動クレーンをまともに使ったのはクリア後でした。

・鹿島月菜
小学生とは思えないキャラその1。
変身後の姿がぶっちぎりでアウト。
彼女の存在は唯の救いになっていたと思います。

遠距離から削っていました。
終盤習得する技が熱い。

・テロメア
烈と知り合って交流を深めていく様子を見たかった。
親から道具扱いされる構図は唯と対比になりますね。

「明らかにお助けキャラ……いつ永久離脱してもおかしくない」と警戒してあまり使わず。

・河内真央
「禁断の恋って……!?」とハラハラしたけど、悲惨なことにならなくてよかった。
好きな相手がバイオモンスターに襲われたり変貌したりしてもおかしくない。
口調も行動ものんびりしている。

移動力がもう少し欲しい!
壁役にしようと意気込んだものの、敵は弱いキャラを狙って攻撃するし、突出させるには移動力が足りない。
挑発系のスキルがあれば……。
射程やらシールドブレイクやらで攻撃の方は扱いやすかった気がする。

・香取加音
言動と能力がかみ合っていない感じがする。
唯には絶対勝てない。

戦闘ではひたすらハイパーボーラ。
飛行能力はあるものの、移動力が低いので使いづらかった。

・三笠米子
この包容力は一体……。
葉子の支えとなっていた。

攻撃の射程が短いので使いづらかった。
技の性質的に彼女が一撃入れる→他のキャラで攻撃というのが理想なんですが、彼女が殴る前に戦うパターンが多かった。

・初瀬もか
鬼だの何だの言われる乱暴さなんですが、腐ったヨーグルト食わせようとするキャラとか変身した状態で生身の人間を殴ろうとしたキャラがいるのでそこまで気にならない。
非常時には苛烈さや強引さが頼もしさになる。

戦闘面では冷気属性のエース。
強い技を強い敵にぶちこむという、朱莉と似たような運用になりました。

・薩摩琥珀
戦いたくないのに無理矢理戦士にされた可哀想な子。
でも彼女の技にはお世話になりまくったので歓迎する気持ちが強い。
彼女が体格のいい不良の烈を信頼するようになった経緯が気になる。普段の彼女なら怖がって近づかないでしょうから……。
困った時に助けてもらったのかな。

戦闘ではひたすら開放念花。
クリティカル確定は強い。

・鎮遠小夜
小学生とは思えないキャラその2。
強キャラ感溢れる佇まいはどこからきているんだ。
良くも悪くも平常運転。

戦闘では攻撃面より霧化の印象が強い。
移動もしやすいんですよね。
祐樹と同じく器用なタイプ。

・摂津玲奈
琴音をやたらとライバル視している。
小物感あふれる言動に笑ってしまう。
優秀なんですが、アピールするから台無しに。小物可愛い。
実は黒幕の正体を当てていた。当てずっぽうとはいえ、やるな……。

狙撃・狙撃・狙撃。
射程は正義。
接近されたらまずいと思って遠距離から狙撃してばかりでしたが、近距離の技も使いこなせたらもっと強いだろうな。

・比叡要
暴走する警報装置。
千代子を神様扱いする上に近づく異性を害虫扱いするのはちょっと……。
栞が相手を追いかけ回し力で排除するタイプなら、要は「嫌われろ」などとボソボソ呟くタイプ。個性が出ています。
栞にも思ったことですが、警護対象の希望や迷惑は全然考えてないのが引っかかる。
近づく奴が悪人だったり、そこまではいかなくても明らかに問題がある態度なら遠ざけたいのも分かるけど、友人として普通に仲良くするのも駄目ってのがなぁ……。
彼女の言動が周囲から引かれてるので安心しました。ヤベー奴扱いされてる。
他のキャラは「こういう一面があるんだな」「そういうこともするのか」と思わせますが、要は千代子の狂信者以外の一面は見せないのが残念です。

戦闘では他のキャラを再行動させる。
以上。

・扶桑???
敵対していた時は恐ろしく見えていたのに可愛げが出てきた。

終盤も終盤、本編最後に加入するだけあって高性能。さすがボス格。
敵に何か弱点属性があれば全属性特攻が刺さる。
単体攻撃範囲攻撃回復も備えて飛行能力持ち、移動力が物足りない以外弱点は無い。


・40話で参戦するキャラクター
上のキャラと前後しますが、最後に語りたかった。
一番好きなキャラクターですから。
覚醒イベントで最高に燃えた。まるで主人公みたいだ……。
千代子からの支援を受ける数少ないキャラクターの一人。遥とこのキャラだけなんですよね。

強い。加入直後から暴れられる。
高いステータス便利で強力なスキル飛行ユニット並みの移動力を備えた器用万能キャラ。勇者か?
攻撃面・防御面、近距離・遠距離、対雑魚・対ボスとどこにも隙が無い。
射程と移動力が重要なこの作品において射程がそれなりにあり、移動力は文句なしに高い。
ただでさえ移動力8なのに10になるって……。飛行能力が欲しかったけどあったらぶっ壊れですね。
弱点を強いて挙げるならMPがもっと欲しいくらいか。そこまで低いわけじゃないのにこう思ってしまう、もっと暴れさせたくなる強さです。
装備はオートリフレッシュが最適。
本編進行中は所持金に余裕が無いかもしれませんが、それだけの価値がある。

※EX5の大増援をクリアしました。
このキャラと千代子を同じくらいドーピングしてクリアしました。もちろん低難易度で。
HPMP身体精神は100、他は50、移動力は千代子のみ30代でこのキャラは20。
両方オートリフレッシュ装備です。
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