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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2023/7/2

烈と千代子が教科書広げてうんうん唸りながら一緒に勉強するのを見たい。
それと同じくらい、指先から灰になっていく烈と虚ろな目でそれを見つめる千代子が見たい。
千代子は崩れゆく烈の体を腕で支えるけどたくましい体が軽くなっていくのを感じながら何もできず静かに涙を流し、やがて烈はダイ大のハドラーみたいに腕の中で風とともに散って……駄目に決まってんだろ。
ハドラーと違って烈は悔いが残りまくってる。
自分で考えておきながら何ですが、そんな最期は嫌だ!
烈にはこれからも恩返しを頑張ってもらわないと。
ある程度恩を返せたと思ったら千代子に助けられて「まだまだ返しきれねーな」と呟く姿が見える。
烈と千代子の関係は、互いに敬意や感謝、信頼を抱くものになってほしいんですよね。
千代子を侮辱されて怒る烈を見たいんだよ!
俺が認めたアイツには遠く及ばねえ、的な。

それにしても『流れ落ちる調べに乗せて』の蘇芳といい、『新説魔法少女』の烈といい、恩返しに全力というキャラを好きになりがちかもしれない。
どちらも死体すら残らない最期を迎えそうになったんですよね。恩を返すべき相手に殺されかけたのも同じです。
ただし烈は蘇芳と違って恩返しのために命を捧げる計画は立てない。
蘇芳は恩返しガチ勢なので、好きなキャラだけどちょっと待てと言いたくなる。自分の命と名誉を犠牲にして『恩人に強く生き抜く覚悟を持たせるRTA』をやるのはどうかと思う。
蘇芳視点で計画を実況・解説してくれないかな。
「私を殺してもらうのが一番手っ取り早いので『死んだ女性の美しい髪に執着する殺人鬼』という設定で準備をします」
「美しい髪を入手します。髪が綺麗であればあるほど殺人鬼設定に説得力が増すので吟味します」
「この少女を力尽くで連れて行く……はずが少し声をかけただけで着いてきました。楽ですが警戒心が足りませんね」
「隊長が黒魔犬を発動しました。これにて終了――あっ」
「彼は思いのほか脆弱だったので私を殺せませんでした。失敗です」
失敗してよかった。
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