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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

ドラゴンボールZ 復活の「F」感想

ドラゴンボールZ 復活の「F」感想

特典の脚本をもらえました。
全体の流れを振り返ることができて助かります。

まずは不満に思った点から。
・曲とのシンクロ
『神と神』ではHEROが流れる中での空中戦が最高に熱かったですが、今回戦闘でそういう盛り上がりは感じませんでした。
ED曲もドキドキワクワクしない。
曲との相乗効果で一番燃えたのは「F」が流れながらのフリーザ復活ですね。
・絶望感、緊張感の不足
ビルスみたいに話が通じそうな相手なら「何とかなるだろ」感が漂っていても問題ありませんが、改心しない悪役が攻めてくるならもう少し「どうするんだ……本当に危ない」と思わせてほしい。
弱点が明かされるのが早いですし、ビルスとウイスが控えているから何とでもなるだろうと思ってしまう。
・雰囲気
上記と似ていますが、ギャグとシリアスの切り替えがスムーズでないように感じました。
バトルの最中にいちいちサンデー食べてるところばかり見せなくても……。
ビルスは食事的な意味で口ばかり動かすキャラになってたので、バトルも見せてほしかった。
・光線銃
いくら意識を向けてなかったとはいえ直接やられるのは脆すぎるだろうと思う。
注意が逸れたところをフリーザが狙うなら納得できた。

良かった点
・悪を貫いたフリーザ
「敵ながらも立派、尊敬できる」という要素は無い。
ドラゴンボールを読んだのは昔かつ飛び飛びだったので、どんなキャラかはっきり覚えていませんが、ここまで清々しい外道だったのか。
相手より強くなり正面から叩き潰すのではなく、どんな手段を使っても最後に立っているのが彼にとっての勝利であり、帝王像なんでしょうね。
「強くなりたい」ではなく「何としても勝ちたい」のが悟空やベジータとの違いです。
・ベジータの冷静な戦いぶりと台詞
戦うまではあれこれ言っていたのに、戦闘が始まってからは感情を見せず、淡々と追い詰める様が怖かった。
楽しそうな悟空との対比が印象的。
ライバルキャラと言えば、「コイツを倒すのはオレだ!」なイメージがありますが、今回少し違います。
オレが強くなるために必要なんだ
素直に認めています。

全体の流れ
・楽しそうな地獄
ダイ大の魔界がこんな世界なら、バーン様も地上を破壊しようとは思わなかったんじゃなかろうか。
・願い
神龍が出てくるところで反射的に「じゃあダイ大のハドラーとミストバーンの関係修復を」と言いかけて「魔界にも太陽の恵みを……」と付け加えました。
特に前者はドラゴンボール使わないと叶う気がしない。悪人の願いも叶えてくれますし。
・スカウター
次々に壊れるところが面白いし熱い。
・パパ
父をパパと呼ぶのか。
・着信音
好きでした。ワクワクしながら見てました。
・18号
「かっこいい……」って、別の意味で熱いな。
・ウイス
あの強さに加え、反則的な能力まで。……何者?
・部下を殺すフリーザ
さすが。
・手つなぎを嫌がるベジータ
小学生か。
・ビルスとフリーザ
「さま」づけなのか。
・悔しがるフリーザ
盛大に悔しがるところがいい。
・結末
やり直して決着をつけるのはいいのですが、横から殴るみたいになったのがちょっと……。

面白かったのですが、惜しいと思うところもある映画でした。
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