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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY感想

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』を観たのでその感想を。

初めに言っておきますと、細かい背景や用語等を把握せずに見ている状況です。
ですので、ズレたことを言ってるかもしれません。

印象に残ったキャラはガトーですね。実力者かつ武人的な性格の敵は大好きです。
コウは真面目で必死な姿勢が好感持てますし、反応やコメントにいちいち共感できるキースも好きです。あとやっぱりシーマがいいなぁ。

では、細かいところを見ていきましょう。

・ガトー登場
最初にとどめを刺さなかったところで「余裕のつもりか? ……ナイス」という心境に。
・コント?
「私は敵だぞ!」はいいツッコミ。
「はっ、はい!」にハッとして「私は敵だぞ!」の流れがコントみたいにテンポがいい。
コント……冷酷ながらも熱い魂を持つ悪役の最期……さ、さすがにギャグみたいなやられ方はしないでしょう。
立場が違っていれば仲良くなれたかもしれない。
・ザ・小物
コウにママ云々と馬鹿にした男はいかにもかませっぽい。あえて乱暴な言い方をして、焦っている若者を退かせる、とかなら器の大きさを感じられたのに。
バニングも苦労するな……。
コウを突っ込ませるし、殺す気か。
その後もちくちくネチネチ嫌味を言う。
ちっさっ! 器ちっさっ!
多少刺々しい態度を取るくらいならまだしも、必要以上に精神的ダメージ与えて味方の戦力を低下させてどうする。自分達の首を絞めるかもしれないのに。
相手を蹴落としたって自分の価値が上がるわけじゃないだろ……。
・モーラとキース
素直に応援したくなる。
いい女といい男です。
・バニング大尉の最期
マジか……と言いたくなった。
二人を認めて敵の重要な情報を掴みかけた直後なだけに、無情さが際立つ。
敵と戦って散るのではなく、ある程度落ち着いた状況だったのがやるせない。
・「迎えてくれている」など
ガトーは言い回しがカッコいい。
「腕を上げたな」と呟くのが好感が持てる。
素直に相手の力を認める悪役は好物です。
・高笑い
シーマの高笑いは好きです。
キャラによっては威厳が失われたように感じられるのですが、違いは何でしょう。
・人質
人質に取られての発言とそれに応えたガトーが熱い。
・対決
コウとガトーの対面は、燃えかけたところに首を突っ込んできたニナに何やってんだと言いたくなった。
葛藤やそこからの成長をじっくり描く段階ならまだいいのですが、全体の決着が近く切羽詰まってる状況だと、話がややこしくなるのでやめてほしい。
タイミングが悪いだけでなく内容も問題です。
コウに銃口向けて発砲までする必要はなかっただろ。
好意的に解釈して、揺れ動く姿や割り切れない人間らしさを表現したかったのだとしても、他の見せ方はなかったんですか……。
そのままうやむやにならなくて安心しました。
・ガトーの最期
余韻が感じられる退場でよかった……!
意地を見せ、限界まで戦い抜いて逝く。
実力や風格を備えた敵ならばそうあってほしいと思える最期でした。
・終わり方
コウが罰を受けたことにスッキリしないものを感じましたが、キースの元気そうな姿にもやもやが吹き飛びました。
コウとキースがにぎやかにやっていけるなら十分です。
・まとめ
ガトーのインパクトが強いため、抱いた印象を一言でまとめるならば「男達の物語」ですね。
カッコよかったです。
背景等を詳しく知っていれば深く考察できて、もっと色々語れたかもしれません。
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