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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2016/6/19 拍手&メルフォ返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>名無し様
ゲームをプレイした時は「御剣が犯人!?」という状況に気を取られていましたが、灰根の境遇を考えると……まさしく、地獄です。
誰一人として信じてくれず、味方がいない。
何か一つでも違っていたら、あそこまで追いつめられることはなかったかもしれません。
依頼した相手が成歩堂みたいな弁護士だったら、罪を犯すことはなかったでしょうね。
アニメではどうなっているか分かりませんが、ゲームだと成歩堂が弁護士を目指したのは、御剣の黒い噂を聞いてからなんですよね。
学級裁判がきっかけでそのまま目指したなら違和感はありませんが、御剣に会うために弁護士になることを決意したので、「!?」となります。
メッセージありがとうございました!

>灰羽連盟様
ガッシュは『うしおととら』に通じるものがありますよね。
相棒との絆や、かつて敵対した者との友情。
傷だらけになっても大切な何かを守るために泥臭くあがき、困難に立ち向かう姿。
そして、時にはギャグで容赦なくぶち壊されるキャラクター達。
うしおととらはシリアスなシーンでは控えめでしたが、巻末では盛大に弾けていました。
一番印象に残っているのは「流兄ちゃん!」です。
ガッシュでは強敵との対峙でも披露されるので、カオスなことになります。
まさか、ボスとしての威厳を漂わせるゼオンやデュフォーまでもが巻き込まれるとは予想もしませんでした。
一番好きなのは、鬼の顔と化した清麿がロデュウを攻撃するシーンです。

ブラゴが腕を千切られても平気そうなのは、生命力が強く痛みも感じにくい体質なのかと思いましたが……単純にやせ我慢の可能性もありますね。
シェリーに厳しく接しつつ内心痛いのを必死に堪える大将軍を想像すると、「あまり無理するなよ……」と労わりたくなります。

グスタフは、服装や名前からロシア人と思っていたのですが、フィンランド国籍という情報をみかけました。
どこの出身にせよ、ただ者じゃないことは確かです。
私も、グスタフは元軍人かもしれないと思いました。
あれで「戦った経験はありません、ろくに体を鍛えていない一般人です」などと言われても信じられませんから。
バリーがグスタフに素直に従うまでの経緯が気になってたまりません。
最初から「共に戦う相手は尊重しよう」という殊勝な考えを持っていたのか、それともグスタフを力でねじ伏せようとして失敗したのか。
後者の場合、グスタフは理詰めで冷静に応じたのか、鉄拳制裁か。
「オレに一発でもくらわせたら大人しく従ってやるぜ、人間」と舐めきっているバリーの鳩尾に即座に貫手を叩きこむグスタフを想像したくなります。
メッセージありがとうございました!

今回は長く、内容もバラバラなので幾つかの項目に分けます。

・エルザドル戦
ガッシュの中で一番好きなバトルがエルザドル戦になりそうな勢いです。
回想で出てきた一話分にも満たない戦いなのに、何故。
ここまでエルザドル戦が好きになったのは、前後の熱さが混ざっているためでしょうか。
キース戦の一部なので、再登場や前半の圧倒からつながっている。
回想から鮮やかに勝利した後、「王をも殴れる男」が待っている。
そして、それらの熱さ……バリーの強さや大きさの礎となったのが、エルザドルとの死闘です。
まとめると、「前後の燃えとミックス&その原因」ということで、エルザドル戦が一番好きになったのかもしれません。

・眩しい
バリーの目が眩しいと怯えたキースって、『うしおととら』の流みたいな心境なんだろうか。
バリーを見るたびに「ダイ大のミストバーンが見たら羨望と敬意で歯ぎしりしそうなキャラだな」と思ってしまう癖をいい加減直したい。
バリーを見てハドラーを連想するところからどうにかしないと駄目か。
グスタフのヒゲ見てたまにバランを連想するのは……別に直さなくてもいいか。

・アニメのバリー戦
ガッシュのアニメのVSバリー&グスタフの巻を見ました。
ちょこちょこ入るオリジナルシーンや回想に「ああ、尺を稼ぎたいんだな」と真っ先に思ってしまう。
ナオミちゃんにいじめられるガッシュに呆れたり、人違いを指摘されて動揺する姿がコミカルだったり、バリーとの出会いはギャグっぽく描かれてます。前者はグスタフまで呆れている。
ナオミちゃんに対してローキックではなく、地面を攻撃して脅かすというマイルドな方法に変わっている。
不良を追い払うシーンもいきなり吹っ飛ばすのではなく、不良達が襲いかかってからゾニス使用なので正当防衛に見える。
しかも最初は外して、「今度は外さないぞ」と警告する。
わあ、原作より大人に見える!
でも逃げない少女にゾニスをくらわそうとするのでやっぱりひでえ。
何唱えようとしてるんだよ、グスタフ。
呪文を唱えないとバリーが直接殴り飛ばすから加減できるゾニスにした……と言いたいところだけど攻撃させるなよ、止めろよ!
バリーの決断を尊重するとか自主性を重んじる方針と言えなくもないですが、そこは口出ししてくださいよ。

グスタフの性格が掴めない。
関係ない人間に攻撃しかけたわりに、助けようとする清麿達の行為を愚かと言わず強さと見なす。
しかし、甘いと憤るバリーを後押しするように叩きのめせと告げる。
チンピラバリーを制止するブレーキ役と思いきや、ノリノリでアクセル踏むおじさんです。
粗暴な若者と常識的な大人の組み合わせと見せかけて、そうでもないのはガルゾニスで証明している。
回転しつつ飛行するバリー:まあ、魔物だからな
片手で足首掴んで一緒に回転&移動してケロッとしているグスタフ:え……人間?
玄宗やアリシエみたいに「魔物とも殴り合える、半分人間やめてるキャラ」がやるなら分かるんですけどね。己の肉体を限界まで鍛え、極めて高レベルの武術を身につけていますので。
グスタフはそういう要素が描かれてないからなぁ……。

グスタフの性格について話を戻すと、一般人のこない場所を選んだり、戦闘前に追い出したり、一応配慮はしてるんですよね。
ただし、あくまで最低限であって、足りないと言われれば反論できない。
冷酷非情とまでは言いませんが、割り切るのが早いのは事実です。
ガッシュが仲間のために犠牲になろうとした時も、グスタフの方は速やかに進もうとしました。
そちらの方は、責められる行動ではありません。
打倒ゼオンを託された以上、グズグズしていたらガッシュの覚悟を無駄にすることになる。
切り替えが早く、先へ進んでいけるのも、強さと言えます。
振り返らずひたすら進んでいくのは、高みを目指すという目的を考えれば、立派な道の一つです。
グスタフにとって、また、ガッシュが仲間を庇うまでのバリーにとっても、高みを目指す=そういう在り方だったのではないでしょうか。
だからこそ、バリーが進まず身代わりになった時、グスタフはあれほど驚いたのでは……と思えます。

今までほとんど動揺を見せなかったグスタフが驚愕のあまり青ざめたことに、衝撃の深さが窺える。
バリーの一番の理解者だったはずの彼が、行動を予想しきれなかったんですよね。
己の思考を超えたからこそ、涙まで流して称賛したのかもしれない。
自分が高みを目指すだけでなく、周囲に目を向けて、自分が傷ついてでも誰かを助けてやれる「強い」男になったわけですから。
今まで強者の在り方を教えてバリーを導いてきたグスタフが、最後に異なる強者の姿をバリーから教えられたとするならば、最高に熱い。

……こうやって振り返るとバリーの成長半端ないな!
志を持たないチンピラ→『強き王』という高みを目指す求道者
他人がどうなろうがかまわない→自分の夢を捨ててでも少年達を助ける
グスタフも「でかく、いい男」認定するわけだ……。
ここまで大幅に変化したのに、「立派になり過ぎじゃない?」とついていけなさを感じず、受け入れられるのが凄い。
バリーは登場した回数が少なく、期間も短く、ガッシュ達との会話も少なかった。
それなのに存在感と因縁を強く感じるのは、主人公達から大きな影響を受けたからでしょうか。
志を持ち進もうとするのも、自分が傷ついてでも他者を助けようとするのも、ガッシュ達が見せた姿です。
主人公達によって変化が起こったから、あれほど印象に残るのかもしれない。

アニメの感想に戻ります。
清麿が柱を落下させてからバリーの拳が止まるまで、攻撃が挟まれて長くなっている。
殴れないから仕方ないのですが、体の小さな少年の腹に蹴りを入れる姿は紛うことなきチンピラ。
原作だと立ち去ってからバリーがグスタフに質問したのですが、アニメだと清麿達の前で問答。
「おう、学んでやらあ! ……面白くなってきたじゃねえか!」が笑いをこらえているような声なので、こっちまで笑いが出た。
本当に楽しそうで何よりです。
魔物百科では「とても強力な光線の術を使うが、腕力だけでも十分に強い」とのこと。
バリーが恐ろしいのは術の威力や腕力ではなく、それらを存分に活かす戦い方なんですよね。
容貌や言動からは想像できない、技術の光る戦い方が大好きです。
動くバリーにワクワクしたので、エルザドルとの死闘を経て成長したバリーもアニメで見たかったです。
アニメのファウード編のバリーは、エルザドル戦がなく、成長していないそうなので、見る勇気が……。
貫手からのアラドム・ゴウゾニスや、ディオガ・ギニスドンをぶち破るディオガ・ゾニスドンを見たい!

・アニメうしおととら三十七話感想
今回も盛りだくさんでどこから語ればいいのか……。
『娘 静かに舞い降りぬ』は、静かな会話が激戦との対比で光る。
もしとらが人間に戻るなら、シャガクシャの姿になるんだろうか。
自転車に乗ったり映画見たりするシャガクシャ……デートというより家族のお出かけみたいになりそうだ。
シュールですが、穏やかな表情でうしおや真由子を見守る彼を想像すると胸が苦しくなります。
うしおの次に喰ってやる宣言に対して「ずーっと食べないつもり」のやりとりにグッと来た。
とらも否定しないんですよね。
守ってくれると言われて否定するのも熱い。
今倒せばいい、からの「お前とわしなら……」で気づくシーンに快哉を叫びたくなる。
うしおから「喰った」ものに気づいたか。
胸の穴がふさがり、とら復活。
やはり、彼がいなければ!

妖怪の中に見覚えのある姿がちらほら……これは嬉しいサービス。
人間への使者に鎌鼬兄妹が立ちました。
人間に対する不信感があっても、未来のために協力を求める。
最初は妖怪を信じられなかった人間も、互いを気遣う兄妹の姿を見て決断する。
人と妖の共闘……熱い展開です。
盛り上がりはさらに増す。
苦戦するうしおのもとへ、とらが駆け付ける。
目を輝かせて呼びかけたものの、とらの険しい表情に息を呑むうしお。
自分から決別したため、もう以前のように接してはくれないと思ったのでしょうね。
言葉を失っているうしおに、とらが悪態をつく。
いつも通りの彼に、心から嬉しそうな笑みを浮かべて応じるうしおが……いいなあ。
表情の変化が見事。
『最強の悪態』に相応しい、最高に燃える軽口の叩き合いです。

ここまで来たら負ける気がしないのに、白面もただやられはしない。
意地を見せてくれるラスボス、大好きだ。
冥界の門から現れた、あやかし……の解放された魂が白面を押す!
序盤に出てきた存在が最終決戦で活かされるのが熱い。
決戦の地に白面を閉じ込めようとするうしお達。
博士達の命を懸けた仕事が、最後の一押しに。
犠牲を払ってでも白面を倒すという姿勢を、犠牲の中に自分達を含めてでも貫き通しました。
妖怪バトル漫画でここまで科学が活躍するとは。
ただのかませ犬、悪の科学者では終わらなかった。
全ての者達が力を合わせて、白面を結界の檻へ閉じ込めた。
物語はいよいよ最終局面へ。
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