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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

金色のガッシュ!! 感想 4

金色のガッシュ!! 感想 4

6巻 Level.100~Level.119

・VSパティ&ウルル
恋心が爆走激走大暴走している乙女、パティの登場。
給食を運ぶトラックを襲い、ケーキを貪る。
生徒達が楽しみにしていたデザートを喰らい尽くす所業はまさに鬼畜。
全部食うなよどんだけ食い意地はってるんだよ。
ガッシュに好意をぶつけるのはいいのですが、躱されたからといって暴走するのはいただけない。
からくりサーカスのディアマンティーナを連想します。
「私がこんなに愛して尽くしてあげてるんだから、あなたも私を愛して当然なのよ」的な。
愛される側にも都合ってものがあるというフェイスレスの返答を聞かせたい。
そもそも好意を直接伝えてすらいないのに、何故恋人を自称できるんだ?
幼いので方向修正できるとはいえ、考え方が危ない。
一途というより向こう見ずと言いたい。

・石版の魔物達
千年間人間界で眠っていた石版の魔物達。
魔界の側から連れ戻そうとする動きはなかったのか?
魔界と人間界を行き来する手段を探しているうちに千年経ったのかな。
ガッシュに忘れられた憤りを晴らすため、石版の魔物達を操るロードに協力するパティ。
ロードは封じられていた魔物達の憎悪を利用し、人間を洗脳して無理矢理戦わせる非道な魔物です。
そんな相手のために働くなんて……「微笑ましい暴走」の領域を軽くぶっちぎっている。
洗脳が解けた人々の言葉が悲痛です。
自分がやったとも知らず、ボロボロの清麿達を心配するおじいさん。
娘へのプレゼントが壊れ、身を震わせるおじさん。
パティは彼らの声を聞いてほしい。できれば直接謝ってほしかった。
ロード……心を操る魔物の正体は決まっていますね。
シェリーの追い求める相手、ゾフィス!
石版の魔物編と呼ぶべきかゾフィス編と呼ぶべきか迷いますが、開幕です。

・突入
ゾフィスの居場所に突入。
ティオと恵だけでなく、キャンチョメとフォルゴレも来てくれました。
君の力が必要だ、君の力でガッシュ達を助けてあげるんだと言われて参戦を決意。
……己の非力さを噛みしめているキャンチョメにこの台詞は効くなぁ。

・VS華麗なるビクトリーム様&モヒカン・エース
出やがった。ガッシュ世界の法則『ギャグキャラは強い』をこの上なく体現した敵が。
魔物の中でもトップクラスのインパクトと知名度を誇るアイツが!
バカなのに強い。
消耗したところを狙うなどクレバーさもあるのですが、やっぱりバカ。でも強い。何と理不尽。
パートナーが洗脳されていなければ、もっと強かっただろうな。

7巻 Level.120~Level.140

・レイラとアルベール
石版の魔物達の中にも、味方してくれる者がいた。
あえて清麿を残して逃走を選ぶフォルゴレの表情が凛々しい。
清麿達を庇うレイラと、そんな彼女を痛めつけようとするダルモス。
小柄な少女を大男がいたぶろうとするって嫌な光景だな。やめなさい。

・ウマゴンのパートナー
カフカ・サンビームがウマゴンのパートナーとして参戦。
彼は謎めいた空気を漂わせていますが、立場や参戦理由は語られます。
日本の自動車会社に勤める技術者。
働いている身だからできれば戦いたくないが、ウマゴンを見捨てるつもりはない。
なるほど。
……境遇や戦う理由が全部謎なグスタフは、一体何者なんだ……。
突入前、ウマゴンはすでにパートナーと出会っていましたが、その時は怖くて戦うのを拒否した。
今まで清麿に懐かなかった理由は、清麿がいるとガッシュが戦うから。
戦いが嫌いなウマゴンは、大好きなガッシュに戦ってほしくなかった。
そんな彼がとうとう戦うことを決意したんですから、発揮する力も大きい。
サンビームとの絆も深く、敵を撃破。

・駆け付ける仲間達
ウォンレイ&リィエン、キッド&ナゾナゾ博士も登場。
ブラゴ&シェリーの様子が語られる。
魔物の攻撃を躱しまくるシェリーの鍛錬度合いも半端ないな。
ブラゴのスパルタ教育についていってますからね。
「少しはマシになった」らしい。
もうちょっと評価してあげてください。
協力を要請したナゾナゾ博士に、ゾフィスは私達が倒すと鬼気迫る表情で告げる。

・VSツァオロン&玄宗
悪の組織の幹部が揃う光景って燃えるよね。
幹部に玄宗をカウントしたくなってしまう。
魔物の方も弱くはないのに、完全に霞んでいる。
人間相手じゃ満足できないというのも自信過剰ではない。
素手でセウシルにヒビ入れてウォンレイと殴り合える……人間やめてない?
下手な魔物なら普通に殴り倒せますよね、あなた。
まるでウォンレイが退場するかのような演出ですが、そんなことはなかった。
最終的にウォンレイの気迫に負けた玄宗。バリーと似ているかもしれない。
公式によると秋田県で修行しているそうです。
心身ともに大きな男になってほしい。

・VSベルギム・E・O&ダリア
ウォンレイが勇姿を見せ、今度はナゾナゾ博士に見せ場が。
自分が執刀した手術で孫を死なせた。
……重すぎる。
道化た振る舞いのキャラが重い過去を持っていると、言葉を失ってしまう。
気力を失っていた自分を外へ連れ出したキッドのために、老骨にムチ打って必死に戦う。
博士の姿にキッドも勇気と力を振り絞り、最後に皆を守って送還。
「僕の王様は……ナゾナゾ博士なんだ!」
博士の表情が隠れていますが、涙は見えるにくい角度。
自分達の力不足のせいでキッドを助けられなかったと語るキャンチョメ。
この時の後悔が大きくて、後でああなったんだろうな……。

・VSパムーン&ランス
パムーンは幹部の中でも別格の強さだと思います。
攻撃防御自己強化と隙が無く、どれも高レベル。
罠に惑わされなければ、ゴーレンをも倒せるところでしたからね。
彼が勝利だけを求めていたら、ガッシュ達は勝てなかったかもしれない。
真っ直ぐな心が残っていてよかった。
……石版時に受けた仕打ちを思えば、清麿は思いっきりどつかれても文句は言えない。
ガッシュの友達になるという言葉を受け、味方になろうとしたパムーン。
彼を容赦なく切り捨てたゾフィスに痺れる。
不意打ちで本を燃やしてからの再度本を燃やす攻撃。ひでえ……。
味方になったら強すぎるから仕方ないとはいえ、即退場はあんまりだと思いました。
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