>灰羽連盟様
おぉ、その発想はありませんでした。
それならば、ゼオンの回想で登場した時と真実が明らかになった時では別人のようだったのも頷けます。
ガッシュの父親の真意と行動のギャップが激しすぎるんですよね。
魔界の未来のため、二人のためを思って苦渋の決断を下したと語られますが、とてもそうは……。
ゼオンの行いについて「可哀想な過去があるから許してあげよう」ではなく、「やったことは擁護できないが、親父が酷くてインパクトが霞む」状態です。
声の主……王を決める戦いについても謎が多いですよね。
ゼオン戦では父親が元凶であるかのように語られましたが違いましたし、結局声の主が何者かなど明かされませんでした。
何もかも明らかになってほしいとは思いませんが、モヤモヤしたものが残ります。
メッセージありがとうございました!
バリーの姿を見ると『The Wonderful 101』の主人公、レッドの「弱き人に手を差し伸べる者こそ、真に強き者だ!」という台詞を思い出す。
バリーからグスタフへの信頼、グスタフからバリーへの期待と評価、それぞれどのような変化を辿ったか気になってたまらない。
大きく変化したのはエルザドル戦だろうな。
バリーからすれば、相手の言葉と行動がなければ、高みへ上ることも、手ごたえを感じることもできずにやられていた。
グスタフから見れば、精神面で課題を抱えていた相手が限界を超えて戦い、強く、大きくなった。
強者の目を得た後のバリーには、グスタフの姿はどう映るんだろう。
人間全体に対する考えがどう変化したかも詳しく知りたい。
チンピラ時代はクソ呼ばわりしてましたが、エルザドル戦後はそんな言葉で表現しないはず。
人間をクソクソ言っていた頃のバリーに「パートナーのグスタフは?」と問い詰めたい。
バリーとグスタフを見てハドラーとミストを連想すると言いましたが、独特な外見や異様な能力を考えるとザルチムが近いかもしれない。
むやみやたらとミストを連想する癖はどうにかした方がいいと思いつつ、なかなか直らない。
改心しないまま退場した悪党枠で、影を操るので、つい……。
ザルチムは相手がいなくなって友情を感じていたことに気づきましたが、ミストにそういう経験はあるのでしょうか。
キルバーンには直接友達アピールしていて、バーン様への忠誠心は気づく気づかないという次元を超えているからなぁ。
自覚してなさそう、もしくは本人の認識とズレがあるとなると……ハドラー?
敬意は自覚していますが、それで片付けきれないこだわりまでは気づいていない可能性が。
冷静に考えると、ヒムに人形風情がとキレたシーンなどツッコみたくなるんですよね。
「ハドラーのことをよくわかってるような口ぶりだけど、自分をハドラーの何だと思ってるんだ」とか、「ヒムはハドラーに近い位置にいて相手をよく知っているはず。色々受け継いだのは事実なんだから、そこまで否定することではないんじゃないか」とか。
そういう疑問を抱くと同時に、それらが吹き飛ぶほどの熱さを感じる。
理屈じゃないんだろうな。
何、バーン様の命を救ったザボエラにあの態度は酷い?
逆に考えるんだ、功績があるからあれで済んでいるんだと考えるんだ。
ブラゴの「お前がパートナーで……オレは幸せだった」という台詞を見て、息の合っているペア……特に終盤まで残ったペアの魔物はそう感じているのではないかと思いました。
そこで、別れの際にそういった台詞を魔物から言われた場合、パートナーがどう反応するか、試しに何組か考えてみました。
「いや違うだろ」「そんな台詞言わないだろ」と思われるかもしれませんが、お許しを。
真っ先に浮かんだのはアシュロンリーンペアでした。
・アシュロン・リーン
「ダンナみたいな男前にそう言ってもらえるたぁ、『何もないヤツ』も店じまいかね」
困ったように笑う。
・ゴーム・ミール
「やだー、そんなのミールのキャラじゃないぴょん。……ま、元気にやんなよ」
優しく背中を叩く。
・キャンチョメ・フォルゴレ
「私もだキャンチョメー! うわあああん!」
「泣かないでよフォルゴレー! 涙が止まらないじゃないかうええん!」
号泣しながら抱擁。
・キース・ベルン
「いも天美味かった。……楽しかったぞ!」
涙は流さずに笑う。いも天を頬張りながらの台詞かもしれない。
・ゼオン・デュフォー
「……ありがとう」
頬には一筋の涙が。
・ロデュウ・チータ
「ロデュウ……!」
悲痛な表情でボロボロ涙を零しながら。
・バリー・グスタフ
無言で煙草の火を点けようとするが、上手く点かない。
ブラゴみたいに背中越しに言うか、向かい合って言うかで変わりそうですね。
ガッシュの最終話を読んで湧き上がる感覚は、ダイ大の最終話と似ています。
「似たような事態がまた起こるんじゃないか?」
「問題点スルーしたまま肯定されても頷けない……」
「一見きれいに終わってるけどモヤモヤする」
などなど。
引き込まれたからこそ、「ああだったらいいのに」「こうならないか」と思ってしまいます。