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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2019/6/23 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>「最新話読んで~」の方
ミストバーンは可愛いですよね。
「はっ?」などの反応や「がぼふっ」で驚く様子といった分かりやすいものから、誰かのために身を捧げる姿勢まで、様々です。
敵の体をバラバラにねじ切ろうとする恐ろしさがある分、異なる要素を見せると強烈なインパクトを与えます。
ミストバーンは読者と登場人物視点で大幅に評価や印象が変わってくるのが面白いですよね。
キャラクター、特に主人公側だと冷酷さ以外はほとんど知ることが出来ませんが、読者視点だと情や可愛さ、哀れさを感じます。

>バーン以外の相手からもありのままの自分を~
ミストは自分の正体を知ってもなお肯定してくれる存在を、大魔王の他に求めてはならないんですよね。
己の正体=主の秘密ですから、知られるわけにはいかない。
そう考えると、ハドラーから魂を認められたのは嬉しいと同時に複雑かもしれません。
あの肯定の仕方ならば、もしかすると正体を知っても……と思いつつ、確かめる機会が来てはならないんですから。

アルビナスは、もっとゆるーくふわっと考えられれば楽だったでしょうけど、そうできないのが魅力でもあるので悩ましいところです。
己は駒だ道具だと言い聞かせるような姿は切ないものがありました。
メッセージありがとうございました!

今週のからくりサーカスで、やっぱり忠誠心の高いキャラが好きだと実感しました。
冷酷な敵幹部が感謝されて戸惑う展開も好きなので、両方当てはまるミストバーンやアルレッキーノを好きになるのも必然だった。
どちらも戦士に対する敬意を完備。
好きになるしかない。

アルレッキーノはただでさえ高い好感度を退場でさらに上げるのが卑怯です。
多くの人間を殺戮し苦しめた恐ろしい元・敵幹部が満ち足りた顔で退場して「よかった……」と思わせるのは、ずるい。
罪は消えず、人々から許されたわけでもないが、最期まで忠誠を貫いて報われた。

『からくりサーカス』第35幕 抱擁
細かい不満が色々あるのでまずそちらから。
劇やってないのにえんとつそうじ名乗っても意味不明だろ。そこまで合わせる必要ない。
シャロンの言葉を伝えないなら何もないところから登場させる必要ありませんでしたよね? 何故無理に原作通りにしたんだ。
勝の理解者&ヒロインみたいなリーゼの行動、ちょっと唐突な気がした。そこまで関係深まるエピソードあったか?
一応敵地に二人で乗り込んだけど、その時は勝はコロンビーヌと、リーゼはアルレッキーノとの関わりが印象深かったからなあ。
だから会話が「これから知っていこう」という内容だったのは良かったと思います。
神父と赤ん坊が中途半端です。
赤ん坊はフランシーヌ人形と重ねるためと思えば省けないでしょうけど、抱擁のシーンで喋らないなら神父の方はカットしてよかったのでは?
赤ん坊が無事な理由がカットされて不自然さ全開。
また、神父の神や悪魔、天使といった単語が分かりづらい。日本語で構わないでしょう。そこまで原作通りにしなくていい。
尺がないから説明を大幅にカットせざるを得ないのに、わざわざ疑問増やすような描き方になってます。
何度も言いますが、原作通りするならする、しないならしないで区別をつけてほしい。
様々なものがカットされた状態で無理に原作に近づけようとして、かえっておかしくなっています。
そのままか、変更したのか、それによって後の展開も変えてください。
あと、今回の話に限らず、シャララ~ンという効果音やポワアアンなエフェクトが古いというか安っぽく感じて引っかかるのですが、これは私の問題で気のせいかもしれない。
そういうのは控えめにして絵で魅せてほしい。

もちろん素晴らしいシーンも盛りだくさん。
自分だけが生き残るわけにはいかない、幸せになってはいけないと自罰の念に囚われていた鳴海に「心で考えろ」と告げ、自分が代わりに宇宙へ行く勝は漢。
背負いすぎて自分の幸せもしろがねの幸せも求めるどころではなくなっていた彼を解放した。
小学生なのに覚悟して、彼もまた背負い込んでいる。

なんとアルレッキーノがパンタローネを連れていくシーンが追加されました!
嬉しい。
嬉しい嬉しい嬉しい。
カットの多いアニメで会話が追加されるなんて。代役ではない、独自の台詞を!
パンタローネに「生きているか」問いかけるのが、人形らしくないんですよね。
自動人形ならば動いているか訊きそうです。
教会で二人が生きていたことが分かる原作の展開もいいのですが、アニメもまた素晴らしい。
忠誠心の深さと二人の絆が沁みわたる。

ハーレクインの歌がとても気持ち悪かった。もちろんいい意味で。
素敵な声で晴れ晴れと高らかに歌われるため破壊力が倍増。楽しそうだなあ。
道化として作られたから歌も上手いのか。
あるるかんを振り回し叩きつけるのやめろ。
原作読んだ時は「最古に比べると最後は薄い気が……」と思っていたのですが、アニメだと不気味さ等々存在感が膨れ上がっています。
鳴海が教会まで辿り着いた理由が納得できるものでした。
しろがねが呼んだら当然だな!
鳴海が求めたなら当然ですね!
ハーレクインとの戦いはカッコいいBGMに二人の共同作業、パンタローネの奮戦の回想が乗って盛り上がった。
パンタローネの行動が鳴海を救った。
あれほどハーレクインを煽ったのも、狙いに気づかれにくいようにするためだったのかも。
普通に戦っていたら装置の不調に気づいて、他の攻撃を織り交ぜたかもしれません。
ハーレクインの「一本取られた」と言いたげな表情も味わい深いですし、切られた顔の下半分が舌を出しておどけているように見える。道化だ。
教会で抱き合いキスをするのは銀とフランシーヌの時と同じ。
まるで結婚式です。

使命から解放され、ようやく一人の人間に戻った鳴海の表情が優しく穏やかです。
泣いたしろがねに狼狽える様子が微笑ましい。
鳴海だと感じられる顔をしています。
ただ、引っかかるところもあります。
告白より先に言うことがあるのでは?
優しさゆえに背負い込んで辛く当たったことも、彼女への仕打ちを後悔しているであろうことも十分理解できますが、まずは謝ってほしかった。
これから一生かけて、彼女にもたらした苦痛や悲しみよりはるかに多くの笑顔と喜びを与えてください。
要するにイチャイチャしろ! 幸せになれ!
今までもしろがねは笑みを見せていたけど、「大好き」は輝き具合が飛びぬけている。

ここから一番好きなシーンです。
これを見られただけでも、アニメ化してよかった。
パンタローネの頭部を抱えて主を探していたアルレッキーノが見たものは、彼女の輝く笑顔だった。
アルレッキーノの声が震えている……!
もうここで鳥肌が立った。駄目だった。
何でそんなに感情のこもった声を……。耐えられないだろこんなの。
「機械仕掛けの神も~」の台詞を聞きたかったけど、急がず描いてもらえただけでもありがたい。
音楽がまたいい仕事しているんですよ。
ボロボロの姿が痛々しい。
必死にここまで歩いてきたんですね。戻って来いと命令されたからな。
アルレッキーノの瞳に光が入っている。
そして、表情が柔らかい。
登場時はあれほど無機質で、人形らしかったのに。
パンタローネに視線を向ける様が仲間意識……友情を感じさせます。
抱えられて登場した時はしかめっ面だったパンタローネが、満足げに微笑んでいる。おそらく主の笑顔を目にして、喜びを噛み締めた瞬間に停止したんだろうな。
二人が求めた彼女の笑顔は、彼らの健闘のおかげで生まれたんですよね。
アルレッキーノがブリゲッラを、パンタローネがハーレクインを追い詰めていなければ、鳴海が倒され、しろがねは笑えなかったでしょう。
アルレッキーノの目から光が消え、軋む音とともに動きを止める。
うおああぁぁ……!
最高の退場をしやがって。
無数の人間を苦しめ殺戮してきた恐ろしい人形達が、明確に改心・悔悟を見せたわけでもないのに、満ち足りた顔で綺麗に退場して、どうして心を打つんだろう。
「壊れた」「停止した」ではなく「息絶えた」、もっと言うならば「生き切った」と思わせる姿でした。
最古達は皆退場に力が入っていました。

阿紫花は原作だと「声かける前に撃てよ」と思った記憶が。
アニメだと硬貨を指で弾く→敵が気づく→台詞なので違和感が少ない。
それでも敵が調子よく喋ってる間に撃てよと思いましたが、こっちを向かせてぶち込まないといけなかったとか?
ぽっと出のチンピラっぽい敵じゃなければもっと感動しただろうな。
最後のフランシーヌ達に囲まれる金が見事に「うわ……」でした。
それで満足なのか?

最古達の退場に感動したものの、だからこそ疑問に思う部分もあります。
変化した後の彼らは、人間に対する行為をどう思ったのだろう。
最古の最期はどれも好きですが、「散々非道な真似しておいて三人だけ綺麗に退場したのはちょっと……」と言われるのは頷ける。
ドットーレが飛びぬけて外道に見えますが、彼一人に他三人の業を押し付けておしまいというわけにはいかない。
ただのモノ扱いするなら罪の意識を追求しようとは思いませんが、人格を持つ存在と認めて、彼らが学び得たものや変化した事実を否定しないためには、やったことをスルーするわけにはいかない。
村の惨劇の時は意思がなかったものの、意思を得た後は世界中の人間を苦しめてきたわけですから。
フランシーヌ人形は恐ろしいことをしたとはっきり自覚しましたが、三人がどこまで意識したのかよく分からないんですよね。
「以前のやり方ではフランシーヌ様を笑わせることなんてできない」というところにはたどり着いたでしょうけど、悔やむまでいったかどうか。
「笑ってくれる客もいない世界で」という台詞から、虚しさや間違いを薄っすらと察しているたのでしょうか。
もっと時間があれば、自分達の所業の罪深さをはっきりと自覚したかもしれません。

次回はいよいよ最終回。
ディアマンティーナの表情がおぞましく、鏡となる台詞にも期待が高まる。

『1000円ヒーロー』
最新刊のPRは、表紙が誰に選ばれるかというネタでした。
表紙を飾るキャラが敵側からも選ばれるのなら、次はユウロが来てもおかしくないな。
86話の感想を。
ユウロが泣いてる……!
怪人の救済を謳っていようと、やっぱり人間でいてほしかったのかな。平穏な生活を送るために。
新型ベルト!? 椿が危ない!
と思ったら椿は無事だった。そんな理由でか。よかったけど。
ヒーロー=怪人だったという展開は納得。LAWが判別できなかったからな。
マスクの下はいつもああなっていたのか?
でもユウロの細工が変身解除不可だけじゃないかもしれない。

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