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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2021/6/20 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>ぽこ様
>ザムザのメンタルが完全に~
ザムザとザボエラの関係に現実味を感じてしまい、キツいものがあります。
ザボエラほど露骨ではなくても、子を自分のためだけに動く道具や己を飾り立てるアクセサリーとして扱う親はいるだろうな……という考えが浮かんでしまいます。
あんな奴の言うことは気にするなと言いたくなりますが、言われる側にとっては簡単に割り切れるものではありませんよね。
ザムザのゴミ発言は過去を知ると納得できますし、見ていて辛いです。
相手をゴミ扱いしたのが敗因だと気づけるあたり、ザボエラより遥かに見込みがありました。生き延びていれば脅威となったでしょう。
ザムザの死の余韻をザボエラの高笑いがかき消して、いっそ爽快でした。
外道な悪役を貫き通す様は見事としか言いようがありません。
一応ザムザの望み通り褒めてはいるんですが、ザムザが心から望んだのはあんな褒め方ではないでしょうね。

ムキムキになったグーグーに衝撃を受けました。
ガンダムの方は劇場公開しているんですね。
>ロボット兵器の怖さを体感するパニック映画
ガンダムと聞いて連想する方向とは違っていますね。
メッセージありがとうございました!

タワハノのSS更新。
今回はローランドメインでした。
これである程度はっきり浮かんだ話を一通り出した感じです。
コーラルに庇われた話とか回収されたナナシが幸せを噛みしめる話も書きたいけど、なかなか形にならない。
ナナシとクレヨンの服の下の無数の傷を見て顔をゆがめるコーラル・ブラウンはいると思うんですよ。
クレヨン『からだいたくてもこころいたくないよ。かんさつかんのおかげ』
ナナシ「アンタが泣くことねェだろうに。……アンタはそういう人でしたね」
こんな感じで断片的には浮かぶんですよね。
「ナナシ初めてのメンテナンス」とか。
最低限でも意外と時間かかるんだなと思っていたらコーラルがオプションつけまくって徹底的にやるようお願いしたと知って焦るナナシが見たい。

突然ダイ大とボーボボのクロスオーバーが見たくなりました。
ハドラー「ぐっ……何故ただのネギや大根にあれほどの威力が……!」
ミスト「やむをえん。我々はこれで対抗するしかあるまい」
ヘッポコ丸「あれは――秘剣バナナファルシオン!?」
ミスト「そしてバーン様のおやつでもある。くらえ!」
ぐちゃ
ミスト「あっ」
ハドラー「潰れたぞ。バーン様のおやつ」
ボーボボ「食べ物を粗末にするなー!」
ミスト「ぐわあああ!」
ビュティ「こっちも野菜で攻撃してるのに!?」
駄目だ……全然再現できない。
ハレクラニと真大魔王の戦いとか見てみたいのに。
どちらも弱肉強食思想ですが、ハレクラニは金、バーン様は力が全てだと信じている。
「金が全てだ!」
「力こそ全てだ!」
と互いの信念を高らかに叫んで戦おうとしたところでバカとバカとバカがエントリーしてぶち壊す。

ダイ大アニメ感想 第37話『一瞬にすべてを』

マァムの動きが軽やか。蝶のように舞い蜂のように刺してる。
普通の武術家が何年もかかる修行を数日でクリアしたらしい。
おかしいだろ。
ダイやポップ、ヒュンケルがいるから目立ちにくいけどマァムも十分化物です。
マァムの必殺技の説明が入りました。
聞けば聞くほどえぐい。
マァムは甘いとよく言われるけど、甘くない人間にこんな技持たせられんわ……。一歩間違えれば魔王軍だったものがそこら中に散らばる。

チウとポップの漫才がちょっと長い。
マァムが気合入れて戦ってる最中なのに。
ザムザもやられるばかりではなく対応力を見せる。
胆力や機転など精神面はかなりのもの。相手を侮る心が無ければますます手強かったでしょう。
ゴミ呼ばわりするザムザに、マァムがあなたこそ本当のゴミ宣言。
キッツ!
やめてやれよと思わなくもないけど、先にゴミ扱いしたのはザムザの方なんですよね。
自分は散々やっておきながら人からされたら傷つきましたという顔をされても困る。
ミストバーンもそういうところあるんだよな……。
ミストバーンはザムザを高く評価するでしょう。
自分が死んでも涙一つ流さない相手に尽くす姿に感情移入するかもしれません。

マァムの台詞によってザムザのトラウマが蘇った。
父親から己が役立つ道具かただのゴミかの二択を突きつけられたザムザ。
俺はゴミじゃないと必死に叫ぶ表情が、超魔生物の姿なのに無力な子供みたいで、胸が締めつけられる。
敵をしつこくゴミ扱いしたのも自分は違うと思いたいからでしょうね。
あんなヤツの言うことなんか気にするなもう関わるなと言いたくなるけど、それができたら苦労しない。現実でもそういうケースは多いだろうな。
百獣魔団長だって務まるとの発言、やっぱりクロコダインを意識してませんか?

体力をわずかに回復したダイと粘液を除去したマァムの連携攻撃でザムザを撃破!
……素直に喜べねえ。
敗因は相手をゴミと侮った己の心にあったと気づけるあたり、親父よりはるかにまともなので、ここで退場したのが惜しい人材です。
しかし、この散り方だから引き込まれたとも思える。
ただの噛ませ犬・やられ役と思いきや、「こんな背景でこういう考え方になりました、だからこういう行動をします」という描写が盛り込まれ、個性が際立つ。
自分を騙して殺そうとした悪党が勇者にやっつけられたのに物憂げな王様にホッとした。こういう人間がいてくれるから地上が守られてほしいと思える。

ザムザは覇者の剣は献上済みで、研究成果も力を振り絞って送った。
灰になっていく姿が痛々しい。
ザボエラが己をどう見ているか、死に何を想うか理解していながらもザムザは献身をやめなかった。
冷静に状況を把握できているのにそれでも離れられないのが現実味がある。
ザムザの台詞にふと疑問が。
「神が与えた命に」「天罰」という言い回しからすると、魔界の住人にとっても神は偉大で、敬うべき存在なのでしょうか。
反抗するバーン様やヴェルザーはかなりロックなのか?
大魔王グレた若者説。
大魔王も不良も舐められたら終わりだからな。

ザムザは十分に満足していると語る。
「オレの戦いは無駄じゃなかった」
「無駄ではなかった……はず……」
ええ、貴方の働きですっげえ強いボスが生まれるんです。作品にめちゃくちゃ彩りを与えてくれました。
ありがとう。
彼の人生は輝かしいものではなくとも、密度が薄いだのだらだら生きただの言いたくない。
悲しい動機だったとはいえ、必死に生きる姿は眩しかったよ。
父親の愛を求め、褒めてもらいたかったザムザと自分を重ねるダイにグッと来た。
優等生だからといって苦悩しないわけでも人間味が無いわけでもないんですよ……。
ボロボロになった偽物の剣が物悲しい。

ザムザの死の余韻も冷めやらぬうちに見事な高笑いが響く。
さすがザボエラ。
ようやくザムザを褒めたけど、あくまで便利な道具としてであって……。
違うだろ。
ザムザは、ザムザはなぁ……!
命を捧げた我が子にこの態度。外道な悪役として素晴らしい。
何が最悪って、今後全然気にしないことです。
ハドラーの方が気にするってお前……。
ザムザが最後に無駄ではなかった「はず」と言ったのも、こうなることを予想していたためではないでしょうか。
ザボエラがザムザの人格を評価したり親として褒めたりするなら無駄ではないと断言できたでしょうけど、違うと察していたからあんな言い方になった。
息子を道具扱いした挙句死んでも笑っていた父親をどう思うかバランに訊いてみたい。
「最低だな」と即答しかけて「ディーノを殺しかけて笑った私が言えることではなかった……」と落ち込むかもしれない。

思っていたよりザムザの最期の衝撃が大きいというか、キツい。ここまで重いとは予想していなかった。
基本的にザボエラに対しては「クズだな……でもそこが好き!」という感想になりますが、父の愛を求めて死んでいったザムザを見ると「クズだなぁ ホントクズだな ザボエラは」になります。
それでこそザボエラだよ。
好きなキャラに対してぶちのめされる姿が見たいと思うことが多いけど、ザボエラにはそんな気持ちになりません。
むしろ逆。
肯定して肯定して肯定し続けてどんな反応を示すかをじっくり観察したい。
魔王軍幹部の涙コレクションをコンプリートしようと思ったら地味に難易度高そうなキャラなんですよね。息子が死んでもはしゃげる男なので。
本当にいい悪役だなどうしてこんなに魅力的なんだろう生きざまから周囲の評価退場の仕方まで芸術点が高い。
ダイ大は個性的な悪役の宝庫です。
ザボエラの扱いが酷いと言われたりするけど、いい関係築けそうな相手も片っ端から道具扱いした結果があの扱いなんですよね。
ザボエラがもう少しうまく立ち回っていれば、ハドラーやクロコダインは心から信頼とはいかずともそれなりにやって行けそうですし、ザムザは損得勘定や利害抜きにして、それこそ信頼に基づいて協力しただろうに。
普段「〇〇より××の方が~」と言われると「そういう言い方はちょっと……」「そんな風に推しを持ち上げなくても」と思うけど、「ザムザはザボエラよりマシ」にはそんな気持ちになりません。何故。
ザムザはザボエラの言葉によって苦しんでいるためか。
ザボエラは最低っぷりが最高だからでしょうか。
家族だけは大切にしていた、あるいは仲間のために汚れ役を引き受けたキャラだったら「そういう言い方はやめてほしい」と思ったかもしれないけど、そうじゃない。

アニメ化によってザムザの好感度が上がりました。
親衛騎団と同じくらい好きになったかもしれません。
といっても、親衛騎団が登場したら彼らのことももっと好きになるでしょうから、順位は確定していません。
次回いよいよアイツとアイツの関係が変わり始める……と思ったらその前に総集編? このタイミングで?
そ、そんな!
空腹で涎が出そうな人間に焼き肉の匂いを延々嗅がせるような真似は勘弁してくださいよ。
いや、発想を逆転させるんだ。今のうちに心の準備をしておけばいい。
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