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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2021/8/22 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>灰色の羽様
もうそんなに時間が経ったんですね。
>あの「セラフィックブルー」をクリアした後に初めてTRUEを~
そ、それはまた……作風が全然違いますね。
TRUE→セラフィックブルーの順でなくて良かったかもしれません。落差に振り落とされそうです。
どちらも素晴らしい作品ですが、方向性が全然違います。
セラブルのヴェーネさんは劇薬なので、まさに混ぜるな危険。
基本的に静か、穏やかで、時に切ない空気のTRUE~とは水と油です。

彼女がダイ大キャラと会話したらと妄想したこともありましたが、脳内でノーブレーキノンストップでした。
以前浮かんだのは、地上を滅ぼす理由を説明したバーン様に「喋り過ぎなのよ。このクソジジイ」と答える姿でしたが、他にも浮かんできました。
暗黒闘気の使い方を教えてくれとヒュンケルに頼んで断られたり。
父の死に涙を流すダイに「そんなもの(感情)捨てればいいのに」と呟いたり。
キルバーンがやられて悔しがるピロロに躊躇ゼロで喉に剣ぶっ刺してとどめを刺そうとしたり。
あの、主人公兼ヒロイン……。
勇気友情闘志が重視されるダイ大世界でも浮きまくりですね。
メッセージありがとうございました!

>ぽこ様
ヒムの変形がじっくり描かれていて嬉しかったです!
銀の体が虹色の輝きを帯びているのが奇麗です。
>まるでヒーローロボの変形バンク
確かに……。
親衛騎団で最初に登場して、唯一生き延びるキャラクターだけあって、気合が入っています。

ガルーダが特に頑張っていましたね。
しびれくらげやガルーダなど、脇役の働きが光っている回でした。

『不滅のあなたへ』
ハヤセをノッカーにぶつければいいと軽い気持ちで考えたら本当にノッカーが現れて笑ってしまいました。
前門のノッカー、後門のハヤセ。
笑い事ではないのですが、笑うしかないというか。
子供達が斃れていくのが絶望的です。
メッセージありがとうございました!

前回のダイ大アニメ感想で興奮しまくって見落としていた部分、詳しく語れなかった部分を振り返ります。
謁見前のシーンは、原作と違う状況でありながら原作通りの台詞を吐いたために違和感が生じたところがあります。
ハドラーがザボエラの前でミストバーンに感謝を告げたシーンが問題視されるのを見かけて、私もそこで引っ掛かりを覚えたものの言語化していなかったので、改めて考えてみました。

まず礼を言うタイミングは変えようがない。
ハドラー視点だと処刑される可能性が高く、あの時ミストバーンに告げなければもう機会はありません。
内容は事実。
ハドラーに一番誠意を見せたのはミストバーンでしょう。
ザボエラは誠意で評価されるフィールドに立っていない。
ハドラーを罵って見捨てて別の相手に取り入ろうとしたところを脅されて協力したので、評価しようがない。
ザボエラの方も人格を評価されても喜ぶキャラではありません。
そういったものを尊ぶどころか馬鹿にするタイプです。「誠意? 魂? そんなものが何の役に立つんじゃ?」と言うでしょうね。
実際、扉が閉まる前のザボエラはほくそ笑んでいて気にしていません。

では、言い方に引っ掛かったのか。
目の前で別の相手を「軍団長の中で一番〇〇」と褒めたのが。
といっても、暗黒闘気が一番とか忠誠心が最強とかだったら特に何も思わなかったでしょうね。
引っかかったのは、眼中にない感が凄まじいためでしょうか。原作と違ってザボエラがその場にいるからなあ。
ザボエラは誠意はどうでもいいけど功績は認めてほしがっているので、ハドラーはそちらをフォローすべきだったと思います。何か一言あれば……。
しかしミストバーンに向けた台詞をいじるのは改悪になりかねず、ミストの前にザボエラへの言葉を挟もうにも尺が足りないんですよね。この辺りはとにかく進行が速いので。
後にザボエラの尽力に言及し減刑するので、ハドラーが功績を認識していることは主張しておきたい。
ザボエラの貢献を理解していない恩知らずな男ではないんですよ……。
原作では問題なかった部分がアニオリで非難される材料になったら悲しいな。

この辺りの描写は、
バーン様の素顔覗き放題はおかしい
→ザボエラには聞き耳を立てさせることにしよう
→そのためについてこさせよう
という理由で変更したのかもしれません。
しかし他の部分はそのままだったため、ザボエラがいるのに存在しないかのような扱いに。
ザボエラの描写にスタッフの愛というか気合を感じるけど、ザボエラにとって落とされる方向に発揮されてる気がする。
ミストバーンのザボエラへの態度が結構キツいので、ザボエラの不遇描写が加速するとミストにもヘイトが向かないか心配です。
ザボエラの方も「コイツはいくらでも馬鹿にしていい」みたいな空気が出てくるのは見たくない。
昔の自分も含めて、ハドラーの鼻水ネタをしつこく引っ張ったりとか「面白いと思ってんの?」と訊きたくなります。

疑問に思ったのはキルバーンもですね。
一瞬「ハドラーを気遣った?」と思ったものの、後半だけならまだしも無事に終わるのはつまんないと思ってることまで本人に言うって、気遣ってるわけじゃないよな……と思い直しました。何がしたかったんだろう。
台詞の相手をミストからハドラーに変えたのはどんな意図があったのか……。
私は「最後の行動の説得力を増すため」と解釈しましたが、弱い気がします。

ザボエラスルーのハドラー&ミストスルーのキルバーンに「あれっ?」となったので、状況に合わせて修正してほしかった。
ミストバーンはハドラーを心配する様子がすっ飛ばされたものの、「カメラの死角で心配してる」と脳内補完できる範囲です。
脳内補完……ハドラーも「処罰に巻き込まないように置いて行った」「あの後褒賞の話をするつもりだった」という感じでできそうですね。
キルバーンも「ハドラーだけでなくミストにも聞かせてる」と考えればいいか。

モヤモヤしてしまったので明るい話で気分を変えたい。
今までミスト側が初めてだということばかり考えてきたけど、ハドラーも初めての可能性があるんですよね。
ハドラーが死を覚悟して言葉を残したら無事に終わって、後で顔合わせた二人が何となく気恥ずかしさを覚える展開はありますか?
ミスト(あんなことを言われたのは初めてだ……)
ハドラー(あんなことを言ったのは初めてだ……)
と、よく分からない空気が流れたり。

ダイ大アニメ感想 第45話『オリハルコンの戦士』

前回書き損ねたんですが、自分の剣に謝るダイが素敵でした。
姿かたちはどうあれ意思を持つ存在を尊重し、分け隔てなく接する『純真』さが発揮されてます。

あと、ザボエラの前で誠意云々の話で、ザボエラはそういう方面の評価を求めていないため、中身を褒められて喜ぶミストとの対比になるのではないかと思いました。
やっぱりミストとザボエラの関係は面白いな。もっと考えたくなる。
ミストにとってザボエラは鏡のような存在かもしれません。見たくない姿を映し出す、叩き割りたくなる鏡。

ザボエラが部下達に呼びかけるシーンが!
ザボエラはアニオリが多いですね。
ゲスな悪役として使いやすいキャラクターだからでしょうか。
手柄を求めてザボエラ達は出撃。
仮に勇者討伐に成功したとして、ハドラーが何を考えどんな行動に出るか想定しているのか? 適切に対処できるのか?
そう疑問に思わずにはいられない。
ハドラーが何のために己を超魔生物へと改造したと思ってるんだ。バーン様やミストバーンに対する台詞から、ダイ打倒にどれほどこだわっているか理解できるだろうに。

ハドラーが自分で倒したがってるのは個人的な都合が大きいんですが、バーン様から認められて正当性を得ているんですよね。
ザボエラにとってはハドラーの心情より自分の手柄や出世の方が重要なのも、そのために消耗した勇者を狙うのも分かるけど、焦って動いてハドラーに止める口実を与えてしまった。
ハドラーもバーン様も別格扱いしているあのバランですら、息子のもとに一刻も早く向かいたいにも関わらずハドラーに断りを入れてから行動したんですよね。好き勝手に振舞っても文句つけづらいのに。
ヒュンケルをダイ達もろとも始末しようとしたフレイザードは、「まさかあんなことになるなんてなー気の毒によー」としらばっくれればそれ以上追及されない状況でした。
ザボエラも勝手な行動ではないと言える状況を作っていればなあ。バーン様に働きかけて認めさせるとか。
「盗み聞きして焦って手柄欲しさに動きます」と言うわけにもいかないので、それっぽい理由を用意して。
ハドラーに訴えかけるパターンはどうだろう。
「大魔王様のため、魔王軍のため」を振りかざして魔王軍幹部としてのハドラーに、ザムザの死を持ち出して一人の魔族としてのハドラーに、公私両面から訴えかければ少しは通じないか? たとえ卑怯と謗られようと、どんな手を使っても父としてザムザの仇を直接討つと言えば……。
そんなのザボエラじゃない!
そこまで取り繕える演技力があるならそもそもこうなっていません。

ダイを探すためポップとクロコダインは海中に飛び込む。
冷たい水にいきなり飛び込むのは危ないですよ。
いや、あの世界の人間は頑丈だから平気か?
取り残されたチウの前にしびれくらげが。
可愛いな。美味しそう。君、ヨーグルトゼリーみたいな味しない?
チウの偉そうな態度はどうかと思うけど、向いてる者に任せるのはうまいやり方ですね。
ポップの叫びにダイが応えた!

ダイのもとへ行く二人は妖魔士団とエンカウント。クロコダインが相手をすることに。
ザボエラとクロコダインの関係も好きなんですよ。
私はミストとの関係が好きですが、ザボエラの中で存在が大きいのはクロコダインの方でしょうね。コンプレックスを刺激するので。
ミストに対しては同類認定というか、自分寄りのキャラだと思ってそうです。
「おおかた魔王軍に居場所がなくなってきたのだろう」
かつてザボエラがクロコダインを唆した時の台詞が返ってきた。
己の力を磨かなかったという指摘は、単に修行しろとか正面から殴り合えと要求しているわけではないと思います。
サポートに専念したり研究一筋でやってきた相手ならば、クロコダインもこうは言わなかったはず。
縁の下の力持ちに徹すれば脅威なのに、手柄を求めて中途半端に動くからなあ。相手の機嫌取ろうとして逆鱗に触れるし。
闘いの中でガルーダが超頑張ってる。
後でゆっくり休んで美味しいものをお食べ!

ハドラーにザボエラの動きを報告したのは、彼の生み出した部下だった。
きたか。「彼」が。
デキャンタに入っているのはワインでしょうか。ジュースだったり栄養ドリンクの可能性は……ないか。
魔界には水の代わりに酒を飲む習慣があったりするのかな。
一方、ダイを救出したポップとチウにザボエラが切り札を使う。
集束呪文マホプラウス。
後ろにチウがいるため動けないポップに炎が迫り――白銀の駒に遮られた。
にょきにょき形が変わっていく!
チウのコミカルな描写が予想より長かったので「ヒムの出番が一瞬で終わるのでは?」と心配していましたが、しっかり変形が描かれてホッとした。
ヒムは思っていたより機械的な喋り方ですね。
もっとやんちゃなイメージでしたが、人間味が出てくるのはまだ先だから初期はこれでいいのかも。
ヒムは勝手に軍を動かしたザボエラを連れ戻しに来た。
ダイ達に手出しさせないというハドラーの私情が多分に含まれてるけど、表向きの理由を用意しています。
魔王軍の勝利のためには矜持を無視して消耗した勇者を狙うべきなんですが、それを言い出したらハドラーに任せたバーン様や現在指揮官のミストバーンにも刺さります。
ヒムにメラゾーマ撃った時のザボエラが悪い顔してて好き。加減されてるだろうけど腹パンされて喋れるなんて意外と根性あるな。
ヒムが去り、強敵の出現に顔を曇らせながらも一行は帰還。

ザボエラは魔牢に幽閉される。
本来は処刑なのをハドラーの温情で幽閉に留めたという説明があったような?
魔王軍に於いて軍紀違反がどれくらい重いのか、処分はどうなってるのか、よく分からない。
新しく指揮官となったミストバーンに処分を任せたらどうなったんだろう。
……もっと容赦ない目に遭わせる気も。
ハドラーに勇者を倒すよう命じてそのためにオリハルコンの駒まで与えたバーン様の面目丸潰れですからね。
それに、自分の欲のためだけにハドラーの覚悟を穢すような真似をしたら怒るでしょう。
そのまま処刑もあり得るな。
それにしてもヒムの言葉が辛辣すぎる。
余計にザボエラの反感を買った気がする。
といっても、ここでいくら柔らかく説いて聞かせようと、後のザボエラの行動が変わるとは思えない。
ザボエラが気の毒と言えば気の毒ですが、ただの被害者扱いするにはうーん……という言動が多く、「もうちょっと何とかできなかったのか……」というもどかしさを感じます。
視聴者目線で作中の人物に〇〇すべき、××しないのは愚かと言うのはほどほどにすべきだと分かってますが、ザボエラにはつい思ってしまう。情報をそれなりに得ているので。
そのわりに状況の変化に全然ついていけてないし、他人の反応も予想できていない。
研究以外興味ない、地位も名声もどうでもいいというキャラだったらそれでいいかもしれませんが、策士のような顔をして権力求めて立ち回っているのにその有様じゃまずいのでは。
周りを単純な脳筋扱いして馬鹿にするけど、その「脳筋」すらまともに制御できてないのに自分は上手くやれると思い込んでいるのが問題だと思います。

ハドラーの新たな親衛隊、親衛騎団のお披露目です。
ヒム!
シグマ!
フェンブレン!
ブロック!
アルビナス!
全員好きだ。
途中で新たに登場した敵グループの全員がいいキャラしてるってすごいよな。
これにはバーン様もご満悦。
ハドラーが勇者を打ち倒し世界を制圧した暁には……。
「この地上お前にくれてやろう」
どの面下げて言ってんだ。どの面下げて。
魔王を名乗るがいいとも告げましたが、ハドラーはもう魔王の肩書は求めていないと思います。

次回はアルビナスが喋るんですか!
どんな声なんだろう。
ハドラーをお義父さんと呼ぶ視聴者が全国に発生するのかな。
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