拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
『寄生獣』も大好きです!
伏線回収も巧みなんですよね。
会議室で寄生生物達がバラバラの方向を見ているのに広川だけ相手を見ているシーンなど、さりげなく正体が分かるようになっています。
>この作品の人間観にとても共感できます。
私もです。
肯定の仕方がバランスとれていると感じます。
タイトルの意味がどんどん変わるのが鮮やかで、着地点が素晴らしいと思いました。
広川の「人間こそ地球を蝕む寄生獣!」で終わっても「そういう意味だったのか!」と感嘆したでしょうけど、私達は人間なので否定で終わったら困ったと思います。
「寄り添い生きる獣」で人間も他の生物も肯定的に捉えていると感じさせるのが嬉しいんですよね。
後藤の倒し方や浦上の存在によって人間の恐ろしさが描かれたうえで素晴らしいと告げてくれるので、後味爽やかです。
「人間は愚かで醜い」も「人間は素晴らしい」もそれだけだと引っ掛かりますが、正負両方の要素に触れてなお肯定する描き方だとすんなり頷けます。
同じことは『魔人探偵脳噛ネウロ』でも感じました。
メッセージありがとうございました!
>ぽこ様
ミストバーンVSロン・ベルクは、ロンの必死な表情が印象に残りました。
剣の話題以外であんなに表情を変えるのは珍しいですよね。
ダイ達に相当肩入れしています。
マァムは最近八つ当たりされることが多くて可哀想だと思うようになりました。
鈍感さが責められがちですが、自分への好意に気づかないのはポップも当てはまるんですよね。
ポップは擁護されてマァムばかり責められるのは本当に気の毒です。
多角関係に巻き込まれて、作品の中でも外でもきついことを言われて……。
全員恋愛に情熱燃やさなきゃいけないわけじゃないですし、戦いが終わってから恋愛について焦らず考えてほしいです。
今回ザボエラの行動は裏目に出たものの、悪手ではなかったはずなんですよね。
これに関しては責められません。
バーン様にとって部下の重要性が「ミストバーン>他」であるのが揺らがないことを読めていないのは致命的ですが。
メッセージありがとうございました!
ダイ大アニメ感想 第67話『大破邪呪文の危機』
今回の感想は否定寄りです。
苦悩をじっくり描くのは大事なことですし、全員同じ長さでやれとも思わないけど、バランスが偏りすぎじゃないですか?
これまで早すぎると感じる時もあるくらいサクサク進んできたから落差が激しい。
ザボエラが楽しそうで何よりです。
今回の行動は悪役として間違ってはいません。
敵がゴタゴタしてたら攻撃しますよ。
仲間達はポップにもう一度やるよう促す。
この対応が批判されたら、じゃあどう接するのが正解なんだと問いたくなる。
兵士達が必死に時間を稼いでいる状況で、これが最後のチャンス。他に言いようはないんですよね。
仮に「無理しないで」「もう十分頑張ってるよ」と言ったところで光らないでしょう。
王族でもなければ生まれつきの戦士でもないと叫ぶポップ。
血筋を理由にすると「血筋や環境が特別=強くなって当たり前、立派にできて当然」と考える風潮が加速しそうだからやめてほしい。
王族だから強く高潔な心の持ち主になれるというならアルキードは滅んでいません。
メルルのおかげでやっとしるしが光りました。
ポップが勇気担当だと判明。
彼の勇気が素晴らしいのは事実です。
しかし、仲間達の勇気も立派であることは主張しておきたい。
逃げていたキャラが勇気を振り絞るのは感動的で、称賛したくなるのは頷けるんですよ。
ただ、それが行き過ぎて、勇敢なキャラが勇ましく戦うのはたいしてすごくないかのように言うのも見かけるので引っかかります。
臆病者の勇気を褒めるために最初から勇敢な人物の勇気を軽んじるのは違うだろ……。
どれほどすごいことか知っているからこそポップは仲間達を深く尊敬しているんだろうに。
そういう持ち上げ方に引っかかるのは勇気だけじゃないんですよね。
ポップが賢者に転職。
「そんなのありかよ」展開はアバンの使徒の標準装備ですが、今回は特に強く感じる。
ラノベでありそう。
『告白したら賢者になった件』とか。
強化速度や能力・評価の盛り具合、一部の極端な持ち上げ方など似合うかも。
敵の皆さんも告白大会すれば一人くらい覚醒しないかな。
無理か。
しるしが光らない問題が、覚醒展開につなげるためだけに唐突かつ強引に生えたように見えてしまうんですよね。
無理矢理発生させた困難を乗り越えて覚醒しましたと言われても困惑する。
尺の長さがそれに拍車をかける。
このタイミングでこんな長々とやるの?
ポップが悩むあたりから温度差を感じ、エイミの告白で突き放され、今回ますます置いていかれました。
ポップの自分だけ違うという苦悩には「『血筋』を『才能』に置き換えれば仲間と同じかそれ以上に生まれつき特別な存在だろ……」と言いたくなる。
使徒は皆才能に恵まれているし、才能だけでは解決できずに苦労するのも同じです。
エイミはすでに告白してフラれてるんですよね。
きっぱり断られたのに相手のいないところで公開告白して周りも盛り上がるのは怖い。
そして今回、迷走していたのが吹っ切れたというか吹き飛ばされてしるしが光るのは分かる。パワーアップまでするのは……。
ポップ関連で感動しなかったり否定的なことを言ったりしたらキャラどころか作品のファン失格認定されそうですが、やっぱりついていけない。絶賛するのが当たり前な空気も含めて。
ポップを称賛するために他のキャラクターを引き立て役にするのは勘弁してほしい。ポップが主人公くってると真の主人公アピールしたり、仲間の頑張りを蔑ろにしてポップが一番〇〇してると持ち上げたり。