忍者ブログ

ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2019/10/6

拍手してくださった方、ありがとうございます!

『キン肉マン』295話
二週連続ロビンの後だとアリステラが落ち着いてる人に見える。
おお、やっぱり業火か!
狙われている力を使うのはまずいのではというツッコミと、それに対する返答もこなす。この判断が吉と出るか凶と出るか。
これまで立方体リングが目立っていませんでしたが、今回活かされましたね。
垂れ下がるロープに掴まるのは絵になる。

アタルと組み合いながらアリステラの過去が明かされる。
優等生やエリートというイメージのあるアリステラが蔑まれていたのは予想外。
小さいアリステラ可愛いな。ディクシアも。
不安げな顔つきや仕草が、今の堂々たる姿とは全然違って新鮮。
彼に対する視線が変わったのは、一生不変であるはずの超人強度が増大する特殊体質だったため。
強い敵と戦うことでパワーアップすると書くと主人公みたいだな。
「兄」「王族の立場」に注目すればアタルと対比できますし、「元落ちこぼれで現期待を背負うヒーロー」という要素を取り上げるとスグルに近い。
クソ力に固執する理由に納得できる。
序盤はブロッケンのこともちゃんと警戒していたアリステラが、アタルが出てきてからは周りが見えなくなっていると感じたんですよね。
境遇を考えると、己の力を高めてくれるものに執着するのも無理はない。
超人強度が低いせいで蔑まれてきた+それを覆す体質持ちだと発覚して一気に変わったというコンボが決まって、超人強度を上げる以外の道が見えなくなっている。

こんな特性を持つ敵との戦いにブロッケンが選ばれた理由が、アタルとの信頼関係以外にもあるといいなあ。
超人強度がさらに低いブロッケンが、超人強度にこだわるアリステラの考えをゆるがせるとか。
ブロッケンは元々超人ですらないうえに、苦労して得た超人の力をアタルを守るために捨てて笑っていられる男ですから。

『完璧超人始祖編』45話・46話
不利な状況を作られたブラックホールが痛めつけられる。
目潰しや金的で反撃する彼に野次を飛ばす観客に「おい!」と思いました。
クリーンな戦いを望む気持ちは分かるけど、「下衆野郎」だの「とっとと負けて引っ込んじまえ!」だの言いすぎ。
大火傷を負いながらも戦ってる奴に言う台詞じゃないだろ。
ブラックホールを庇うスグルとテリーへの好感度が上がる上がる。
潔さを求める敵に対し、スプリングマンやバッファローマンは卑怯な手を使おうが惨めな姿を晒そうが勝てばいいと叫ぶ。
悪魔達は勝利優先だからこそ、ロビンにあんな勝ち方をしたアトランティスも誇りを抱いていたんでしょうね。
45話の最後のページの舞い落ちる羽根、そして46話のラスト……。
美しい。
神々しさすら感じさせる。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

最新記事

(05/19)
(05/12)
(05/05)
(04/28)
(04/21)
(04/14)
(04/07)
(03/31)
(03/24)
(03/17)