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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2022/12/4

シャングリラキャラの新デザインに興奮しました。
小森はかなりイメージ変わるなぁ。
八木は強そうに見える。赤い目はロマン。
三狼は狼感が増していて腹筋見えてる。狼属性が大好きです。
猫俣は相変わらず曲者っぽい。
吾牛は服に刺繍が。顔つきも違いますね。
トラはかなり肌が見えてる。露出が少ないヘビとは対照的。
ヘビはなんか怖い。やっぱり好きだ。

ワンピースの扉絵で農作業の合間におにぎりを頬張るミホークがいい意味で予想外でした。
意外と親しみやすいな。孤高の剣士という雰囲気なのに。
雨に濡れて震える子犬に傘をさすクロコダイルには「おいおい……」となりました。学園ものに登場する不良キャラか?
悪党が動物に優しくしただけで優しいとか実はいい奴認定するのは躊躇われるんですよね。優しかったら罪もない人々を苦しめ死に追いやる真似はしない。
好きかどうかで言うならばすごく好きです。印象に残る扉絵だ。
そして特に好きなのは847話のレベッカとトンタッタ族に誕生日を祝われて号泣するキュロスです!
こっちまで泣きそうになった。
よかったなぁ、キュロス。

そういえばレベッカの好物について調べたら「兵隊さんの手作りケーキ」とあってダメージを受けました。
味の分からないオモチャの体でレベッカのために作ったのか……キュロス……。
片足のオモチャの状態で、
・レベッカの生活全般を整えて
・彼女が生き延びるための訓練も行い
・反乱の準備を進めてきた
頑張りすぎ。誕生日にはケーキまで作るとか……。
娘が幸せに暮らせるように、オモチャにされようが皆から忘れられようが耐えてきたんだよな。ずっと。
「いつでもキミのそばにいる」が重い。

キュロスの過去は悲しいけれど、美しさも感じるんですよ。
スカーレットの死に慟哭する時に口がカタカタ鳴るのがオモチャの体であることを強調していて残酷だし普段涙もろいからこそ人形にされて泣けない無情さが際立つし雨が涙の代わりになっていていい働きしてるんですよ何より美しいと感じたのは「こんなブリキの腕では死にゆくキミの体温すらも感じない」という台詞ですいい意味で「私は何の漫画を読んでるんだ……」という困惑に襲われました詩的で素敵。
それにしても、強靭な精神と肉体を持つ真面目な性格の男がオモチャにされ、オモチャとしておどけるのを見るのは、こう……キツいですね。
キュロスの心を抉るレベッカの台詞は現代の「親でもないくせにっ!」や「片足の! オモチャじゃない!」が強烈ですが、過去編でスカーレットが死んだ直後の「お母さまを守れなかった兵隊さんなんてきらい!」もかなりの破壊力です。
これらの台詞を言われた時、キュロスの表情がどう変わったか分からないんですよね。オモチャだから。
レベッカは優しい子なので「親でも~」「片足の~」と発言した直後に酷さを自覚し後悔したのですが、記憶を取り戻したらいっそう苦しむことに。
どちらもつらい。
そして、キュロスが人間に戻ろうが、皆が彼のことを思い出そうが、レベッカと穏やかに暮らせるようになろうが、スカーレットの心から彼の存在が消えたまま死んでいった事実は変わらないのが何よりつらい。

本編で親子がコビーと会話して嬉しかったです。
コビーは自分が魚雷を逸らしたことを明かさず、それなりに強いリク王も気づかなかったのですが、キュロスだけは気づいているんですよね。
キュロスを見たコビーの反応は「この人強いぞ」。
相当な実力者になったコビーにそう言われるってどれだけ強いのか気になる。
両足ありのキュロスが全力で戦う姿を見たかった。
そして心に住んでるディアマンテが「キュロスとレベッカの苦しむ顔をおれァ見てェのよォ~!」と言ってる。
「うおお黙れ! キュロスとレベッカは幸せに暮らすんだ!」という気持ちと「オモチャだと表情があまり変わらないからキュロスの絶望する顔が十分に見られなかったんだよな」という気持ちがぶつかり合ってる。
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