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アニメ『Helck』感想 第二十話 謎の女性
久々にケンロス達と翼の兵士の戦いが描かれました。
ケンロスは軽い。この軽さに救われる者もいれば苛立つ者もいる。
魔族が優勢なのはいいことですが、人間目線だとゾッとするだろうな。
人間側の上層部のせいで魔族との戦いが激化していますが、彼らの暗躍がなくても魔族への敵視は避けられないかもしれない。
視聴者なら帝国の民と仲良くできると感じられますが、作中の人間視点だと自分達が上に立っていないと安心できないでしょう。せめて、対抗できる力が無いと。
またエディルとヒュラが戦ってる。この二人は絡むことが多いんですよね。
お、ヒュラが人間以外もクソ呼ばわりした。ちょっと安心した。帝国の住人は全員立派とか言い出したら、ちゃんと見てないんじゃないかと疑いたくなるところです。
でも人間はもっとクソ認定。
一括りにしないでほしいと言いたいけど、ヒュラが今まで出会った人間の大半はろくでもないからなぁ……例外はヘルクくらいか。基本的に人間は洗脳されてるし。
危ない連中にずっと攻撃されてるんだから罵りたくもなるでしょう。
アズドラは妙な気配を感じている。ミカロスのことか？
視点が城内を探るアスタに移りました。
任務の内容に反してノリが軽い！ 空気が緩い！
独り言の声がデカいし、使う必要のないスパイアイテムを気分の問題で使う！
温度差の激しいアニメだ。
アスタはシャルアミと出会いました。
覚醒していない……無事だったか。
でも閉じ込められていて、父親以外と会話できない。それはそれでキツいな。
シャルアミとアスタは仲良くお茶会をすることに。
今回は比較的平和でした。
いつもなら好きなキャラに軍服を着てほしいと願うのですが、鳥居は警察官の格好も似合いそうですね。以前警察の人間だったので。
しかし手錠をかけられたので捕まる側も似合いそう。囚人服とか。
せっかくだから目隠しと処刑場もセットでつけよう。
漫画でSAT時代の鳥居が描かれたのは驚いたし、嬉しかったです。
一コマだけでも無限に噛める。
でも表情が……。
よりによって妻子が爆発に巻き込まれるのをスコープ越しに見てしまった顔なので喜びきれない。
「好きなキャラに○○の格好をしてほしい」というネタを考えると、「ダイ大のバーン様が罰ゲームで聖職者の格好しているのを見てえなあ……。苦虫噛み潰したような顔で神に祈りを捧げてくれないかな」という考えが浮かびます。
罰ゲームだとフレイザードには赤ちゃんの服を着せたい。
ミストバーンには明太子の着ぐるみを着てぴょんぴょん飛び跳ねてほしいと思っていたけど、本当は地面を這いずるのを見たいかもしれない。よく分かりません。
ザボエラは肉襦袢。たくましいほどいい。
話を鳥居に戻すと、鳥居親子と省吾と黒野が遊園地に遊びに行くのを見たい。
黒野は暗黒の少年時代を送ったから童心に帰って楽しいひとときを味わってほしい。
漫画版の鳥居は
・黒野の過去を全く知らない
・会ったばかり
・会話の内容は失礼なことを言われただけ
の状態で、黒野が「甘え方を知らない子供みたいなもので、捻くれた態度でしか自分を表現できない」と見抜いたんですよね。
甘え方を知らない子供という表現が秀逸。黒野が『子供』でいられる時間は無かったからな。
親から全く愛されなかった黒野が鳥居の経歴を知ったら複雑な気持ちになりそうです。
娘を生かすために自分の命を捨てる覚悟でSPを攻撃して警視総監拘束して自爆予告したからな。撃ち殺しやすいようにわざと姿を晒したまま自爆の刻限まで待たなければならないってキツいだろ……。
お見舞いの時に黒野が何を思ったか知りたい。
無能さんだの偽善者面だの貶した相手が、印象改善イベントどころかろくな交流すら無かったのに、捕まった自分を救出する危険な作戦に参加して、腹を撃たれたんですから。
鳥居がいなければ公香が殺されて黒野の救出も失敗していただろうから、無能呼ばわりした相手のおかげで助かったんですよね。
かなり気まずいのでは？
漫画を読んだことで黒野と鳥居の会話をもっと見たくなりました。
