拍手してくださった方、ありがとうございます！
『B.B.ライダー』のSSを更新しました。
おっさんVSシルバも見たいなぁ。
ここからは『新説魔法少女』の話。
烈がひらがなで喋るシーンが大好きです。呻くところとか、千代子に逃げるように呟いているところが。
前者は敵から「信じられない程に強靭な精神力だ」と称賛され、後者は自分の体が大変なことになってるのに千代子を心配するのが好きなポイントです。「に…………げ……」「き…りし……」は暗い方向で好きな台詞上位に入る。
背骨グサッとされた直後の烈の反応を見たかった。
烈は気合の入った不良なので、泣いたり喚いたりはしなさそう。
激痛をこらえ叫び声を噛み殺し敵を睨みつけてくれ。
烈の変わり果てた姿も好きだけど、それを見た周囲の反応はもっと好きかもしれない。
皆の動揺する様子から烈が慕われていると実感できる。
千代子の「苦しいの……？ 大丈夫、すぐ終わるよ」という呼びかけが印象に残っています。
優しさがつれえ……。
千代子が烈を喪ったら、烈が千代子を喪ったらどんな風に過ごすか想像してしまう。
前者は想像できる。
「ごめんね……烈君」と呟いて一緒に遊んでいたゲームソフトをしまい込んで二度と遊ばない。
後者は想像しづらい。
ひたすら「すまねぇ……すまねぇ、霧島……」と詫びるのかな。
明るく社交的な烈がふさぎ込んだら周囲への影響も大きそうです。
本編時点だと烈と千代子の関係性は友情だけど、周りから運命と言われるのも分かる。
烈は千代子の理解者だと思っています。
千代子が何とか前に進もうとしている時にそばにいて、千代子の強い姿も弱い姿も見てきて、千代子と遥の絆の強さを身をもって知ったのが彼です。
今の、友人としての空気や距離感が好きなのでそのままでいてほしい気持ちと、変わるのを見てみたい気持ちの両方がある。
仮に恋愛感情を抱いたとしてもイチャイチャする二人は想像できませんが……。夕飯食べながら千代子が「アレとって」と言って烈が「ん」としょうゆを渡す光景が浮かぶ。
どういう感情・関係性であれ、前向きな形で千代子のそばにいてほしい。一生。
重いこと言ってる気がするけど、烈も千代子に恩を返していく気満々なので……。
