始祖編の9話はピークア・ブーが気の毒です。
勝ったら成長をリセットされ、負けたら自害を強要される。
そりゃ反抗心も抱くわ。
リセットされたことを覚えているのが残酷。知識や経験は消えるのに。
武道のピークへの仕打ちは醜悪としか言いようがない。目を背けたくなる。
前回ポールが人質にされる展開を妄想しましたが、まだ考えたくなる。
「ケッ、性根の腐った悪魔に人質が通じるかよ」と余裕の表情だったのにポールが傷つけられてアトランティスがブチ切れる光景を想像してしまう。
戦いが終わって、アトランティス嫌いなポールの父が我が子を助けてくれたことに礼を言うのも見たい。
全く別の展開で、溺れかけたポールをアトランティスが助ける光景も浮かびました。
か弱い子供の体を自分の爪で傷つけないよう注意して抱えて運ぶアトランティス、ありだと思います。
要はポールを救うアトランティスが見たいんだよ!
悪魔超人もファン感謝デーとかしないかな。
「人間どもに悪魔の恐ろしさを教えてやるぜーっ!」という名目で。
アトランティスが「俺ん所には誰も来ないだろうからトレーニングしてた方がマシだぜ」と思っていたらポールがやってくる。
キラキラした目で一生懸命書いたファンレターを渡したりサインを求めたりしてくる。
その時のアトランティスの顔を見たい。
『灼熱カバディ』の立石は能京に負けて引退が決まった時、どれくらいショックを受けたのでしょうか。
ショックが大きく、深いものであってほしい。
ひどいことを言っているようですが、違うんです。
立石は昔からやってきたラグビーを辞めることになった時、そこまでショックじゃなかったのがショックだったという過去があるので……。
なかなか結果を出せずにいるうちに日本一という夢は風化し、熱も冷めていった。だからそこまでショックを受けなかったわけですし、それを自覚して衝撃を受けた。
カバディでは違うと思いたいんです。
日本一という目標は明確かつ具体的で、それに近づいているという手ごたえがあったでしょうから。