第一話
・ケインツェルはシルバを「あの方」と呼んでいるため、忠誠心はそれなりにあるっぽい。
十字八剣の中では忠実な方かもしれません。
と言っても、シルバの命令に従う気満々だったロンドも普通に離反するから、忠誠心の深さを判断しづらい。
・ケインツェルは自分より強い者を許せない。
え？
シルバは除くとしてもあんたより強い奴ゴロゴロいるだろ。
十字八剣内ですらケインツェルが勝てる奴はほとんどいないのでは。
・ニトスがブラックボーンを初めて使った時、力を欲する理由を問われて「俺はまだ死ねない」「やり残したことがある」と答えるんですが、その時にサラドの顔が浮かぶんですよね。
サラドが聞いたら大歓喜するだろうな。
・ケインツェルの攻撃をキモイ動きで避けるニトス！
この動きがすごく好きなんですよ。
初めてプレイした時、ここでグッと引き込まれたことを覚えています。
・ニトスのドッグタグの文字は『Nitos・Gacfred』。
かすれた文字を思い出してあー……となる。
・この直後にシルバが登場し、ハイブリッドに話しかける。途中まで髪が長いのですが、シルバ戦＝短髪の印象が強い。
わりと会話が多い二人ですが、仲はそこまでいいわけでもない。
ニトスの強さを、十字八剣をものともしなかったと語るシルバと、相手がケインツェルと聞いて「へーぇ」で済ませるハイブリッド。
「こうなるとお前ら十字八剣は大変だな」
お前何他人事みたいな言い方してるんだ。確かにシルバは十字八剣に含まれてないけど。
ニトスが十字八剣に通用するかしばらく見物の姿勢です。
第二話
・キャサリンはメイド長。
細目なせいか、妙に強キャラ臭が漂っているんですよね。
その辺のチンピラに絡まれても返り討ちにできそうな風格を感じる。
・サブイベントはやらかした使用人達を水に流す話。やらかしを水に流すんじゃなくて人を流す。
ギャグだからまあ生きてるだろう。
駄目な連中を排除したことでまともになったと思いたい。
そうでないとニトスが屋敷での時間を呆れながらも楽しんだり、ロンドが十字八剣を離反して味方したりすることへの説得力が薄くなるので。
・片付けが嫌いなロウリィ。
エンディング後はちゃんとするようになるはず。
・二個目のサブイベントはゴース家の財宝探し。
実は重要かもしれない。
以前ロウリィが財宝を探した時にカロスが『ジークフリード英雄譚』を見つけたとのこと。
ここから始まった。
・オラクルと出会い、ヴァジュラの名前が出てきました。
牢屋に閉じ込められた時にオラクルに鉄の斬り方教えたり音で位置を把握したり、ニトスが実力者だと描写される。
・ヴァジュラから零れ落ちた魔力は具現化して死んだ魔物の亡霊になる。
魔物だけじゃないんですよね。
・ヴァジュラとの邂逅。
プレイし直して感じるヴァジュラの圧倒的な絶望感。
強キャラ臭がヤバい……。
赤い紋様が暗い姿に映える。
この時点でヴァジュラがニトスに「英雄よ」と呟くのはどういう意味なんだろう？
ニトス・ジークフリードは英雄なんかじゃないと思っているはずなのに。
実際は英雄などではないという気持ちを込めて、あえて英雄と呼んだのではないかと思いました。
第三話
・サブイベントのデーモンイーターは何だったんだ。ただの変態か。
・ニトスの得物はマインゴーシュ。
・オラクルはニトスの実力を知らずにヘタレ呼ばわり。
シルバとおっさんの関係を連想します。
・ニトスは戦場が怖かった。
あんなに強くても戦いは嫌いなんですね。
・ヴァジュラの出現は200年前。急に現れた。
自動的に魔族や魔物の亡霊を生み出すため彼を倒さねばならない。
亡霊を生み出す体質と、全てが暴虐の糧に見える衝動が何とかならないかなあ。
・「この街が平和なのも、全部英雄ジークフリードのおかげなんだよな！」
ニトスは過去に戻った時点で大人しくしても良かったのにそうしなかったのは、ロウリィが生まれる世界が平和であるように戦い続けたんだと思っています。
・十字八剣本部にロンド、ウェルチ、ツヴァイ、オラトリオがいる。
ロンドは目を閉じて腕組みしてるっぽい。
ツヴァイがペラペラ喋ってる。偉そうだけど、お前いいとこ全然無いまま退場するからな。
ニトスにボコられサムライヘンジにボコられヴァジュラにバラバラにされるからな。ここまで噛ませ犬を貫き通せるのはある意味すごい。
ツヴァイは自分達に仲間意識なんてないことを強調するけど、ウェルチは一応ケインツェルがやられたからやり返すという名目で街を襲うことに。久々の戦闘だからワクワクしてる。
仲間意識が薄いキャラばかりですが、比較的強いのは誰なんだろう。
・オラクルは普段草を食べてる。パンの耳をもらったら喜ぶ。
草を食べるのは覚えてたけど、パンの耳は忘れていました。
・ニトスの記憶の中の海は黒い。
どれだけ荒んでいたんだ。
・カロスはウェルチの先輩。
ウェルチはゴース家から十字八剣についたんですよね。
後でまたゴース家につくけど。
ウェルチはオラクルが少女だと見抜く。オラクルの根性も評価するし、出会い方が違えば普通に仲良くなれただろうな。
・シルバもBBを持っていることが明かされる。
B.B.ライダーとして戦ったニトスは、同じペンダントを持っていたことで疑われてしまう。
十字八剣撃退したのに疑う奴らはよぉ……と思うけど実際怪しいから仕方ないといえば仕方ない。
カロスが話をややこしくしやがった。
一般人から迫害されるヒーローと書くと王道なのにグッダグダ。
・最後に全裸の男が登場。
寒そうな格好だな。後で服を着るんですが、いつ入手したんだ。シルバが説得の際に用意したのかな。
「私を呼ぶお前は誰だ……？」って言ってるし、記憶障害が起こっているのは召喚の副作用だろうけど、呼んだのは誰？
→シルバでした。終盤で明かされます。
第四話
・サブイベント：ニトスがドミノから結婚相手として演技するよう頼まれる話。
ニトスが毒の霧を見抜いた理由について、鍛錬とかこつけて毎日姐から飯に毒を入れられたとか言ってるんですが、冗談だと思いたい。
そんなロウリィじゃないんだから。
・ロウリィの命令で鉱石を入手するため山に来たニトスは、『銀の二挺拳銃』と名乗る男に出会う。
シルバさん、長いし呼びづらいし露骨ですよ。すぐ気づかれて戦闘開始になったらどうするんだ。
……って、「そう呼ばれている」？
呼ぶ奴いたっけ？
ダブルガンズ・オブ・シルバなんて、正体明かすシーンまで一度も見なかった気がする。シルバだけです。
・拳銃で低級な魔物なら一掃できる。
でも銃を使う者はほとんど登場しません。接近戦を挑む者が大半です。
実力者の拳や剣技の方が強い世界観なんでしょうか。
・亡霊ではない本物の魔物は200年前にはいた。一説では英雄ジークフリードが殲滅したとされている。
200年前が色々鍵になっていますね。
・シルバは去る時にニトスを「英雄」と呼んだ。
シルバからの英雄認定入りました。
・サブイベント二個目はイカが出てくるやつ。
オラクルに八つ当たりするのはひでえ。
・ニトスとシルバのペンダントは同じ形だけど、赤い紋様の有無という違いがある。
シルバの方は魔力スッカスカなんですよね。
・ルゥとの戦いで波動を貫くニトスもすごいけど、光の剣閃が見えるロウリィも地味にすごいのでは。
ロウリィの正体がアレだからでしょうか。
・夕飯作るニトスがエプロンしてる。
ロンドのメイド姿とかニトスのエプロン姿とか一枚絵で見たいなあ。
・ウェルチがゴース家に来た。
元はゴース家の人間だったのにシルバに寝返った人間が……。
醜態晒して十字八剣に帰れないと言うけど、別にシルバはそこまで気にしないと思う。
部下のやることに関心薄いからなあ。グサッと来る一言を淡々と呟いて終わりそう。
ファントムソラスの名前が出てくる。この剣も謎が多いんですよね。
誰がどうやって作ったんだろう。
人間が普通に作れるなら対魔族用武器としていっぱい作るでしょうから、特殊な製法や製作者が必要なのかもしれません。
第五話
そろそろロンドが本格的に参戦します。
・十字八剣本部でオラトリオがルゥとB.B.ライダーの戦闘を語る。
ウェルチがやられたと聞いてツヴァイが動き出す。ケインツェル敗北では動かずウェルチで……ということは、強さはウェルチ＞ケインツェルか？
ケインツェルより強い奴ばかりじゃないか。
ウェルチとツヴァイはどっちが強いんだろう。
ツヴァイもそこまで強い印象無い。
・窓の外にカルラの姿が……。
ニトスは彼女の胸に心惹かれてる。おい。
でも恋愛感情を抱いている相手はマギスンで一貫していてフラフラしているイメージはない。ロウリィに抱いてるのは家族愛に近い感情に見えますから。
ある程度は揺れるのも納得しますが行き過ぎると引っ掛かるので、ブレないニトスはありがたい。
・ニトスがBBを使おうとしないのは死ぬのが怖いからではなく、女（マギスン）に遭いたくないから。
胸に見惚れた直後にこれだよ。緩急が激しい。
・屋敷でウェルチと会話。
スパイじゃないとアピール。
あ、怪しい……。ロンドがスパイに向いてないのはプレイした時から感じていたけど、逆にスパイこなせそうなキャラが十字八剣にいない。
・サブイベント：オラクルがラブレターをもらう。
ニトスは鎧も買えなくて包丁で戦っていたという情報が。
「ナイフ片手に」「マインゴーシュを手に」だとカッコいいけど「家庭用包丁で敵を殲滅し」だとただの殺人鬼みたいですね。
・十字八剣本部でロンドが「何の用だ？」と虚空に話しかけた……と思ったらハイブリッドが隠れていました。
気配を読んだ。オラトリオは気づいていなかったのに。
龍曲の能力と関係あるんでしょうか。大気がどうこうと言ってたから気配を読みやすいとか。別にないか。
シルバの命により、ロンドはゴース家に潜伏することに。
狙いがファントムソラスだと気づいている。
早急な任務とのことですが……そうかなあ？
ファントムソラスを手に入れたがっているのは冥王会の連中で、シルバ自身はろくに興味ないので、そこまで求めているように思えない。
ハイブリッドの言伝によって動き出すロンドにオラトリオは忠告する。
彼はハイブリッドに不信感を抱いている。ハイブリッドの正体に気づいていないのか？
だが、ロンドは行動を変えない。
「十字八剣は信頼で繋がってはいない」
元から信頼し合うような仲じゃないから、怪しくても今さらということでしょうか。
全体的に淡白ですが、比較的仲いいのは誰と誰なんだろう。
・オラクルがツヴァイと遭遇。
猫被ってたツヴァイに不気味さを感じるあたり、オラクルの勘も優れている。
・女っぽい男……可愛い男なら女とみなすのかという質問に対するカロスの答え。
「見なす。っていうか触る」
ロンドが男だと知った後も好意的だったのはこの考えに基づいたのか……？
知った時に可愛けりゃいいみたいなこと言ってたし……。
・チーム・スチームドラゴンの一員、ベルフラウが登場。
なかなか理不尽なこと言い出すキャラの一人ですが、ロウリィがいるからそこまで目立たない。
・ウェルチは普通に屋敷に馴染んでる。
いいのかそれで。
十字八剣に戻ってシルバに何か言われるのが嫌らしい。
シルバは叱り飛ばしたりねちねち責めたりはしないと思いますよ。
ちなみに、ウェルチがゴース家にいた頃はロウリィに絵本読まされたりおつかい行かされたり毒飲まされたりしてた。
ロウリィ……。
ヒロインの姿か？ これが。
ヒロイン以前に人としてどうかと思う行動ばかりじゃないか。
・サブイベント：ロウリィが護衛に挑戦。
マギスンの話が出てきます。
・ツヴァイが絡んできたチンピラ二名を殺害。
ツヴァイのピークはここかな。
・ニトスが元の時代である1200年前を振り返る。
魔族が人間を蹂躙する時代、家族を守りたくて正義を目指した。
だが、強くなるにつれて人々から化物と疎まれ、魔族すら彼を恐れるようになった。
人質ごと魔物を殲滅したなどと噂されていたけど、実際はどうなんでしょう。
最初は家族などの大切な者を守りたいだけだった。
じゃあ家族がいないのに他人のために戦う理由なんてない。
何故戦いを止めないんだ？
そんな疑問に答えを与えたのがカロスでした。普段周囲から雑な扱いされるのも納得の性格・言動なんですけど、たまに光るから嫌いにはならない。
「本当に他人なのか？」
いいこと言った。
ニトスにとってロウリィ達はもはや他人ではなくなっていた。
・オラクルや町の人達を襲ったツヴァイを見てニトスは戦う理由を実感する。
ツヴァイ戦はBB使ってたのか。忘れてた。
ツヴァイも相手が悪すぎるんですよね。
BBニトス、サムライヘンジ、ヴァジュラ。
それぞれ主人公、終盤のボス、ラスボスとなります。無理ゲー。
・怪我したオラクルを背負って帰るニトスが師匠してますね。
無力さを噛みしめるオラクルにちゃんと温かい言葉をかけて……。
いい話だなー……その後に来るのがロンドのシーンと思うと笑ってしまう。
・とうとうこの時が来ました。
ロンドが本格的に登場します。
ゴース家というかカロスのメイド募集中のチラシを見て、メイドとして潜り込むことにしました。
『かわいいメイド募集中！（ブスは死ね）』って書いてある。
何様のつもりだ。
これで応募するロンドもロンドだ。
この時点でメイド服着用してる。気合入ってる。
さすがに「これはなにか間違っている気がする」と己の行動に疑問を抱いている。何の疑問も持たなかったら困るよ。
間違いだらけでどこから間違っているのかすら分からん。
次回からロンド関連の感想が増えます。
