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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

ダイの大冒険感想 22・おまけ

22
・真大魔王バーン様は腕が最高
ハドラーは肩か背中か悩むところです。銀髪も捨てがたい。
・血の色
魔族の血はトーンで表現されていたのに、バーン様の血は普通の血と同じ。
カラーで確認したかった。
・「明日の……あの太陽は魔界を照らすために昇る……!」
何度見ても胸が熱くなる。
「ありがとう……!」の時もそうですが、穏やかに笑っていると本当に格好いいんですよね。
だから馬鹿笑いや高笑いはやめてください。
・「捨ておくことなどできんわっ!」
叫んで握りしめる時のバーン様が顔の線と汗のせいで赤面してるように見える。
「ぷるぷるの感触が癖になりそうだが大魔王の沽券に係わるから認めるわけにはいかんっ!」みたいな感じで。
・「こんなものがっ……! こんなものが正義であってたまるかっ!!」
何度見ても重い。
バーン様の最期と(さよなら……! 大魔王バーン!!)でも思いますが、ダイとバーン様がしっかり最後を締めてくれたから名作なんだろうな。

・結末
どうしてもモヤモヤしたものが残ります。
純真な心を持つゆえにどんな相手とも素直に向き合える少年が主人公で、異種族の懸け橋になれそうな出自で、魂の力や人々との絆が散々強調され、何度も奇跡が起こり、人間賛歌的な発言が飛び出し、問題は多いけどきっと変えていけると思わせてからの行方不明。
ヒム達がいるシーンで普通に人間もいればなぁ。
それと、魔界の環境や太陽について調べている描写があれば。
安易に解決しなかったからこその余韻だと思いますが、もう少し希望を。
……などなど、不満を口にすることもありましたが、やはり面白い。
最初は「ダイ大キャラの脚ってどうだったっけ?」という動機で読み始めたのに、メモしつつ休日の二日で読み終えてしまいました。

まとめ
魔王軍キャラの好きな部位に注目しながら読んできた結論としては……。
「オレはミストバーンの脚が好きなんじゃねぇんだ、腰が好きなんだよォォッ!」
でした。
読み始める前に薄々予想していたんですよ。「まともに脚見せたの服着てない返却時だけじゃね? それカウントしていいの?」と。
案の定描かれておらず、語ることができない。
空の技に目覚めれば脚線美が見えるのかもしれませんが、そこまでの達人になれませんでした。
ミストが一番好きなのは変わりませんが、バーン様あってこそのミストだと感じます。
封印解除ミストバーンの強さと風格は作中でもトップクラスですが、「バーンよりラスボスに相応しい!」と言われたら首をかしげるだろうな。

そして、ハドラーとミストのコンビが予想以上にダメージ与えてきた。
涙ではなく溜息が出る。
彼らの生き様を見ていたら、眩しく生き抜くのに種族や寿命の長さは関係ないと感じる。
改めて一言言うなら、ミストはハドラーを……何と言えばいいんだろう。
尊敬しすぎ? こだわりすぎ?
うーむ、しっくりこない。
ハドラーへの感情が抜きんでている感を出したいのですが……。

素顔を見たのに生き延びた挙句バーン様をあと少しで殺すところまでいったんですから、「絶対に許さん……!」と憎悪を燃やしてもおかしくないんですよね。
全てに優先する大事な主を殺されかけて、魔王軍から出ていかれたわりに、ハドラーに対しては負の感情が薄い気がします。
普通なら、バーン様から目をかけられていたのに刃を向けただの裏切り者だの、相手の事情を無視して批判しそうなものですが、そういう様子もない。
「忠誠を誓っていたのに全てを懸けた戦いを穢され一方的に処分されそうになった」「何よりも優先した生きがいを壊されないため」という、刃を向けるに足るだけの理由があり、その過程を目撃していたから裏切り者扱いしないんでしょうか。
とにかく、ハドラーに関しては破格の扱いな気がしてならない。

強さや成長度なら使徒も負けていない。ダイ達をはじめ、尊敬すべき戦士はたくさんいます。
その中でハドラーへの敬意がひときわ目立つのは何故。
不死身の体を捨ててでも、という覚悟か?
魂を認めてくれた相手だからか?
ミストソムリエの意見をお聞きしたい。



おまけ
せっかくなので、ミストがバーン様、ハドラー、ヒュンケル、キルバーンの名を口にした回数を数えてみました。
説明で出しただけで感情がこもっていないものもあるので、執着度数を正確に測ることはできませんが、少しは参考になるかもしれません。
巻数は文庫本基準で、バーン様については「大魔王さま」、キルバーンは「死神」などもカウントします。
数え間違い等あるかもしれませんので、その時はお知らせください。


バーン様:1
ハドラー:0
ヒュンケル:0
記念すべき初カウントは「大魔王さま」でした。

バーン様:0
ハドラー:0
ヒュンケル:0
無口だ……まだ。

バーン様:4
ハドラー:1
ヒュンケル:0
キルバーン:2
この頃はハドラーに対しても事務的。

バーン様:2
ハドラー:0
ヒュンケル:0
キルバーン:0

バーン様:0
ハドラー:0
ヒュンケル:0
キルバーン:0

バーン様:1
ハドラー:2
ヒュンケル:0
キルバーン:0

バーン様:2
ハドラー:3
ヒュンケル:0
キルバーン:0
ここからハドラーとミストの関係が熱くなる。
10
バーン様:9
ハドラー:1
ヒュンケル:5
キルバーン:1
直接対決があるのでヒュンケルの回数が多い。
11
バーン様:0
ハドラー:2
ヒュンケル:0
キルバーン:0
ハドラーが駆け付けた時、魂を認めた時、どちらも感情がこもっています。
12
バーン様:0
ハドラー:0
ヒュンケル:0
キルバーン:0
13
バーン様:5
ハドラー:8
ヒュンケル:0
キルバーン:0
怒濤のハドラー呼び。
14
バーン様:8
ハドラー:5
ヒュンケル:0
キルバーン:0
ザボエラに怒るシーンが熱い。
15
バーン様:0
ハドラー:0
ヒュンケル:6
キルバーン:0
ヒュンケルに対する危ない発言が目立つ。
16
バーン様:2
ハドラー:0
ヒュンケル:1
キルバーン:0
17
バーン様:0
ハドラー:0
ヒュンケル:0
キルバーン:0
ハドラーの決闘を見逃す。見ていたらハドラーカウントが一気に進んだだろうな。
18
バーン様:6
ハドラー:0
ヒュンケル:1
キルバーン:2
19
バーン様:4
ハドラー:2
ヒュンケル:2
キルバーン:3
20
バーン様:28
※呼び捨てにするなど判断に迷って数えていないところもあるため、正確ではありません。
ハドラー:2
ヒュンケル:2
キルバーン:8
バーン様率の高さが目立つが、死してなお呼ばれるハドラーにも注目したい。
21
バーン様:5
ハドラー:0
ヒュンケル:6
キルバーン:0

合計
バーン様:77
ハドラー:26
ヒュンケル:23
キルバーン:16
貫録と実績のバーン様。
ハドラーも、本格的に認められたのは短い期間&途中で退場したことを踏まえると大健闘。
ヒュンケルもよく名前を呼ばれてますね。
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