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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

獣電戦隊キョウリュウジャー感想

ドゴルドというキャラがダイ大で現在一番好きなキャラクターのミストに似ているらしいので、観てみました。
感想をざっと述べていきます。

ブレイブ1
いきなり出てきた。
カッコよさげな外見……いいな。
「腹立たしい!」が口癖、と。
他の幹部達も個性豊かそうでワクワクしますなぁ。
ラッキューロのコミカルな外見や子供っぽい振る舞いでキルバーンを連想。
カオスという名前のボスもいますが、ゴツイな。
ラスボスくさいデーボスがどんな性格や強さを見せるか楽しみです。
下っ端戦闘員のデザインが何かわさわさというかもっさりというか……もさもさ? しているのが残念。髪がわかめみたいだ。
味方ではトリンのデザインが好みです。クウガのドルドを連想しました。
BGMとか変身音とか主人公達の雰囲気とか、全体的ににぎやかで暑苦しい感じがします。

ブレイブ2
戦隊ものの青担当はクールというイメージがありましたが、そんなことはない。
前回でも思ったんですが、ピンクの武器がドリルなのは予想外。
ジェントルは頭ガチガチかと思いきやお嬢様を守ろうとしたり子供達を避難させたり、意外と男気あるな。

ブレイブ3
刀で円を描いて振り下ろす攻撃はベヨネッタで見ました。発動まで時間がかかるし当てにくいから使わなかった。
「強い男を監禁したがる」と書くと危ない敵だな。
小ぶりの剣を逆手持ちで斬撃を繰り出す……アバンストラッシュですね。
ドゴルドが怒りつつ攻撃してくる。
怒りまくってたら疲れそうだ。
親父さんが実力者なのが渋いですね。
偉そうなことを言うだけじゃなかった。

ブレイブ4
やっちまった……と言いたげなブラックの佇まいに何とも言えない気分に。
暴言吐かれてもレッドは受け止めますが、ブルーやグリーンが怒ってくれるのでスッキリしますね。
風景を盗むなんてスケール大きいな。
物理的に壊して「奪った」と言うのかと思ったので、発想で負けた……!
ブラックがデレた。
一度デレたら全体的に柔らかくなりました。

ブレイブ5
おっさん誰!?
美味しいケーキを作る怪人とか最高じゃないか、私も食べたい。
と思ったら歯が全部虫歯に……!?
お断りします。
地味、しかし嫌すぎる攻撃だ。
ラッキューロもキャンデリラも可愛いな。

ブレイブ6
真面目に怒るドゴルドと楽しそうなキャンデリラの温度差が激しい。
楽器を演奏する下っ端戦闘員……多芸だな。
どこで身につけたの?
悪の組織が楽しそうだとこちらも楽しくなる。
ひき逃げアタック! キャンデリラ見事にぶっ飛んだー!
敵と味方で「捕まえてごらんなさーい」「待て待てー」な追いかけっこを展開するのやめてください。
怪人が蹴られてショックを受けてましたが、もっとレベルが上がれば「ありがとうございます! ご褒美です!」と喜んだかもしれない。

ブレイブ7
偽者が悪口を言って混乱させるのは上手い手ですが、せこく見える。
でも確かに親父ギャグはつまらないと思う。
雷を纏う七支刀ってカッコいいな……!
大神のキュウビを連想した。
煽る偽ブラックがいい表情してます。
それでもレッドには通じず「何なんですかあの人ぉ!」とツッコむ怪人、かなりのツッコミ力。
できるはずが……からの見事なオチに、ドゴルドがちょっと可愛く見えた。

ブレイブ8
大切な者の幻を見せるって残酷だな。
親父ギャグで破ろうとするとは……これまでのギャグもこのため?
敵の「何を言っている」というリアクション、素だろ。

ブレイブ9
戦いたいと叫ぶドゴルドの姿を見ると応援したくなる。
黒い闘争心……ミストみたいですね。
「カオス殿」と呼びかけるのが武人らしくていいな。
ライオンモチーフで和テイストというデザインもカッコいいなぁ。
仮面が割れて素顔が!
ドゴルドの正体は鎧で、人を操って戦う。
なるほど、ミストそっくりだ。
喋り方はフレイザードに近いですが。
「カオス殿」から「カオスの旦那」に変わりましたし。
空蝉丸ちゃんという呼び方はやめてください、威厳が……。

ブレイブ10
けっこうノリノリで操ってるように見える。
拘束から逃れる方法に「そんなのありかよ」と言いたくなった。
何百年もかけて闇に染めたのに拭い去られるドゴルド、ドンマイ。

ブレイブ11
「キモい!」って直球すぎ。
ちょ、キャンデリラが人間の姿で歌って踊ってる……。
彼女は人間の中でも上手くやっていけそうな気がしないでもない。
ツンケンしているゴールド、あえて冷たく振る舞うヒュンケルパターンか……と思ったら腰低ッ!
全然違った。
土下座までするか。
最初は「演技だとしても偉そうだな」と思いましたが、好感が持てるぞ。
アイス食べてる姿が微笑ましい。
キャンデリラがブルーに接近。
この場限りの策で終わるのか、それとも春の気配がするのか。後者なら爆発……しなくていいや。

ブレイブ12
眼鏡かけたピンクが女教師みたい。似合ってます。
空蝉丸は孤高の戦士と見せかけて空回る。
「キング殿」はしっくりこない。
ドゴルドと空蝉丸の関係は、「最初から憎い仇で、無理矢理操られていた」でわかりやすくていいですね。
出発点がどうこう、自分の意志や信念に基づいて歩んだ云々を考える必要が無く、ただの被害者、敵同士で割り切れる。

ブレイブ13
まーたえげつない能力が。
以前なら「イチャイチャしやがって……爆発しろ!」と思ったでしょうが、「そっとしといてやれよ……」と思うようになりました。
ノクターンのカオスのせいですね。
恋人と引き裂かれて世界を創り直そうとするかもしれない。
あ、最後のグリーンは爆発してくださいと思いました。

ブレイブ14
勉強させられるラッキューロとお嬢様の作法を叩きこまれるピンク。
カオスにお仕置きされるラッキューロ、哀れ。

ブレイブ15
久々にドゴルドが出てきて空蝉丸と対峙。
対決を重ねることで因縁も増しますね。
いい感じに闇に引き込もうとするドゴルド。
予備の器を手に入れようとする行動にミストを連想した。
同時に「それ、負けるパターン……」と呟かずにはいられない。

ブレイブ16
キャンデリラが楽しそう。
ブラックとアイガロンの因縁も明かされる。

ブレイブ17
偉そうな奴が出てきた。
寒いギャグにツッコんでくれたのはありがたい。
敵の遺影を見ると、某ゲームの「遺影でダブルピースするお茶目な女神」を思い出す。

ブレイブ18
ただの怖いもの知らずという言葉に、B.B.ライダーのロンドの台詞を思い出した。
またドゴルドと空蝉丸が戦ってる。
着々と積み重ねてますね。

ブレイブ19
楽しそうなラッキューロとキャンデリラ、反対に不機嫌なドゴルド……と思いきやグラついてる。
しっかりしてください、正統派悪役な貴方まで面白可愛いところを見せたら、私はどうしたらいいんですか。
ラッキューロがパシリにされてる……あなたもしっかりしてくださいよ。
本性がえぐい敵が出てきた。
でも可愛さアピールしている時よりは好みです。
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」
ここでその台詞が出てくるとは。
子供を守ろうとする空蝉丸、カッコいいぞ。
「卑怯? 褒め言葉でちゅ」
おお、悪役に相応しい台詞。素敵。
それでこそぶっ飛ばされた時にスカッとする。

ブレイブ20
空蝉丸が氷菓子を食べたがるのは登場時のアイスがきっかけか?

ブレイブ21
仲良し三人組って小学生か。
悪役同士仲がいいと和みます。
もっと! もっと!
それにしても、流星とか氷河期とかロマンの塊みたいな能力だな。
復活怪人で片付けるには惜しい。
何か愉快そうなじいさんが出てきた。

ブレイブ22
ドゴルドさん、自分が連れて行ったくせに投げやりになってませんか。
デーボスを少し可愛いと思ってしまった。
両手が口になってるからでしょうか。
「知ーらね」って、おい!

ブレイブ23
逃げ惑うだけでなくカオスに頼る幹部達。
苦労しているなあ、彼らも。
ラッキューロに押しつけるドゴルド、武闘派なのにちょっと情けない。
逆に考えましょうと笑いかけるキャンデリラ、前向き。見習いたい。

ブレイブ24
軍団がズタボロになっても戦う気概があるのは好感が持てる。
ただのやられ役かと思いきや意外と根性がある悪役は好みです。
と思ったら、アイガローン!?
さすがのキャンデリラも気絶したか。
彼らの今後が気になる。
戦って死にそうなドゴルドはともかく、ラッキューロとキャンデリラは生き延びる可能性がないわけでもなさそうですし。

ブレイブ25
自分を心配してくれる少女の助力が逆転の鍵と書くとロマンチックなのに、めちゃくちゃまずそう……。
初めてカオス様に褒められたと喜ぶラッキューロが可愛い。よかったな。
ドゴルド再・登・場!
アイガロンも出てきたし、よかったよかった。
新たな敵のエンドルフ、カッコいいな。

ブレイブ26
外見のわりに口調が軽いエンドルフ。
恨むために生まれた……ミストでもそんなことは言わないぞ。
ドゴルドとエンドルフが仲間割れを始めた。
そもそも最初から仲間と呼べないくらいギスギスしてる。
ドゴルドのストレスがマッハで溜まっていく。
己を憎むブラックを煽りまくるアイガロン。いい悪役だ。
エンドルフと相性が抜群です。
……これもエンドルフの仕業?
キルバーンみたいな外道っぷりを発揮するかもしれないと思うとワクワクしますね。
恨みを高めるためにわざと攻撃を受けるエンドルフ……特性を知らないとドMに見える。

ブレイブ27
ドゴルドとエンドルフの相性は最悪。
えげつないやり方を用いるのは同じなのに。
近いからこそ苛立つのかもしれない。

ブレイブ28
エンドルフが何か企んでいるようで何よりです。
黒いキャンデリラに胸が高鳴る。
トリンの秘密が明らかに。
敵幹部が肉親というのはお約束ですね。

ブレイブ29
トリンが死んだと言われても即座に「生きてるか復活するだろ」と思ってしまった。
何かにぎやか通り越して暑苦しくなってる。
エンドルフに従うと見せかけて寝首をかいたドゴルド、素敵。
やり方は汚いですが、ラッキューロを手なずける姿を想像すると和みます。

ブレイブ30
「空蝉丸ちゃーん、あ・そ・ぼ!」
ドゴルドお茶目。
いい味出してるなぁ。
最後は爽やか。ベタなオチですが……嫌いじゃない。

ブレイブ31
「バカンスとハサミは使いよう」
ドゴルド、上手い事言ったと思ってるのか?
ブルーと同類か?
前回に続きお茶目さアピールしてませんか。
腑抜けた戦隊に活を入れる一般人は熱い構図です。
最後に礼を述べつつ口の動きで「あおいひと」と言うのもいいなぁ。

ブレイブ32
アイガロンどうした!?
キャンデリラが怖がるとあっさりやめるのか。恋の力は偉大だな。
ウサギ跳びしている下っ端戦闘員がシュール。
大変ですね、彼らも。

ブレイブ33
アイガロンがキャンデリラに……甘酸っぱい空気が目に沁みる。
ちゃんと気持ちは伝えとけよ!
「同僚の一人としか思ってないわよね……」などと思われたまま決裂したら目も当てられないぞ。
今回のテーマは恋か。
仇であるアイガロンと対比になっているのが皮肉。

ブレイブ34
好きな相手と共闘できてよかったな、アイガロン。

ブレイブ35
世話を焼くジェントルに男気を感じた。
これまで関わってきた相手が助けてくれるのは熱い展開。

ブレイブ36
踊るトリンがリズミカル。

ブレイブ37
カオスがドゴルドに信頼していると告げる様は見覚えがある。
ハドラーに対するバーン様の態度そっくりです。
絶対使い捨てる気だ。
空蝉丸の台詞にヒュンケルを思い出した。
悪に堕ちた負い目ゆえに素直になれない。
空蝉丸は無理矢理操られた一方的な被害者なわけで、そこまで負い目を感じなくても……責めるのは酷な気がする。

ブレイブ38
トリンが少女漫画を読むのか。
ラッキューロも読んでそうだな……と思ったら本当に読んでた!?
キャンデリラやアイガロン、ドゴルドも読めばいいのに。
人間を絶滅させたら面白い漫画も読めなくなると言われたラッキューロの心境に変化が?
離反してもいいんじゃないか?
カオスからはお仕置きされて、怪人から厳しく指導されて、扱いよくないですし。
下手に正義云々が絡むと難しい話になるので、これくらいシンプルな理由でいいかもしれない。
元々強固な信念をもって悪の道を進んでいたわけではないようですから。
取り返しのつかない行いをしたわけでもない。
怪人の開脚シーン、嬉しくねぇ……。

ブレイブ39
「見りゃわかる!」とラッキューロを叩くドゴルドひでえ。

ブレイブ40
ブルーとキャンデリラが接近……。
確かに、生まれもった性質を考えれば、ラッキューロとキャンデリラは人間の中でやっていける可能性があるんですよね。
悪を貫く者もいれば歩み寄る者もいてバランスが取れるんじゃないでしょうか。
ただ一言言うならば……アイガローン!

ブレイブ41
子供好きな空蝉丸には、子供の怒りを糧としたドゴルドは許せないだろうな。
そして、空蝉丸の怒りを煽ってパワーアップする。一石二鳥にも三鳥にもなる策です。
頭が痛いと言い出したドゴルドにぞっとした。
主人公やその仲間を乗っ取った場合は見られない恐ろしさです。
悪役が悪役を乗っ取っとるのは、どう転ぶかわからないのが魅力です。
そのまま抑えこむのか、内側から侵食されるのか、融合して闇が深まるのか。
空蝉丸も異変に気づいたか。
「エンドルフみたい」と言われて衝撃を受けるドゴルド。
以前ならば空蝉丸の演技を見抜けたはず。
「今のお前は、お前に非ず!」
うおお……敵同士でも相手のことを理解しているのか。

ブレイブ42
ドゴルドは下剋上を企んでいる。
その覇気は好ましいですが、じわじわと侵食されている様子が歯がゆくもあり。
仲間に八つ当たりするのはやめてください。
敗れたドゴルドに駆け寄るキャンデリラ達に胸が温かくなった。
キャンデリラ、ラッキューロ、アイガロンは心配してくれているんだなぁ。
さらなる胸の高鳴りが私を襲う。
エンドルフを乗っ取ったつもりが乗っ取られていた。
支配をはねのけられ、仮面状態になったドゴルドは破壊されそうになる。
キャンデリラが止めに入った!
アイガロンも「ドゴちゃんを放せよ」と言ってのける。
心配してくれる仲間がいてよかったじゃないか、ドゴルド。
「お前ら……」と呟いたドゴルドは何を思ったのか。
密かに感動した。

カオスに企みを見破られ、許しを請うドゴルド。
仮面状態で床に投げられた彼は、心配する仲間に憤りをぶつける。
「お前らなんかにわかるかよ! 他人の体を乗っ取んなきゃ強くなれねぇこのオレが! 自分自身をどれだけ腹立たしいかなんてな!」
……グッときた。
ここでミストバーンを連想した方が多いんだろうな。
この台詞でドゴルドが一気に好きになりました。
偉そうな態度の悪役が悲哀をにじませると胸を打たれる。
ミストはバーン様と出会えましたが、ドゴルドは能力を認めて唯一無二の部下として必要としてくれる相手はいないからなぁ。

ブレイブ43
ドゴルドはエンドルフの手下に。逆らうと電撃に襲われ苦痛を味わう。
散々外道なことをやってきたとはいえ、ここまで屈辱的な目に遭うとさすがに……。
その様をアイガロンは哀れみ、ラッキューロはブラック企業と評する。
空蝉丸も憤りを見せる。
「うぬは真の悪党……だが、少なくとも己の強さに対する誇りや自信はあったはず。それすら……それすら失ったのでござるか!」
悪のままでも、敵であっても、相手のことを認めている熱い言葉に対し、ドゴルドは吹っ切れたと肯定して見せる。
新しいご主人だのエンドルフ様だの言うのはやめてくれ。
空蝉丸は地に堕ちたと表し、アイガロンはそれでいいのか問い、ラッキューロも捨て駒にされると言う。
はがゆい、もどかしいと思う中新しい敵幹部が登場。

ブレイブ44
感情の上下が激しいカオスが怖い。
白と黒の二人組、仮面をつけた幹部……ミストとキルを連想する。
誇りを捨てたように見えるドゴルドに見下げ果てたと告げる空蝉丸。
下劣な奴の言いなりになる人形みたいな相手では、感情を向ける価値もないんだろうな。
こういう関係が見たかったんだよ……!
ラッキューロが解雇される。
ブラックにもほどがある職場なので、かえってよかったと思う。
慰めるキャンデリラとアイガロンは予想通りでしたが、ドゴルドが「まだ利用価値が」と遠まわしに庇ったのは「おおっ!?」と思いました。
何だかんだで付き合い長いし、自分を心配してくれたし、情も湧くか。

ブレイブ45
デーボスの姿はちょっと色が派手すぎる気が。
超を蝶と書かれると武装錬金のパピヨンを連想してしまう。
トリンが消滅しましたが、やっぱり何だかんだで生き延びてるか復活するんじゃないかと思ってしまう。
あえて砂にすることで一体化して云々みたいな。
白黒コンビとエンドルフ強ぇな。
ラッキューロは家出し、キャンデリラはそれを追う。迷うアイガロンの耳に入ったのは、旧幹部を失敗作と言い放ち、トリンのように裏切る可能性を考えて始末しようとするカオスの言葉。
聞いてしまった彼も命を狙われることに。

ブレイブ46
ラッキューロを元気づけるキャンデリラが姉みたい。
逃げたアイガロンも合流できて何よりだ。
「哀れな奴だぜ、アイガロン」と呟くドゴルドに「お前も離反しろよ!」とツッコみたくなった。
親子対決は王道ですね。
やっぱり約束は破られた。
逃げてきたアイガロンは、キャンデリラとラッキューロを助けてくれと頼む。
気持ちはわかるけど、よりによってブラックに言うのか……。
人間を苦しめ、ブラックの親友の命も奪った。
今更どの面下げて、と突っぱねられても仕方ない。
危ない場面もあったとはいえ、ギリギリ人間を殺していないキャンデリラやラッキューロとは違う。
それはアイガロンもわかっているが、退けない。
「守ってやりてぇんだ。惚れた女くらいよぉ……!」
キャンデリラに想いが伝わってよかったな。

ここで残酷な真実が明かされる。
アイガロンはもう……。
キャンデリラを庇うアイガロンをブリキ人形だの鉄くずだの言うアイスロンドは見事な悪役。
やっちゃってください、ブラック。
誰かを大事に思う心を知り、もっと早く気づいていれば人間を面白半分で殺さなかったと語るアイガロン。
今になって気づくのも残酷だ……。
庇うキャンデリラとラッキューロを跳ね除けてアイガロンにとどめを刺すブラック。
憎悪からではなく、解放するために。
憎い仇の最期に涙するブラック。
ブラックの情けを噛みしめながら、アイガロンは震える手でキャンデリラに花を……。
アイスロンドに致命の一撃を与えたのは、心を得た戦騎の武器を用い、悲しみを力に換えて振るった黒き戦士の斬撃だった。
親友の仇を討つと同時に救った結末に震えた。

ブレイブ47
「エンドルフ様」と言うドゴルドですが、微塵も敬意を感じさせない。
何度も鎧呼ばわりされて舐めた態度取られてますからね。
一人で、生身で、エンドルフとドゴルドを相手に戦おうとする空蝉丸。
……漢だ。
空蝉丸を仕留めると見せかけてエンドルフに斬りかかったドゴルド、ナイス!
獅子の牙は折れていなかった。
「手を貸せ、空蝉丸。二人でコイツを倒すんだ」
空蝉丸の言葉で吹っ切れ、誇りを取り戻した戦騎は咆哮する。
「オレは体を持たねえ鎧だが……オレは戦騎だ!」
「その誇りを踏みにじったコイツを倒せるなら、他にもう何もいらねぇ!!」
よく吼えた!
この覚悟、この気迫。ハドラーを思わずにはいられない。
そうだよな、体を持たなくとも誇りがあるよな!
むしろ精神の比重が大きいからこそ、誇りが育ったのかもしれない。
体を持たぬ者の誇り、意地……大好物です。
口元が緩んで仕方ない。
ドゴルド、お前今最高に輝いてるぞ。

ドゴルドは空蝉丸と一体化するが、乗っ取るつもりはない。
己の矜持にかけて、誇りを踏みにじった敵を倒すため、認めた戦士とともに戦う。
人間の素晴らしさに気づいたとか、優しさが芽生えたまではいかないのも好印象。
これまでえげつないやり方で人間を苦しめ殺してきたんですから、そう簡単に人間の味方面されても困る。
二人の心と技を合わせた奥義が、エンドルフを討つ!
他人の恨みの力に負けたと呟いたエンドルフですが、感情が上回ったのは合ってますが中身は違うでしょう。
誇りを守ろうとするドゴルドの意思と、空蝉丸の仲間への想いが合わさったから勝てたのだと思います。
そういった考えのズレも悪役らしくて好ましい。しっかり悪を貫いてくれました。
強大な敵を倒してこそ、絆の強さを感じられる。

最高の気分だと笑うドゴルドは、空蝉丸と戦おうとする。
致命傷を負った身で戦いを選ぶんですよね……。
空蝉丸の手で倒されることを望んだのは、別に悪事を反省したからとか償いのためとかではないでしょう。
戦騎として生き、死んでいこうとしている。
戦いに生きた者として、誇りを取り戻させた戦士との激突で終わることが本望なのでしょう。
「あ……ありがとよ。オレの我侭に付き合ってくれて」
「悪党の癖に、殊勝なことを申すな。……腹立たしい!」
「そうかい、腹立たしいかい」
満足げに笑い、金色の光となったドゴルド。
ずっと己の体に憤ってきた彼は、最後は怒りから解放されていた。
戦騎の誇りを見せてくれました。
「ドゴルド。憎き宿敵……。だが……最後の最後に武人としての意地、見せてもらった」
空蝉丸はドゴルドの過去の所業を許したわけじゃない。憎い敵であることに変わりはない。
それでも確かに認め合い、通じるものがあった。
この関係、この余韻……闇の師弟で見たかった。

ブレイブ48
空蝉丸が死んだような雰囲気ですが、寝ているだけなんじゃないかと思った。
多分HPが1から減らない。
失敗作と見なされたキャンデリラとラッキューロが鍵となった。
甘く見られていた存在が逆転の要となるのは熱い展開ですね!
二人が無事に生きていけるようで何よりです。
レッドの死ぬ時は一緒だしそもそも死なない、という台詞は以前にも出てきました。
最後につながるのは上手い。

まとめ
好きなキャラはドゴルド、空蝉丸、アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロ、エンドルフ。
特にドゴルド、空蝉丸、アイガロンは終盤一気に評価が上がりました。
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