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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2016/7/3 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>「v」の方
一瞬ハートマークに見えました。
この胸の高鳴りはときめきなのか、解読への情熱なのか……。
ありがとうございます!
この一言に込められた想いを正確にキャッチできているか分かりませんが、嬉しいです。
私からも盛大に贈りたい気分です。
うおおおー!  ~vvvvv
メッセージありがとうございました!

>名無し様
ナゾナゾ博士やフォルゴレなど、普段ふざけているキャラが重い過去を背負っていて、明かされた時「うおおぉぉ……!」となります。
ライオンとカバのエピソードで語られたことは、他のシーンやキャラに対しても当てはまると思いました。
「力が強いだけではなく、優しさを兼ね備えてこそ真に強い者」というのは、ガッシュは言うまでもなく、王者の風格を備えるようになったブラゴや、神童の名に相応しい人格と実力を持つアシュロンを見ても感じることです。
そして、バリーに対しても。
強者の目……ライオンの目を得たのは立派ですし、グスタフも大きくなったと認めています。
しかし、退場の際にあれほど称賛したのは、ガッシュ達を助ける優しさを見せたからではないかと思います。
個人的には、ほとんど動揺を見せないグスタフがどんな過去を秘めているかが気になっています。
「目の前の敵を倒せば王になれる」という言葉を聞いた時の意味ありげな笑み。
ファウードやゼオンのような強大な存在が待ち受けていようと一切臆さない胆力。
ガッシュが自分が犠牲になって仲間を助けようとした時、バリーの方は動揺を見せているのに対し、ガッシュの覚悟を称賛して速やかに先に進もうとした切り替えの早さ。
……明らかにただ者ではありません。
メッセージありがとうございました!

・一人称
グスタフがベルンに本を渡すよう促す時、一人称が「私」になっていることに気づきました。
普通に「私」も使うのか、敵に呼びかけるから改まった口調にしたのか、単なるミスか……どれなんでしょう、気になります。
キースが「オレ」と言う時は「感情が高ぶって素の喋り方が出てるんだな」と思いますが、グスタフだと判断が難しい。

・バリーとグスタフペアの熱さを感じるところ
簡潔にまとめてみました。
・互いに認め合う
バリーはグスタフを信頼し、グスタフはバリーを見守る。
・二人とも言葉にする
バリーは「あんたとの日々、忘れねえぜ。絶対に忘れねえ」、グスタフは「『王をも殴れる男』になったぞ」「でかく、いい男になったじゃねえか」という台詞で、相手をどう思っているか表現しました。
・ちゃんと相手に伝わる
上記のバリーの台詞に対してグスタフは「ワシも忘れん」「約束だ」と答え、バリーは「未練がなくなっちまったじゃねえか」と呟くことから読み取れる。
一方通行だったりすれ違ったりするのもガツンときますが、互いに認めているのが伝わると……前向きなボディブローをくらいます、ズシンと。

・気になる経緯
人間を見下していた頃のバリーがグスタフに対して、どんな風にともに戦うよう頼んだか、信頼するようになったのか、とても気になります。
私の中では、
・出会った時:怯えたり騒いだりしない態度を気に入った&イライラを募らせる前で普通に頼む余裕がある
・戦いが始まってから:息ぴったりで、足を引っ張らず戦いについていく
で、見下さないまま信頼するようになったと思っていますが、「侮って力で従わせようとして失敗」もいいなあ。
力ずくといっても、グスタフを直接ぶん殴るとは思いません。
「いくら乱暴でもそこまではしないだろう」という希望的観測より、「グスタフが大人しく殴られる光景が想像できない……!」という気持ちの方が大きい。
家具などを壊して脅して、グスタフを静かに怒らせたイメージが。

・負傷した時の反応
作中ではグスタフはほぼ無傷でしたが、仮に負傷したらバリーがどんなリアクションするかが気になる。
成長後なら自分の力不足を詫びつつ、本を守ったことに礼を言いそうです。
問題は成長前、特にガッシュと戦う前のチンピラ時代だ。
足手まといだと怒るのか、心配するのか。
どんな反応にせよ、怪我したグスタフが平然としていて、バリーの方が感情をむき出しにする光景が目に浮かぶ。
ほとんど傷を負わず底知れなさを感じさせるのもいいですが、血まみれになりながら勝利を掴むために戦い抜くグスタフも見たいなあ。

・匠の技
バリーは術の威力が飛びぬけて高いわけではないのに、強いと感じさせる。
それはひとえに、戦い方が巧みだからでしょうか。
その象徴が弱所突きですし、弱所突きを除外しても小技から大技へとつなげる様に技巧を感じる。
キースにアラドム・ゴウゾニスを叩きこむまでの、
・小技の連発と体術で追い詰める
・逃れようとした相手を掴んで追撃
・反撃を全て受け止め跳ね返す
・冷静さを失った敵が大技を繰り出そうとしたところを潰しつつ自分の攻撃を決める
という一連の流れが鮮やかで、惚れ惚れします。
12巻のバリー登場から退場まで、何度読み返したか分からない。

アニメうしおととら最終話感想。
陽の存在への感情を看破され、肯定する白面。
誕生したばかりの光を見上げる白面の声に「!?」となりました。
この時の声は、皆に恐れられる化物のものじゃない。
やったことは本人の意思に基づくものですが、闇に生まれついたこと自体はどうしようもないから、悲哀を感じずにはいられない。
恐ろしいと感じた叫び声が悲鳴に聞こえてくる。
嫉妬と羨望を抱く姿にダイ大のミストを連想してしまう。
ミスト本体の声もこんな感じかもしれない。
元は形無き闇ですし、年齢や性別が分かりにくいところが近いと思います。

白面と重ねて流の心情が語られる。
「俺のせいで」と考えるうしおに、それは違うんじゃないかと言いたい。
自分を責めるのは背負い込みすぎです。
しかし、ここで「俺は関係ない」と切り捨てる性格なら、皆の心を一つにはできなかったでしょうね。
辛そうなうしおのもとへ助っ人が駆けつけました。
ヒョウさんと、秋葉流。
復讐のために全てを捨てて鬼と化した男と、人の側にいられなくなり、敵に回った男。
同時に、どこまでも人間であった二人。
彼らに助けられ、うしおの表情に力が戻る。
本当、完璧だ。
負ける気がしない。

紫暮は須磨子をカッコよく助ける。おいしいところを持っていくなぁ。
九印の最期はカットか。
しっぺい太郎の話がカットされ、「真由子を優先して、今まで助けてくれた九印を蔑ろにしていた」と語られてもピンとこないので、仕方ないのか……。
雷信、かがりを襲おうとする黒炎達を十郎が一瞬で斬り伏せた!
穏やかな表情にグッとくる。

毒気が晴れ、戦いの終わりが近づく。
うしおととらを倒すため、白面は全てを知らせる己の目を抉り、捨て身で襲いかかる。
主人公に勝つためだけに大きなものを捨てるラスボス……バーン様を連想します。大好物です、興奮します。
執念を見せる白面に対し、とらも負けじと命を削る。
己の身体に獣の槍を刺して、気配を隠す。
長年磔にされていたのに滅ぼされなかった理由が明かされる。
物語の始まりとつながるのが熱いです。
命を何とも思っていなかったとらが、人間や妖怪を守るため、己を犠牲にしてでも白面を倒そうとしている。
うしおも己の身を盾にしてとらを守り、二人で渾身の攻撃を喰らわせる。
背中から抜かずに相棒の命ごと貫く一撃だったからこそ、致命傷を与えることができたのかもしれない。
生半可な攻撃では「あれほど強大な敵を倒せるのか?」と思うでしょうが、そんな疑問など吹き飛ぶ迫力がありました。
とらの傍らにラーマと姉が見えたのは、読んだ時はイメージ映像だと思っていたのですが、冥界の門によって実際に現れたのかもしれません。
憎しみではなく、守りたいという心で白面を倒すことができました。

白面の最期の声が……。
尾の最後の一本が赤子の姿を映し、消える。
漫画では鳴き声が「おぎゃああ」なんですよね。
破壊と殺戮を振り撒いて散々暴れてやりたい放題やった改心しない敵なのに、最期に切なさを感じる。
違う道を歩んでいたら、と思わずにはいられない。
とらも別れの時が。
彼は満足げに笑い、
「もう……喰ったさ。ハラァ……いっぱいだ」
と言い残して、消えていきました。
あんな笑顔を見せられたら「とら……!」としか言えない。

うしおが人間に戻ることができて安心しました。
皆のために戦って戦って戦い続けて帰れないなんて悲しすぎますから。
妖怪達が石と化し、日本を支える礎に。
一部の妖怪は残りますし、いつか帰ってくることが語られているので救われた気分に。
これで妖怪が全員いなくなったら、「人間以外排除されるのか……」と落ち込んで、スッキリしなかっただろうな。
冥界の門をオマモリサマが閉じる。小夜は死ぬ覚悟だったのか。彼女が助かってよかった。
ハンバーガーを食べると宣言するキリオの姿に、「ここまで誰かを思いやるようになったんだなぁ」としみじみ思う。
幸せそうに味噌汁を飲むうしおの姿もジーンとする。願いが叶いました。
蔵を見て泣きそうになるも、笑顔で力強く一歩踏み出す。うしおの表情の変化が実に……いい。
雲外鏡のおんじの語りで〆。
想像にゆだねる形ですので、希望が抱ける。皆元気に過ごしていると思えます。
カットされた話も見たかったと思いつつ、ハラァいっぱいになるアニメでした。
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