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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2017/9/17 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>「顕正様こんばんは、今回は~」の方
感想ありがとうございます!
ミストの方から切り捨てた以上和解も何もないと分かっていますが、それでも望んでしまいます。
せめて、ミストがどれほど敬意を抱いていたか知るだけでも……!
道具や駒にすぎなかったのかと問いましたが、ザボエラやヒムに対する言動を見れば一目瞭然なんですよね。
>自分が手を下した方がいい
主の手を煩わせないだけでなく、そういった理由もありそうですね。
主君のために、憎まれる汚れ役を引き受けたと。
直接殺そうとしたのはミストバーンでも、ハドラーはバーン様が殺そうとしたと見なしていますが。
他にも「尊敬する相手だからこそ、自分の手で決着をつけたい」という心境もあるかもしれません。

>ミストバーンがヒムを否定したがる理由
ハドラーへのこだわりが強くて目立ちませんが、それもあるでしょうね。
魂の件を除いても、自分と同じような体質の相手が、生命を宿して鍛え強くなれる身体になったら、そういった感情を抱いてもおかしくありません。
>預かっている身体を傷付けられずに~
預かっていた体を無事に返して求められていた仕事はこなしましたが、まだまだ働く気なのがすごいところです。
憑依能力があるとはいえ、相性の悪い相手がいる集団と戦おうとするんですから。
仮に勇者一行が全滅したら次回の秘法発動まで仮の器で戦い、再びバーン様の体を預かったらやっぱり戦い……ミスト本人は嫌気が差すどころか誇らしく思いそうです。

>胃が蜂の巣状態
ハドラーの胃にビュートデストリンガー!
ハドラーのポジションは胃痛待ったなしですね。
覚悟を決めて胃痛から解放されたと思ったら熱い魂を感じた相手が処刑しに来ますし。
それでもかつての己を振り返り、野心と保身しかなかったから敗北したと認められるのが大きくなったと感じさせます。
メッセージありがとうございました!

美歌がどんな人だったのか気になります。
自分にも他人にも潔癖さを求める古風なモラルの持ち主だったとのこと。
ということは、ファントムも潔癖だったと言えますね。
潔癖と言われると納得できる部分も。
遺書で何があったか知らされても、本当だったのか信じきれなかったんですよね。
人間の醜さや悪意に鈍感といいますか……。
最初に犯人に抱いた印象は「高潔」でしたが、潔癖の方が相応しい表現かもしれない。
そんな潔癖な人間だからこそ、魂を穢されながら復讐したことがいっそう重くなる。

好きになったキャラの傾向を考えると、高潔さや潔癖さを備えたキャラを好むのかもしれない。
グレイメルカのジェライは潔癖さを強調されていますし、ダイ大のミストも境遇を考えればもっと何でもありな姿勢になってもよさそうですが、頑固に拒絶するところがありますし。
緩く考え、割り切って生きられれば楽でも、そうしない、できない様がもどかしく感じると同時に惹かれます。

『オペラ座館・新たなる殺人』を読んだのがきっかけで、昔チラッと見た『金田一少年の事件簿』を改めて読んでみることにしました。
「こいつ……!」と思う犯人や好きな犯人の上位3名を選ぼうとしましたが、絞れませんでした。
レンタル等で初期の仏蘭西銀貨のあたりまでをざっと読み、オペラ座三作目とノベルス全部も読んだ状態です。

以下、長くなりそうなのでたたみます。



まず、「は?」となった犯人の方から。
1位『悲恋湖伝説殺人事件』ジェイソン
2位~3位『金田一少年の殺人』見えざる敵、『飛騨からくり屋敷殺人事件』首狩り武者、『黒死蝶殺人事件』不死蝶

不死蝶は手にかけた相手が実の妹だったと知って己の行為の愚かさを噛みしめましたが、血がつながっていようがいまいが何の罪もない少女を復讐の標的にする時点で愚かだと気づいてほしかった。

首狩り武者はいじめられたトラウマが爆発したのは気の毒とはいえ、征丸を殺した理由が理不尽過ぎるのに「母の愛はすごい」みたいな締められ方だったのが……。

見えざる敵は娘の治療という背景や自分の身を捧げた結末で同情的な空気になりましたが、
・悪事に加担してきたのは事実で
・告発しようとした相手を口封じに殺し
・その罪を金田一になすりつけ
・その後も何もしていない相手を何人も殺す
と、冷静に考えると擁護の余地ゼロ。
娘のためとありますが、直接の動機は保身では?
計画が成功して悪事を隠蔽できても、娘の治療に直接つながるわけじゃないので。
最初に殺した相手の態度が悪いといっても、自らの意思で悪魔に魂を売ったんですから、非難や罵倒を浴びても耐えるしかなかった。

ジェイソンは「愛する者の仇を討つために……」と書くと他の復讐型犯人と似ているように見えますが、同列に扱うのは躊躇われる。
ここまで応援できない復讐劇も珍しい。
「愛する者を死に追いやった相手が憎い! 罪に問えないなんて納得できない!」まではわかる。可哀想だと思う。
問題はその後だ。
仇が特定できない、どうしよう→乗客の中でイニシャルが同じ奴を全員殺せばいい!
何を言ってるんだ……。
あまりにも斬新な発想についていけない。
そもそも掴んでいたのが仇の物かどうか分からないだろ!?

・無関係の人間を殺しまくり
・そのことに対してろくに罪の意識を感じず
・肝心のターゲットは殺し損ね
・そのターゲットも殺されるほどの非は無い
と、どこまでも共感できない材料が揃っています。
ターゲットの甲田さんは、
・他の人間の命も危機に晒された状況での苦渋の決断
・罪に問われることはなくても良心の呵責に苦しみ続ける
・贖罪のために人生を捧げる
と、人格者なんですよね。
そんな相手を嬉々として殺そうとするジェイソン……。
復讐者に対するありがちな台詞に「復讐は何も生まない」「死んだ○○はそんなことを望んでいない」などがあり、読んでいて反発を覚えることもありますが、ジェイソンの場合は言っていい。
イニシャルが同じ奴を片っ端から惨殺なんて喜ぶ要素ゼロだろ。喜ぶとか悲しむ以前の問題です。

その後の事件で事故の原因となった連中が登場するんですよね。
ジェイソンはまず彼らを狙うべきだった。
しかも別の犯人、幽霊船長が復讐を果たすので、なおさらジェイソンの復讐の的外れ感が増す。

一番引っかかるのは、記憶喪失になって生き延びてハッピーエンドになった可能性があることです。
別人だと思いたい。
「死んだと思ったら生きてて幸せに暮らしてます」も場合によっては素直に祝福できますが、関係ない人間をホイホイ殺した奴がそれをやらかすのはさすがに……。
復讐の標的にされた人々、特にさらに苦しむであろう甲田さんはどうなるんだ。

まとめると、受け入れがたい犯人は
・犯行に及んだ理由が身勝手で
・被害者に落ち度はなく
・無関係の人間を殺害したり罪を着せたりして
・罪の意識が希薄
・それなのに同情的に扱われる
特に最後。
クズであっても批判されて相応の目に遭うなら納得できる。むしろ高評価になります。
逆に批判すべき点や被害者達をスルーして「子を想う親心は偉大だな」みたいな見方をされると好感度が下がる。
というわけで、犯人の中でトップクラスのクズさを誇りつつも相応の末路を迎えた放課後の魔術師は嫌いではありません。
動機の重さ選手権のごとき様相を呈している中で燦然と輝く「保身」の二文字。
ブレない小物っぷりがいっそ愛おしく感じられる。

今度は好きな犯人を。
1位『オペラ座館・新たなる殺人』ファントム
2位『オペラ座館・第三の殺人』ファントムの○○
3位『首吊り学園殺人事件』地獄の子守唄、『幽霊客船殺人事件』幽霊船長(ゴースト・キャプテン)

ここに挙げた犯人達は、
・仇を全員殺害し復讐完遂
・被害者が外道で罪の意識はろくになく、さらなる犠牲者が生まれかねない
・無関係の人間を殺したり罪を着せたりしない
・同情の余地は多大にあるが、無罪放免になったり逃げ延びたりせず逮捕される
これらの要素を備えていることが多く、好感が持てる。
幽霊船長はどこまで仇に含めるか判断が難しく、完遂したと言いきれませんが、他の部分は当てはまる。

1位のファントムは演技力部門、3位の子守唄は知略部門でトップだと思います。
怪人名もファントムはシンプルでカッコよく、幽霊船長は響きがいい。ファントムの○○はそうきたかと思った。地獄の子守唄は地獄をつけない方が好みです。
もう少し詳しく語ると……まずは幽霊船長から。
素朴な外見が好きです。
ジェイソンの無茶苦茶さがあるから相対的に評価が上がる。
普通の乗客と違って、責任や処罰から逃れるために情報隠したがっている連中が相手だったけど、仇を絞ったからなぁ。

子守唄に真っ先にツッコみたいのはトリック云々より「教え子と一線越えるの早くね?」という一点。
でも被害者の外道さに疑問も吹っ飛ぶ。
子守唄はメンタル自体はそこまで突き抜けていないんですよね。一般人の範囲内です。
それでも知略でトップクラスの手強さまで到達したのが執念の深さを表しているようで悲しくもあり……。

2位は何といっても華やかなビジュアル。
暴かれた後の豹変も好きです。
「クズに見せかけて実は誠実だった」という変化球も味わい深いですが、「無害で大人しそうに見える振る舞いは演技」という王道があってこそ。
外見に反してトリックや行動が結構力技というか、体張ってるのもツボ。
奮闘する様を見ると「頑張ったな……」と感じる。
特に剣持を襲ったところは返り討ちに遭ってもおかしくなかった。
邪魔な剣持を攻撃して閉じ込めたが、殺しまではしなかったので好感度アップ。

1位のファントムの魅力は以前詳しく語ったので割愛。

1位と2位の犯人の対談を見てみたい。
そして黒沢が生きていることを願わずにはいられない。
犯人達と再会してほしい。

おまけ
別枠で、好きとも許せないとも言いがたい、とにかくインパクトがデカい犯人を一人挙げるなら……『異人館村殺人事件』七人目のミイラ!
好きであり引っかかる要素もある、両方に当てはまる犯人。
「仇でない人間を殺しても平然としている」という、普段なら爽快さを感じにくいタイプの復讐者ですが、突き抜け具合が清々しい。
探偵が謎解きを終えた後で警官を倒し、標的を殺害したり、他の相手にも銃をぶっ放したり。
愕然としながら死んでいくという最期があるからこそ暴れっぷりが受け入れられる。思いっきり突っ走って、そのまま走り抜けて退場した感がある。
罪の意識が皆無なのも母親の教えが大きいからなぁ。
復讐のために生まれたと言い聞かせて殺人術を仕込み、仕上げに自分を殺させるって……。
そんなスキルがあるなら自分でやれよ。子供を復讐の道具扱いするなよ。
そんな教育受けたら殺人に対するハードルは低くもなりますよね。涙を流す心が残っていただけでも奇跡的。
トリックの件とグロさを除けば「このエピソード、良いなあ」とおススメできたかもしれない。

ついでに外道な被害者ベストスリーも選ぼうかと思いましたが、「候補多すぎて絞り切れない」&「クズさがインフレして感覚が麻痺してくる」ので断念。
非道な連中が多いからこそ、罪のない人々が殺された時にやるせなさが湧き上がる。
「そんな理由で殺されたのか……」と理不尽さを噛みしめるのは、るり、征丸、イニシャルSKの皆さんが上位に来る。

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