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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2019/1/13 メルフォ返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>灰色の羽様
ああ……分かります。
様々なラスボスがいてそれぞれ魅力を感じますが、ストレートに好きなのは、堂々と立って、不敵に笑う悪役です。
ダイの大冒険のバーン様とか!
力や威厳、恐ろしさなどをこれでもかと叩きつけ、主人公達の魅力を存分に引き出したうえで退場してほしいです。
メッセージありがとうございました!

『からくりサーカス』第13幕 ルシール
初めて喋ったコロンビーヌとアルレッキーノがよかった!
あの……コロンビーヌエロくない?
声に可愛さと危険さが混在している。
アルレッキーノもアルレッキーノしていました。
「渋い感じかな? 爽やかなのかな?」と想像を巡らせていたら第一声で「アルレッキーノだ……」という感想を抱きました。
描き方にも安堵。
動いた時間は短いものの、強キャラ感を漂わせてくれてよかった。
新OPでは「ジャコだけじゃないの?」と思いました。正直他の二体はカットされると予想していた。
ギイ、アンジェリーナ、正二が出てきたので過去編の心の準備をしなければ。

最古の四人が揃って動くだけでワクワクする。
コロンビーヌの喋り方好きだなあ。貴女もセクシーです。
はしゃいでる時と恐ろしさを見せる時、声音がガラッと変わる。ドットーレもそうですし、最古の四人のそういうところが好きです。
コロンビーヌが恋愛に興味を抱いていて、恋愛小説も読んでいる設定はカットでしょうか。
愛し合うこと、抱きしめられることに関心を持っているからあの場面が映えると思うので、ファティマとのやり取りで掘り下げられるといいなあ。

重傷の鳴海を突き放すロッケンフィールド達。
しかしコロンビーヌが鳴海を襲おうとした時、自分達の身からマリオネットを遠ざけてでも彼を守った。
ツンからのデレは王道……と言いたいところですが、ツンデレとはちょっと違うか。戦友の絆というべきか。
相手を気遣ってあえて冷たくする展開は、相手をいたずらに傷つけてしまう可能性もありますが、今回の場合は仕方ない。
鳴海は死にかけているから、恨まれようが退かせないとまずい。
普通に下がらせようとしたんじゃ「心配してくれる皆のためにも戦わないと」と踏みとどまるでしょうし、ああ言えば普通は退くだろうと思いますよね。

皆の想いを受けてフランシーヌ人形のもとへ進む鳴海を、アルレッキーノが阻もうとする。
今度はリィナが援護してくれた。
鳴海の想いは彼女にも届いていた。
目の前で名乗ったのに無視か、アルレッキーノ。鳴海の名前は覚えたのに。
拘束されても余裕たっぷりなのは強キャラだと感じさせる。
動じることなくリィナを撃破。
リィナが弱いのではなく、アルレッキーノが強いんです。
笑顔の素敵なリィナを葬ったのは許さんという気持ちと、よくやったという気持ちの両方があります。
殺してほしくない。でもしっかり悪役してほしい!
やっと鳴海とアルレッキーノの邂逅だ。
徒手空拳で戦う鳴海に関心がある様子。
好意を持ったかな?
「失望しましたファンやめます」宣言を聞きたい。

三人が手を披露してくれて嬉しい。
ドットーレの手も見たかったな。原作で披露しなかったものを加える尺などないか。
限界を迎えた鳴海は倒れ、テントの外にいた生き残りの人形達も迫る。
真っ赤な目が怖いよぉ。ゾンビの大群みたいだ。
絶体絶命の状況でルシール入場!
「死刑執行人は、最後に入場するものなのさ」
この台詞が聞けて良かった!
ドットーレがお手玉したのが彼女の息子だと言及されていればなあ。
彼女がドットーレを停止させることに拘った理由ですから。

最古達が跪くシーン、ポーズがそれぞれ違っているのが細かい。
目の前の人形が別物だと分かっていても動けない彼らに哀れさを感じる。
今のうちにとっとと壊せよと思われそうです。原作でもツッコまれてます。
でもトーア達は動けないと言ってますから、それ以上言うのもなあ。もう少し「動きたいけど動けない!」と感じさせる描写だとよかったかも。
深読みするなら、別物なのに暗示で動けない人形達と、己の中の生命の水が言っているという理由で動けない「しろがね」達、どちらも『曖昧なものによって動くべき・動けるはずなのにできない』という構図になっているのかもしれない。
また、切り札があるなら早く使えというツッコミも浮かびますが、ホイホイ使うと人形達も対抗策を打ち出してくるでしょう。忠誠心の低い人形に壊されでもしたら大変です。

ドットーレをただ壊しても彼女の復讐は完成しない。
仇敵を前にしたルシールの笑みには凄みがある。
ヒョウさんのように狂気全開ではないけど、憎悪は存分に伝わってくる。
ドットーレが挑発し返すところで笑ってしまった。
「それが人間のすることか」
よく言うよ。
冷酷に人間を殺戮し続ける人形が人の道を語るとはナイスジョーク。

ドットーレはついに言ってはならない一言を口にしてしまう。
ルシールがドットーレの頬に手を添える構図が何故か好きなんですよね。優しい手つきでドキッとする。
自分の血は赤くないと言っていたのに、彼女の血は赤かった。
「しろがね」の石化はもっと鈍い色かと思っていたら全然違いました。
水晶や宝石のように美しく煌めきながら砕け散っていく様は幻想的。
反対に、ドットーレの最期はどこまでも無残。
疑似体液にまみれた顔が泣いているように見える。
フランシーヌ人形に許しを請うシーンをじっくりやってほしかったし、絶望という人間の心を、最期の贈り物として渡されたと評されてほしかった。

ルシールのやり方は合理的でも効率的でもない。
そんなことは百も承知のはず。
動けない相手を壊すだけでは、「フランシーヌ様への忠誠を貫いて破壊された人形」となり、ドットーレにとって大事なものは無事なまま終わります。
それに、修理されたら復活してしまう。
深く絶望しながら完全に壊れてこそ意味がある。
もっと安全な、遠い場所から煽っても効果は薄いでしょう。
あと一息で殺せる位置にいたから、彼女が己の命を懸けたからこそ、ドットーレが動けてしまったのだと思います。
ルシールは自分を母親でなくなったと思っていますが、人形破壊者の「しろがね」であるなら最古の四人とフランシーヌ人形を壊すことを優先するはず。
使命の遂行よりも息子を殺害した犯人を地獄へ叩き落すことを選んだ彼女は人間であり、母親だったと思います。

相手の最も大事なものを完全に破壊する。
それも、自らの手で放棄させる。
最高に残酷な復讐です。

ドットーレも見事でした。
あのにじみ出る憤怒と、それが弾けた表情は味わい深い。
何だろうな、ドットーレの無様な姿は見たいけど、他の三人より遥かに劣っているとは思われたくないんですよね。
ルシールの挑発に乗りかけた時、仲間が止めています。疎まれ、仲間外れにされていたわけではない。
ですので彼を除け者にして最古の三人扱いされるとモヤっとする。
ルシールの子の命を奪ったのがドットーレだったからああなったものの、仮にパンタローネがやっていたらあんな風に壊れるのはパンタローネだったはず。
だからドットーレだけ忠誠心がないと言われると否定したくなります。
忠誠心がなかったらすぐ動けるようになってルシールを攻撃するだけです。
「一刻も早くフランシーヌ様のために動くには、フランシーヌ様を否定しなくてはならない」状況に持ち込んだルシールが上手だった。
半端な敵ではルシールの相手役は務まらない。
仇がショボかったら命懸けの復讐劇も盛り上がりません。
そういう意味では、憎まれ役を貫き通したドットーレに拍手を送りたい。
ルシールという女優を輝かせたのは彼の働きあってこそです。
四人の中で最も早く人間の感情を知ったのはドットーレであり、人形の宿命から解放されたと言えるかもしれません。

トーアが〇〇するのは考えてなかった。
あれは大事なものを全部奪われたダールだからこそでは、と思ったものの、トーアも境遇は同じか。
過去の自分を消したいという願いがあったから、そういう準備をしていてもおかしくないかも。
それでも「あのキャラがこのキャラの代わりをします!」というのは……他のキャラの役割や道筋をそのままなぞるだけだと引っかかる。
そのキャラだから出た発言・取った行動じゃないのか?
同じ行動を取るにしても、ダールが「憎い人形を一体でも多く破壊する」ならトーアは「忌まわしい過去ごと己を消したかった」とか「あんなことを考えてしまった自分への戒め」という感じで違いを出してほしかった。

ティンババティは完全に掘り下げ不足で残念。
嘲笑うコロンビーヌの表情と「だっさ」が本気で腹立ちますね。
だから直後の悲鳴が心地よい。
……エロく感じるのは私の心と頭が汚れているためですね。アルレッキーノに浄化ファイヤーしてもらわないと。
彼女のやられる描写が原作よりも思いっきりエグくなってないか?
ここまでボディが壊れたらどうしようもないな。
ジョージの「それはちょっと……」な発言・行動がカットされてるので、クールだけどギャグもこなす、好感の持てる仲間に見える。
そして、まだ動けないアルレッキーノとパンタローネを見ると後の展開を思い浮かべてダメージを受ける。
本当に忠誠心高いんだよな……。
二人の頭を掴んでフランシーヌ人形の最期を直視させたい。
敬愛するご主人様の最期の顔を延々見つめさせてぇ。

新EDはアンジェリーナメインか。
正二の笑顔が眩しいなあ。
アイツの笑顔はどす黒く輝いてるなあ。
それにしても進むのが速い!
今まで散々思ったけどますますそう思う。
ルシールのお茶会で〆かと思ったらトーア、ティンババティ退場までやるって速すぎませんか?
次回のタイトルがアレなんですが、一気に〇〇まで進めるつもりなのか?
サハラは過去編にも負けないくらい盛り上がるところだから、もう少しじっくりやるかと思ってた。
捻りだした尺をどこに使うんだろう。
全ての謎が解けるっぽい過去編に費やしてほしい。
阿紫花の最後の台詞に完全に同意。
これからどうなるんだ。

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