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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2020/11/29 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>ぽこ様
『ひとかけらの勇気』、よかったです!
やっぱりポップも好きだと思えました。
今回は特にポップ役の方の演技が光っていました。
痛がる声や怯えながらも勇気を振り絞る声など、どれも引き込まれるものでした。
ポップの奮闘を受けてのダイの叫びや表情の作画、アバンストラッシュの描写も素晴らしかったです。
ヒュンケルは一体どんな感じなんでしょう。肉体の強靭さと内面の繊細さの両方を感じさせてほしいです。
次回は魔王軍の幹部集合回なので楽しみです!
メッセージありがとうございました!

ダイ大SSを更新しました。
真大魔王とミストマァムの組み合わせは美青年と美少女ですが、恋愛方向にはいきません。
今回の話を書いた理由は、「背中の開いた黒いドレス着たミストマァムが見たい!」と思ったのと、「読者視点だと『たった一人のために何千年も戦うなんて……』と感じたり一方的に見えたりするけど、価値観や体質が異なるミスト視点だと違うかもしれない」と感じたためです。
気の毒だと思う部分もありますが、過剰に可哀想だと主張したくはないんですよね。
本人は救われ、生き方に誇りを抱いていますから。
バーン様のために罪や業を背負う覚悟があり、被害者扱いされ慰められることをよしとするキャラじゃない。

話が変わりますし時期も違いますが、シャングリラキャラのバレンタインネタが見たくなりました。唐突すぎる。
大量のチョコを抱え「お返しどうしよう」と悩む八木に小森が「なんだその贅沢な悩みは! ふざけんな!」とキレる。
三狼は「そんなチャラチャラしたイベント乗るワケねーだろ!」と反発しそうだけど、相手が勇気を振り絞って渡したら「本気の奴に応えねえのは男がすたる」と真面目に考える。
猫俣はもらい慣れてそうだから「モテる男は大変だな~」とチョコ見せびらかしてニヤニヤしそう。そして「二股かけられたくせによ……」とカウンターくらって瀕死になる。
ヘビは普通に礼言って普通にお返し。
トラはお返しとか気にせずバクバク食べる。
吾牛は完全に諦めているから、もしもらえたら予想外の出来事にひたすら戸惑う。
トラ・ヘビ・吾牛は髪下ろすとかなり印象が変わるので、その状態でもらうのを見てみたい。

ダイ大アニメ感想 第九話『ひとかけらの勇気』

宿屋に留まっているポップが描かれる。ダイ達を助けには行かず、さりとて遠くへ逃げることもしない中途半端さが生々しい。
彼に声をかけたのはニセ勇者パーティーの一人、まぞっほだった。
ポップとまぞっほの会話、好きなんですよ。
今回の影のMVPはまぞっほでは?
自分はおまえらとは違うと言いたげなポップ。
いや、かなり近い位置にいるよ。
ここでダイ達のもとに行かなければ……まぞっほの言葉がなければ、彼もニセ勇者達と同じ道を辿っていたでしょう。
まぞっほから見たポップは「昔の自分の姿」に近かったからこそ声をかけ、ポップにとってまぞっほは「なるかもしれない未来の自分の姿」だからこそ言葉が響いたのかもしれません。

まぞっほの言うことがいちいち刺さる。
確かになぁ。アバンの弟子だと宣言するなら仲間を見捨てて終わりでは駄目でしょう。
水晶玉で離れた場所を映すなど実力はあるんですよね、まぞっほも。
マァムが触手で締めつけられるシーンは動きを封じるだけという感じですね。
気合が足りないと思います。もっと力を入れて、手や首をへし折る勢いで……折れたらまずいからやっぱ無しで。

踏み出せずにいるポップに向かって、まぞっほが熱く語る。
「勇者とは勇気ある者!」
「そして真の勇気は打算無きもの!」
「相手の強さによって出したり引っ込めたりするのは本当の勇気じゃない!」
もう諦めた男が、まだ引き返せる相手に発破をかけ、踏みとどまらせた。
今思えば、有望な若者にわざわざ声をかけて自分とは違う道を進ませたあたり、まぞっほは堕ちきってはいなかったのかもしれない。
もしかしたら、ポップだけでなく彼の胸にも勇気が残っていたのかもしれません。
善良ではありませんが、誰かに勇気を与えたのならば、それは勇者と言えるのではないでしょうか。
ポップのしるしが光ってる! これはいい演出。

ダイにとどめを刺そうとするクロコダインを阻むポップ。
怯えながらも立ち向かう演技が絶妙。
やっぱりポップもいいキャラしてるなあ。
終盤の作中での肯定具合や強化っぷり、一部のファンによる真の主人公主張や「他のキャラよりも~」という言い方等が引っかかって好きなのに苦手意識がある状態でしたが、改めて振り返ると魅力を感じます。
他のキャラと比較して持ち上げる必要なんてないくらいカッコいいじゃないか。

そう言う私もミストバーンに対して似たようなことしていないか考えると自信が持てない。
師弟関係について過剰に否定的な見方をしたり、ハドラーやバーンに理不尽な要求をしていたかもしれません。
好きなキャラクターを褒めるために他のキャラを犠牲にして苦手意識を抱かせては本末転倒です。
改めたつもりですが、自分では分からないから厄介なんですよね。

自分も瀕死なのにポップに逃げるよう促すダイが健気だ。
それを聞いて奮起するポップもナイス。
胴体を踏まれたポップが叫び声をあげるところが本当に痛そうで良かったです。
腕を折られて叫ぶハドラー、ヒムに鳩尾か腹のあたりをぶん殴られ苦鳴を漏らすミストバーン、〇〇を自ら抉り出しながら絶叫する大魔王にも期待してしまう。
グロは苦手ですがバーン様ならいける気がする。本気で痛そうな、喉が壊れんばかりの叫びでお願いします。
……魔王軍に何を求めてるんだ……。

ただ、魔法使いは肉体は一般人と大差ないという部分には笑ってしまった。
ポップには当てはまりません。
人間とは思えない頑丈さを発揮しますから。バグじみた不死身の戦士がいるから目立ちにくいだけで。
この頃からしぶとさの片鱗を見せていますね。
ポップやヒュンケルを見た後だと脆弱な人間と言われても「……?」となり、理解が追いつきません。
上位陣がおかしいだけで大半は普通だと頭では分かっているのですが。

いきなりマホカトールを成功させる時点で才能が凄まじいな。
正気にもどったじいちゃんの驚く顔がギャグみたい。
ポップの奮闘にクロコダインも心を動かされた。元々乗り気じゃなかったところに痛恨の一撃をくらった形になります。
誇りと地位の狭間で葛藤する姿は、後のハドラーにも通じるところがある。

ゴメちゃんの涙によって回復したダイが立ち上がる。
ダイの表情と声が凛々しい!
凄みを帯びた顔の作画がいいなあ。
普段は可愛さすら感じさせますが、怒ると恐ろしい。そこがいい。
ダイの「許さない!」が好きです。
その調子でバーン様をぶちのめしてください! お願いします!
バーン様が顔面殴打されて長い髪が翻る光景が見たいんですよ。

素手で斧を受け止め、そのまま刃を握り潰す!
ポップのアシストで剣を受け取ってアバンストラッシュ!
ダイの叫びにも魂がこもっている。
ダイとポップの絆あってこそのダイ大です。

次回はいよいよ……!
敵組織の幹部大集合はどんな作品でも興奮しますね!
個人的な傾向として悪役に注目しがちです。
とはいえ、彼らが最大限に輝くのは主人公側がしっかり乗り越えてこそ。
互いの力や信念を引き出しぶつけ合うのが熱いんです。
悪役は意地を見せて全力であがいて倒されてほしい。
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