拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
そうだったんですか……。
あの空気感はそこから生まれたんですね。
冬のイメージが強いと言えば、ダイの大冒険のアニメで封印を解除したミストバーンを見てそう思いました。
原作よりも肌の色が白く、もはや青白いと言いたくなる姿で、雪景色を連想しました。
身体も冷たいわけですし、冬や雪の擬人化みたいな印象を受けました。
メッセージありがとうございました!
>ぽこ様
大魔王戦を早く見たい気持ちは強かったのですが、親子の絆もじっくり描かねばならない要素ですので納得できます。
バランの最期は間や余韻を大事にしていると感じられました。
ポップとヒュンケル、どちらの言うことにも頷けるんですよね。
世界の運命を背負って戦わねばならないダイが悲壮です。
バーン様の金色のエフェクトに驚きました。
確かに、不死鳥を連想します。
もしかすると悠久の輝きということで太陽も重ねているかもしれません。
来週が実に待ち遠しいです!
メッセージありがとうございました!
アニメだとあまり感情を表に出さない冷徹な敵幹部路線で行こうとしてるっぽいミストバーンですが、鬼岩城壊された時に盛大にブチ切れたから今更感がある。
火葬後の心臓マッサージ並みに手遅れだよ!
原作未読の方から最終的にどんなイメージを持たれるんだろう。
内面を掘り下げて退場に余韻を持たせてほしいと願っていたけど、ほぼ無理だろうなと諦めてます。原作以上にあっけなく死ぬかもしれない。
もうミストバーンはイメージの違いを考えても仕方ない気がするので、ハドラーの方を考えてみます。
これまでハドラーは大体原作で想像した通りの喋り方でしたが、前回は違いました。
ミストバーンに質問する時、予想より感情が出ていました。
イメージと違ったけど、「明らかに原作から変えてるよな……」「キャラ違くね?」まではいきません。原作でも!が使われているから、喋り方ではなく声量が違ったと言うべきか。
それも衝撃が大きかったということで納得できる。
心の痛みを感じさせる声で、聞いていてつらさと同時に嬉しさがこみ上げてきます。信じていたからこそ踏みにじられた苦痛が大きかったのだと思えて。
血を吐くような叫びを浴びたミストバーンはどんな心境だったんだろう。
こうなったらミストによるハドラー憑依も見たくなりますね。魂が完全に消えなかったパターンで。
ハドラーの苦しむ感情を浴びながら、
「尊敬する男とともに戦えてよかったではないか。ん?」
とバーン様から言われるミストを見たいです。
ダイ大アニメ感想 第56話『受け継がれる心』
大魔王戦に突入するかと思いましたが、予想よりゆっくり進行した。
じっくり描くべき場面ですからね。
すでに大ダメージを受けていたので軽傷で済みました。
前回の放送で精神がボコボコにされて気力がほとんど残ってなかったからな……。
ダイ達のもとへ仲間が駆けつける。
目を覚ましたダイが目にしたのは、力を使い果たしたバランの姿だった。
恐ろしいまでの力がみなぎっていた赤い体が、灰色になっています。命を燃やし尽くしたんだな。
国を消し飛ばしたバランが広範囲を吹き飛ばす爆弾で命を落とすことになったのは因果を感じる。
恐ろしいことをした人物が、恐ろしいことを止めるために身を捧げた。
この時点ではダイは「あの人」呼びです。
時間があれば普通に父さんと呼ぶようになっていたんだろうな。
回復するようマァムに訴えるダイをバランが止める。
声がますます優しくなってる……。
ここまできてやっと素直に表すことができたんだな。
何もしていない人々やダイ達にしたことは酷いし、再会してからもそこはちょっと……と思う部分もあったけど、考えは改めていてダイ達も受け入れようとしていました。
時間をかけて少しずつ距離が縮まっていくはずだった。
ミストバーンがこの光景を生み出したんだな。
お膳立てしたのはバーン様ですが、何もかもバーン様が悪いなんて言うキャラじゃないし、そんな顔されたら台無しです。
ハドラーへの仕打ちもそうですが、血塗られた道を爆走してますね。立派に悪役やってます。
どうかふさわしい最期を迎えますように。きっちりぶちのめされて立ち向かってなるべくあがいて倒されてくれ。
父に縋るダイの姿にヒュンケルは己を重ねる。
過去の映像を出すタイミングが変更されていますね。
ヒュンケル関連で一番好きな場面はここです。
父と子の絆を守ろうとする姿勢は過去を考えれば納得できますし、応援したくなります。
バランは私には心が無かったと言いますが、それは違うんじゃないですか?
神罰の代行者としての使命感や闘争心、ソアラを奪った人間への怒りや憎しみ、手段を選ばずダイを取り戻そうとする気持ちも心の一部でしょう。
それらが暴走して大変なことになったものの、程度や方向を間違えなければ、完全に否定すべきものでもないと思います。
心が無かったというより、制御する力とか方向修正する力がなかったと言う方が近いかもしれない。
その後ブラスに対する「正しい心を持っていた」という台詞が出てくるので、心の前に言葉を足せば違和感なくなるか。
バランの手から力が抜け、ダイは今まで口にできなかった言葉で呼ぶ。
ヒュンケルだけ違う方向を見ているのはつらいからでしょうね……。
ダイはバランの想いと力を受け継いだ。
バランの姿が太陽と重なる演出に「うっ!」となった。
太陽が演出に活かされるたびに「バーン様は……魔界は……」と思ってダメージを受けてしまう。
ダイの心中を慮り引き返そうと提案するポップ、進むべきだと主張する仲間達。
どちらもダイを想っての言葉で、それぞれ納得できます。
ここでポップを説得するのがヒュンケルというのが……。
ダイの味わっている苦しみを最も理解できる彼が言うのが重い。
ヒュンケル達の言うことは理屈的にも感情的にも正しい。今が絶好の機会であり、バランの死を無駄にするわけにはいきません。バランを想えばこそ進むべきです。
その通りだと賛同したくなります。
でも同じくらい抵抗感がある。
いくら強くて勇ましいといってもこの年齢の子供が、父親の死を目にしても立ち止まらずに戦わなきゃならないのか……。
ダイは最初から勇気ある少年です。問題発言や行動も少なく、優等生と呼べます。
だから彼が勇ましく戦うのも立派に振舞うのも当たり前だと思ってしまいがちです。
しかし、痛みを感じないわけではないんですよ。
それでもダイは前に進むことを選んだ。
……ところにミストバーンとキルバーンが現れた。
一同控えよって時代劇みたいだな。
とうとうバーン様と直接ご対面。
一瞬何だこの謎エフェクトと思ったけど不死鳥か。
永遠の輝きつながりで太陽も重ねているかもしれません。バーン様は太陽大好きだからな……。
ミストバーンとキルバーンには手出しを控えさせ、大魔王はかかってくるよう促す。
この憎たらしいまでの余裕。
ラスボス感全開です。
興奮せずにはいられない!
次回がとてもとても楽しみです!