拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
>殺人と戦いにしか興味がないグロンギにとって~
彼ららしいと感じると同時に、それでいいのか疑問も抱きます。
リント狩りをゲーム扱いするならば、今後も必要となりそうです。
RPGで武器防具道具屋・鍛冶職人がいなくなったら不便ですから。
ザジオが何を思って道具を作り、殺される時に何を考えたのか……知りたいような気もしますが、知らない方がいいかもしれないとも思います。
メッセージありがとうございました!
>ぽこ様
ヒュンケル対ハドラーは、熱くカッコいい要素とツッコまずにはいられない要素の両方が含まれ、感情が迷子になります。
ヒュンケルとポップという人外じみた生命力の持ち主がメインキャラとして動き回るせいで、「脆弱な人間が見せる一瞬の煌めき」的な話をされても「……?」となります。
人間の生きざまを語るならもう少し人間だと思えるようにしてください。
大多数の人間はもっと常識的な体のつくりしてるよ!
>ハドラーは敵側ポップみたいな成長枠~
まさしく。
小物くささや駄目なところを見せつつ、それだけで終わらない何かも感じさせます。
後の姿を思い浮かべながら見ると、後者に気づきやすくなりますね。
>最後にそれを見てるミスト。冷静そうに見えて~
色々複雑な感情が渦巻いていたかもしれませんね。
クロコダインを見て眼を光らせた時もそうですが、彼の心境が気になります。
初見の方と既読者でかなり印象が変わりそうです。
クロコダインの言葉は名台詞だと思うのですが、ダイ達に魅力を感じてそのまま味方化という経緯が引っかかってしまいます。
我ながら、細かいことを気にしすぎです。
今までの道……魔王軍関連にけじめをつけた上で、信念に基づいて新たな道を歩んでいくなら心から燃えたと思います。
メッセージありがとうございました!
クウガ感想その6、修正済です。
フリーゲーム『TOWER of HANOI』をプレイしています。
すごく面白いです!
台詞量が鬼。変化の細かさでぶん殴ってくる。
男キャラで好きなのはナナシ、女キャラではクレヨンです。
仲間同士だとこの二人の会話が好きだ。
『キン肉マン』の完璧超人始祖編が公開されていたので読みました。
詳しく感想を書くのは控えますが、面白かったです。「悪魔将軍が侵攻を開始したところまで読んだよな、その続きを少しずつ読んでいこう」と思っていたら一気に読んでしまいました。
好きになった技は、
・ゾーリンゲンの鈍色刃
・輪廻転生落とし(グリム・リーインカーネーション)
・アロガント・スパーク
・神威の断頭台
です。前二つは響きが素敵で、後二つは込められた想いに惹かれた。
ダイ大の魔王軍みたいに個性豊かな悪役が好きという方には、始祖達がおススメです。
始祖について軽く触れます。
拾式・サイコマン:ダイ大のキルバーンとミストバーンを足したようなキャラ。
始祖編を盛り上げたトリックスター。
ブロッケンに言った「自分がなりたい誰かさんの猿マネしかできない」は自身に当てはまるのでは。
サイコマンにボロ負けしたブロッケンが弱いとか雑魚とか言われるのを見たことがありますが、あまりにも無慈悲。コイツに勝てる奴なんてそういない。
玖式・カラスマン:比較的常識人。ニンジャとブロッケンの魅力を引き出してくれた。
捌式・シングマン:相手が悪かったというか……ひたすら気の毒。
漆式・ガンマン:相手をド下等呼ばわりするなど傲慢だけど、「この試合は無料だ」「リングサイドでの立ち見はやめとけ、巻き添えを食う可能性があるから危険だ」とか観客には優しい。見下しによるものであっても嬉しい。
真実を見抜く眼を持ち、嘘や偽りを嫌う男が、真実から目を背け、嘘を吐いたがために負けるという結末が芸術的。
陸式・ジャスティスマン:プロレスしてください。
デザインといい言動といいすごくカッコいいし強いけど、塩とか三階のバカ呼ばわりされる理由が理解できてしまう。
「ヌーッヌーッハワァーッ」で大体どんな奴か説明できる。
サタンとの戦いが公開処刑になるのも当たり前だったんだな……。
コイツに認めさせたテリーはよく頑張った。
伍式・ペインマン:爽やか。陽気な彼が悲哀をにじませたところで引き込まれた。最期まで気高い男だった。
肆式・アビスマン:「背中を攻撃されて注意されて編み出した技がそれ!?」と思ったり、変装して鬼達に混ざる気さくさが光ったり、面白い。
参式・ミラージュマン:デザインがかっけえ。技も幻想的。
弐式・シルバーマン:言葉の切れ味が鋭すぎる。自分達の命の恩人兼師匠に「正気ですか?」って。
サイコマンへの「なぜだかもうわかるよね!」も厳しい。正論で叩き潰す。
印象が激変した御方。「厳しいことも言うけど高潔で立派な人物」→「おい……待って……」→「哀しい」。
自身の本性を嫌っているけれど変えられず苦悩するキャラは私に刺さる。
壱式・ゴールドマン:悪魔将軍。正反対のペインマンの言葉があやつとの戦いで浮かぶのが熱い。
師が相手だからこそ発揮できる力に燃えた。
零式・ザ・マン:超人への愛ゆえに絶望し、狂い、救われた。
振り返るとタイルマンの言葉がクリティカルヒットしていて笑いがこみ上げてくる。
超人なんて下等でモヒカンみたいにヒャッハーしてるクズばかりかと思いきや、「自分達がいらなくなるような平和な世界」を望む者がいた。超人に絶望して諦めて粛清に来たらそんな理想を口にする連中にいきなり遭遇するんですよ?
かつての彼ならば喜んだはずの力や可能性を疎ましく思い、摘み取ろうとする姿は見てられない。
「私は何か間違っていたのか?」が重い。
自身が歪んでしまい、間違っていると薄々感じながらも止まれないんですよね。
弟子に倒され、憑き物が落ちて良かった。
ザ・マンと悪魔将軍の二人以外で強く印象に残ったのはシルバーマンとサイコマン。
サイコマンは「外見や態度がキルバーンで根っこの部分がミストバーン」みたいな、内面を描くのがとても難しそうなキャラ。
退場の仕方が鮮やかで評価が上がる上がる。自分だけでなく師の格も保った上で退場したのが見事です。
シルバーマンはそんなサイコマンが尊敬し憧れ続けた完璧超人であり、これまた描く難易度が高そうなキャラ。
「高潔で理性的な人格者でありながら冷酷苛烈な虐殺王」という相反する要素を含んでいますから。
気高く、高潔で、正義超人の開祖らしい言動を十分に披露してから、完璧超人のサガを叩きつけて絶句させた。
あの……あれだけ頑丈だったサイコマンが原型留めてないんですけど……。
技の殺意が高すぎる。さすが殺意の塊。
自分の必殺技に傲慢と名付けるところに、己の本性をどう思っているかが窺える。
親友の血をマフラーで防ぐ仕草が骨の髄まで完璧。
晴れ晴れとした表情で「私たちを死なせてくれませんか?」と言えるメンタルも超然としている。
そんな彼もサイコマンの消滅には動揺するけれど、マグネット・パワーに関する意見は全く曲げない。そこで情に流されないからこそサイコマンが尊敬したのでしょう。
この二人の関係性は強烈でした。
サイコマンはシルバーマンに抱く感情を敬意だと言い張るけど、絶対違う感情混ざっていますよね。
それは紛れもなく友情です。
二人の間に流れる空気が独特だと感じられるのは、サイコマンの言い回しが大きいかもしれません。
目を覚ますんだというシルバーマンの説得に、
「目を覚ます? お断りします。これが夢なら私は永遠に眠り続けましょう」
「この覚めない眠りの果てにこそ、私たち11人が見た夢の続きがあるのですから」
と返した時は、私は何の漫画を読んでいるんだ……と思った。
『キン肉マン』でこんな応酬を見るとは思わなかった。
感情の不安定さを嫌うサイコマンはどこまでも冷徹なシルバーマンみたいになりたいと願い、慈悲や友情の大切さを理解しながらも体得できないシルバーマンは仲間想いのサイコマンのようになりたかった。
銀のマスクにサイコの帽子が被さるシーンがとても美しかったです。
ダイ大アニメ感想 第18話『ヒュンケル対ハドラー』
ヒュンケルの生命力はツッコんだら負けだと思っている。
でもツッコみてぇ~。
ヒュンケルを救ったのはクロコダインだった。
「男の価値というのはどれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まると思っている」
名台詞のはずがスッキリしない。
余計なこだわりを捨てるのは歓迎すべきですが、クロコダインの場合捨てなくていいものまで勢いよく捨ててない?
そう思うのも仲間化した経緯があっさりしていたためです。
自分が蔑まれても構わないのはカッコいいけど、今までの主君や同僚にまでこだわらずぶん投げて出ていくのはどうなのよ。いきなり始末されそうになったとかでもないのに。
覚悟とともに離反することを告げて、あえて一撃を受けるとかしていればなあ……。
今までの道に答えを出したうえで新たな道を歩くなら、心から応援できたと思います。
自分でも細かいことを気にしていると分かってます。
味方加入というありがたいイベントに野暮なこと言うべきじゃないと言われれば返す言葉もない。
痛恨撃→会心撃の改名はいいエピソードだと思います。
ヒュンケル対ハドラーは熱さとツッコみたさで頭が混乱する。
「急所を貫かれて何故動ける?」って鏡見て下さい。
ハドラーは身体を張って逆転したり、「心臓が一つ潰れただけ」と大したことではないように言い放ったり、勝利への執念や己の力に対する誇りなど、光るものも見せているんですよね。
一言で言うなら「惜しい」。
ヒュンケルの生命力を振り絞った一撃……グランドクルスにダイ達は不吉な予感を抱く。
ダイが助けに行こうとするが、マァムは仲間の覚悟を尊重して先へ進もうとする。
彼女にはこういう役割を後半もやってほしかった。
光に呑まれたハドラーは無事でした。
部下を盾にしたのは酷いけど、元々前方にいたから少しはマシかもしれない。ハドラーがどう動こうが彼らに直撃するのは避けられなかったので。
横や後ろにいた奴を盾にしていたら絵面が最悪になっていたでしょうね。
力を使い果たしたはずのヒュンケルはやっぱり生きてる。不死身っぷりに笑うしかない。
残った心臓を貫かれたハドラーは素直に称賛する。
「見事だヒュンケル。貴様こそ、真の戦士……!」
ここでしっかり認められるので、後の変化にもさほど違和感はありません。
こういうところで戦士の気概を発揮するんですよね。小物くささの中にカッコよさを混ぜるスタイル。
あ、ヒュンケルはどうせ生きてるのでいちいち死んだかのような演出はしなくていいと思います。
フレイザードはハドラーに「なってねえな」「使えねえな」と辛辣。
自分を作った相手にそんな態度取っていいのか?
感謝も敬意もないな、コイツ。
兵士との対比になるかもしれません。
ミストバーンがハドラーを回収しに来ました。
ハドラー一つ、テイクアウトで! 今ならヒュンケルもついてくる。
ミストバーン、お前の推し二名のセットだぞ。喜べよ。私はハドラーとミストの組み合わせで脳みそハッピーセットになりますが。
といっても、この時点ではミストバーンにとってハドラーは推しの一人くらいで、ガチ勢にはなってないからなぁ。まだ。
前回クロコダインを見て眼を光らせた時もそうですが、ミストバーンが何を想っているか知りたくなります。
初見の方と、彼の過去や性格を知ったうえで視聴している方では解釈が全然違いそうです。