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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2021/4/25 拍手返信

拍手してくださった方、ありがとうございます!

>ぽこ様
私も、ラーハルトの過去の映像化に「おぉっ!」と思いました。
言葉だけでも十分悲しく痛ましい話ですが、映像になると心を抉られました。
>人間との間に作った子を無くした親と、親を亡くした混血児の互いに補い合うような出会い
もしかしたらバランは、混血の子供がいるという噂を聞いて、ディーノかもしれないと縋るような気持ちで向かったのかもしれません。
ダイは魔物に育てられたという点ではヒュンケルと似ていますが、人間の母と異種族の父を持つという点ではラーハルトと重なりますね。

バランの竜魔人化も良かったですよね!
体が音を立てて変形していくのが痛そうで、恐ろしくて……。
後にバランが我が子に見せたくないと思うのも、ダイが全力解放を躊躇うのも納得できる凄まじさでした。
神々が作り出した戦闘兵器、戦うためだけの生き物といった言葉が浮かびます。

ご紹介ありがとうございます。
火の鳥に近そうと聞いて気になりましたが、第一話の配信が終了していますね。
再放送を待ちます……。
メッセージありがとうございました!

前回ダイ大とフリーゲームのクロスオーバーネタを考えたところ、『Seraphic Blue』のヴェーネがダイ達と絡んだら……というネタも突然浮かびました。
間違いなくギスギスする。
地上を滅ぼす理由を語るバーン様に「そんなことどうでもいいのよ、老いぼれが」「喋りすぎなのよ。このクソジジイ」で会話を終わらせようとしそう。
主人公兼ヒロインの姿か? これが。……救世の天使様です。
セラブルの主人公パーティーで一番クロスさせちゃまずいキャラかもしれない、ヴェーネは。
惨めな姿を晒した宿敵に「死ね! この負け犬が!」と吐き捨てて息の根止めようとする人ですから。
せ、せめてニクソンとかならいい話に持って行けるはず。
彼は、復讐の道を歩もうとしたけれど出会いによって踏みとどまった男ですので、ダイ大キャラともスムーズに会話のキャッチボールをすることができそうです。
ニクソンも昔ハンター稼業にのめり込んで妻子に逃げられたという問題点がありますが、セラブルで描かれる父親の中ではかなりマシな方だというのが……。
娘に気持ち悪い願望を押し付ける親父や、子供達への愛ゆえに世界を滅ぼそうとする父親、ヴェーネがあんな風になった元凶である親父などが出てくるので。
ゲオルクやジークベルト見た後だとアルキード王が人格者に感じられるレベル。

ここからはタワハノの話。
ナナシがスーツやタキシード、他の衣装も着るのを見たいなあ。
「着心地はどう?」
「……妙な感じです。華やかな場に気後れしないと言えば嘘になりますよ。元は路地裏に転がってたんですから」
「ナナシ……」
「でも、慣れますよ。慣れてみせます。アンタの隣に立つために」
ナナシならこれくらい言うだろ。
重さで殴ってくるからな、アイツ。
死角から。

コーラルとの親密度B会話の方向自体は、うっすらと予想していたんですよ。
人間不信のままでは終わらないはず。コーラルの優しさが本物だと認める方向にいくだろう。
少しずつ距離が近づいているから、きっかけがあれば心を開くのではないか。
ですので、親密度B会話を読んでいる最中は感動とともに「おさまるべきところにおさまった」という安心感も得ていました。
「いい話だなあ」「想いが通じてよかった」と思いながら帰還して、アサリの砂抜きが直撃。
本部会話で追い打ちをかけられた。
それなのにナナシENDを見る前、まだ甘く見ていたんですよね。アサリの砂抜きで驚愕したにも関わらず警戒を怠っていた。
その結果、予想との温度差に衝撃を受けた。
↓みたいな展開になるだろうなと思っていたんですよ。
ナナシ「ちょっと、しっかりしてください」
コーラル「ご、ごめん! ……ナナシにはいつも助けられてるなあ。ありがとう」
ナナシ「いちいち礼なんて言わなくていいですよ」
くらいの温度の。
そしたら書類にサイン求めてきた。ビビった。

「相対死」という言葉について「何となく伝わるような……分からないような……」という曖昧な状態だったので改めて調べてみて、「あいたいじに」と読むことを知りました。
意味は……やっぱり心中じゃねーか!
ナナシ、お前はどこへ行こうとしてるんだ。
いつから、何のために生み出された制度なんだろう。
HANOIの権利がろくに無い頃から存在するなら、人間の都合でHANOIを道連れにするものに思える。
「自分の死後、HANOIに秘密を洩らされないように」とか、「こいつが他の人間の所有物になるくらいなら、いっそ……」とか。
人間が一方的に押し付けるものではなく、HANOIの意思も尊重されるといいなあ。
ナナシは、自分がHANOIだからこそ使えるものを最大限に使って、コーラルと生きて、死んでいこうとしているんだな。
この大きな感情を何と呼べばいい? 友情とも恋愛とも言いがたい……何なんだ。
『人間を恨んでいた青年がお人好しの人間と出会ってほだされる』
たったこれだけのシンプルな話なのに、何故これほどにも「分からん……!」という気持ちになるんだろう。

ダイ大アニメ感想 第29話『バランの怒り』

ポップが人質にされたことでヒュンケルの冷静さが崩れている。
寡黙さの下に熱い魂が流れていると書くと闇の師に似ているかもしれません。
相手を心から認めていても、なかなか直接言わないところもそうです。不器用な性格は闇の師譲りかも。
自分は人を不幸にしかできないと語るヒュンケル。
そんなことはないだろう……!
決めつけないでくれ。
罪を背負っているから当然と言えば当然の認識ですが、そこまで言うか。
自分に厳しい男だからこそ、マァムも放っておけないんだろうな。
後輩見捨ててあの世のアバンに破門されたくないというヒュンケルに何も言えなくなる。もどかしいぃぃ……!
ただ、ヒュンケルならあの程度の攻撃では首が落ちるまではいかないんじゃないかと疑ってしまう。
い、いくらヒュンケルでも無防備な状態で受ければさすがに……どうだろう。ここ、疑問を抱く箇所じゃないよな?

窮地を救ったのはラーハルトだった。
口をぶち抜くのはそのままか。人間でない生物はどんな殺し方してもOKなのかな。
ラーハルトは人質戦法を許せず、仲間を手にかけた。
敵側も誇りや正々堂々にこだわるキャラクターが多い。
あれだけ殺伐としている魔王軍すら真っ向勝負を好む気風があります。
『力こそ全て』だからかえってそうなるのかなあ。
あまりにも変な勝ち方したら「人質使わなきゃ勝てないの? じゃあ使われる前にやればいいか」「小細工なしだとたいしたことないじゃん」と舐められるのかもしれない。
バーン様の計画もこっそり爆破すれば良かったとか言われますが、そういう空気があるから最初から全力で手段を選ばずやる方向にいかなかったのかも。
「大魔王のくせにコソコソして恥ずかしくないの?」「人間相手に余裕なさすぎ」と煽られそうですからね。特に冥竜王陣営から。

ラーハルトが人間を憎む理由が語られる。
ダイとヒュンケルは魔物に育てられた要素が共通していますが、ダイとラーハルトだと人間の母と異なる種族の父を持つところが同じです。
バランがラーハルトと出会ったのも、混血の子供を探していたためでしょうか。
回想に絵がついた。
うああ、辛い……。
映像化すると心を抉られる。
バランとソアラのケースは「もう少しどうにかできたかも……」と思わなくもなかったけど、ラーハルトは手の打ちようがない。
普通に暮らしていた親子に酷いことを……。
愚かとしか言いようのない所業ですが、「自分には関係ない、そんなことするわけない」と言い切るべきではありませんね。『魔族』を別のものに置き換えれば現実にも起こり得る。
ヒュンケルやポップが涙したけど、似たような反応をする人間は他にもいるだろうな。
おそらくはバランが消し飛ばしたアルキードの住人にも、これから殺す予定だった大勢の人間の中にも。
ラーハルトに鎧を託されたため、ヒュンケルが装備変更。
見慣れた姿になりました。

クロコダインとレオナの前にバランが現れ、ポップが足止めにきたことを明かす。
おっさんの迷いが晴れ、闘志が高まった!
吹っ切れた笑いが爽やかだ。
来た来た来た、クロコダインの名台詞!
「バラン、ギガブレイクで来い」!
体を張って受け止めるおっさんカッコいいよ……この男気がたまらん。
傷口の治療と体力の回復は同時に出来ないって、何となく読み進めていたけど、考えてみるとよく分からない状態です。
「傷がふさがったけど体力は戻らない」なら何となく想像できますが、「傷はそのままで体力だけ回復」が分かりにくい。

バランの力に呼応してダイの紋章も強く輝き、鉄格子を捻じ曲げた。
反射的に「人間ではない」という考えが浮かんでしまい、そのことに悲しくなりました。
不死身はヒュンケルの代名詞という台詞には本当にそうですねとしか言えない。
レオナに最初は忠告で済ませようとするバラン。
「アルキード消し飛ばして他の国も攻め滅ぼしたのに今更手加減?」と思ったけど、ソアラと重ねたのかもしれません。
愛する者のために危険を厭わず行動する王族の女性ですから。人間ではない者と力を合わせていますし。
クロコダインの粘りのかいあってヒュンケルとポップが到着し、バランの説得を試みる。
お前が愛した女性も人間だという至極当然のツッコミがバランを襲う!
さらにヒュンケルは冷静かつ的確にバランの心境を言い当てていく!
正論で畳みかけた結果……バランが開き直りました。
きました、第二形態。形態変化はボスの嗜み。
肉体が音を立ててねじ曲がり、異形へと変貌していく。
赤い光が禍々しい。変身過程がグロテスクだと感じさせる。
ここまでおぞましいものだったとは……。
まさに魔獣。戦うための生物だと感じられる。
この光景を見ていないとはいえ、後にダイが躊躇うのも納得できます。

次回はいよいよ〇〇〇〇か。
重要なシーンですからできる限り盛り上げてガツンと殴りつけてほしいですね、視聴者の心を。
ポップの生死に関わる展開となると、編集がネタにされそうだな。
序盤の情けなかった頃に殺すよう指示したのを責めたり笑ったりする風潮に首をかしげてしまいます。
その件は説得されたことまでセットで考えるべきではないでしょうか。結局聞き入れずに無理矢理殺させたわけではありません。
そもそもポップがどれくらい活躍するか、人気を得るかを知っている今の読者と違って、その時点では情報が無いわけです。
成長が描かれる前の情けないキャラを見ただけで、どれほど重要になるか予測するのは難しいのではないでしょうか。
殺せと言うのは過激ですが、一読者と違い「嫌われるキャラがいることで作品全体の人気が落ちてしまい、打ち切り」などという事態を避けねばならない立場です。
酷いものだと無能扱いまで見かけるんですよね……怖い……。
貶すのではなく「先生が説得してくれてよかった」「成長して活躍して嬉しい」という方向で盛り上がればいいなあ。
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