拍手してくださった方、ありがとうございます!
>灰色の羽様
>五代の「本当は綺麗ごとの方がいい」というセリフは~
まさに、マァムとアルビナスのやり取りについて感想を書いている時に思い浮かべていました。
主人公側のキャラクターが偽善者や綺麗事と言われる展開について考える時、真っ先に浮かぶのはこの台詞です。
分かり合えない敵を力で叩き潰すしかない現実を突きつけられ戦い続けている男が、それでも綺麗事を捨てずに告げるからこそ重いです。
いいことを言う場合、内容は同じでも発言者や状況によって重みが変わりますよね。
ダイとバーンのやり取りでもそう感じました。
「力こそ全てなんて間違っている」という考え自体は至極当然のものですが、大魔王バーンをもぶちのめせる力を手に入れたダイが、涙とともに拳を振るいながら唱えると一気に重みが増します。
こんなものが正義であってたまるかと叫びながらも、「こんなもの」でしか相手を止められないんですよね。
五代もダイも印象に残ります。
メッセージありがとうございました!
>ぽこ様
>「説得も同情も効果が無い」の台詞は~
変わっていましたね。ホッとしました。
他にも、ハドラーを愛していたから女性だ的な台詞も変わっていました。
どちらも「ん?」と思う箇所だったので修正してくれて嬉しいです。
>彼女とマァムどっちかの想いが上だったわけでも、どっちかが間違ってたでもない。
私もそう思います。
人間だから情や絆、強い想いを抱けるみたいな言い方をされると何だかなぁ……と思います。
人間限定という結論で終わってはいないはずですが、そういう印象をぬぐえないままです。
異種族でそういったものを抱いているとみなされる範囲が、人間の生きざまを肯定したり味方した者までだからかもしれません。
人間に感化されなくても、敵のままでも、絆があったり充実した人生を送っていたりする者もいるはずなんですが……。
「人間の心や生きざまは素晴らしい」を強調するためか、他の種族がだらだら生きているとか想いの強さでは敵わないと言われると引っかかるんですよね。
メッセージありがとうございました!
※2月6日のレス不要の方
お気遣いありがとうございます。
今後、特に強く「その通りだ!」と同意したくなったり「そこは私はこう思います」と言いたくなったりした箇所には軽く触れる方針でいきます。
「ポップが真の主人公説」の文字を見ただけで「ぐぉああぁぁ!」となりましたが、「ダイが公式主人公をしてくれたから」で救われました。
主人公としての制約をダイが引き受けつつしっかり輝いたからこそ、他のキャラクターが伸び伸び動き回れたと思っています。
ダイ大アニメ感想 第69話『愛の超激突』
サブタイトルは他になかったの?
アルビナスはハドラーの延命を大魔王に懇願するつもり。
バーン様ならありえなくはないな。
能力的には可能だろうし、己に歯向かった者を助命するのかという問題も余興で解決。面白がってやりそう。
ミストバーンの暗黒闘気でも何とかならないかな。
ヒュンケルが暗黒闘気エキスを一気飲みしたら大変なことになりましたが、ハドラーだったらどうなるんだろう。
真面目に考えるなら「ぐっ……ガハッ!」とか「力が湧き上がる……!」とかだろうけど、ほのぼの・ギャグ方向で考えるならグビグビ飲みながら呑気に「唐揚げと合いそうだな」と呟いてほしい。
唐揚げをもしゃもしゃ貪りながら暗黒闘気をジョッキでゴクゴク飲んで「プハァ美味いもういっぱい!」する元気なハドラーを見たい。元気なハドラーを。焼き鳥でもいいよ。
「果て無き暗黒の力が死の運命をも覆すのだ……」的な口上を述べてそれらしい空気を作る気満々だったのに予想外の展開に若干困惑するミストバーンもセットで。
アルビナスの助命嘆願が成功する展開も見てみたかった。
床に這いつくばって淡々と、しかし必死に懇願するアルビナスを見たい。
生きがいを奪われて自身もひどく打ちのめされているのにアルビナスが屈辱に苛まれるのを見かねて止めようとするハドラーも見たい。
信頼する部下に何故こんなことをしたか理由を問いただそうとするも彼女は処罰覚悟でハドラーを生かそうとしたと悟って主君の意向より自分の信念を優先する生き方は理解できるだけに怒るに怒れずこんな事態を招いてしまった己を責めるハドラーと、これで良かったと自分に言い聞かせつつも愛する者が苦しみ続ける様を見ていることしかできないアルビナスが見たい!
苦しむ二人を見てバーン様とキルバーンは面白がるだろうけどミストバーンはどう思うか、反応が気になるところです。
ハドラーとアルビナスはとても好きなキャラクターなのに何故苦しむ姿を見たいんだろう。
好きだからこそ色々な表情を見たいのかもしれません。
バーン様には笑顔でいてほしいけど、魔界を滅ぼされて絶望とか虚無とかに染まった顔を見せたらそれはもう興奮する。最高に。
アルビナスが手足を展開。
美しい……!
マァムはなおも戦いをやめようと訴えかけるも、アルビナスは聞かない。
アルビナスの表情がやたらとゲスく描かれていませんか?
冷徹な駒から脱却したという表現かもしれませんが、もっと美麗に描いてほしかった。
この戦いはアルビナスの表情の作画が……不満です。
ハドラーへの想いに言及されたアルビナスは、私は男でも女でもないと否定する。
「駒は戦いの道具! 人を愛する資格などない!」
そんなこと言うなよ……。
まるで自分に言い聞かせているみたいだ。
性別無いつながりでミストさん一言お願いします。
……駄目だ否定しそうにない! 当たり前のように肯定しそうだ。
マァムの「説得も同情も効果がない」は「同情」をカット。
効果を期待して同情したのかよとツッコんだ部分なので変更されてよかった。
計算して優しさを振りまくキャラも徹底的にやるならいっそ清々しいかもしれないけど、マァムはそんなタイプではないので。
やっとマァムも戦うことを決め、追い詰められたものの逆転勝利。
マァムの勝ち方は使徒の「そんなのありかよ」ランキング上位に入ります。無理があるよ。
「マァムすごい!」じゃなくて「アルビナスが脆い」にしか見えない。
ハドラーの望みを踏みにじるという負い目がアルビナスを弱くしたとか、そういう理由を考えたくなる。
理屈は無茶苦茶でもせめてカッコよく逆転していればなあ。
仰向けになって胸殴って破片撒いてという見た目が微妙。
アルビナスの最後の攻撃直前にハドラーのシルエットが!
ここで「あぁ……」となった。これは、効く。
負けられないのは彼女も同じです。
倒れた後の表情と口調もつらいよ。あれほど苛烈だったのに穏やかになりやがって……。
ただ、台詞には頷けません。
マァムの方が力だけでなく誰かのためにという気持ちも強かったと言うけど、アルビナスの自滅が大きくて気持ちの問題じゃないように見える。
作られた駒では想いの強さでは人間に敵わないという台詞にはもっと反論したくなりました。
人によるだろ。
敗北したのはマァムの力を見誤り油断したこと、時間がないため焦っていたことなどが理由でしょう。
その「人間じゃないから想いの強さで劣る」という発想はどこから出たんだ?
クロコダインの時も思ったけど、人間でない者の想いは全部弱いわけでも友情や優しさが芽生えないわけでもないだろうに、何で当たり前のように「人間の心>異種族の心」になってんの?
人間が人間の心や生き方が一番と宣言するならまだしも、異種族がそう言うのか。
人間の中でも冷淡な人もいればそうじゃない人もいるでしょう。同一人物ですら状況によって変わってきます。
ひたすら殴って殴られての拳の応酬の果てに血みどろのマァムが立っていたなら想いの強さが勝敗を分けたという見方もできるだろうけど、キン肉マンばりのトンデモ理論による強引な逆転勝利に想いの強さの出番なんてあったか?
ダイ大のこういう部分に引っ掛かるんですよね。
「人間の心や生きざまは素晴らしい!」を補強するためか分かりませんが、キャラクターに「魔族は寿命が長いからだらだら生きる奴が多い」とか「想いの強さでは人間に敵わない」と言わせるのが。
一口に人間と言っても人それぞれでしょう。
こういう台詞には『※個人差があります。』とテロップをつけたくなる。
人間賛歌は歓迎ですが、「そうじゃない人は?」とか「駄目な部分は無視ですか」とか言わずに済むような形で肯定してほしいんですよ。
後にポップがハドラーに対して自分達と同じだと言ったりするので、絆は人間限定のもの・想いは人間の方が上と決めつけて終わるわけじゃないはずですが、どこかそういう印象が残るんですよね。
予告でマァムの想い>アルビナスの想いという言い方をされて「結局そう言うの?」と飲み込めませんでした。
全体の話だと、人間以外で絆や強い想いがあるとみなされるのが、人間の生きざまを肯定したり味方になった者だけに見えるためかもしれません。人間限定ではなくても人間周辺限定というか。
人間を敵視していようが生き方に影響受けなかろうがそれらを持っていたり人生が充実してる者はいるのでは……。
もちろん非道な所業は否定すべきです。想いの強さが人間に劣るわけじゃないけど迷惑な方向に発揮するからぶっ倒すと言うならどうぞで終わる。
アルビナスの想いの強さに話を戻すと、「人間じゃないから想いの強さで負けた」のではなく、「強い想いで目がくらんで負けた」印象を受けます。
仮に生身でも、一人で抱え込んで焦ってがむしゃらに進もうとしたらやはり負けてしまったのではないでしょうか。
アルビナスの想いの強さに関する台詞をミストバーンにぶつけたくなりました。
肯定するのか否定するのか気になります。
彼のコンプレックスを考えると「偽りの生命は本物の生命より劣っている」と肯定するか。
……待った、ハドラーが答えになりそうなことを言ってませんか?
熱い魂と強い想いはそんなに離れていないと思うんですよね。
自然の摂理に反した生命体でもそういったものを抱けると告げられたようなもので、もしミストがアルビナスと同じような思想を抱えていたならそれをぶち抜かれたことになる。
ハドラーを生かしたかったと語るアルビナスの眼が綺麗です。優しく切ない眼差しだ。
ハドラーを愛していたから女性だった的な部分は変更。
ただの駒じゃないと言われればすんなり頷ける。
ヒュンケルと合流したマァムはポップについて語り合い、私のせいだと反省。
メルルによるマァムの影響説の時もポップとの関係がぎくしゃくした時も思ったんですが、マァムのせいじゃないと言いたくなる。
マァムにはうーん……と思う部分もあるけど、何でもマァムのせいという方向に持って行くのはいただけない。
ポップの心情を把握できる読者視点とマァムでは情報量が全然違います。
ポップからマァムへの普段の言動を考えると手のかかる相手扱いも妥当なのでは。
マァム視点だといざという時は頼もしいけど普段は問題行動・問題発言を繰り出す相手です。無遠慮にちょっかい出してくる仲間・友達にしか見えないでしょうし、安心して全てを任せられる優等生とは思いづらい。
ヒュンケルが愛について語り、マァムを送り出す。
マァムの幸せを心から願いながらも「オレが幸せにする!」と言わない・言えないんですよね。