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試しにキン肉マンとダイ大とのクロスオーバーを軽く考えたら危険だと思いました。
ハドラー「灰に魂を宿しただと? 信じられん」
アタル「たいしたことではない。ささやかな手助けしかできなかった」
キル「……」
ヒュンケルは復讐つながりでブロッケンJr.と会話して共感しそう。
ヒュンケル「父の仇を討とうとしたのか」
ブロッケン「ああ。でも今は、師匠だと思ってる」
ヒュンケル「……そうか」
ブロッケン(親父の体が崩れていくなんて辛かったろうな……)
ヒュンケル(父親が体を真っ二つに引きちぎられるなど惨たらしいな……)
ブロッケン相手だと落ち着いた内容になりますね。
問題はロビンマスクだ。
ロビン「かつて血塗られた道を歩んでいた弟子が友情に目覚めてくれた」
アバン「可愛いですよね、弟子というものは」
いい話です。
ウォーズマンが残虐な方向に進んだのはロビンが原因という点に目をつむれば。
ロビンマスクとヒュンケルが合わさったら理不尽×理不尽で敵と読者が「ゲェーッ何だそれは!?」を連発する。
ミストバーンは鍛え強くなる超人達に敬意を抱きつつ穏やかに会話する方向で行くべきだと思う。
下手に敵対する展開になるとキレる羽目になりそうですし。
バーンパレスに漂いまくるニンニクのにおい!
震えだすミストバーン!
ポップ「効いてんのか? においなんか感じなさそうなのに」
ロビン「ハッ……そうか!」
ヒュンケル「どうした?」
ロビン「吸血鬼退治の物語に登場するように、ニンニクには魔除けの効能があると考えられていた」
ポップ「つ、つまり?」
ロビン「それは迷信ではなかった。先ほどニンニクにロビンパワーを込めた際に、においとともに秘められていた破魔の力も増大したのだ。それが奴の暗黒体質には効果覿面!」
ブロッケン「なるほど、そうだったのか!」
ミスト「そんなわけあるかーっ!」
本拠地がニンニクの香りで満たされて怒っただけなのに勝手に弱点にされてますます怒る。
そういえば、現在ロビンの姿がないのでどうなってるのか調べたら鳥取砂丘に埋まってるみたいですね。
どうしてそんな事態に……。
ロビンが大人しくしているとは思えないので、そのうちひょっこり出てきそうだ。
『キン肉マン』289話
リングに上がる前の「同じ場所で二度は負けられん」というアタルの台詞に思わず頷いた。
うん、今度こそ勝ってほしい。
ブロッケンJr.の最大の持ち味は自由な発想。
ロビンマスクやラーメンマンがいるから目立ちにくいものの、ブロッケンも結構自由ですからね……。レフェリー身代わりにしたりウォーズマンの肺に穴開けたり順逆自在の術を真似したりプリズマンの光線を利用したり。
発想と工夫に期待したい。
チーム名を褒めてくれるアリステラが細かいところで好感度を稼いでくる。
ブロッケンの方も相手が名前を決めたら早速呼んでるし、どちらも素直で真面目だ。立場が違えば仲良くなれたかもしれない。
戦いが終わった後に友情が芽生えないかな。
マリキータが攪乱を期待され先鋒に。
マリキータマンがどんな性格か分からないので調べてみたところ、やっぱりよく分かりませんでした。
戦う前から明らかに気負いすぎなブロッケンJr.見て心配になりましたが、一話で解決して安心しました。
まず「実力不足なオレでは……」という方向に向かうのを試合前に阻止。
逆に張り切りすぎて空回りする展開も開始直後に済ませる。
何話も使いそうな問題を速やかに終わらせた。本格的にピンチになる前にやってくれてよかった。
読者が「駄目じゃないかこれ……?」と不安になったところで切り替えるタイミングが見事。
「空回りしないか? 大丈夫?」→「うわああやっぱり!」→「すぐ修正した。よかった……」という感じでした。
試合前にも気負いすぎるなと言われたけど、言われて簡単に実行できるものでもない。
実績や実力が上の超人がいる中から尊敬する男に選ばれ、この場に来られない仲間の分まで戦うとなったら、プレッシャーは凄まじいでしょう。他三人強豪で自分だけ格下という認識ですし。
深刻化する前に切り抜けたのは大きい。
半端に止めずに望み通り戦わせた上で目を覚まさせるのが上手いですね。
無理に抑えてアタルが先に戦っていたら、重要な局面で爆発したかもしれない。
口で止めるだけでは、おそらく「オレは大丈夫、気負いすぎてなんかいない」という意識のままだった。
やらせてみてから正気に戻す。
戻し方がアタルらしさ全開ですが。
手を高く上げてからの無言ビンタ!
見開きを使った強烈な一撃!
これで即座にアタルの真意に気づいて立ち直れるんですから、ブロッケンJr.は文句なしにベストパートナーですよ。
ビンタされる→驚く→笑顔で頷く
テンポよすぎ。理解が早すぎる……。
この理解力があるからブロッケンが選ばれたんだな。
いつどんな相手でもああすべきとは思いません。
場合によっては「それじゃ伝わらないだろ」と感じるでしょう。
今回は相手がブロッケンであることと、早急に立て直さないと敵に倒される状況が合わさったから肯定できます。
それに、気負いすぎるなと忠告したり、大丈夫か尋ねたり、先に戦おうとして阻まれたり、言葉では効果が薄い描写があっての行動ですから。
いきなり叩かれて見つめ合っただけでブロッケンが即笑顔になれるのは信頼しているため。
他のキャラだと「な、何でこんなことを?」と戸惑ったり「私が不甲斐ないから怒ったんだ……」と落ち込んだり「てめえ何しやがる!」と怒るでしょう。
普段リアクション豊かなブロッケンが、叩かれてから立ち直るまで最小限の反応なのが効果的ですね。
たった数コマでアタルへの理解度と信頼度の高さを見せつけた。
予想されるトラブルを序盤で片づけたので、後は戦うだけですね。
『1000円ヒーロー』90話
千の身を案じて追い返そうとする恵理が悲痛なんですが、千の返答に笑ってしまった。
笑う状況じゃないのに。
親父が本当にクズだな! やきそば怪人め。
自分が犠牲になっても父を倒すことを望む彼女に、千がビンタ。
そんな理由か。千にとっては大事だけど締まらない男だ。
死ぬ覚悟を決めたはずなのに生きたいと願っている。
自分でも気づいていなかった気持ちを見抜いたから、己以上に知っていると発言したのでしょうか。
「これを見て!」という刃の言い方がちょっと可愛い。「これを見ろ!」とか「これを見てくれ!」じゃないので。
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