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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2023/12/10

アニメ『Helck』感想 第二十二話 解呪

ヒュラとエディルは相変わらずと思いきや、二人の関係に変化が。
こ、こんな時に? でも微笑ましいからいいか。
多角関係とかでゴタゴタグダグダして「早く話を進めてくれよ……」とならなければ歓迎です。
ヒュラの頬に傷をつけたエディルは狼狽えてしまう。
彼女以外の陽気な魔族達に対して、昔の仲間を重ねて戦いづらさも感じている。ふざけた連中とか調子が狂うと言われてヒュラも同意するのが面白い。
とにかく、エディルが今までのように思考停止して魔族を諸悪の根源扱いしていたらそう感じるわけない。洗脳が緩んでいます。
彼は眼をキラキラさせながらヒュラとの戦いを楽しんでいると語る。
好きになってるでしょ。表情が雄弁に語ってるよ。
ヒュラも満更でもなさそう。エディルの顔面は褒めてるし、洗脳から解放されたら何の問題も無いな。

シャルアミと会話しているアスタは人間の王について探りを入れる。
「国民に言っちゃ駄目→国外の人ならいい?」はよくないと言いたくなりますね。
でもアスタが情報を入手するのは望ましいので言っちゃえ言っちゃえ。
「私が王だよ」
嘘です。おい!
ドキッとした。
そういう冗談はよくないと思います!
言っていい冗談と悪い冗談があるだろ!
一瞬信じた方も多いんじゃないだろうか。
「何故シャルアミは無事なんだ……裏があるのでは」と怪しんだり疑ったりしたくなる状況ですし。
一緒に移動する中でシャルアミが特殊能力を披露。
雪みたい……散布……うわぁ。
彼女は何が起こっているか知りませんが、知ったらショックを受けるだろうな。自分の力がおぞましい計画に利用されたなんて。
ラファエドは計画以外でシャルアミに言術をかけた王に怒りを見せる。
能力抜きにしても心配しているのだと思いたい。

アズドラとミカロスの戦いは、ミカロスが部下を王の術から解放する。
解呪ってそっちかい!
解放された彼らはおぞましい化物へと変貌し、魔族へと襲い掛かる。部下がこんな連中ばかりで嫌にならないんだろうか。大半が似たり寄ったりの姿だし会話もできないのに。
ホンに全軍撤退を指示するアズドラ、判断が早い。普段はアズドラに呆れることの多いホンも非常時は従順。
エディルはヒュラを助けて離脱。
「お前を倒すのは俺だ的な……」って、そこは俺だと言い切ろうよ。もう敵として見ていませんね。
ツンツンイチャイチャしている二人を発見したミカロスが乱入。お帰り下さい。
彼は自我を取り戻したエディルにマインドブレイクを仕掛ける。
せっかく、せっかくヘルク以外の人間と魔族が仲良くなりつつあったのに!
人間と魔族の力の差は大きいけれど、「魔族=諸悪の根源」という教育がなければ上手くいきそうな人もいる。偏った教育があっても、洗脳さえなければ見方を改めることもできる。
ほんと、上の腐敗や暗躍さえなければなぁ。
再び自我を失いながらもエディルはヒュラに前にひどいことを言ったと謝罪し、死ぬなよと告げる。
完全に黒く染まった彼はアズドラに襲い掛かり、刃を振るった。
部下をどれだけ使い捨てようと平気なミカロスと仲間を守ろうとするアズドラ、両者の姿勢が勝敗を分けました。
やれるだけのことはやる悪役は好きだけど、ミカロスはやたらとしぶといししつこいからちょっと……。


ここからは天命探偵の話。
やっぱり椅子に縛り付けられる鳥居が見たい。折ったり剥いだりは無しで。
家族の映像とか音声を流したらどんな反応するかな。
「お前の娘は今どうしていると思う?」と問われて「まさか……」と青ざめたら遊園地でソフトクリームを美味しそうに食べてる姿を見せられて困惑してほしい。
「新鮮な悲鳴を聞かせてやろう」と言われてアトラクションではしゃいでる声を聴かされ呆然とするのもよし。
奈々は心に傷を負ってほとんど喋れないんですよね。元気な声が出せるようになったら祝福しないと。
……椅子に縛り付ける必要ありませんね。
奈々に禁断のドーナツ二個食いさせたら鳥居がどんな顔するか気になる。
チョコまみれのやつと、幸せな気持ちになる白い粉がたっぷりまぶしてあるやつ、どちらを選ぶか迷っている彼女に両方食べればいいと唆したら見ている鳥居は「夕飯が入らなくなる」と焦りそう。
でも奈々はいい子だからちゃんと誘惑を断ち切るか。

全く別の展開で、ドライヤー見せられて「何に使うと思う?」と訊かれて拷問されることを覚悟したら髪洗われて乾かされて首をかしげる光景が浮かんだ。
鳥居の性格だといきなり「かゆいところはございませんかー?」と問われたら、普通に「ありません」と答えてしまいそうなイメージがある。律儀というかノリがいいというか。
自分が拘束した笹本に丁寧な口調で喋るからな……。
笹本との会話は立てこもり犯と人質には見えなかった。番組で討論していてもおかしくない雰囲気でした。

鳥居の置かれた状況は厳しかったけど、人質にした相手が志乃と笹本だったのは、何と言ったらいいんだろう……せめてもの救い? 不幸中の幸い?
彼らが鳥居の事情を知って、信じて、味方になってくれたのは非常に大きい。
志乃が娘を救いたいという鳥居の目的を察して力になろうとする(→彼女から話を聞いた省吾達も当然協力→)鳥居と会話した笹本が自分の意志に基づく行動か疑問を抱いたところで志乃が事情を伝える→それを信じた笹本も味方に
良かったな、本当に。鳥居は二人に足を向けて寝られませんね。
結局鳥居のことはどんな風に報道されたんだろう。
何も知らない報道陣や一般人視点だと、危険すぎる男が捕まって安心だと思ったら手錠かけられてるのに何故か晴れやかな笑みを浮かべて、どういうわけか手錠が外されて、なんか娘と抱き合って感動の再会みたいな空気を出して、人質にされていた二人もそれを温かく見守って、いきなり狙撃されるんですよね。
事態についていけません。
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