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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

2023/9/10

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アニメ『Helck』感想 第九話 蛮族トースマン

海上で巨大なタコに襲われたところから。
タコつえぇ!
ヘルクが血を流す事態に驚いてしまった。
彼がこんなに苦戦するなんて、このタコものすごく強いのでは?
基本的に殴るだけのヘルクじゃ物理耐性持ちの巨体には相性が悪いか。
それでもヘルクなら……と思いますが、彼は海中に引きずり込まれてしまう。
マジかよ。

そのままヘルクは戻らず、ヴァミリオは打ちひしがれながら陸に向かう。
何故だと繰り返し呟き膝をついた彼女の前にはヘルクがいた。GOALと彫られた看板を掲げて。
何で先回りしてんだよ!
やっぱりな! ヘルクがこんなところでやられるわけないんだ!
ヴァミリオも似たようなことを言います。
「私の……心配性ー!」に笑った。魂の叫びだ。
無事だったヘルクに怒るヴァミリオを見てるとつい口元が緩んでしまいますね。
ヘルクの身を案じていたんだなぁ。言うことも理不尽ではないのでひたすらニヤニヤしてしまう。
ピウイの心配そうな顔を見ろって指差すけど、心配……?
心配していたのはあなたでしょう。
話を切り上げようとした彼女に、ピウイがまだゴールしてないと主張。
ヘルクはゴールの看板を掲げてる。
……ヴァミリオはちゃんとゴールしてくれました。
律儀。真面目。優しい。
好きだ。

森に入ろうとした二人に矢が飛んできた。
青い肌の男達が現れ、武器を突きつける……けど全然脅威には見えない。
震えてるし汗もかいてるし事情がありそう。
そんな中ピウイはマイペースに挨拶。全力の「こんにちは!」に笑った。勢いよすぎ。
ちゃんと挨拶できるのは偉い。
相手も圧されて答えた。悪い奴らじゃなさそうだ。
二人は大人しく手枷を嵌められますが、こんなんでヘルクを抑えられるわけない。
案の定壊す気ないのに壊しちゃった。気まずいだろ。
ピウイは「僕のは?」とアピール。
わざわざつけなくていいだろ。相手も戸惑ってるよ。
ピウイはエア手枷をしてついていきます。何で?

彼らに連れていかれる中で建物も住人もボロボロの光景が目に入る。
彼らの国、エリーユは蛮族トースマンに滅ぼされてしまった。
あ、蛮族ってそっち?
この辺の展開を忘れていたので勘違いしてました。
トースマン達は突然強くなったらしい。
似たような話がありますね……。
エリーユの人々はトースマンに重労働を強いられ、ノルマに届かなければ奴隷を差し出さねばならない。
ヴァミリオ達を連れて行くのは代わりに差し出すためです。
迷惑な話ですが、彼らも理解しているんですよね。
それでもやるしかないわけです。
これ以上仲間を失いたくない。でも皆ボロボロで他に道はない。自分達で解決しろと言うのは簡単ですが、それができれば苦労しない。
彼らだけじゃどうしようもないからこうなってるんです。
一行の前にエリーユの姫が現れる。
エリーユの人々は呪いで姿を変えられているので顔の違いが分かりにくいのですが、姫は声が可愛いんですよ。
彼女は二人を差し出そうとする民を叱り、手枷を外させ、真摯に詫びる。高潔。気高い。

二人がこっそり見守る中、トースマン王と兵士が登場し、姫を殴り倒す。
乱暴な!
トースマン王がやってきたのは国狩りという刺激のため。
他の国を探し出し滅ぼすからエリーユ人はその兵士になれ、と要求しています。
そして姫に民を馬車に詰め込むよう命じる。
優しい彼女にそんなことさせるのがゲスの極み。
追い詰められた姫の前にヘルクが降り立った。
待ってました!
平手打ちでバッチンバッチン敵を吹っ飛ばしてく。爽快。
ヘルクの強さを認めてるヴァミリオにグッとくる。

王に対するヘルクの台詞が……。
「人間以外にもお前のような奴はいるんだな。残念だ」
彼の中で人間の評価はどうなっているんだろう。
読者視点だと人間の嫌な部分が目立っているように感じられますが、黒幕の暗躍が大きいだろうしなぁ。
とにかく、ヘルクの認識が悲しい方向に修正されてしまった。
人間以外にも冷酷で残虐なクズがいる。
当たり前と言えば当たり前です。
ヴァミリオも全員がいい奴とは限らないと言ってました。

ヘルクが王を一撃で倒して決着と思いきや、相手に異変が。
おぞましい姿へと変貌していく。


度々話題に出した、娘を人質に取られ体に爆弾つけられたおっさんについて。
『天命探偵 真田省吾』シリーズの二作目『スナイパーズ・アイ』から登場する鳥居祐介というキャラクターです。この作品で一番好きです。
主人公は真田省吾、ヒロインは中西志乃といいます。他に、山縣や公香といった仲間が登場します。
主人公の省吾に思うのは無茶しすぎ不死身すぎバイク壊しすぎ。その辺はあまり気にせず勢いで読んでいく感じです。
おかしいな……最初は「この作品だと鳥居が一番好きかな?」くらいだったのに、いつの間にか「色んな表情を見たい!」と願うくらい好きになってる。
『スナイパーズ・アイ』では鳥居が後ろ手に手錠をかけられてとっとと歩くよう乱暴に背中を押されるシーンが好きです。
手錠が外されて娘と抱き合うところまでセットで興奮します。
良かったなあぁ!
興奮の最大瞬間風速を記録したのはその直後のシーンですが、鳥居の娘が泣いたので気分が上昇したり下降したり忙しい。
幼い少女が泣きじゃくるのは……。
ゆっくり倒れる体、流れ出る血、聞き取れない呟きに見開かれた両目と好きな要素がたくさんあるけど、さすがに心が痛みます。湧き出た興奮も引っ込むわ。

後の話が漫画化されていたので試しに1話を見てみたところ、鳥居も登場しました。
イメージと全然違った。
若すぎない?
おっさんじゃなくてお兄さんだろこれ。
私の脳内ではいかにも職人という感じの渋い男だったのですが、漫画では爽やかです。
年齢が大して変わらないように見えるのにおっさん呼ばわりする主人公に引っかかってしまう。
漫画の方は『クロノス 次世代犯罪情報室』といいます。
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