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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

金色のガッシュ!! 感想 2

金色のガッシュ!! 感想 2


3巻 Level41.~Level.60

・イギリスへ
清麿の父は古城の悪魔に浚われたらしい。
城の位置を教えた少年、セッコロは自分の両親を助けたいけど怖くて行けないと語り、二人に謝る。
勇気が出ないのも無理はないと思うけどなあ。責められませんよ。
両親が戻ってこない。警察に頼んでも無理。そんな状況でお前も戦えとは……。
友達だから死ぬなよと叫んでくれただけで十分です。

・VSバルトロ&ステング
城の仕掛けが突破される度にコックに八つ当たりするステング。
食べ物を粗末にするなあぁ!
ピンチの清麿達を救ったのはセッコロだった。
戦闘力のない人間が勇気を振り絞って、自分にできることをする姿は眩しいですね。
アホな顔したオッサン呼ばわりされるステング。反論は浮かばないな、もっと言っていいぞ。
石投げて邪魔するコックもいい味出してる。
他人を命がけで助ける清麿の姿を見て、成長を実感する親父。
一話の最初の方の清麿とは全然違うからなぁ。
こんなに熱い奴とは思っていなかった。

・記憶の回復
森の妖精は何なんだ!?
勢いに押し切られて笑ってしまった。何か悔しい。
自称・森の妖精なきわどい格好のオッサンに案内されて向かった場所で、ガッシュの記憶が一部戻る。
ギャグとシリアスの切り替わりが激しすぎてたまについていけない。
ガッシュと同じ顔の少年はガッシュを憎み、攻撃をくらわせて、記憶を奪った。
姿を見せた少年は冷酷な目をしています。いい悪役になりそうでワクワクしますね。

・VSキクロプ&紳士らしからぬ紳士
燃えている本を離さないジェムに戦士の魂を見た。
ヨポポも必死だよ。
「ヨポポという戦士に……勝利への道を作りやがれー!」という叫びからの、第四の術――バオウ・ザケルガ発動!!
文句なしにカッコいい!
ドラゴンはロマン。
序盤から終盤まで幅広く登場する術です。

・再会
フォルゴレが出ると空間が染まりますね、フォルゴレ色に。
病院の子供達を見舞い、花や菓子、玩具を贈って、一緒に歌う。
……何だこの色男は!?
乳首の位置にハートついてるのにカッコいいんだよなあ。
物陰から様子を窺っていた清麿にも気づく。
生き残れよと告げる清麿と、キャンチョメは守り通すと答えるフォルゴレ。
「私は無敵のフォルゴレだぜ」
背中で語る男達。
千年前の遺跡から見つかったという石版について触れられつつ、イギリス編終了。
あ、ウマゴンがチラッと出てきた。

・ブラゴとシェリー再登場
シェリーの疲労に気づき、指摘するブラゴ。
『なぜ、この魔界の王を決める戦いは、こんな弱い人間(やつら)と組まねばならん?』
この時はこんな疑問を抱いていたんですね。
三日以上寝ないで動けるシェリーを「人間の中ではマシな方」と評しますが、要求厳しすぎ。
穏やかな生活を送るならまだしも、アマゾン川領域を動き回ってるんですよ?
シェリーの並外れた根性がなきゃとっくに潰れてる。

・シェリーとココ
シェリーが必死で戦う理由が明かされる。
命と心を救ってくれた親友のココを、魔物のゾフィスが変えてしまった。
親の過酷な教育に潰されかけていたシェリーが痛々しい。
虐待に近い仕打ちです。ヒステリックに怒る母親が下手な魔物より怖い。
出口のないトンネルはない……『うしおととら』にもそんな台詞があったな。
熱を出して倒れたシェリーに自分の衣をかけて、背負ってあげるブラゴ。
何故弱い人間と組まねばならないという疑問を抱きつつ……。
パートナー無しだと強い魔物が弱い魔物を蹴散らすだけでしょうね。
クリアは除外するとしても、ゼオンかアシュロン辺りが蹂躙して終わる。ゼオンの場合、パートナーが強すぎて格差が広がってますが。
足りないものを補い合う中で王に必要な資質が磨かれる……はず。

・ウマゴン、アポロ、ロップス登場
この頃のウマゴンは清麿に対して生意気というか辛辣ですね。理由があるのですが。
何気に謎が多いアポロも登場。
小さな財閥と言いますが、絶対大財閥だ。やることの規模が大きいですし。
それにしても、初めての楽器をあっという間に使いこなし、予知能力じみた先読みを発揮し……例のアレに近い能力を持ってるんじゃないか?
力や戦いに執着しなかったアポロが清麿に感じたものを一言でまとめると、何だろう。
「強さ」か。

4巻 Level.61~Level.79

・VSロップス&アポロ
やっぱりアポロはただ者じゃない。
これまで執着を見せなかったキャラが本気の顔になって覚悟を示す展開に燃える。
今回の勝負は引き分けに終わりました。
清麿の家に泊まっていけばよかったのに。
正直、「『この後強敵に襲われて退場します』と言わんばかりの展開……!」と思いました。

・ダニー
休ませろ遊ばせろと駄々をこね、たいやきにつられるダニーは子供っぽい。ボーイと呼ばれるのも無理はない。
あまり魔物らしくない少年です。
ガッシュと騒いだり大笑いしたり尊敬の眼差しを嬉しがったり、子供という表現がぴったり。
美術品の護送をガキのお守りだとバカにしていたダニーに、お守りもできない半人前で終わるのかと一喝するゴルドーが渋い。
老人に憎まれ口を叩いていても見捨てられないダニー、いい奴。
いい兄貴分と言われて照れてる照れてるー。
像を守るという分の仕事をやり遂げて、ボロボロの姿でも満足げに笑いながら消えてゆくダニー。
燃えている本に触れてでも、彼の傷を癒すゴルドー。
もうダニーを若造(ボーイ)とは呼ばない。
いいなあ。
年の近い友達みたいな関係もいいですが、こういう親子みたいな絆もいい。
……バリーとグスタフにも当てはまりますね。

・ルーパーとパピプリオ
パピプリオとゾボロン、一体どこで差がついたのか。
正直言うと、どっちもすぐ消えると思いました。
パピプリオ・ゾボロン同盟に追い詰められたガッシュ達ですが、恵とティオが助けてくれました
パピプリオ・ゾボロン同盟のガタガタ具合よ……ちょっとつついただけで崩れそう。
そんな有様でガッシュ達に勝てるわけもなく、瓦解。

・ウォンレイとリィエン
ガッシュ屈指のラブラブっぷりを炸裂させる二人組がエントリー!
美男美女の組み合わせはまさに眼福。
でも、語尾に「ある」つけるのはどうかと思わなくもない。
崖をよじ登って助けに行くリィエンは男気溢れるな。
彼女を巻き込まないよう、嫌いだと告げて遠ざけるウォンレイに清麿が怒る。
「王になるのを助けたい」という彼女の想いは、清麿もよく理解できますからね。
「運命や障害に立ち向かわないで何が王だーっ!」
よく言った。
彼女は遠ざけたままだったら、ウォンレイはずっと引きずっていただろうな。
襲ってきたペアも無事撃破。
リィエンの親父から「勘違いするなよ」いただきました。認めてくれたのは嬉しいですが、喜びきれない。

・アポロ再登場
予想通りというべきか、ロップスはあの後倒された。
ガッシュ似の少年の名はゼオン。
間違えて呼びかけてしまったのは、予知じみた勘を持つアポロらしからぬ痛恨の失態でした。
くらいつくロップス&アポロに対し、ゼオンのパートナーのデュフォーも動く。
生身の人間相手に「ジガ……」って、やり過ぎなんてレベルじゃない。消し炭になるぞ……。
本を燃やされ消えゆくロップスと別れを告げる時間すら与えず、追い打ちをかけて即送還。
えげつねえ。
後で顔を合わせたら絶対気まずい空気が流れるな。
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