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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

TOWER of HANOI 2周目プレイ 前編

TOWER of HANOI 2周目プレイ 前編

全体の設定や各自の「〇〇が得意、好き」「××は苦手、やったことない」などをチェックしたいので周回プレイをすることにしました。
コーラル・ナナシ・クレヨン・ローランドでタグを交代しながら進んでいきます。
初見プレイでは親密度が低い頃の会話を回収し損ねたので、それも見ていきます。
ボス戦ではなかよしこよし飴を使います。……うっかり忘れることもあります。
探索ではナナシが淡々とコメントして、クレヨンは好奇心旺盛、ローランドは食用か否かをチェックするか焼き払おうとする。
ボス戦では優しいコーラルとクレヨン、冷静に返答するナナシ、殺意高いローランドでバランスがとれています。
当然ネタバレだらけです。

序盤をプレイすると驚きに満ちています。
人数がいっぱいで同行を断られる時の台詞も親密度ごとに違う!
親密度が低いナナシの冷たさが懐かしい。
本当にコーラルを突き放そうとしてるな……。

・技を使う時の台詞
「うっ」となりますね。
ナナシの「殴られると痛いよなぁ?」とか、クレヨンの『いたくっても、なかない、なかない!』とか。
ナナシは一方的に殴られたから、クレヨンは自分に言い聞かせてきたからそう言うのでは。
ローランドも技や台詞が不穏。
・武器が火炎放射器
・「ジェノサイド」という技
・↑の技は子供に効く
・使う時の台詞が「前に出ろ! 誰だろうが容赦はしないぞ!」
・人が殺しがたいものを殺すのが自分の役目という姿勢
「あー……」と納得してしまう。考えすぎだと言ってくれ。

・HANOIは第五次世界大戦の際、軍事用に開発された
よく世界が滅びなかったな。
・コーラルはコーヒーよりもミルクティー派
たっぷりミルクとハチミツ入れて甘くするのが好きなんですよね、確か。
・HANOIは食べたり寝たりする必要はないけど、食欲や眠気は感じる
アダムスによると人間の裸体を見ても面白くないらしい。愛玩用もそうなんでしょうか。

・クレヨンの困りごと
ナナシに話しかけると、
「いいんじゃないすか、買ってやれば。アイツ、見た目より苦労してるみたいですからね。……それくらいの我儘は許されるんじゃないですか」
と言われる時と
「あのさ……別にキレたりしませんよ、そんなくだらねぇことで。アンタの好きにすりゃいいでしょう?」
と言われる時があるんですよね。
親密度で差があるのか?
Fとそれ以外なのか、もっと細かいのか。

第一の塔
・カビた菓子を調べた時のクレヨン
『かびかびたべても、クレヨンおなかこわさないよ!』
体験談か?
あの××サーカス団め。
・ローランドは菓子を旨いと思っている
意外だ。「菓子など女子供が食うものです」とか言うかと思ってた。
・ローランドが初めて派遣された戦場は湿度の高い場所
覚えているのか。戦闘の情報を蓄積するために忘れる機能もなさそうだ。
・コーラルは手作り弁当を何年も食べていない。
何を食べてるんだろう。コンビニ弁当か、外食か。

・ローランドと植物
「土いじりなど、女子供がするものです」
予想通りでしたが、「この蕾、茹でたら食えそうだ!」までいくとは思わなかった。
菓子に対して否定しないのも栄養補給できるからだろうな。
・サリーちゃん戦
容赦ねえなと思ったのはナナシの「見捨てられたって、もう認めれば?」ですね。
ローランドはワケのわからんこと言うなで一蹴しますが、ナナシは現状を把握して淡々と突き放している。
・ローランドは熱帯雨林がある場所で任務に就いたことがある
色んな場所に行かされたんだな。ちなみにナナシは行ったことがない。
・過保護な両親戦
ローランドは父親にクソ花呼ばわり。「余計なお世話だ」って……よく言ってくれた。
母親には「貴様のガキだけ特別視できるか」とキレッキレの罵倒。
ナナシはモンスターペアレントを見たことがあるらしい。
テレビで見たのかな? それとも直接遭遇した?
・ナナシと植物
「男が花なんか弄るモンじゃないですよ」
男が花を育てようがいいだろ別に。人に迷惑をかけなければ。
ナナシやローランドは男が花を育てることに否定的です。
これは二人のいた場所の影響が大きいと思われます。
ローランドは軍隊。ナナシはマフィア。
どちらも男が多く、命の危機に晒され、切り抜ける能力が何よりも必要とされる場所です。
花より死体と向き合う方が多い状況で、使い潰される側が植物を愛でるゆとりはないでしょう。

男女に対する偏った見方はナナシとローランドに限定された話ではありません。敵側のキャラ……清掃員もそういう言い方をします。
タワハノにおいて「男は・女はこうあるべき」という論調があるのは、役目に支配されている世界だと強調するためかもしれません。
「〇〇は××すべき」という空気が薄かったら、すぐに「相手の望みや個性を尊重しましょう」に辿り着くでしょう。HANOIの扱いももっとマシになるはずです。
そういうメタ的な都合を抜きにして作品内での理由を考えるなら、世界大戦が起こったことで懐古主義になっているのかもしれません。

・ローランドは水質を判断できる
毒素を検知できるらしい。戦地で必要だからな。

・第一の塔最上階へ
覚悟はとうにできていると答えてくれるローランドが頼もしい。
ナナシは「俺より使い勝手のいいHANOIと交換しても全然いいんですけどね?」という態度。
……同じセリフでも、親密度Aのナナシが言うと全然違う意味に聞こえるな。
ナナシのタグつけた時の台詞はどれもそう受け取れるのが上手いんですよね。
低親密度だとただ突き放しているだけに聞こえるけど、高親密度だとからかっているみたいです。
・寒ければ
ローランドが外套を貸そうとする。
クレヨンは借りるか一緒に入ろうとする。
・清掃員戦
仲良しこよし飴を使ったら本気を出せと言われました。ごめん。
ナナシ「焦らなくても、すぐに沈めてやるよ」
ドライ。
クレヨン『なんでわざとおこらせる……?』
クレヨンは聡い。
ローランド「ああ、望みどおりにしてやる!」
ローランド、挑発に乗るな!
ローランドだったら罠ごと踏みつぶしそうな勢いがあるけど。
・戦闘後
ローランドの台詞が重い。
「人が殺しがたいモノこそ、俺がやるべきなのです! ……どうぞ、ご命令を!」
ナナシは、嫌われても恨まれてもアンタはアンタの仕事をすればいいと言ってくれる。
一応励ましてくれているらしい。
・祝勝会
コーラルはキャロットケーキが好き。
いなくなる時の台詞分岐も細かいんですよね。

・第一の塔跡地
足場が悪いのでローランドが「よければ背負っていきましょうか!?」と言ってくれました。
軍事用は問題なし。便利だ。
・軍事用はカビかけの食べ物でも燃料にできる
いや、試さなくていいから。
・二階で清掃員の幻を見て
罪悪感に苛まれるコーラルをナナシが心配してくれた。
「このまま行ったら多分、もっとキツいもん見ると思いますけど、大丈夫なんすか?」
珍しくストレートに心配してるな。
ローランドは精神攻撃とみなし焼き払う気満々。
クレヨンは彼らから優しさと悲しさを感じ取っている。優しい子だ。
・段ボール
クレヨンは段ボールの布団が温かいと知っている。
あのサーカス団滅びればいいのに。
・最上階
シューニャ達の想いを知って苦しむコーラルを仲間達が気遣ってくれる。
ローランドは「思慮深い司令官殿らしい」。
クレヨンはシューニャと清掃員へと思いを馳せ、仲良く過ごす日々を続けられたかどうか思う。
皆優しい……。

・迷子のHANOI
夜の木でナナシの過去を知ったかどうかで印象が変わるイベントです。
「ガキが暗い場所で泣いてるのは、あまり気分のいいもんじゃないです」
やめてくれ。
ちなみに呼び出した監察官のナンバーは100。
あの監察官もそれなりに善良だと思いたい。
わざわざ彼を悪人にしなくても、クズな人間はたくさんいるので。

・限定ジュース
コーラルは美味しくいただきました。
マンゴーやグァバが味わえる。
ナナシは「そんな貴重なものいりませんよ。アンタが飲めば?」と断る。
ひょっとして、コーラルが喜ぶと思って?
あ……ありがとう。
ローランドは海辺の町でトロピカルジュースを飲んだことがある。
自分で選ぶとは思えないので誰かが注文したのかも。
クレヨンは缶に注目。味も高評価。見た目も味もきらきらしてる。

・時計遺跡
ローランドがツタを食べられるか試そうとする。やめとけ。
大きな花に「茹でて食えば、一輪だけでも腹いっぱいになりそうだな」と言い出す。だからさあ……。
クレヨンによると「おふろのあじ」で美味しいらしい。すぐ口に入れちゃいけません。
・ローズマリー戦
ローランドが「どうせなら、ママの腹からやり直せ!」と言い返したのに笑ったら、クレヨンの『こどもなってみたかったなあ……』でうっとなりました。
HANOIに子供の時期はありません。
愛されたかったということでしょうね。
・ビョウシン茶
ナナシは「草の味」。
も、もう少し言い方を。
ローランドは「と……とても独特な味がして……」と歯切れが悪い。
無理して褒めなくていいよ。
クレヨンは熱くて舌を火傷した模様。
クレヨンの口……火傷……あの、ゆっくり飲んでね。

・スウィーティースリープ
雑務用だけでなく工事用や介護用もいるのか。
コーラル達もこうなってもおかしくなかった。
仲間達の『裏の顔』は、ナナシは思ってないと確信できるので安心です。
『人間様のために働けて、俺は幸せ者です』
『人間様の役に立つことが、俺の全てなんです』
絶っっ対言わねー!
組の人間に殴られて口先だけでとか、個別ENDで冗談めかしてとかならともかく、「裏ではこんなこと考えてるかもよー?」でこれはありえない。
逆に、クレヨンはあるかもと思ってしまう。
世の中全てを憎んだり、ずっと傷つけられる人生に絶望したり、「そんなこと思うわけない」なんて口が裂けても言えねぇ……。
『声をあげて泣くことができれば、団長を殺すことができれば……』
これくらいは実際に思っていてもおかしくない。
ローランドもウッとなります。
『俺だって……ケガすりゃ痛いんだぞ』
盾や囮にされてきた過去を踏まえるとグサグサ刺さる。頼もしいからとガンガン連れまわしてごめんな。
でも、戦場になど行かない、命令も関係ないと拒絶したがるまではいかないと確信できます。
彼は「戦うなんて辛いだろうから他のHANOIにやらせるよ」と言われて留守番させられる方が苦しむでしょう。
・あの日のパンケーキ
ナナシ、ローランドにも好評。薔薇のジャムを得体のしれないジャムと評するローランド……。
クレヨンは薔薇のジャムが気に入ったらしい。
『そこだけぺろぺろしたい』そうです。新しく買ってくるから!

・宝船
ナナシは缶詰をよく食べていたんでしょうか。日持ちするからいいですねって言ってる。
クレヨンは食べていたのが確定。
ローランドは軍で飽きるほど食った。
で、ですよね。
・ベヨネッタ戦
皆たじたじ。
ナナシが冷静に「ちょっと、落ち着いたらどうです?」と諭す一方、ローランドは「き、気性の荒い女だな……」と引いてる。
あのローランドが?
ぎゃんぎゃん喚かれるのは苦手なんだろうか。「黙れメス猫が!」くらい言うかと思った。
クレヨンは『ケンカだめ、だめだよー!』と止める。かわいい!
・船長戦
コーラルはマイペースに筋トレしようか考える。そんなこと言ってる場合じゃない。
ナナシは冷めてる。
ローランドは「何がしたいんだ、貴様は!!」とキレる。
ローランドも船長のノリにはついていけないんだな……。
意外だったのはクレヨンの反応です。
『むきむきマッチョマーン!』と言い出す。
く、クレヨンさん? クレヨンさん?
こういう陽気なノリがお好きですか?
・宝船エビスビール
好評なのはローランドとクレヨンですね。ナナシも悪くはない。
コーラルはビール好きじゃないのか。

・夜の木
きたよキツい場所。
まずはナナシから。
彼は政治家の息子を誘拐するよう命令された。
『しつこく聞いたらまた殴られるじゃないか!』
またって。口を挟むのは許されないんでしょうね。
怯える子供を哀れに思ったナナシは優しくして、相手も懐き始めた。
何日か経った後、その子は……。
『ガキを埋めとけ』も、『いつもの仕事だ』も、キツイ。
犬の餌なんて言うなよ!
「……あいにく、俺はもう昔話で心を痛めるような青二才じゃないんです」
嘘つけ。
絶対心の傷を抉られて苦しんでるぞ。迷子のHANOIに優しくしたことを知っているんだからな。
夜の木の管理人にも見抜かれてるし。
「でも……暗い場所で泣いていたのは、あの子だけじゃなかったね。……そうだったろう?」
ナナシが最後に泣いたのはその時だったのかもしれない。

続いてローランド。
彼は新兵の訓練を任された時期があった。
誰もHANOIである彼に期待せず、訓練についてくる者もたった一人を除けばいなかった。
ここまで聞いた私は「読めた!」と思いました。
きっと仲良くなった兵士が死んでしまい、兵器に徹するようになったんだ。間違いない!
……全然違った。
話は続きます。
熱意と根性があった新兵は頭角を現し、ローランドも彼の出世をとても喜んだ。
いい話です。ここまでは。
出世した彼はローランドを見下して顎で使うようになった。
「ごく自然に」「何の悪気もなく」というのがつらい。
彼は別に悪人ではありません。きっとあの世界では当たり前のことをしただけなんでしょう。人間が『兵器』を思いやる必要なんて……。
悲劇に襲われ美しく絆が絶たれたのではなく、出世の踏み台にされたという生々しさが絶妙に嫌だ。
ストレートに悲惨なナナシやクレヨンもキツいけど、出世とか掌返しとか生々しさが伴うのもじわじわ効く。
『彼からしたら、キミはただの、古臭い殺人兵器なんだから!』
T2での台詞を思い出すといっそう刺さる。
そんな中での「チキン野郎が!」に笑う。
ローランドは時代の変化にも、旧型の軍事用が必要とされていない現実にも気付いているんですよね。
友情があんな形で崩れ去ったからこそ、ローランドは自身を兵器と呼んでいる。
『最初から、決して揺るがぬ上下関係が……結局、自分の心を守る盾になるんだ』
この話を聞いた後だとローランドの「殺人兵器」や「司令官殿!」が違って聞こえるんですよね。
自分は上官の命令に従う軍事用HANOIであり、人間と対等な友情を築けるはずがない。
殺人兵器が情を交わすことを夢想する方が間違っている。
そういった諦めがにじんでいる。
最初に「元気よく『殺人兵器』を自称するなんて価値観が全然違うんだなあ」と思ったら心を守るための盾でもあり、他の道を望まないようにする枷でもあった。
それを外すとなると負荷も大きいし、乗り越えたコーラルとの絆も強くなる。

トリはクレヨン。
色んな意味で特別です。
『キミには、本当に悲劇が多いな』
全くだ。管理人の言葉にここまで同意したくなるとは。
この部分だけは素で言ってんじゃないか?
サーカス団の名前はソル・デ・ジューニョか。メモしておこう。
覚えて呼ぶ気にならないんですよね。彼らのために脳の容量を割きたくない。
サーカス団と呼ぶことも憚られるアレな団体ですから。
団長はエンリケ。これもメモしておこう。
覚えて呼ぶ気にならないので。全世界のエンリケさんに謝ってほしい。

団長に雇われたクレヨンには自由も人権もまるでなかった。
すでに胸糞悪い。
『脱走を試みたキミはあっさり捕まり、熱い焼きごてを食わされ、声と知性を無くした』
クソだな!
『キミの脱走を助けてくれた、調教師や屋台のおじさんも、酷い目にあったんだよ。皆への、見せしめのためにね』
××××!
クレヨンの心が折れたのはこちらの方が大きいのでは……。
え、制裁を受けた彼らは人間ですよね? 事件にならなかったの? 今どうしてるんだ?
団長はもはやHANOIだけじゃなく人間の敵だよ!
ナナシが聞いたら冷たい笑みを浮かべながら「これだから人間様は」って言うな、絶対。

クレヨンは全てを諦め、滑稽なピエロとして生きていくことにした。
給料はピンクのクレヨンとスケッチブックだけ。
満足「した」ではなく「しなければならなかった」という言い回しが上手い。
口ごたえすればどんな目に遭うか分からないからな。
彼女を擁護する者が出てこようものなら、そっちに被害が及ぶし。
挨拶回りの時に「酷い目に遭わされたのにニコニコしていてすごいなぁ……いい子なんてレベルじゃない」と思ったけど、そうしなければさらに酷い目に遭わされるんですよね。
彼女は自分は不幸じゃないと思い込んで、乗り切ろうとしていた。
『ピエロはただ、笑っていればいいのさ』
管理人はクレヨンにだけは語り方が違うんですよね。
言葉を詰まらせがちというか、感情移入しているようです。
クレヨンによると、語りかけてくる声は優しいそうです。他のHANOIには嘲る調子だったのに。
直接話しかけた時も「……」が多い。
管理人は現実世界で何度かクレヨンと会っている。
素直に受け取れば観客でしょうけど、サーカス団関係者ではないかと疑ってしまう。

第二の塔
・探索開始直後
本社に異変を連絡する際の01の台詞にハッとした。
「だってもう、0と1が、意志ももたずに何にもできない時代じゃないんデスよ」
後の展開を思うと納得できます。
・迷路
時間切れになるとクレヨンやローランドは自分を責める。いや、プレイヤーが放置していただけだから……。
成功したらローランドはストレートに褒めてくれるし、クレヨンは素直に喜んでくれるのに、ナナシは「ぼんやりしてるくせに、意外とやるじゃないですか」と辛口。
一周目で一発クリアした時こう言われて「褒めるか貶すかどっちかにしてくれ」と思った記憶があります。
・カプセルコースター
コーラルは楽しそう。
クレヨンはとてもはしゃぐ。
ローランドは戸惑っている。こういう遊具は初めてらしい。
ナナシは嫌いと言い切った。……遊園地に行きたくなりますね。
・脈拍
ローランドによるとHANOIにも脈拍らしきものがある。実際はただのモーター振動。
・テント
足音を聞いて止めたナナシ・ローランドと違って、クレヨンはサーカスで勝手に開けたら怒られたという理由で止めた。

・清掃員Ⅱ戦
戦闘前、ナナシは冷静。クレヨンは『えいえいおー! かくご! だよ!』いちいち可愛いな。
ローランドはコーラルへのクソメガネ呼ばわりにキレた! やっぱりな!
「土下座で詫びたくなるまで、相手をしてやるぞッ!!」
罵倒しあうのも見ごたえあっていいな。
・戦闘後
コーラルはシューニャ達に心を見出し、ただの数字や敵と割り切ることはできない。
話し合って分かりあいたい、謝りたいとまで言う。
監察官がこれじゃダメだよねと自嘲するコーラルに対して……。
ナナシは「監察官に向いていない」「人間らしからぬ」と評する。
褒めてるよな、これ。
ナナシにとっての人間は冷酷で傲慢ですから。
踏みにじられてきた数字に寄り添おうとするコーラルの姿勢は、HANOI風情と言われてきたナナシにとっては好ましいでしょう。
「いつも俺達に接しているのと同じように、根気よく接してやれば? ……そういうの、アンタは得意でしょう?」
親密度Aのナナシが言うと説得力が段違いですね。

クレヨンはコーラルを優しいと言ってくれた。
『0と1にも心あるってわかってくれてありがとう。ありがとうかんさつかん……』
そう言ってくれるとコーラルは救われる。
一方ローランドはⅡに敵意満々。
次に会った時は足から狙う。
怖え!
的確に逃走を封じる気だ。
ローランドは話し合いなど無謀だと諫言する。こういうことを言ってくれるキャラも必要です。
しかし、コーラルが胸中を語ると恐縮した。
ローランドからすれば甘すぎる考えですが、どうなんだろう。
親密度によって受け止め方が変わるかも。
低親密度「優しさは美徳だが、危険を冒すことになる」
高親密度「それでこそ貴方だ」
になりそうです。
「貴方が、俺達HANOIにそうであるように……0と1の心を尊重しようと仰るのなら、俺に異論などはありません」
おお、ローランドもコーラルの今までの接し方を評価してくれた。
ただし、恨みは生半可な善意では消せないと警告もしてくれる。無数の恨みを背負ってきた彼だからこそ言える。
厳しい言葉ですが、それを口に出してくれてありがとう。

・罠スイッチ
コーラルは普通に押そうとする。押すなよ、絶対に押すなよ。
ナナシ、ローランド、クレヨン、皆警告してくれる。
・ドラム缶
ナナシはこういうのに詰めて、色々運んだ。
「し」から始まって「い」で終わるものかな。
・蜘蛛院長
クレヨンの一言が重い。彼女は体を壊されたからな。
いつも通り殺意の高いローランドにスカッとする。
戦闘後、ナナシは本社の対応で苦労するコーラルに皮肉を言ってくる。
「いやはや、同情しちまうなァ……」
ローランドも上に逆らえないコーラルに同情的。
クレヨンはよしよししてくれた。
蜘蛛院長の骸を調べるとローランドが哀れな奴だと同情し……。
「ひと思いに、皆殺しにしてやるぞ!」
さすがです。

・三階の清掃
ナナシはバケツや雑巾をよく使っていた。人間よりよっぽど信用できる。
ローランドは掃除すると逆に汚れる。力を入れすぎてものをひっくり返したりするんだろうか。
・医療用HANOIもいる
・点滴
コーラルは点滴を受けた経験はない。
ナナシは「大事に飼われてるHANOIがウイルス予防薬を使ってもらえる」と言ってたけど、そういうわけでもないんじゃ……?
他のHANOIは定期健診みたいなノリで受けてるんじゃないの?
ナナシの環境が劣悪だから受けさせてもらえないだけで。
ローランドは年三回ワクチン投与されてる。よかった。
クレヨンは何に使うか分からない。だよな!
・ローランドはストレッチャー無しで人間の一人や二人担げる
ローランド自身の重さはどれくらいなんだろう。かなり重量があるはずです。
・消火器
火炎放射器で勝負しようとするローランド。ステイ。
・鳥の絵
手榴弾と解釈するローランド。物騒。
クレヨンは描いた子供に花丸をあげようとするのに。温度差激しい。
・太った患者のどかし方
コーラルの脅しは結構えげつない。
一刻を争うような人が死んでしまったら、その責任をとれるのか。
善良さから正論を叩きつける。どくしかない。
クレヨンの純粋な眼差し! 効果は抜群だ!
ナナシは「歩ける足があるうちに」と脅す。さすが。
ローランドはきっとエグいだろうなと思った。
脅す前の「脂肪の塊」ですでに容赦ない。
「甘えてないでとっとと歩け、この豚野郎ッ!! さもなくば、ここでグリルにするぞ!!」
待ってました。ローランドはこうでなくちゃ。

・夢のイエローバード戦
なかよしこよし飴情報によるとIVは甘いものが大好き。
自分の部屋にチョコチップクッキーを隠してる。
いっぱい食べさせてやりてえなあ。ジョルジュお手製の料理も。
そう思った直後にオエッとなりました。
「こんなこと、他のみんなは知らないよね? ぼくだけがきみを理解してるんだ。IV、IV……」
おげええ、ほげえええ!
私はストーカー属性のキャラに耐性が低いかもしれない! 気づきたくなかったそんなこと!
一行からもボロクソに言われる。
ナナシのマジレスが光る。
「そんなんだから、フラれるんだよ」
正論。圧倒的正論。
クレヨンもいいこと言う。
『なぜすきなのにきずつけたの?』
純粋な疑問が刺さる刺さる。
・戦闘後
役目を捨てた住人に対してナナシはうらやむ。
「俺だって、好きで雑務用なワケじゃない」
彼からすれば大量生産で使い捨ての雑務用ではなく、値が張り、専門的な技能を持ち、重用される、専門型のHANOIになりたかっただろうな。
それこそ軍事用のローランドや調理用のジョルジュみたいに。
クレヨンは役目から離れようとしたことを語る。
サーカスから逃げ、ピエロをやめようとしてもできなかった。そう作られているから。
夜の木のエピソードを聞いているか否かで印象が変わる。
ローランドは贅沢だと評する。
「作られたモノは、作られたモノらしく、役目に従事して生きるべきなのです」
低親密度や過去を知らない状態だと何も考えず従っているだけに思えるけど、親密度を上げた後や夜の木で過去を知った後だと複雑な想いが込められているように聞こえる。

・第二の塔でのストレス値チェック
一周目はストレス値が危険値だったのですが、今回は愉悦値。
HANOIとの交流たーのしー!
01「よくあんなヤツらを飼い慣らせますね! ホンット尊敬しちゃいますっ!」
馬鹿にしてんだろオメー。
・死体袋
ナナシから試しに入ってみたらと言われた。この野郎。
クレヨンは中の人が眠っていると捉えておやすみと呼びかける。優しい。
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