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ひよこの足跡ブログ

漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。

TOWER of HANOI 2周目プレイ 後編

TOWER of HANOI 2周目プレイ 後編


・ノロイの困りごと
ローランドはコーラルに気安く頼み事をすることにお怒りの様子。
「これだから、昨今のHANOIは……」
ローランドは軍人要素が濃いけど、おじいちゃん要素もあるんですよね。
ナナシはギャンブルで金をすらないか心配してる。
クレヨンは来るたびにぬいぐるみにいつもあいさつしてる。かわいいから。
か、可愛い……!
依頼を受けている時に清掃員に話しかけるとコインをもらえます。

・吉田ちゃんの困りごと
クレヨンはラブレターが欲しいらしい。あげるよ。大好きって書くよ……。
ジョルジュは愛の戦士なのでいい反応。天使って言われた。ジョルジュ、お前も愛を運ぶ天使だろ。
ナナシやローランドは恋愛事情を何も知らないし興味もない。
清掃員は手紙で告白というアナログさが気に入ったらしい。彼の価値観は古めかしいところもあるから納得。

・老人ホーム「菩提樹」
ローランドは電話を使った起爆装置の話を始めたり、植物が食用かどうか気にしたり。
いつも通りですね。
ナナシは緑茶が苦手。ローランドにも栄養がないからと不評。
今のメンバーだと全員ピアノ弾けないので別のメンバーに交代しました。
メリーティカ・アダムス・ミラ・シンディは弾ける。
ボス戦では古くなったテレビに対するローランドの一言がいいですね。
「甘えるな! 旧型でも俺は現役だ!」
根性あるなぁ。

・ホテル「殺人事件」
ローランドの台詞にドキッとした。
「戦争でもないのに、何が悲しくて人なんか殺すんだ」
敵への苛烈な言動の印象が強くてそちらに引きずられますが、ローランドは殺戮に快楽を感じているわけではないのか……。
張り切って自分の役目を果たそうとしているだけで。
敵への過剰な憎悪も、それを周囲から求められたと本人も語っていたんですよね。
かつては褒められた要素が問題視されるとは時代が変わったのかと複雑な表情でした。
・軍隊にはスーツケース型核爆弾という特殊核爆破資材がある
核!?
サラッと物騒な情報ぶち込んでくる。
スーツケース開けようとしたらナナシから止められるんですよね。薬とか銃が入ってるかもしれないという理由で。
・ローランドはビールをカートンで買う
豪快な飲み方しそう。
・悪趣味な彫刻『心臓に咲いた血潮』
ナナシから「純朴無垢な監察官様には、少し刺激が強すぎるんじゃ?」と言われました。怖がったらその反応を楽しみそうだな。
ローランドは「血潮を見たいのなら、首を負傷させたほうが早いぞ」。
そうじゃない。
ボス戦でもローランドは正論をぶつける。
「ハーレムのために人を殺すな!」
はい。
クレヨンは『はべらせるってどういういみ?』と疑問に思う。
知らなくていいよ。
・窓の外を見ている客によると、ごみ箱にいた頃は0と1の死体がごろごろ転がっていた
うええ……。
・目玉焼きトースト
コーラルは一時期目玉焼きトーストばかり食べていたから飽きている。でもこのトーストは美味しかったらしい。
クレヨンはパンも卵も好物。当然目玉焼きトーストも大好き。
ローランドによると想像通りの味で旨く、ナナシはもう少し塩気が欲しい。

・死神のかけら探し
ナナシやローランドが「「「看護師」」」に無情な言葉をぶつける中でクレヨンは優しい。
ナナシは眩しいのが好きじゃない。夜目が効く方。
……暗い場所で生きてきたためでしょうか。

・第二の塔中間地点
役目を放棄しようとする者達へのローランドの台詞が重い。
「決められた用途で生きる事の……何が不服なのか、俺には理解できん。それ以外で生きられる確証もないのに……」
平穏に暮らしているHANOIが言ったら「酷い目に遭って解放されたい彼らの気持ちを理解するのは難しいかも」と思うけど、ローランドに言われたらなあ……。
盾にされたり囮にされたり自爆装置つけられたり、過酷な役目を押し付けられてきてもそう言えるなら、こっちは何も言えない。
そんな彼が別の道へと踏み出す個別ENDはとても重い。
クレヨンは皆が悲しい思いをするのは自分達のせいなのかと悩む。
そんなことないよ。
データのサンドバッグ用意して殴らせただけで解決しようとする本社の姿勢が問題なんです。
ナナシはアイテムの在庫確認を促す。後はローランドと近い。役目を捨てる捨てないを自分で決められる身分じゃないと諦めている。

・棺
「ちゃんと埋葬してもらえるぶん、一部の人間よりよっぽどマシだな」
ナナシ……それはあの子のことを指しているのか?
・教会前
またローランドは花が食用か気にしてる。
ただ、数が多いからメリーティカやミラのために摘んでいこうともする。
血の気の多い発言だけでなく、コーラルや仲間への気遣いを見せるのがローランドのいいところ。
・井戸
ローランドによると「歴史博物館に並ぶような古道具」で、「それは俺も同じか」。
個別ENDを連想させる。
クレヨンは井戸を知らない。

・シスター戦後
シューニャ側はコーラル達が攻略を進めるのを待っている。
このまま進むのはまずいかも、というコーラルに対して「コーラルが任務を放棄したらチームのHANOI達は処分される」と知っている仲間達がどう反応するか。
クレヨンも事態は把握しているのか。
彼女は頑張って戦おうとする。
『あのおんなのこ、わるいちがうけど、かんさつかんがつらいなら……』
自分を、皆を、壊されないように。
『またみんなで、ニコニコえがおで、わらっていたい……』
そんなささやかな望みすら叶わないのはおかしいよ。
ナナシは冷静。
「まァ……別に、俺は廃棄されてもいいんですけどね。でも、他の連中はそうじゃないでしょう」
おい前半。
そんなこと言うなよ。コーラルが悲しむって分かってるだろ。
ローランドも近いスタンスです。
「ジブンは軍事用でありますゆえ、今さら命など惜しくはありません。しかし、仲間達まで破棄されるというのでは……」
監察官でいて下さいと大声で叫んだ直後、弱弱しく「仲間を、見殺しにしないで下さい……」と呟くのがいいですね。
ローランドを苦しめるなら本人を痛めつけるよりコーラルや仲間を狙った方が効果的だな。
「あの女の挙動が不安だというのなら、俺が先陣をきって、あの女を殺します!! ですから……」
闘う、倒すではなく殺すと言い切るのがローランドらしい。
これは敵への憎悪ではなく、仲間への想いや、監察官に負担をかけないようにという情から出ているように聞こえる。
コーラルがやりたくないことを率先してやろうとしてくれるんだよな、ローランド。

・休憩部屋?
ナナシは敵の宗教じみた空気に引き気味。
クレヨンは怪しいパソコンを警戒。
『パソコンがぶっとかみつくするかも!』
ミミックか?
表現が可愛いな。
おかしな気配を察知し、ローランドは盾になる気満々。
多少の銃弾ならなんともない。
ああ蜂の巣にされるローランドを見たい!
普段彼を「軍事用様」「マリモ野郎」と呼んでいるナナシが「ローランド!」と叫ぶと熱い。
それでクレヨンは悲痛な表情になるのもいいけど、鮮やかなナイフ捌きで応戦してほしい気持ちもある。

・シューニャとの会話
彼女の台詞に「そうだ」と頷きたくなった。
「一矢報いたい人間達ほど……復讐からは、縁遠いところにいる」
彼女らが倒したいのはコーラルとHANOIではなく、数字をサンドバッグとして提供している連中なんですよね。
HANOIも元々は0と1で人間にこき使われていることを考えると、塔の中で戦うとはいえ広い意味では仲間と言えるかもしれません。

・本部合流
タグをつけてないと出迎え無し。寂しい。
クレヨンは自分の話がコーラルの負担になったのではないかと気に病んでいた。
『もうかえってこないとおもった』
クレヨン、心配かけてごめんね。と思ったらコーラルも同じこと言った。
コーラルはクレヨンに怪我がないか気遣い、クレヨンもコーラルが痛い思いしてないか心配する。
ほのぼの。

ナナシは捜していたのか訊かれて一瞬沈黙。
自分達だけじゃなくてコーラルのことも心配だったんだろ、素直に言えよ。
これからもよろしくと告げると、目を見開いて「!!」という反応。コーラルが怒鳴った時の反応と同じだ。
自分達の味方になってくれたのが嬉しかったんだろうな。
「玄関で待ってるヤツらのほうが……俺なんかより、何百倍も心配してますよ」
そうかぁ?

コーラルがいなくなった瞬間の反応が三人の中で一番大きかったのはローランド。
本部で発見した時のリアクションもデカい。
「ありがとうございます。俺達を、見殺しにしないでいてくれて……」
最高の司令官だと言ってくれた。
基本的に司令官を褒めるローランドですが、今回はいつも以上の勢いで、心の底から言ってるんだろうな。

・合流後の本部内
話しかけた時の台詞がいつもと違うんですが、親密度によって差分があるんでしょうか。
Eで統一しておいたキャラは
メリーティカ:楽園をこれ以上壊させるワケにはいかない
アダムス:HANOIが第一、敵は抹殺
シンディ:自分達になんとかできるのか
ミラ:自分が行っても足手まといかも
ジョルジュ:今まで以上に苛烈だから気をつけろ
キャメロン:罠にかからないように
ノロイ:また留守番か?
という感じでした。
親密度Eだと消極的な台詞も見られますね。

ここからはAの三人。
ナナシは珍しく素直。
「俺も連れて行って下さいよ。……少しは役に立てると思います」
ローランドは危険が多くなると見越している。
「今こそ、軍事用の出番ではありませんか!?」
クレヨンも積極的。
『かんさつかん、みんな、クレヨンがたすけてあげるの!』
頼りにしてる。

・ローランドの困りごと
州一つ滅びる自爆装置ってなんだよ。
玉砕覚悟で尽力しなくていいから。
クレヨンは強くなりたいなら自分をライオンだと思えとアドバイス。
『がおー!』
かわいい。
・Mバーガーのバイト
クレヨンに渡した後話しかけるとキウイスムージーがあることが分かる。バナナ、リンゴもあるらしい。

・Ⅱの放送
クレヨンは戦う覚悟を固める。
相手が悪くなくても、痛みを味わうことになっても。
HANOIのみんなが大好きだから。私もだ。
ローランドは空気が一変。
「上等だ、クソ野郎ッ!!」
血の気が多い!
「ヤツとの因縁、望み通り……ここで燃やし尽くしましょう!」
笑うしかない。君はそれでいい。
ナナシは「フーン……」。
ドライ!
「それなりにハラくくってるみたいですね」って、淡白すぎやしないか、その反応。
コーラルが共に歩む覚悟を告げると「……はい」。
噛みしめるように呟いたんだろうな。

・バグを喰う犬
ナナシが今までより少し優しいかも。
「……諦めて、もう眠ってな」
ローランドは相変わらず。
「叶えてやるさ、あの世でな!!」
クレヨンは癒し。
『なかよしこわしてごめんね……』

・バールでこじ開けた先のスイッチ
「司令官殿を、再び敵の罠にはめるわけにはまいりません! ジブンが押します!」
『スイッチ、クレヨン、おす! だってまたわなでかんさつかんいないしたら、こまるもんね!』
ローランド、クレヨン、嬉しいことを言ってくれるじゃないの。
ナナシからは耳を疑う言葉が。
「大丈夫、また敵の罠だとしても、今度ははぐれる前に助けてあげますよ」
……!?
偽物かと疑いたくなる。

・清掃員Ⅱ戦
まずはなかよしこよし飴で反応をチェック。
キレられました。当然です。
アメちゃんと呼ぶのが可愛いですね。
安心しろ、手を抜かずボコボコにしてやる。
己の存在した証を刻みつけようとする相手に対し、コーラルは忘れないと告げる。
「玉砕覚悟か……その根性は認めてやるよ」
ナナシは淡々と突き放すかと思ってた。彼なりに感じるものはあったんだな。
「ああ……覚えててやるよ、クソッタレ!」
ローランドにしてはマイルドだ。
今までの彼なら「知ったことか!」で切り捨てそうです。
クレヨンはいつも通り優しい。
『きえるの、いたいの、こわいよね……ごめんね』

・戦闘後
クレヨンは沈痛な面持ち。消えようとする彼らを理解できない。彼女は消えたくない。
苦しみを味わっても未来を考えられる彼女は強いな。
ローランドは戦いに生きてきた者らしい台詞を吐く。
「譲れぬ信念を持った敵ほど、戦い辛いモノはありません」
コーラルが何があっても進む意思を見せると動揺。
「い、イエッサー!!」
とても喜ばしく、誇らしいんだろうな。
ナナシは理解できない様子。
「俺だって、いつ死んでもいいと思ってましたけどね。でも、死ぬのと消えるって、違うじゃないですか……」
コーラルが覚悟を告げると「……はい」と答える。
タグをつけなかった時もいいですね。
コーラルは自分の役目を全うするために残酷でいる覚悟を見せ、静かに別れを告げる。

・IV戦
役目を嫌だと感じたこと、人間に復讐したいと思ったことはないのかと問われて。
ナナシは悪くないと思った。
やっぱり人間恨んでたナナシは復讐に惹かれるよな。
「けど……やっぱ遠慮しとくわ。……ここで『はい』なんて言ったら、右や左から大ヒンシュク買うからな」
「そして、その声を無視するには……そいつらの存在が、大きくなりすぎた。……それだけの話だ」
……そう言ってくれて嬉しい。
クレヨンも辛くて消えたいと思ったことがある。
復讐方向にはいかなかったのか。あんな目に遭わされたのに。すげえ……。
それでも彼女は明日のことを考え、生きようとしている。
ローランドは軍事用であることを恥じた事は一度もない。
親密度Bの会話だと疑問を抱いてましたよね?
親密度Aのローランドだと、違う道を歩めると考えそうだけどなあ。
「お前も所詮、ここで灰になる運命だ!」
言葉がキツい。
コーラルを奮い立たせるため、自分が憎まれ役になるために、あえて強い言葉を使っているのかもしれない。
病室に引き戻されそうになり、混乱して泣きわめくIVにコーラルは詫びる。これ以上苦しまないように。
ナナシとローランドは辛辣。
「短いが、いい夢は見たんだろ?」
「世界を歪ませた代償だ……甘んじて受けろ」
容赦ないな!
ローランドは「黙れ小娘!」と怒鳴らないだけまだ加減してるかもしれない。
クレヨンは痛みを消してあげようとする。
優しいコーラルとクレヨン、淡々と返すナナシ、殺意の高いローランドでバランス取れてるなぁ。

・HANOIを庇って怪我したコーラルへの反応
ナナシ・ローランドは以前見たのでクレヨンを。
自分が痛いの嫌だと言ったから代わりになったんだと考え、謝ってきた。
謝らなくていいって。
『こんどわたしがかんさつかんのいたいいたい、かわりに、うけたげる! いたくっても、クレヨン、なかないぞ!』
やめて!
クレヨンを庇わなかった場合、彼女は01の笑顔の仮面について指摘。自分と同じだったと看破。
ナナシはもう少し休んだらと気遣う。
「01を倒しにいくんでしょう? だったら、俺も連れてってくださいよ。……足手まといにはなりませんから」
コーラルに庇われたら行かないと言うんですよね。対比がいい。
ローランドは裏切り者の01討伐に燃えてる。
「司令官殿に盾突くという事が、どういうことか……俺が教えてやるぞッッ!!」

親密度Eのキャラもチェック。
キャメロン:大丈夫か気遣う、本部をこんな風にするなんて許せないと怒りに燃える
ジョルジュ:本部奪還を目指す理由が愛、仲間、そして苦しんでいる01のため
シンディ:01の豹変についてウイルスの影響も考える
ミラ:異変に気付いていればと悔やむ
アダムス:天罰!
メリーティカ:本部の変貌にショックを受ける
ノロイ:説得は通じない、気をつけるよう忠告

崩壊本部
・ナナシいわく血が固まるとなかなか落ちない、掃除したい
経験者談だな。
・HANOIの四肢が詰め込まれた棚を調べようとしたとき、ローランドは止める
ありがとう。
・シューニャの肖像画
ローランドは融解を「集団での無理心中」と評する。言い方。
・雑務用は耐久性に難がある
ナナシの肩や足の装備は関節を保護するためです。補強することはできないのかな。
・クレヨンの声帯や知能を治すのには金がかかる
ですよね……。
・ハンソンが設計を手がけた初号機は軍事用で、ローランドよりもっと古い型
経緯を見たいけど、嫌なものも見てしまいそうだ。
・01の妄想部屋
ローランドは哀れみつつも怒る。
ローランドなら返り討ちに出来るよ。
ナナシも人間相手じゃなきゃ反撃できるし。
クレヨンの反応にしんみり。
『01……ごめんね。クレヨン、ピエロなのに、えがおしてあげられなかったね。ごめんね……』
クレヨンが謝ることじゃねえ。
・01戦
誰かにタグをつけていないと部屋に入れないようになっています。
コーラルは、怖いという理由で「誰かに手でも握っててもらおうかな……」と言い出す。
え?
ローランドなら「心配いりません! 司令官殿は俺が守ります!!」と大声で叫んでしっかり握りそうですし、クレヨンは『かんさつかん、てつなぐ!』とはしゃぐのが想像できるけど、ナナシは?
「ご、ごめん。自分でも情けないと思うけど……お願いできるかな?」
「……ハァ。仕方ありませんね」
という感じでしょうか。
身体を持たぬ者の、持つ者への羨望、嫉妬、憎悪、殺意、悲嘆……それらを01はぶつけてくる。
ナナシはマジレス。
「そんなの、このバーチャルの設計者に聞けよ」
直球!
そりゃそうだけど。
ローランドも負けてない。
「グダグダ抜かすな!! マニュアル野郎ッッ!!」
ローランドからすれば他に言いようないよな。
戦闘、苦悩するコーラルに身体を休めるべきだと提言する時に「と、俺は思います」と付け加えるので少し柔らかい言い方になってます。
突き放す二人に対してクレヨンは癒し。
『01……もうなかないで。いっかいだけでもわらってよ……』
天使か?
01の結末に落ち込むコーラルを励ましてくれる。

・第二の塔跡地
陰気なのでローランドが焼き払いたがってる。
・黄色い鳥をバケモノと呼ぶ融解物がいる
『こんなふうにされてもなお、IVのことを愛してるなんて』
それは愛と呼べるのか?
残酷な夢を見せて嘲笑って楽しんでいたのを愛認定したくないんですけど。
執着なら納得できる。
・触れない木
ナナシから「アンタみたいなボンヤリもぶつかる心配ありませんねェ」と言われた。
コーラルは壁にぶつかったりしたことあるのか?
・ローランドは前線でガラスの破片まみれの死体を山ほど見てきた
市街戦だろうか。
・シューニャの手紙
彼女は中枢で待っている。
コーラルは彼女の文面から、人と数字の絆を……人間を信じたい気持ちを読み取った。
「僕達が、君に証明してみせる」
カッコいいぞ、コーラル。
ナナシは苦悩するコーラルを思いやるような台詞を吐く。
さすがにここまでくると柔らかい言い方してくれるんだな。
「だから、アンタもさ……こんなの読んだくらいで凹まないでくれます? 俺達のこと、守ってくれるんでしょう?」
信頼をにじませてくれた。
ローランドは中枢への行き方を疑問に思う。「そっち?」と思ったけど、敵の本拠地の所在は重要ですね。
クレヨンはシューニャの心を正確に見抜く。
『かなしくないふりして、ひとりぼっちでまってるんだ……』
『だから……いかなきゃ。おねがいかんさつかん、あのこもうくるしいいたいないように……』
使う言葉こそ幼いものの、鋭い。

・第三の塔
ゲームを始めて間もない頃、「何でここまでHANOIを人間に近づけるんだ? 便利な道具として使いたいなら単純な方がいいのでは」と思いました。
「ゴ命令ヲ ドウゾ」みたいなメカメカしい奴の方がお互いのためではないかと疑問を抱きました。
ここでHANOIを人に近づけた理由が明かされるんですよね。DH堂の本でも軽く触れられましたが、より詳しく語られます。
簡単に言えば、人間の不満のはけ口とするためです。
ただの鉄の塊を従わせても人は満足できない。
腐敗しきった人類の心には、傷つけても構わない、傷つけがいがある、傷つけても服従する存在が必要。
……という、人間不信拗らせたヘンリーの持論によって今の方向性になりました。
・運転と免許
コーラルは免許を持ってるけど電車通勤。
ナナシは運転できるけど無免許。納得しかない。色々やらされていたからな。
ローランドはあまりバスや電車に乗ったことがない。ドアにぶつかったりしそう。
・「キマス」
ローランドとナナシは怪我がないか心配してくれる。
・ローランドには今のHANOIと違ってパソコンの基礎知識が入っていない
唸る姿が容易に想像できる。
・目覚めないHANOI
ナナシは「HANOIなんて、いっそ最初から作られなければ良かったのにな」と言い出す。
それコーラルの前で言うの?
・ホログラム
ローランドは内容がわかる。さすが。
初号機HANOIの解剖図。内蔵兵器の名称や位置が軍の機密記号で記されている。
・???型HANOI戦
役目を欲した相手に対し、ナナシは否定的。
汚れ仕事を押し付けられてきたナナシにとっては、嫌な役目なんてほしくなかったでしょう。
「クソみたいな役目でも、ないよりゃマシなんですかね? 俺らは恵まれてるって、思うべきなのか?」
クレヨンも懐疑的。
『のどやかれてもわらわれても、やくめあるだけうれしいんだって……おもうしないといけないのかな?』
そんなわけないよ……。
ローランドはわが身に重ねる。
「俺だって役目や命令がなければこうなる可能性がある。やはり機械は……誰かに従属してこそ、存在意義が……」
ここでコーラルが
・人にはそれぞれの痛みがある
・他人と比べて無理に改める必要なんてない
・自分の辛さを周りと比べて我慢する必要ない
と言ってくれてよかった。
「アイツの方が不幸だ、お前の悩みはたいしたことない、不満を抱くな」と言われても困る。
人によって辛く感じる要因は違ったり、似たような出来事でもどのくらい打ちのめされるかは個人差があったりしますから。
コーラルは、ローランドには存在意義は生きていくうちに出来ていくと諭す。
「君は君個人のやりたいようにやっていいんだ。……そうやって出来たものが、君の本当の存在意義なんだよ」
ローランドの人格に対する信頼があるからこそ言える言葉ですね。
ローランドを殺人兵器としか見ていない人間には「やりたいようにやれ」なんて言えない。

中枢突入直前の台詞だけ回収。
ジョルジュ:空気が震えている、気をつけろ
メリーティカ:信じて待ってる、いってらっしゃい
キャメロン:緊張してる? ハグしましょう
アダムス:僕も行きたかった、バーチャルと心中したくない
ミラ:祈るしかないのがもどかしい
ノロイ:恐ろしいほど静か
シンディ:本当に行くのか、このまま待ってたら本社がなんとかしてくれないか
ラストダンジョンは全員見たので、2周目はここで終了。

ついでにおまけ部屋のはないちもんめ。
三人以外のキャラで三人に話しかけた時。
メリーティカ→ナナシ:メリーティカのコーラルに対する好意に気づき、軽く茶化す。
気づいてないのは本人とローランドだけ。
ノロイ→ナナシ:叱ってくれる奴は大事にしろ……コーラルのことか?
ジョルジュ→クレヨン:ジョルジュのクレープをナイフとフォークを使って食べるのが好き。
理由は、賢くなった気がするから。
おおぅ……。
アダムス→ナナシ:「本当に助けが必要なヤツは……そんなものに縋るヒマもないんだぜ」
ナナシもクレヨンもそうですね。
ミラ→クレヨン:ミラが忙しそうにしているから普段は遊びたくても我慢してる。
キャメロン→ナナシ:ナナシはコーヒー……人間の嗜好品を自由に飲めることを楽しんでいる。路地裏に転がってたって……。
シンディ→ローランド:ローランドが護身術を教えている。象相手でも役に立つらしい。
シューニャ→クレヨン:クレヨンはずっとシューニャと友達になりたかった。
Ⅱ→ローランド:ローランドはⅡが挑発に乗ってこようものならぶちのめす気でいた。こええ。
IV→ローランド:黄色い鳥がついてきてないか警戒してる。
「あんなチキン野郎、素手でひと捻りだ!」
お願いします、ローランドさん。

今度は三人視点。
ナナシから。
シンディの台詞からすると、普段ナナシが彼女にあまり話しかけないのは、相手が男性恐怖症だから気遣っているらしい。
シンディ側が「もしかして嫌われてる?」→「怖いのは人間の男性であってHANOIは大丈夫」という反応なので、ナナシの「怖がらせたら悪いだろ」的な台詞が挟まったんだろうか。
・一時期トランプで食事代を稼いでいたが、HANOIだとバレそうになったからすぐやめた
宿泊イベントでも語られていましたね。
・HANOIの髪には人間との区別化のため特殊な染料が使われている
ナナシやクレヨンは特に目立つ。
・ナナシは野菜はトマトさえあればいい
ほ、他の野菜は?
・テレビより新聞が好き
ゴシップ誌も読んでるんですよね。
・清掃員が自分もコーラルに名前を付けてもらおうとしたら睨みつける
落ち着いて!
・ナナシの中ではシューニャ達は組の人間よりよほどマシ
そりゃそうだ。
・ナナシはどちらの道でももう人間に失望することはない。
T2では命ごと終わり、T1ではコーラルを信じ続けて叶えられる。
・コーラルに対して「アンタみたいな人は……長生きしてくれなきゃ困りますからね」
HANOIのためって言ってるけど、最大は自分のためでは。

次はローランド。
・過保護な父親が馬鹿にしてきたから根っこからむしろうとする
よし。
・クレヨンによると、火薬のにおいがしないローランドはお日様みたいなにおい
ほした布団みたいなにおいなんでしょうか。
・ゴミの分別を気にしないタイプ
掃除が苦手なんですよね。
・バラは食べられるから好き。
ジャムとかそういう方向じゃないんだろうな。
・トランクに仕掛けられた爆弾で仲間が何人もやられた
さらっとえぐい過去を出してくるな。
・昔は軍の人間とトランプをやった
人間と交流していた時期もあったんですね……。
・コーネリアの言葉
「旧型にしか務まらない役が、世には必ずあるはずだ」
それが前向きな内容であればいいな。
・夜警でしょっちゅう食べていたせいで、少し前までカップ麺は見るのも嫌だった
カップじゃないラーメンを食べよう。
・栄養補給のためによくヒマワリの種を食べた
味は好きじゃないらしい。
味覚が同じだと不便なことも多そうだ。
・大浴場でコーラルの背中を流したい
加減してね。
・軍事用は重く、肌も頑丈
ナナシが羨ましがるだろうな。
・旧型の扇風機に「お互いに頑張ろうぜ、キョウダイ!」
いいな、こういうの。
・シューニャは優しいコーラルの代わりにローランドが「許さないでいること」を望んでいる。
そんなこと言ったらローランドは許してしまうのでは。

最後にクレヨン。
・花瓶のバラを食べてナナシに怒られた
ちょ……。
・落ちてるヒマワリの種を食べたことがある
あの……。
・お祭りの時、調教師から内緒でドライプルーンをもらった
調教師さん!
クレヨンの脱走を助けて酷い目に遭ったうちの一人じゃないか。
調教師が今どうしているのか気になります。すごく。
・夜の木の管理人
彼がHANOIの悲惨な境遇を鑑賞するようになったのはクレヨンの悲劇が影響していた。
絶対コイツ関係者だろ。
・クレヨンは空腹になってゴミ箱を漁り、皆から止められ、お菓子をもらった経験がある
あのクソ団長!
今までちゃんと食べてきていれば、腹が減ってもゴミ箱漁ろうなんて発想出てこないだろ……。
まさか最後にKDP(クソ団長ポイント)を上げてくるとは。
別の要素で胸糞悪さを解消しないと。
・ローランドは風船をもらったクレヨンが羨ましい様子
「司令官殿から物を賜るなんて羨ましい。……俺も、もっと活躍しないとダメだな」
十分活躍してるよ。
微笑ましい。ローランドのおかげで明るい気分になった。

三人について知らなかったことが色々出てきて、楽しかったです。
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