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鳴海について語るアルレッキーノを思い出すたびに、ハドラーにこだわるミストバーンを連想して笑ってしまう。
アルレッキーノは好きだったことも失望したことも再び認めるようになったことも相手に伝えたんですよね。
良くも悪くも思ったことを率直に告げる性格です。
失望しましたファン辞めます的なことまで本人に直接言うのはどうかと思うよ。
でもそういうキャラだから、涼子についての詩的な言葉がスラスラと出てくるんでしょうね。
照れたり恥ずかしがったりしないのは人形ゆえでしょうか。
謁見前にハドラーがミストバーンに感謝を告げるシーンで、今まで考えてきたのは「ミストはどんな心境だったんだろう」という疑問ばかりだったのですが、ふとハドラーはその時どんな表情をしていたのか気になりました。
もし笑顔だったら見せてほしかったな。
ミストが動揺したり困惑したりしそうなので。
心境が気になるといえば、ハドラーに助ける宣言された時もです。
主を守る・支える立場であるミストバーンが助けられる側になり、助けるとストレートに言われたのは珍しいのではないかと。
一番大きいのは「あの男がそんなことを言うようになるとは……」という驚きでしょうけど、嬉しい気持ちもあったら私が嬉しい。
『からくりサーカス』第5幕 サーカス~出発
しろがねがメイド姿に!
ごちそうさまです。
善治はやはり死亡したようですね。イチゴゼリーコロコロおじさん化は見たかったけど、時間が惜しい。
メイド服の次はセーラー服。何とも言えない気分になる。
いじめられても目立たないようにしていれば去っていくというしろがねの台詞には頷けない。
エスカレートする可能性の方が高そうですから。
いじめっ子のガキ大将、梶山も出たか。
彼を出すなら〇〇〇は外せない。
ちゃんと謝罪して、仲良くなってほしいなぁ。
そして『最終決戦に突入する前』くらいにちらっと出てきてほしい。会話無しの姿だけでもいいので。
勝への仕打ち、色々やられてたんだなな。
上靴隠し、落書き、画鋲まき、雑巾投擲、さらに殴りかかるって、怪我させるのは明らかにアウトだろ。他も駄目だけど。
しかし金持ちだと分かってるのによくいじめられるな。
金と権力使って仕返しされるとは思わないのか?
媚売って機嫌取っておこぼれにあずかろうという方向にはいかないのか。
色がつくと勝の痣が痛々しい。
しろがねに文句言おうとした女子二名の反応に笑った。
土下座からの足スリスリでドン引きしてる。においに言及するとは。
ギャグシーンのあるるかんが可愛い。
そして、しろがねのアクロバットがすごい。
これ、現実のサーカスで繰り広げられる動きなんでしょうか。
バスケのゴール通過なんてできるものなのか?
しろがねは優しくて美しくて運動神経抜群で料理も上手くて勉強できて……これだけ書くと完璧に見えます。
目立たないようにと言いつつ目立つことをするなど、ズレてるところも完備。
やりすぎでないかと言いたくなるくらい要素が詰め込まれています。
だからこそ、心からの笑顔という、欠けているものが際立っていますね。
彼女が笑えるように勝は考えを巡らせる。
仲町サーカスの面々が登場。
泥棒はまずいので省略して正解だと思います。
ノリとヒロ、いい体してますね。ナイス筋肉。
目をキラキラさせて見入る勝に嬉しそう。
勝は芸人のやる気をかき立てるいい「観客」ですね。
リーゼは入団済みか。掘り下げや見せ場があるといいな。
猛獣を従えるところを見たいです。
気になるのは法安と涼子です。
仲町サーカスが落ちぶれた経緯の説明も兼ねて法安・涼子が加入しないかな。
で、最後!
予想していなかった。
暗転で「まだ何かあるのか……もしかして?」と思ったら、きましたよ。
ヒーローもののの手術・改造シーンみたいでした。仮面ライダー的な。
原作未読で「鳴海好きになったのに。もう見るのやめようかな」と思われた方を引き込むためにも、ここで見せておくのはありだと思います。
激しいバトルの後の日常回は少し物足りなく感じるかもと思っていたのですが、余計な心配だったようです。
二人の内面の変化が描かれて満足。
「あれがカットされた」「これが足りない」と言ってばかりにならないよう、あえて原作を読み返さず視聴していますが、内容がまとめられていて面白いと感じられるのは読み返さないからだけじゃないはず。構成の仕方が上手いんだろうなあ。
……最後のシーンも驚きましたがさらなる衝撃がぶん殴ってきた。
待て。
ちょっと待て。
次回予告ワケが分からない。
ギイいるしルシールいるし病棟じゃんそこ!
サブタイトルが『地獄』。勝としろがねのほのぼの日常回の次が『地獄』。
大怪我して片腕と記憶を失い目を覚ましたらそこは地獄でした。
鳴海が何をしたって言うんだ。
悪魔かよ。
いい加減にしろ。
やったぁ……病棟編が見られる……。
先生と生徒達も出演してくれるなんて嬉しい。
パウルマンせんせーい、授業してくださーい。
やばい、頭と心が追いつかない。
『1000円ヒーロー』58話
怪しい男を家に入れないのは偉いぞと思ったらそう来たか。
何やってんの。
敵組織の幹部がおもてなし受けるんじゃない。
ほのかに手出しせず帰ってくれてよかった。
彼をおじさんではなくおにいさんと呼ぶのは優しいな。
同児の変身した姿はまるでヒーローですね。今までの怪人らしい形態も好きですが、近い姿になるとライバル感が増します。
麗華が敗れたのは残念。以前レート100は一人で戦争を止められるという説明があったものの、できる気がしない。設定に対して描写に物足りなさを感じてしまう。
「怪人なら殺してもいいと思っているようなヒーロー達と違って、戦えない者の命は奪わない」という同児。
信念や美学のある敵は好きですが、その言い方には引っかかる。
ヒーロー達は怪人を問答無用で片っ端から殺してるわけじゃないだろ。降伏勧告したり捕まえたりしている。
千や刃みたいに怪人と心を通わせるヒーローだっている。
そもそも怪人が退治されるのは、戦う力を持たない一般人達を襲うからです。
大人しくしている怪人まで排除するのは非道ですが、衝動がある以上いつ人間を襲うか分からない。
戦えない者の命を奪うと糾弾するなら、真っ先に怪人の側を責めるべきでしょう。
大体同児だって邪悪なおばさんを葬ったじゃないか。性根が醜くどす黒く腐っていて復讐もやむなしな存在だったとはいえ、戦う力はなかっただろ。
千を怪人抹殺上等ヒャッハーなヒーロー扱いしないでくれよ、怪人のおっちゃんとの会話を知っても同じこと言えるのか?
同児の姿勢にもやもやしつつ、次話を待つしかない。
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ジョージィィ!出られるかどうかギリギリだと思ってたから嬉しいぞォォ!
ファティマも出る!ロッケンフィールドさーん!
作中最強疑惑のあるおっさんも登場しますし、良かった良かった。
けど生方家が……。
単体で名台詞をポンポン生み出すキャラではありませんが、他のキャラの見せ場を引き出す名脇役なんですよ。
特に法安は、道具と向き合ってきたからこそ、道具に近かったジョージや人形達の異なる面に光を当てることができる。
彼らとの交流で最古達はただご主人様についていっただけではない内面の変化が描かれるんです。
だからどうか出演を……!
『からくりサーカス』のアニメを毎週楽しんでいますが、ワクワクすればするほど焦りを感じます。
「あのキャラが登場してほしい」「このエピソードも見たい」と欲望が膨らんでしまう。
当初は最古の四人が登場するだけで喜んでいたのに、法安や涼子との会話を望んでいます。
「法安と涼子出るかな」「きっと出る」「厳しいだろ」「会話してほしいなあ」「暇乞いが省かれたら……」「夢はいつか必ず叶う」「駄目かもしれない諦めないと」と、繰り返し考えて止まりません。
法安と涼子が出るかどうか、暇乞いがあるかないかだけでも知りたい。
ドキドキワクワク通り越してなんか苦しい。
諦めた方が楽だと分かっているのに、「司令やママンなどまだ紹介されていないキャラがいる!」と希望を捨てられません。
『からくりサーカス』第4幕 コラン
早速プロローグのクライマックスです。
勝が阿紫花を雇う。
藤田先生の作品には「日の当たらぬ道を歩む男が、真っ直ぐな目で見つめてくる少年・少女に心を動かされ守ろうとする」展開が見られます。黒博物館もそうでした。
雇うと言われた阿紫花がすぐ頷かなかったのはよし。
コロコロ依頼人を変えるようだと、金積まれたら誰にでもつく、すぐ寝返る男という印象を受けて信用できませんから。
きたきた、阿紫花と言えばこの台詞。「お代はいかほどいただけるんで」だ。
金が大事かと思いきや、そうではない。後ほど鳴海から10円で依頼を受けるんですから。
善治に騙されかけた勝を止めるところで、こういう立ち回りのキャラがいてくれるとありがたいと感じました。
金目当てで動き、相手を騙し、都合の悪い存在をあっさり切り捨てる『悪党』の思考回路は、勝達では理解や対処が難しいこともあります。
善治の足を踏み折って頭突きするシーン、勝の表情が勇ましい!
一度見ただけの拳法の動きを再現する才覚を発揮しつつも、台詞は「おじさんの……ばかああ!」と子供らしさ全開なのがいいですね。感情を剥き出しにしてぶつけている。
アニメだと石頭の度合いが上がってるように見えるので、くらったら痛いだろうな。
鳴海としろがねは閉じ込められ、過去を想起したしろがねが怯える。
ここの回想では正二の顔は出ないのか。
勝を守れば人形でなくなるという言葉に従い、しろがねは勝のもとへ来た。
勝の回想から窺える爺ちゃんの人柄なら、最初からお前は人形じゃなくて人間だと言いそうなものです。
塔へ飛び移ろうとする勝と阿紫花。
できると判断した根拠が、速度や距離などの理詰めの要素と阿紫花の腕への信頼、両方あるのがいいですね。
理屈だけでも感情だけでもないから、より強く心を動かされたのではないでしょうか。
グリモルディの首が思ってたより長かった!
捕らわれた鳴海としろがねが解放されたが、しろがねが足を斬られる。
実力あるはずなのに隙が多いなあ。
ある意味幼く、成長途中と言えるから仕方ないのかも。
誰かを守るために戦った経験がなく、鳴海のように心を揺らしてくる存在も初めてでしょうし。
あるるかんを操って反撃するのは燃えるのですが、あるるかんが立ち上がるまでもう少し溜めがほしかったかも。
その方が「立てえ、あるるかん!」の熱さが増すと思う。
爆発で危機的状況の中、善治がスルーされましたが、もしかしてここで退場?
イチゴゼリーコロコロおじさん化は省略しても問題ないからな。
次回何事もなく助かってたら笑う。
しろがねの足の傷は普通なら重傷ですが、元々の頑丈さを考えれば動けるのでは。ここは尤もらしい理由が浮かばない部分です。頑張って動こうとするのを鳴海が押し切った形なら何とかいけるか?
ゾナハ病の発作に苛まれる鳴海が本当に苦しそうだ……。
笑えないことを謝るしろがねも辛そうです。
こうやって見ると、かかった当人だけでなく周囲の人間も苦しむことになるゾナハ病のおぞましさが伝わってくる。
1話の時点では「何だそりゃ?」という印象だったゾナハ病がどんどん重いものに。
発作は治まっていないのに、鳴海は取り残された勝を助けに行く。
自分が苦しい時に……。
勝を守るように抱え込んで、力づける姿が心を打ちます。
「何かあったら心で考えろ」
「笑うべきだとわかった時は泣くべきじゃないぜ。な、勝」
血まみれで笑う表情が痛々しくも勇ましく、カッコいい!
いつもは勢いよく喋りますが、安心させる時は穏やかな口調になるのが素晴らしい。普段は脳筋イノシシだけど、腕っぷしの強さにも負けないくらい優しい、それが加藤鳴海ですから。
無力な少年から脱却した勝ですが、鳴海の前では「守られる弟」になってます。
だからこそ、終盤の展開が……。
助かった勝は笑みを浮かべて鳴海に呼びかけるが、返事はない。
彼が目にしたのは、鳴海の左腕だけだった。
安堵からの絶望に勝は泣き叫ぶ。
すさまじい声……狂ってしまいそうな感情が込められている。
悲痛な叫びが大変素晴らしくて、白面の者の気分が味わえました。心地よし!
勝の状況を振り返るとハードモードなんてもんじゃない。
遺産目当てで悪人に狙われて攫われて暴力を振るわれて、高所から飛び降りたり飛び移ったり爆発が起こったりして血まみれ大怪我。
肉体だけでなく精神にも大打撃です。
危険を冒して守ってくれて、強くなれると力づけてくれた優しい兄ちゃんが、自分を助けに来たために重傷を負った挙句、腕だけ残して消えてしまったわけですから。
間違いなくトラウマになる。
腕をぼかさず描いてくれてよかった。
ただ、あの状況だと腕だけ残ったのがかなり不自然に見えてしまいます。
違和感を薄めるより、衝撃を大きくすることを優先したのでしょうか。
崩れ落ちる柱や瓦礫が尖っていて、ザクっといったということでいいのかな。
周辺の被害を見ると勝と腕が無事なのも相当苦しい気がしますが、それは鳴海の気合と守護パワーがすごかったんだよ!
いよいよ本格的に『からくりサーカス』が始まります。
ここまではカットしつつ概ね原作に沿った流れでした。
次の話から大きく再構成されるでしょうから、期待と不安の両方があります。
『1000円ヒーロー』のおまけは「お前かよ!」となりました。
口から出した時点で気づくべきでしたが、そんなことするイメージが全くないキャラだったので……。イケメン設定と思われるキャラですから。
真面目に考えると、改心したのは祝福したいものの、それはそれとして裁判なり刑罰なり受けさせるべきではと思う。
「怪人側についた事情が明かされても都合が悪い」「拘束するよりいざという時に働いてもらう方が得」などと判断されたのかもと脳内で補完します。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
からくりサーカスのOPは真夜中のサーカスのテントが映るところで毎回「うおおおお!」となってしまう。
盛り上がるところで真夜中のサーカスや最古の四人映すの反則じゃないですか!
「いい曲だなあ」と思うばかりで歌詞まで意識していなかったので確認しました。
えー、「いい曲だなあ、盛り上がる!」→「あれ? これアイツ視点?」となった方はどれくらいいらっしゃるのでしょう。
『運命に引き裂かれた愛する女性を想う男の歌』に聞こえますから。
主人公感溢れてる。
最古の四人を調べると、最古の三人と呼ばれドットーレがハブられたり「他の三人は良キャラなのに……」的な言われ方されるのを見て「なんでだぁぁ!」と叫んでしまう。
外道な性格が嫌いとか人間への仕打ちが許せないとかなら心から同意むしろもっと言ってくれと思うけど業は他の三人も負けないくらい背負っていて最古の四人はそれぞれ異なる方向に魅力があって「業に相応しく倒される憎らしい敵として」好きという条件ならドットーレ一強でカッコいい婆さんの凄みを存分に引き出せるのも四人の中で最も早く〇〇の〇〇を知ったのもドットーレだから何が言いたいかというといらない奴とか格下じゃないんだよ!
早口になるので落ち着かないと。
〇〇など最弱……になりがちな四天王ポジションにしては格差は少ない方なんですよね、最古の四人は。ドットーレだけ能力を披露しなかったのもルシールがそれだけ上手だったからです。
そして終盤のパンタローネとアルレッキーノの間に友情を感じる。
敵幹部間の友情や信頼、敬意に惹かれる。ダイ大のミストバーンとか。
ミストの場合は最終的に一方通行だったろと言われたらそれまでですが。
キルバーンの方は、人形はマイクみたいなもので、それ越しに本体と会話していたと思えば友情が成立していたと言えますが、腹話術師が手に持ってる人形やぬいぐるみに向かって延々喋りかけるミストの姿を想像するとやっぱり方向がズレてるというか、一方通行に見えてしまう。
嬉々として正体明かすピロロにミストのことはどう思ってたんだと問い詰めたい。
ミストがやられたことについて何かないのか。
……考えると落ち込んでくるのでドットーレに話を戻そう。
仕草から表情まで憎らしさが愛おしいので活躍が楽しみ。
最古の四人が喋る光景を想像するだけで今から胸がドキドキして仕方ないんですがどうしたらいいんでしょう。
『からくりサーカス』第2幕 約束
前回も思ったことですが、勝が可愛い。こんなに可愛かったっけ?
阿紫花の胡散臭さが出ていますね。
彼の経歴を振り返ると多くの人間を殺してきたんですよね。罪もない子供である勝をも殺すつもりでした。列車の脱線事故も引き起こしますし、下手な敵より罪重ねてないか?
プルチネルラという名前は不思議な響きです。
「れざあましおう」からの「コラン」が炸裂! どれくらい強いのかすごいのかよく分からないけどとにかくロマンを感じるから問題なし。
阿紫花達、逃げ足早いな。
ゾナハ病の説明が出ました。よかった……。今後も深く関わってくる、重要な設定です。
誰かを笑わせないといけない。えげつない病気です。
手洗いうがいと過保護なしろがねが淡々とボケてるように見える。
しろがねとして育てられたはずの彼女ですが、病気は教わらなかったのでしょうか。
ムッキムキの大男が必死の形相で「笑え~!」と迫ってきたら笑うどころか泣き叫ぶわ。
本当に、笑わせるのが下手くそな道化だな、鳴海は。
苦しんでいる最中に冷静な判断や行動ができないのは当然ですが。
しろがねナイスツッコミ。
「笑わせる相手を恐怖に陥れてどうする!」という台詞は今回だけでなく後の鳴海や他のキャラにも突き刺さる。
勝が引き取られた経緯や、母親の墓を作ってあげたいという願いを聞いて涙ぐむ鳴海。
ここで、より強く味方になってやりたいと思ったのかもしれない。
食事中、勝の世話を焼く二人がすっかり保護者。微笑ましさと同時に切なさも感じずにはいられない。
しろがねの手料理美味しそうだなー、食べたい。でもロールキャベツは鳴海に食べてほしい。
この時点で鳴海はしろがねに惹かれ始めてますね。
鳴海の強さに憧れる勝に対し、鳴海は昔のヒョロヒョロだった頃の写真を見せる。
面影が微塵も残ってない。
ほぼ別人じゃねえか!
拳法ってすごい。
鳴海のように強くなりたいという勝に、鳴海は宣言する。
「俺よか強くなれるぜ」
いい兄貴分だ。
強くなるまで一緒にいてくれるか訊かれた鳴海は肯定。
タイトルの約束はこれか。
話は変わりますが、ブカブカシャツってロマン感じません?
何が言いたいかというと、鳴海のシャツ着たしろがねの姿は破壊力が高い。
阿紫花とは別のグループが勝を攫う。
誘拐組、ぶっころし組というネーミングはそのまますぎませんか? わかりやすいからいいか。
警察に通報しろよとツッコみたくなりますが、できない理由も浮かびます。
まずしろがねが怪しまれる。
それに、「デカい人形使う男達が子供を連れ去りました」なんて説明しても寝ぼけてるんじゃないかと疑われそうです。
これは、勝の命を狙うならわざわざ人形使うより他の武器使えよというツッコミにも当てはまるかも。
銃と人形では警察の動きも違うでしょうから。
最後、勝を誘拐した善治の悪人面が見事。ラスボスまではいかずとも中ボスくらい務められそうな、イイ笑顔しています。
ここまで、思っていたより話の進み方が緩やかですね。
三人の内面と関係性がじっくり描かれています。
第3幕『奈落』の感想も書きます。
勝を助けようとする理由をしろがねから尋ねられても鳴海は答えない。
子供の泣き顔で表情が変化する様が細かい。
善治がナイスな悪人ぶりを発揮してくれて、見てるこっちもウキウキします。
親切な保護者ぶっている声は優しそうですし、勝を探す時や発見した時ノリノリで楽しそう。
威圧感のある表情や声、台詞、それらが合体して……怖っ!
作品全体のスケールを考えると大したことのない悪役のはずですが、小さな子供からすりゃ立派な恐怖。
勝も絶叫して逃げるわ。むしろよく体が動いたな。
いくら何でも表情悪人面&行動悪役すぎるだろと言いたくなりますが、莫大な遺産が絡んでいるとなれば現実の人間もああなってもおかしくない。
立派な体格の男から何度も殴られて血まみれになって、挙句の果てに父親から自分がエサ扱いされたと知る勝。
辛すぎる……。
鳴海の境遇が酷いので目立ちにくいけど、勝もこの時点で十分すぎるほど過酷。
これから先もっと辛い目に遭うから大丈夫です。
消火器使ったり椅子で窓割ったり、ある物を利用するのが上手いですね。機転が利くキャラだと分かる。
逆に正面から乗り込む鳴海は清々しいまでにイノシシ。
誘拐組とぶっころし組の激突は派手。
テオゴーチェと高見、声や動きがつくとインパクトが増しますね。
高見が美人になってないか?
「聖ジョージの剣」出たぁぁ!
優雅に一礼するあるるかんが素敵。
爆発するかもと思って頭抱えて伏せる二人が面白かった。可愛く見えてしまう。
「自分の命が惜しくねえヤツにゃ、他人の命の重さなんぞ、絶対わからねえからよ!」
あなたももっと自分の命を惜しむべきです。「死にたくない、怖いと思っているから十分惜しんでる」なんて考えてるんじゃないだろうな。
回想でルシールが登場しました。
冷血で人間味が感じられない嫌な婆さんに見える。
鳴海としろがね……エレオノールの距離が縮まっていく。
「お前はオレの女になる」いただきました。
「笑えないな」もきた。
限られた時間を精一杯使って描かれてます。
己が人形であり、そこから脱したいと思っているしろがねにとって、鳴海が人形じゃないと言ってくれたのはクリティカルだったんだろうな。
相手が自分に都合よく動いてくれる人形であることを望む者と、人間として扱い、意思を尊重する者。どちらに惹かれるかは考えるまでもありませんね。なあおじさん。
最後に勝が今までの弱い自分を「殺し」、強くなることを決意した。
「いつも笑える、ぼくになる!」
少年が男になったと感じさせる眼差しです。
阿紫花の声が震えた。彼が気圧されるのも納得の眼光。
勝の声の変化も見事。
声のみ登場の貞義は老獪で冷酷そうな雰囲気があります。
今後もこの声が登場するのかどうか。気持ち悪さを感じさせてほしい。
『1000円ヒーロー』56話
待ってやるという怪人の言い草に冷静にツッコミを入れる椿。
なるほど。
普段こちらの会話中に敵が攻撃しないことにツッコむのは野暮、「空気読んで黙ってるってことで」などと控えますが、ちゃんと理由があるのは好印象。
LAWを破壊しろという命令をぶっちぎる。
「ウチのポンコツ」という言い方、身内だとみなしてますね。
椿のレートは10。レート100や1000の後だと物足りなく見えますが、己の能力やその場の戦力を活かすので強く見えます。
彼には、レートはそのままで、うまくやりくりして戦ってほしい。進化したら進化したで熱いでしょうけど。
椿に頭のせるLAWがわんこみたいで可愛い。楽しそうに反省文書く姿も。丸ごと可愛いという結論でいいか。
相変わらずポンコツ呼ばわりしつつも見捨てる気はない椿。
情と理屈のバランスが取れているキャラです。
あれ、LAWの問題点は仕組まれていたのか。
てっきり「ヒーローと怪人の区別がつかないのは同じエネルギーを使っているから」という理由で、自然に発生したものだと予想していました。
ここで同児が再登場か……嫌な予感するなぁ。
57話の感想も。
数日前のほのかと麗華の様子。
わーいほのぼのタイムだーと思いきや落ち着けなかった。怪人的な意味ではなく。
麗華さん落ち着いてください。
憧れのレディブレイズの娘ということで興奮してますが、それなら千にもドキドキするのでは?
手際よくお茶入れるシーンで「絶対オチがあるだろ。フッ、読めてるんだよ」と身構えていたのに笑ってしまった。麗華の複雑な表情のせいです。
千が貧乏生活を隠していることについて、今はよくても事実を知ればほのかがショックを受けると危惧する麗華。
そうなんですよね。引っかかる点について作中で言及してくれるとスッキリします。
よっしゃ、麗華のエプロン姿だ!
髪型まで変わってる!
これは嬉しい。
麗華と同児が戦うのはベルトの力披露のため予想できましたが、ほのかの方に接触してくるのは考えてなかった。
ちゃんとドアチェーンかけてて安心したのも束の間、怖ぇぇ……!
ほのか逃げて。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
次回は更新日を変更するか、休んで、からくりサーカスの感想はまとめて書くかもしれません
アニメ『からくりサーカス』第1幕
良かったです!
OPもEDも素敵。
司令がいて驚きました。途中から描かれると思ってた。
悪魔のマスクも描かれて嬉しい。
いきなり最古の四人の姿を、彼らの血塗られたショーを見られるとは……!
怖ぇよ!
ピエロには何となく怖いイメージがありますが、サーカス全体に恐怖を抱かせるつもりか?
この殺戮劇を見せられたら「自動人形って人間の敵だわ……特に幹部の連中」と感じますよね。
サーカスの風船配りのバイトをしていた青年の加藤鳴海が、怪しい男達に追われる少年、才賀勝と出会う。
最初は鳴海の声が老けてる気がしましたが、涙や鼻水、汗まみれの表情と合わさると違和感ありません。
作中でも老け顔扱いですから。
笑わせようとするクマの動きが滑らかで笑った。
ギャグパートでそれなんですから、戦闘シーンの迫力はもっとすごい!
勝の祖父や父について語られるシーンは色々思うことがあるのですが、無粋なツッコミを。
しんみりする音楽と労わりに満ちた優しい台詞。好きなものを詰め込んだ部屋。
以上からおじいちゃんとの心温まるシーン以外の何物でもないはずですが……人形だらけの部屋は怖いです。人形の表情が不気味なんだよ。夢に出そうだよ。
列車が脱線し! 車を吹っ飛ばしながら! サーカスのテントに突っ込む!
1話にして派手なシーンが展開されました。掴みはばっちり。
危険な事態に巻き込んでしまったことに心を痛め、自分一人が死ねばよかったと泣く勝を鳴海が叩く。
諦めるなと叫び、こう締める。
「あがいてあがいてダメだったらそん時ゃ……にっこり、笑うしかねえけどよ」
必死にもがいて戦い抜く男らしい台詞です。
サーカスでしろがねが登場。
優雅な音楽とともにあるるかんが舞う!
翻る糸が美しい。
あるるかんもそうです。踊るように敵を攻撃する様と佇む姿、動と静の対比が鮮やか。
しろがねが可愛い。
戦う時の凛々しい声、勝への優しい声、鳴海に対するツンツンした声、弱弱しい声。それぞれ温度差がすごい。ここで鳴海もグッと来たんだろと決めつけたくなる。
彼女から日常に戻るよう促され、面倒はごめんだと手を引こうとする鳴海。
当然の反応です。
しかし、彼はそうしなかった。
自分のため。
そう言いながら他人のために命を燃やす男なんだよな。そのまま燃え尽きてしまいそうなほどに。
勝を狙う男、阿紫花と彼の操る人形が現れたところで終了。
阿紫花は曲者という感じが出ていますし、期待感満載。
続きが楽しみです。
今後は「あのキャラが見たい」「このエピソードはカットしちゃダメだろ」と叫びまくる予感がしますが、なるべく控えるよう気をつけたい。
原作とは別物と割り切って楽しんでいる方や、アニメで初めてからくりサーカスに触れるという方に水を差さないように……。
そう決心したそばから「涼子を出してくれぇぇ……ぜひ……ぜひ、アルレッキーノとの会話を……」と呻き出す。
『1000円ヒーロー』55話
前回椿について、LAWをポンコツ呼ばわりしつつも落ち込む彼に対する言葉は柔らかいと書きました。
……きつく言い過ぎたかと心配してた。
十分優しいっすよ。いい人だ。
鞭の後には飴もあげようとしてるし、バランス取れてるな。
子供を人質にされ、取引を持ち掛けられても、LAWごと吹っ飛ばす気の政府ヒーロー。さすが。
こういう存在も必要ですよね。
怪人の方も始末されることを予想していたのは好印象。ちゃんと先を考えて上をいってくれると嬉しくなる。
最後に素直じゃない言葉とともに椿が登場。
活躍してくれそうです。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
前回魔王軍の話を出しましたが、改めて幹部の顔ぶれ見るとハドラーは大変だったな……と思います。
使徒と部下だけでも頭と胃が痛くなるのに、からかって玩具みたいな扱いをしてくるキルバーンまで追加ですから。
自分を軽く見ているのが分かる相手ばかりで、胃痛要素の一角を担うミストバーンがマシな方ってひどいな。
ちくちく言わずにストレートに罵倒・叱咤しそうな分マシに見える……と思ったけど「誰か不始末でも~」のところでは楽しんでるように見えますね。
彼もハドラーに圧力かけて遊んでたのか?
あ、あれは親友との再会にウキウキしてたから……苦しいか。玩具扱いまではいってないはず。ねちねちいびるようなキャラを熱い魂とは思わないでしょうから。
とにかく、覚悟を決めたらミストバーンが真摯に応えたのは事実。
まさかミストバーンといい関係を築けるとは予想しなかっただろうな、ハドラー。
彼らの変化する関係が大好きです。
『1000円ヒーロー』54話
椿は相変わらず刃を前髪野郎扱いか。
変わる日は来るんだろうか。
椿が「エッジマン!」と叫ぶシーンを想像するとそれだけで熱い。
せっかくの、椿の前でのレート100初披露が締まらねぇ。
政府ヒーローの戦闘用ロボット、『LAW』登場。
ガチガチに頭固そうな名前のわりに感情豊かだな。落ち込む姿がなんか可愛い。
てっきり「正義ヲ執行スル」などと宣言して淡々と戦うのかと。
ロボットが登場すると「初期は無機質だったが、交流を通じて人間味を獲得する」という流れを予想しますので、最初からフレンドリーなのはちょっと意外。
試作品である彼の問題点。それは、怪人とヒーローの区別がついていないこと。
うわあ、嫌な予感がプンプンしますね。
人間であるか否かの区別はちゃんとつくのに、怪人とヒーローの違いは分からないということは……。
恵理が『LAW』を開発した大企業の令嬢であることが判明。
千に条件を付けるのも納得。そんなつもりはなくても一方的な施しになりかねない。
椿がLAWの同行を拒否した理由に、一般人が巻き添えになりかねないからと述べたのが地味に好きです。
自分達が攻撃されて腹立つ気持ちはもちろんありますが、根っこにある考えはヒーローらしい。
LAWをポンコツ呼ばわりしつつも落ち込んだ彼への言葉は柔らかく、刃にも首をツッコむなと言いつつ優しさを見せるし、いい人か。本人に言おうものなら仕事だからだと返しそうですが。
ところでほのかと麗華は?
麗華にもレート100になった姿を披露してほしい。
反応が知りたい。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
からくりサーカスの新しいPVを見てテンションが上がり、最後でさらに急上昇しました。
最古が! 登場する!
悪役を好きになることが多く、四天王的な敵幹部は大好物。個性が揉み合う通り越して殴り合ってるダイ大の魔王軍とかストライク。
したがって最古の四人も大好きです。
『1000円ヒーロー』53話
刃の半裸の代償が……。
寒い地域でそんなことしてれば当然なんですが、ヒーローが半裸でいたゆえに風邪引くなんてしっかりしてくれと言いたくなる。
これで少しは露出を控えるでしょうか。でも半裸じゃない刃はしっくりこない。
少しでも君の頼りになれたかと問う刃に、それ以上だと返す千。
拳をぶつけるのは、約束したシーンの再現ですね。
ベタだけど清々しい。
刃はもう、千をも守れる男になってるよ。
ヴァイタミンは死んでしまったのでしょうか。
満足して退場したからあれでよかったんだと思いつつ再登場を望んでしまう。
貴崎も出てきました。
彼の虚ろな表情が好きです。ばあちゃんの言葉に苦しむ顔もいいな。
本人は復讐心で動いていると気づいていなかったのは予想外。
故郷が見捨てられたことで正義に失望したり上層部を憎むのは仕方ないとしても、怪人の側につくのは引っかかりましたが、自分の気持ちにも気づかないほど周りが見えなくなっていたのならある程度納得。
ここでダッケナルディの存在が。
この作品は「この話だけで終わるだろうな」と思ったキャラが再登場したり退場後も触れられるので嬉しい。
白駒さんと刃がいい雰囲気だ……。ここだけ見るとカップルみたいだな。ゴフッ。
ほのかと麗華が駅まで迎えに来る。
麗華まで?
スケジュールは……時間がなくても無理矢理作り出しそうです。
一方、恵理は千の正体を喋らないようクラスメート達に頼む。
いつも嫉妬してた奴が進んで協力してくれて心が温まりました。
今回はまったり終わりそうだったのにそんなことはなかった。
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『1000円ヒーロー』52話
白駒さんが可愛い。
震えて涙ぐみながらも刃の在り方を思い出して行動して……グッとくるというかグラッとくる。
シダーもいいなあ。
味方した理由が、自分を騙した主への反感ではなく、自身の理想を貫くためというのが熱いです。
二回も非道な仕打ちを受ければ、あっさり寝返ったという印象は受けません。
それに、力を渡した形になって、救われた恩に報いたとも言えます。
ユグドラシルが弱者の保護を謳った時、貴崎が人間という弱者を考えてないと内心でツッコみましたが、人間含めて語った時もあったんですね。
己を信じて踏ん張った者達を想いながら千が必殺技をぶちかます!
なんとストレート。
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『1000円ヒーロー』51話
ヴァイタミンの人間だった頃の姿が判明。
予想と全然違いました。
『ケンガンアシュラ』の黒木みたいな、ひげのおっさんかと思ってた。
怪人になる前からヒーロー倒してたんかい!
怪人態が人間に近い体だったらもっと強かったんだろうな。
刃の必殺技の名前が直接的だった。
彼は千を救出してダウン。大事なところは主人公に決めさせる親友キャラの鑑。
ベルトの金の出所を知りたい気持ちもありますが、言及する流れじゃないな。
ヴァイタミンが目立っていますが、彼に「お前と一緒に」と言ったり、熱い一面を覗かせたり、千はしっかり主人公してます。
主人公が土台を固めてこそ他のキャラが輝けると思うので、「ヴァイタミンが真の主人公」とか「刃の方が主人公してる」とか言われたら引っかかります。「まるで主人公みたいだ」や「もう一人の主人公と言えるんじゃないか?」と思うことはしばしばあるのに、「〇〇こそ真の主人公」は苦手なんですよね。
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前回の『time~』のキャラの反応についてですが、カルゥ&クルゥも人質取ってましたね。
でも自分達がされたら人質取った相手をバカにしそうなイメージが拭えない。特にクルゥの方。
ジーク絡みでない限り、彼女らに対して人質取っても無意味だからなぁ。
追い詰められて無駄な行動に走る姿を笑いそうです。
『1000円ヒーロー』50話
アイツも元凶とか、ベルトを取り戻すだけなら簡単とか、もう一人の刃が言ってくれるので引っかからずに済みます。
剣と盾が一体となっているデザインは刃の姿勢を表していますが、使いづらいのでは……と思ったので変形してよかった。
新たな必殺技は、脅威のみを切り伏せる刃。
敵対した相手の心も、物騒なことを言ってきた声の主をも信じられるのが刃のすごいところです。
この期に及んで刃を軽視するユグドラシル。
そんなこと言って足すくわれたらどうするんだ。
そしてまだヴァイタミンを諦めていない。
卑劣かつ回りくどいやり方するなあ。
ヴァイタミンをいたく気に入っているというより、勧誘という名目で非道な真似したいんじゃないかと思えてくる。
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主人公とは大きな力の差がある親友キャラがパワーアップするのは熱い展開だと改めて感じました。
主人公が戦力的・精神的に安定している作品において、未熟なキャラが努力して強くなるのは魅力的。主人公では描きづらい成長を見せてくれると引き込まれる。
強化の度合いや周囲からの肯定等がいきすぎない範囲で活躍してほしい。
というわけで、『1000円ヒーロー』49話の感想を。
もう一人の刃は一体何なのか、どのようにして発生したのか、気になる点はありますが、それより熱い!
『もう一人の自分と対峙してパワーアップ』という容易く予想できてその通りの展開なのに燃える!
お人好しなキャラについて、優しさを甘さと捉えられ否定されるシチュエーションはよくありますが、そこでどう答えるかで評価が変わります。
力がなければ正しさを貫くことはできない。
ならば殺すための力を得るか?
刃は己のなりたい姿を曲げず、理想を貫くことを選んだ。
守るための盾、正しさを貫く剣、両方を抱えて戦うと決意した刃がレート100に!
他のヒーロー……麗華や椿の反応が今から楽しみです。「あの前髪男が……!?」と驚くだろうな。
もう一人の刃も満足げ。
口は悪いけど導こうとしているというか、危険な存在ではないのかも。
話は変わりますが、『time of a soul』のキャラが、大切な相手や何の罪もない子供が人質に取られた時の反応を見たくなりました。
『time of a soul』に限らず、好きな作品のキャラに対してそう思うことが多いです。
リュート達は「くっ、卑怯な……」とか「汚い真似を!」とか主人公一行に相応しい反応を示すでしょうから、悪役達の反応が見たい。
カルゥは「フッ、愚かね」、クルゥは「ダサーい!」と笑いそう。ベリアルは「笑止」で済ませるだろうな。
ラージェは予想できない。「どうでもいいわぁ」とかかな。
グラーフは内心ニッコニコ。人間の恐怖や絶望を喰らって魔力に換えるのでもっと怯えさせろ、苦痛を与えろと応援してもおかしくない。
ファルネウスだと「みっともねー真似して生き延びようとしてんじゃねえっつの!」とツッコむか。
ただ、リュートの言葉で意識した後に守った少女がピンチになったら助けそう。
消滅を免れたファルネウスが再度ピンチになった少女を颯爽と助けに入る展開を夢想したりしなかったり。
リュートからストレートに称賛されて「よくそんな恥ずかしい台詞が吐けるな……」と若干引く光景が目に浮かぶ。
「聞いてて背中かゆくなんねーの?」とレナ達に振ったら、レナは「え、どうして?」とキョトンとしてディアムは「立派な行いじゃないですか!」と眼鏡を輝かせながら断言する。
そう言いつつ、ファルネウスに魅力を感じるのは敵として戦って退場した結末あってこそですから、リュート達と死闘を繰り広げる光景も見たいんですよね。
脇腹らへんにタイトロスブレードぶち込まれて鎧が破損して血反吐はきながらも不敵に笑い楽しげに戦う姿を見たい。