漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
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返信不要の方もありがとうございます。
『Sorge il sole』第二十話と第二十一話を更新しました。
『ダイ大短編集』も更新しました。
ダイ大で好きなぶちのめされるシーンベストスリーが変わるかもしれません。
今までは、竜魔人ダイに殴られるバーン様、ヒムにぶちのめされるミストバーン、竜魔人バランにボコボコにされるハドラーでした。
最近は、片腕切断→心臓貫通→電撃注入のえげつないコンボくらった時のバーン様も負けないくらい好きだと思うようになりました。
でもミストバーンもハドラーも好きなんですよね。
アニメ化でそれらのシーンが見られるかもしれないと思うとドキドキします。
痛みを味わっても立ち上がり、主人公達にとっての強大な壁として立ちはだかってほしい。
そしてしっかり倒されてほしい。
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『Sorge il sole』第十九話更新しました。
『ダイ大短編集』も更新しました。
『片道勇者プラス』がNintendo Switchで発売されるそうです!
熱い……ゼヌーラのテーマが流れている。
もう二度と服を着られなくなってもいいという覚悟!
時間を吸われてもかまわない方にお薦めしたい作品です。
ハドラーの苦しむ姿が見たい。
それ以上に満ち足りた笑みを浮かべる姿が見たい。
アニメ『ケンガンアシュラ』はコスモと阿古谷の試合か。
描写が残酷。敵味方問わずぶちのめされても戦い抜くのが好きなんですが、グロいのは苦手です。
コスモがフレイザードみたいなことを言い出した。
この試合は原作を読んでいて結末に納得できませんでした。
経験や対策、ダメージの差を覆す説得力が……。
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>「お久しぶりです。ダイ大のゲーム~」の方
情報ありがとうございます。
スマートフォン用のゲームやアーケードゲームはしないので、アクションRPGが一番気になります。
アクション要素とRPGの割合など、どんな感じになるのでしょう。
『ベヨネッタ』やDMC3みたいなアクションゲームで遊べたらと何度も妄想したんですよね。
「最初はノーマルでも何度も死ぬ状態から、最終的に最高難易度でミストバーン・ハドラー・真大魔王バーンといった強敵と真っ向から戦えるようになりたい!」という感じで。
アクションRPGで叶えばいいなと思っています。
アクション以外ではフリーゲーム『冠を持つ神の手』みたいなAVGも妄想しました。
ヒムと仲良くなって高所から突き落としたり、一緒に特訓して普通に友情を育んだり、バーン様を暗殺しに行ってミストバーンに首を折られたり、キルバーンに暗殺されたりしたいです。
メッセージありがとうございました!
『Sorge il sole』の第十八話を更新しました。
『ダイ大短編集』も更新しました。
ダイ大のアニメ化・ゲーム化について情報が出てきていますね。
アニメの放映が開始されたら感想を見て回りたい気持ちと、見るのが怖い気持ちの両方があります。
「老バーンはいいのに真は駄目」「ミストバーンは正体表してから小物化した雑魚」「ポップこそ真の主人公」などにダメージを受けますが、あるキャラを持ち上げるためにハドラーが貶されるのもキツイかもしれない。
前三つはある程度慣れましたが、最後は見慣れない分破壊力が高い。
覚悟を決めたハドラーの思想や行動を全部肯定すべきとは思いません。フェンブレンに対する評価など、彼の見方が偏っているのではないかと思うところがあります。
否定的なご意見はあって当然なんですが、普通に頷ける場合と落ち込む場合があります。
やっぱり見て回るのは控えるのが自衛手段になるかな。
検索しなくても、思い出して暗い気持ちになっては台無しですね。
何か気分が明るくなる話題を……。
ザボエラが化けたマァムとミストマァムではグッとくる度合いが違うんですよね。
では、バーン様がマァムにモシャスしたらグッとくるのでしょうか?
……バーン様にはレオナに化けてほしい気がする。真大魔王の時に。
あ、真大魔王なら軍服着てほしいな。ミストマァムはシスターの服。
露出度下げてほしいんですよ、どっちも。
特にバーン様は腕隠してください。袖から覗く手首の骨にロマンを感じるので。
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『Sorge il sole』の第十六話・第十七話を更新しました。
『ダイ大短編集』も更新しました。
よく考えるとハドラーが辛い目に遭う話が多い。
ハドラーに関しては特に強く「扱いはこれでいいのか?」という疑問がつきまとっています。
サイトを運営していた頃、ハドラーが好きと言いながら扱いが雑だったので自信が持てなくなる。
好きなキャラが「嫌いじゃないです」という言葉とともに笑い者にされる様子を見ると、怒りや悲しみが湧くと同時に、自分の過去の行いが跳ね返ってダメージが倍増します……。
アニメ『ケンガンアシュラ』を見ていると黒木の姿が映るたびに笑ってしまうんですが、アギトに対しても同様です。
顔が厳ついけど天然なんですよね。原作ではゼットンについて尋ねてました。
髪下ろしてる方が好みかもしれない。血まみれの状態だともっと好き。
アニメだといい声してるなあ……。キングダムハーツで聞いた覚えがある。ダイ大のハドラーはこういう感じの声で脳内再生されています。
入場曲もラスボスというより主人公みたいなカッコよさがある。
原作途中まではアギトの強さに対して乗り切れないところがあったんですよね。
戦いの中で進化する性質は恐ろしさをアピールするのに適しているはずなんですが、ちょっとついていけませんでした。
「今まで散々闘ってきたんだから十分進化してるんじゃないの? 災害じみた怪物とかなら際限なく強くなっていくのも分かるけど……」
「ラスボス予定のキャラが顔芸するってどうなんだ。不気味で何考えてるか分からない」
「主人公補正ならぬボス補正で勝つんだろう」という冷めた考えまで抱いていました。
それが黒木戦で一転し、燃えました。
挑戦者の側に回ったことで、戦いの中で進化する戦闘スタイルが最高に輝いた。
そうさせた黒木のおっさんもすごい。
黒木の魅力は対戦相手の力と意地を余さず引き出すことですね。
ものすごく強いから、相手は引き出し全部開けて対抗することになる。
アニメでも黒木対アギトを見たいです。
『キン肉マン』超人血盟軍、結成秘話
ツッコもうと思えばいくらでもできるはずなのに、スムーズに読んでしまった。
あれ……? アタルやブロッケンが登場するのに拍子抜けというか……。
ラーメンマンクラスの話がくるのではないかと警戒しているらしい。
あれレベルがポンポン出されてたまるか!
ニンジャの意味があるかどうかよく分からない壁立ち。忍者のお約束。
バッファローの性質を見抜くアシュラは魔界のプリンスらしさがあるな。
一方でブロッケンに対する評価は低い。単純な強さが他のメンバーより劣るのはブロッケン自身理解しているんですよね。だからこそアタルのパートナーに選ばれた時に驚き戸惑ったわけで。
血盟軍の中で「うおお血盟軍の仲間だ絆だー!」というノリが特に強いのがブロッケンで、アシュラ・ニンジャは控えめな印象があります。
この話でもそういった温度差が示されています。
チームを組む気満々のブロッケンに対して、アシュラとニンジャは去る予定だった。
「オレを最大限に生かしてくれそうなあのソルジャーのもとで面白いチームが作れると思ったのによ~っ!」
ブロッケン……お人よしなのは分かってるけど心開くの早いな。警戒心足りないんじゃないかと心配になる。
さすが父親を惨殺した仇とすぐ和解した男。
自分を最大限に生かしてくれそうという予感は完璧に合ってる。
立方体リングでのブロッケンは輝いていましたし、フルメタルジャケッツ結成でさらなる輝きを見せますから。
ここでアタルが登場し、ニンジャが心を読もうとするも不発。
ど、どうして?
マリキータのロールシャッハ・ドットも「L」で切り抜けますし、謎だ。
野心が無いのに王位争奪戦に参加する理由を問うアシュラ。
アタルは、仲良しこよしの友だちごっことなり下がった友情パワーに我慢がならない。
……アタルはアリステラに厳しい言葉をぶつけたけど、今思うとかなり加減したんだな。
この読切みたいに友達ごっこ扱いしなかったので優しい。
相手を肯定し続けて思考停止させて破滅へ突き進む友情はアタル基準だとアウトでしょうから。
アシュラの放った技で建物が崩れ、瓦礫が降り注ぐ。
潰されかけたアシュラを庇ったのはブロッケン達だった。
ブロッケンの台詞、「勘違いするなよ」ってツンデレみたいだ。お前はストレートに言えよ。そういうキャラだろ。
「勘違いするな」が似合いそうなニンジャの方が素直に心配している。
彼らの絆を目にしたアタルのフェイスフラッシュ炸裂!
傷が治る光か。気持ちいいらしいので浴びてみたい。
右手の怪我だけ残すって器用だな。
血まみれの右手を重ね、超人血盟軍結成。
綺麗にまとまっている話でした。
これも本編で掘り下げられなかった部分を補完する、読切らしい読切でしたね。
フォローのはずなのに疑問が爆発したラーメンマンは何だったんだ。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
『Sorge il sole』の第十二話~第十五話を投稿しました。
次回からは一度に更新する話数を減らしてじっくり進めます。
『ダイ大短編集』も更新しました。
アニメ『ケンガンアシュラ』で金田対ガオランが描かれました。ケンガンの中でもかなり好きな試合なんですよね。
『ケンガンアシュラ』で好きな戦いを三つ挙げるなら
・金田対ガオラン
・関林対ムテバ
・黒木対アギト
です。
対戦相手に敬意を抱くキャラが好きだ。
黒木は敬意というより「貴様を対等と認めよう」的な方向ですが。
好きなキャラ三人挙げるなら途中まで関林・ムテバ・ガオランでしたが、終盤黒木とアギトが加わって、黒木が一位をもぎとりました。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
『Sorge il sole』の第八話~第十一話を投稿しました。
『ダイ大短編集』も更新しました。
『Graceful Assassin』の後半部分を削除したりしています。
『キン肉マン』超人列伝 カレクック―愛と怒りの聖人―
頭にカレー載せて強くなるという大きなツッコミどころがあるのにスルスル読めてしまう。
最初に「頭に何かを載せて強くなる格闘術がある」と言われたら、そういうものとして受け止めるからな。
何より、虐げられる人々を守るために禁じられた力を使い、守った相手から恐れられるという流れがしっかりしている。
パワーアップ手段が少々変わっているだけだもんな。
カレーで味付けされたダークヒーローものと言えるかもしれない。
カレクックは、怒りに支配され敵を始末した自分を残虐超人とみなしたけど、その怒りは苦しむ弱者のために抱いたんですよね。
外道なんかじゃないよ。
怒りを堪えて品行方正に戦って勝てればよかったんでしょうけど、怒りの力が無いと勝てなかっただろうし、善良な人々が踏みにじられてしまう。
守った人々から恐怖される描写が辛いです。
やめろそういうの! ダイ大で弱くなったんだ!
子供に泣かれたダイを思い出して凹みます。
自分だって同じ反応してしまうだろうけど、やめてくれよ。
返り血に染まった恐ろしい姿は、あんたらを守るためにそうなったんだろ……。
最後の文章が詩的です。
残虐超人の闘いは冬の太陽の光と同じ。
「それは照らしはするけれど、決して暖めはしない――」
ダイ大のバーン様にどう思うか訊きたくなるな。
『キン肉マン』はぶっ飛んだ展開のインパクトが強いけど、詩的な比喩やロジカルな部分も魅せてくれる。
残虐超人は正義超人の一派という設定があるようですが、上手く着地させた。
人々を守るため、怖がらせるような戦いしかできない悲哀や孤独を表現しています。
カレクックのキャラが意外な方向に掘り下げられ、なおかつ納得できる読切でした。
彼はオメガ編でマリキータマンに殺害されたとのこと。残念です。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
ブログが使えなくなった時に備えて、小説投稿サイト『ハーメルン』様に『Sorge il sole』を投稿することにしました。
しばらくは四話ずつ更新し、途中からペースを落とす予定です。
台詞の追加やサブタイトル、会話の内容、呪文の詠唱など多くの変更点がありますので、読んでいただければ幸いです。
こちらからどうぞ。
アニメ『ケンガンアシュラ』は次回でやっと黒木が本格的に出てきますね。
私が黒木に注目するようになったのは刹那戦の終盤くらいからで、序盤はどんな感じだったかあまり覚えていないので、理人戦をしっかり見よう。
注目というより「このおっさんおかしくない?」と思うようになったと言うべきか。
『キン肉マン』ラーメンマンとブロッケンJr.~恩讐の彼方に~
長期休載のため、ブロッケンJr.とラーメンマンの読切が掲載されました。
……ラーメンマンが無茶苦茶やってる!
ずっと「え?」「え?」と思いながら読み終えました。
お約束的な人情話とトンデモ要素が合わさって不思議な味を醸し出しています。
シリアスなタイトルからは想像もできない展開に頭が追い付かない。ほんとに想像できない!
それでは見ていきましょう。
まずは表紙の紹介文から。
確かに、ラーメンマンを父の仇として憎み、倒そうとして返り討ちにあったブロッケンが打ち解けるのが早い気がしていたんですよね。
リング上で力をぶつけた結果とはいえ、もう少し憎しみを引きずってもいいんじゃないかと思ったのは事実。
その時は「ブロッケンが極度のお人よしなんだろう」と自分で納得したのですが、和解まで何かイベントがあればと感じていました。
今回の話はそのフォロー。違和感を抱いた個所の補完になるはず……なんですが、ラーメンマンのぶっ飛び具合にかえって疑問が増える!
ロビンが目立つからインパクトが薄れがちですが、よく見ると無茶苦茶具合は劣っていないんですよね、ラーメンマン。
ラーメンマンはブロッケンマンを惨殺したことを深く悔いてるし、その償いにブロッケンを導こうとしていることは伝わります。
復讐に囚われて周りが見えなくなるのはまずいのも事実です。
それでも殺した本人が息子に、父親のことは忘れろと告げるのは何度見ても「えぇ……?」となりますね。
「二人がどのような言葉を交わして絆を築くのか」などと考えていたところに直撃する「脳がない!」発言からのMRI爆発。
うえー!?
何なんだこれ……「そうか、脳がないからこの後ウォーズマンに頭を抉られても生存できたのかーッ!」と納得させるための説明なんでしょうか。
いや、単に映らなかっただけで、ちゃんと存在しているんでしょう。
超人の肉体は機械では測りきれませんアピールということで。
そのために医療機器が爆発するっておいおい機械が犠牲になったよ。スカウターか?
西洋医学では私の体は癒せないって言ってるけど、そうなの? メディカルサスペンションは?
改めて考えると、ラーメンマンと彼を憎むブロッケンを同室に入れたのはまずいのでは?
ブロッケンが手段を選ばず復讐に走る男じゃなくてよかった。
無印では怪我が癒えていないのに腕立て伏せするラーメンマンを素直に心配していましたが、この話では刺々しい態度を取っています。
どっちなんだろう。
今回二人の関係を描き直したわけですから、後者の描写が優先されるか?
ブロッケンはお人よしだから、「普通に心配した後、仇だと思い直して突き放す」という無印と今回の読切の合わせ技でもおいしいかもしれない。
ブロッケンはラーメンマンの姿が病室から消えていることに気づく。
ラーメンマンは顔はシンプルなのに筋肉ガチガチなんですよね。ギャップが激しくて笑いがこみ上げる。
山中で特訓するラーメンマンを見て敵の血に飢えていると解釈するブロッケン。
どう見ても違うだろ。
ラーメンマンと戦う展開に持っていくためとはいえ、強引な気がする。ここまで思い込みの激しい性格でしょうか。
あえて理由をつけるならば、高い理解力が復讐の念でおかしな方に発揮されたのかもしれない。
ブロッケンの攻撃をラーメンマンは軽くいなしていく。復讐に囚われていては攻撃は届かないらしい。
精神面だけでなく、「復讐に拘り過ぎると対象が限定された戦い方になってしまう」という実践的な理由も語られるのがいいですね。
こういうロジカルな部分を見せつつ色々おかしいので脳がシェイクされるんです。
ブロッケンが邪念を捨てて一心に手刀を繰り出すと、ラーメンマンの表情が変わった。好きです、こういう演出。
出た、ベルリンの赤い雨!
勝負を中断したラーメンマンは、今日がブロッケンマンの命日だと語る。
ラーメンマンがこの山に来たのは傷の治癒とブロッケンマンの供養のため。
だったらあらかじめ線香を用意しておくべきでは?
さらっと貴重な木に火を点けやがった。
ちょうどその辺に転がってた石を墓代わりにしてるし。
死者を悼む気持ちこそが重要なんでしょうけど、いくらなんでもフリーダムすぎない?
・ブロッケンマンが死んだり埋葬されたりしたわけでもない無関係の山で
・そこらへんに転がってた石を立てて墓にして
・たまたま生えていた貴重な木を線香代わりにする
って、もうちょっと形式に拘ってくれ。
ブロッケンもブロッケンです。あれで供養だと理解&納得できるのがすごい。
やはり彼の理解力と好意的に解釈する能力は飛び抜けているな。
さらに驚くのはブロッケンマンの魂が出てきたことです。
あれでOKなのか……。
父親を想いブロッケンが涙を流したり、ブロッケンから受けた傷は勲章だとラーメンマンが語ったり、いい話の空気が漂ってるのに、最後に奇跡の樹の説明があるせいで「ちょっと待てー!」と叫びたくなる。
燃やすなよ!
最初から最後までアクセル全開で、「待ってくれと叫びながら追いかけるも置いて行かれる感覚」をたっぷり味わえました。
頭がおかしくなりそう。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
サイトの話を再掲。
状況が似ている『知らぬ者、知る者』と『敬意と感謝と信頼と』を合わせました。
『キン肉マン』312話
「死体を放置って酷くない?」と驚いたらちゃんとした理由がありました。
蔑まれてああなったんじゃなくてよかった。
ミラージュマンの顔、何か可愛いな。埴輪みたい。
彼の亡骸にそっと触れるジャスティスから優しさを感じる。
何だよ、完璧超人の始祖にも温かな感情があるじゃないか。
ラージナンバーズは基本的に仲間の死に無頓着で、グリムリパーにいたっては死体蹴りしてたけど。
反応が異なるのは個人の性格なのか、所属している組織の違いによるものか、どちらなんだろう。
「さあ、次に進もうか」など一行にこまめに声をかけるジャスティスマン……て、丁寧!
しっかり観光案内してる!
サタンへの辛辣さと対比が効いてる。
ここで光るのがブロッケンのリアクション。
アタルは寡黙だし、アリステラやパイレートはジャスティスに声をかけづらいし、今のスグルはビビリ・ギャグ担当なので、ブロッケンがいないとちょうどいい反応をしてくれる奴がいない。
アビスマンの亡骸を見つめるジャスティスの顔が悲しげに見える。
亡骸がそのままにされていたのは、「我ら墓守鬼ごときでは触れることすらはばかられる尊き存在」だから。
見下されたんじゃなくて尊敬されていたからで安心した。
アビスマンの躯を抱き上げて木の根元に運んでやるジャスティスが……。
一切の容赦無しに悪の化身をしばき倒した男にこんな姿を見せられると、どうしたらいいか分からなくなりますね。
始祖編は途中までしか読んでないので知らなかったのですが、アビスマンは背中の傷を恥と思うキャラだとか。
だからジャスティスはアビスの背中が見えないように木で隠したという感想を見かけて「上手い……!」と思いました。
仲間をどんな風に思っていたか、どれほど大切か、台詞を使わず描写している。
アリステラの表情が険しい。
とうとう先祖の仇とご対面だからな。
さらっと「あまり気負うな。吾輩もいる」と言ってのけるパイレートマンが頼もしい。
パイレートがこう言ってくれると安心感があるよ……。いいパートナーだ。
椅子が回転し、姿を現したザ・マン。
めちゃくちゃ強いジャスティスの師匠だけあって、威厳ある佇まいだ。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
サイトの話を再掲。
『その心のままに』と『響かぬフーガ』を合わせました。
心に飼ってるフレイザードが「二人が殺し合う話が好きなんじゃねえんだ、語り合うのが好きなんだよォォッ!」と叫んでる。
拍手してくださった方、ありがとうございます!
サイトの話を再掲。
タイトルをミストver.の『冷たい手』から変更しました。
アルビナスはハドラーと額を触れ合わせ、ミストはバーン様の頬に手を添える。
じゃあヒムも何かやるべきでは?
仲がいいのはヒュンケルやチウですが、ラーハルトにやると面白くなりそう。
寒い日に冷たい手を当てる嫌がらせを「どうだオラァ!」と炸裂させ、「くだらん」と振り払われるとかそんな感じで。
ヒムだと二人と違ってギャグ寄りになりそうなんですよね。
自分の体質を気にするタイプじゃないためか?
仮にヒムがコンプレックスを抱いていたら、人形だからとバカにするミストにモヤモヤしただろうな。
ダメージが違いすぎるから寄生虫発言が目立つけど、ミストも体質を理由に蔑むという一番嫌いなはずの行為をやってるんですよね。
ヒムだけ責めるのは理不尽です。
それでも寄生虫発言はやめてほしいと思いますが。
ミストを貶すとハドラーの見る目が無かったことになってしまうだろ。
同じことはハドラーに対しても言えます。
覚悟決める前はともかく、決めた後まであまり悪く言われるとなあ……。
覚悟を抱いた後も問題はありますし、決着を優先する姿勢など賛否が分かれるでしょう。
ですから手放しに賞賛しろとは思いませんが、一方的に扱き下ろされると「そんな奴を死んだ後も尊敬しているミストバーンは?」と言いたくなる。