漫画やゲームなどの感想を書いています。 ネタバレが含まれることもありますので、ご注意ください。
感想 目次
ゲーム
大神
・全体の感想
・第一章
・第二章
・第三章
・最終章
漫画
・邪眼は月輪に飛ぶ&黒博物館 スプリンガルド
・黒博物館 ゴーストアンドレディ
・エンジェル伝説
・CLAYMORE
アニメ
・ドラゴンボール超 ブロリー
特撮
・獣電戦隊キョウリュウジャー
小説
・吸血鬼ハンターD 蒼白き堕天使
・新世界より
※目次に載せていない作品もあります。
以下の作品の感想はブログ右側の『カテゴリー』からどうぞ。
漫画
・ダイの大冒険
・うしおととら
・からくりサーカス
・魔人探偵脳噛ネウロ
・寄生獣
・金色のガッシュ!!
・柔道部物語
・1000円ヒーロー
ゲーム・フリーゲーム
・ベヨネッタ
・The Wonderful 101
・月夜に響くノクターン
・SilverSecond
・強制救済ゲーム シャングリラ
・TOWER of HANOI
特撮
・仮面ライダークウガ
エンジェル伝説
主人公の北野誠一郎は真面目で成績優秀、天使のように純朴で優しい性格の優等生。
だが、彼の顔は悪魔のように怖かった。
天使の心と悪魔の顔を持つ北野くんが周囲の誤解を受けつつ学校生活を送ります。
こんな漫画です。
・「美形で腹黒」キャラに飽きた人向け
・番長、タイマンなどといった単語が登場
・人間は顔じゃない
・人間の顔じゃない
人を外見で判断してはいけないという言葉を改めて実感する漫画。
笑えるだけでなく心が穏やかになれます。
最初は主人公の顔が不気味に思えますが、慣れてくるとカッコいい&可愛いに変化。
巻を重ねるごとに絵が美しくなっていきます。
印象的な場面や台詞は多々ありますが、一つだけ挙げるならば北野君の父、龍一郎の過去編でしょうか。
容貌ゆえに不良から殴られたり蹴られたりすることが多い龍一郎は反撃しようとはしない。
暴力を振るわれれば痛いのを知っている。だから、同じことを他人にすることはできない。
ある時、自分を殴り、ナイフで傷つけようとし、好きな相手のことまでひどい言葉で侮辱した男を平手打ち一発で気絶させた龍一郎は無言で手を見つめていた。
掌が痛むかのように。
恵まれた体躯の持ち主であるがゆえの不幸かもしれません。
戦いを欲する性格ならばもっと楽に生きられたでしょうが、争い事を好まない性格の彼にとっては……。
こう書くとシリアスな話かと思われるかもしれませんが、基本はギャグです。
碧空町で起こる出来事をそっとのぞいてみるような感覚で、連載は終わっても彼らの誤解と笑顔に満ちた学校生活はまだまだ続くのだと感じます。
修学旅行とか銀行強盗に遭遇とか、見てみたいシチュエーションがたくさんある。
北野君は自分のことをごく普通の高校生だと思っていますが、とんでもない。
身体能力や反射神経が尋常ではありません。
・打撃を食らったときに無意識のうちに動いて衝撃を殺す(手応えや音はあるため「一方的に攻撃しているのに倒せない」と相手が勘違い)
・レベルアップしてからは古武術の達人が本気で攻撃しているのにことごとくかわしたり防いだり受け流したり
・工事現場の深い穴に落ちたときに岩壁を足場に続けざまに跳躍、脱出も可能
・トラックにはねられそうになった相手を助けるため、一足飛びで横断歩道の反対側へ
・双掌打で人間が宙を舞い、喧嘩慣れしている男たちが一発で気絶
挙句の果てには回避のさいに残像らしきものまで出しています。
瞬間移動のように視界から消え、瞬時に背後に回り込む……。
お前はクレイモアか。
こんな普通の高校生がいてたまるか!
容貌のせいで喧嘩を売られることが多かったため身についた能力、恐るべし。
北野くんは相手を倒そうという闘志が極めて薄く、殴ったり蹴ったりはしないのですが、もし彼が武術を志していたらどうなっていたか。
特に好きな登場人物は北野くん、父の龍一郎、竹久です。
北野くんを番長の中の番長だと勘違いし、尊敬し、忠誠を誓っていた竹久が誤解に気づく話も好きです。
CLAYMORE
古より人が妖魔に喰われる存在であった世界。
人は半人半妖の女戦士を生み出し、妖魔に対抗した。
彼女らは大剣を背負う姿からクレイモアと呼ばれた。
こんな方にオススメ
・大剣を振り回す主人公が好きだ
・容赦ない戦いが見たい
・女キャラの比率高め希望
※感想を書いた時点では連載途中で、取り上げている内容は北の戦乱編までです。
冷血に見える主人公のクレアだが、意外と感情の起伏が激しく、優しい一面も見せる。
女キャラが多いのでキャッキャウフフかと思いきやそんな雰囲気はない。
戦士の中でも最強と呼ばれた者、恩に報いるために命を賭す者、仲間のために窮地に飛び込む者、そして強大な敵に命を奪われる者。
メインキャラクターでも死んでいくから油断できない。
人と化物の境界について考える場面が多いです。
妖魔の血肉を取り込んだ戦士達を恐れ疎んだり妖魔の被害者を追放する人間がいる一方で、クレア達を受け入れる人間もいる。バランスが取れています。
大神感想 最終章
ラストダンジョン突入~エンディングの感想です。
大神感想 第三章
三章はカムイ編です。
大神感想 第二章
二章は両島原を訪れてからの話です。